◆まにあっくTS200R◆〜インテークパイプ研究〜


 キャブレターを交換したりするときに問題になるインテークパイプの話題。キャブの重量を支えている部分でもあるのであんまり適当な事はできませんが、探せば流用パーツは意外と存在したりします。PWK35を純正パーツのように取り付けるという課題に取り組むうちに発見した貴重な流用情報。

【同形式車両の仕様違い】

 左がガラクタマニアエンジンについてきたインテークパイプ。右が私のTS200RKについていたインテークパイプ。

 右には真ん中に隔壁があるのがわかりますか?この隔壁はパイプ部分の剛性を確保するためか、あるいは上部に接続されている2本の吸気脈動をキャンセルするためのパイプ部分を分割するためについているものと思われます。

 いずれにせよ、新型(左側)の方が吸気抵抗は少ないでしょう。

 私のTS200RKには現在左側が採用されています。

【他車種流用@スズキ純正部品】

 左がTMX35を搭載するRM125K(RF13A)のインテークパイプ。右がTS200Rのインテークパイプ。TS200Rの外装はRF14Aと似ているが、どうやらエンジンはこのRF13Aを基礎としているようで、流用できるパーツ類は多い。

 TMX35のエンジン側外径は40o、PWK35は41o。このインテークパイプを使用してPWK35を搭載する事は可能ですが、実際にはインテークパイプの長さが邪魔をして上手く搭載できません。ケイヒンのキャブレターはミクニのキャブレターに比べて確実に大柄なので、上手くエアクリーナーに接続できないのです。直キャブで乗る人は大丈夫でしょうが、その場合、ドライブチェーンの真上にキャブレターのボアが来るので、エンジン内にチェーンオイルの飛沫などを吸い込む覚悟が必要です。

【他車種流用A他メーカー純正部品】

 上のRF13Aの流用に失敗した後、発見したインテークパイプが左のもの。他メーカーなので部品の構造そのものが違いますが、実際に車両に搭載してみるとキャブの水平も保たれ、リヤサスに対する逃げもバッチリ。スロットルケーブルの取り回しもほぼ元通りでPWK35が搭載できます。おまけにパイプの口径自体もPJ36用なのでPWKはぴったり搭載できます。

 これでPWKが純正パーツのようにTS200のエンジンに接続された。あとはエアクリーナーとの接続だけだ!

 さて、このインテークパイプは何用????

 それはおいそれとは教えられません。ここからは悔い改めるものだけが通れる。

【Aの裏側】

 他社流用Aの裏側。ちょっとわかりにくい写真になりましたが、口径違いのキャブレター用なので当然エンジンへの入り口の口径が違います。

 というわけで残念でした。リードバルブへの接続がポン付けではないのです。

 ホントはリードバルブのユニットごと流用してしまえばポン付けなのですが、リードバルブケージはけっこうな値段がするので・・・V-FORCE2とかの高性能リードバルブの使用も視野に入れましたが、車両の価値より高い部品を使ってもねぇ。

 ガラクタ・ルームにはリードバルブケージは3つもあるので一つ削ってみる事にしました。

【Aのリードバルブ側】

 左がヤスリでしこしこ削ってインテークパイプにあわせたリードバルブ・ケージ。右がノーマル。これだけ口径が違います。

 ときどき、PWK35のキットパーツに交換して、中低速は向上したけど高速域はそれほどじゃなかったという話を聞きますが、ノーマルのインテークパイプに取り付け可能なキットパーツの場合、このリードバルブ部分とインテークパイプ部分の口径が足りないため、全開域で結果的に有効口径が足りないのではないかと予測しますが・・・私が試したわけじゃないのでわかりません。


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