クランクケースの分解C

  実は先週分解中に重大な問題点を発見。クランクシャフト大端部左側のオイルシールから一次圧縮が漏れているらしくシール交換の必要があります。よって、クランクシャフトをクランクケースから取り外す必要があることが判明。

 そんなことにめげている場合ではないので今週も張り切ってまいりましょう。

 

 ヤッカイなのは、クランクシャフト左側はかなりきつく圧入されているため、抜き取るのもできればハンマーは使いたくない。何より再度組み立てる際、ハンマーで叩き込むのだけは避けたい。そこでSSTを自作することにしました。

 右はホームセンターで買出ししてきた材料。鉄の角パイプ、ボルトや長ナット、ワッシャーなど1400円弱の買い物。これで何とかなれば儲けもの。

 蛍光灯が切れていて作業環境が暗いため、ちゃんと写らなかった。これはM10の長ナットのねじ山を10mmのドリルで削除しているところ。クランク左エンドのねじ山はM12なのですが、ピッチが市販のM12長ナットと会わないのでM10の長ナットにM12の細めピッチでタップを切りなおそうという作戦。
 そしてM12、ピッチ1.25のタップを立て直しています。相手がナットなので、結構固くて苦労しますが、ココはやる気と根気でがんばります。
 クランク左端に作成した長ナットとM10のボルトをセットしたところ。ココまでは順調。ココまでの作業は組み立て時にクランクケースにクランクシャフトを引き込むSSTを作成する作業です。出来上がりはどんな感じかはこの後のお楽しみ。
 そう。まだ作業がありました。97年のUAEデザートチャレンジに出たとき、ドミネーターのフロントフォークにビッグタンクに合わせてプリロードをかけるカラーを作成した残りのアルミパイプを長さを適当にあわせてパイプカッターでカット。
 順調に出来上がり。長ナットでボルトを1本固定して、パイプに通して、パイプのエンドをふさぐ(ココでは手元にあったベアリングプッシャーを利用)そこにナットをかませてあるわけ。

 一番右のボルト頭を固定した状態で、ベアリングプッシャーに密着したナットを左方向へ緩めて行くとボルト自体が右へ引かれ、クランクシャフトも右へ引かれてクランクケースへ組み込まれていくわけ。これはやってみた人ならすぐわかりますよね。やったことない人には永延にわかりませんけど。

 ホントはクランクシャフトをクランクケースから押し出す工具も2種類作成してみましたが、今回は2個とも強度不足。今回はクランクを交換することも視野に入れての作業なのでとりあえず叩いて抜いてしまいました。

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