日常整備に必要なケミカル類

 バイクの日常整備をこなしていく上で、いくつかの”ケミカル”が必要になります。”日常整備の話@”を読んだ人はすでに気がついていると思いますが、自分でこなす整備が複雑になればなるほど必要になるケミカルが増えていきます。

 これらのうちで基本的なケミカル類を紹介しますので参考にして下さい。

 Tとりあえずの1本は浸透潤滑剤

 具体的には右の写真を見てください。ホームセンターやバイク用品点などで、簡単に手に入ります、これ1本でボルトの洗浄、潤滑から、錆とり、錆止めまで使用できるので、とりあえずはこれを手に入れましょう。洗車の後、可動部(ブレーキペダルやシフトペダル等)と、ボルトの頭に一噴きしておくだけでも、その後のバイクの痛み具合がずいぶん違います。欠点はすぐに蒸発乾燥してしまうこと。長い期間の潤滑には適しません。

 U2本目はパーツクリーナー

 これもホームセンターやカーショップでKUREの製品が入手可能。写真左端の製品です。バイク用品店にはいろいろな製品が並べられています。これは外したボルトを洗浄したり、オイルがこびり付いた部品を洗ったり、大活躍するケミカルです。浸透潤滑剤との大きな違いは脱脂洗浄できること。オイルまみれの部品もこれで一噴きすれば、オイル分も含めて吹き飛ばしてくれます。整備に慣れて来れば浸透潤滑剤よりも使用頻度が高くなります。だからWakosやVertyの製品は大きいボトルになってるんですね。

 Vグリース

 ”日常整備の話@”で触れたとおり、ボルトの組み付けにはねじ山と座面のグリスアップが欠かせません。種類も多く、どれを買えば良いのか悩むところですが、とりあえずリチウムグリスでほぼ大丈夫。ホームセンターで”カップ・グリス”とか、万能グリスとかいう名前で売られています。サスペンションのリンクにはモリブデングリスを使う人もいますが(私も)モリブデングリスは耐水性が劣るので頻繁な整備を心がけるべきです。ブレーキ関係には高温でも溶け出さないグリスが必要になります。


 大体上記3点はあらゆる整備で使用します。次ページは湿式エアクリーナーを装備した車輛のオーナー向け。(DR250R、DJEBEL250XC、KTM200EGS、TS200Rなど)

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浸透潤滑剤の例。
(左からCRC556、Super556、WD40、Wakosラスペネ)
CRC556やSuper556はホームセンターに売っています。
WD40は海外ではメジャーですが日本ではあまり見かけません
私の愛用はWakosラスペネ。556より浸透性が高い気がします。

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パーツクリーナーの例。
(左からKUREブレーキクリーン、Wakos BC Super Jumbo、Vertyパーツクリーナー)

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グリースの例
(左からカップグリース、モリブデングリス、ラバーグリス)