エアフィルターのメンテナンス


(文:いーあんどじじい)

JAJA CUPエンデューロは久しぶりのドライコンディション。前が見えないくらいのダストの中、3時間走ったTS200Rのエアクリーナーはすっかりホコリ色になって、これではエンジンも終盤不調になるわけです。

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フィルター洗浄に用意するものは深いパレットとフィルタークリーナー。ちなみに深いパレットは整備の際に工具を一時置いたり、オイル交換のオイル受けなど大活躍するものなので、是非1個あるといいですよ。調理用品屋さんや工具屋さんでステンレスのものを手に入れておけば、ガソリン受けとしても使えます。

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 パレットに置いたエアフィルターにクレンザーをかけます。フィルター全体にしみ込むくらいで充分です。あんまりイッパイかけてももったいないので注意。

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 パレットの中でもみ洗いします。パレットにこぼれたクレンザーを何度かフィルターで吸取って、クレンザーにフィルター内を通過させます。フィルターオイルとホコリで硬くなっていたフィルターがスポンジの感触を取り戻したらだいたい終わり。

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 このフィルタークレンザーの場合、水で中和させて捨てるようになっています。水を入れるとごらんのように乳化して、下水に捨てる事ができます。フィルターを水ですすいで、乳化したクレンザーを完全に洗い流します。

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 洗浄の終了したフィルター。チョット写真が全部暗いですが、洗浄が終わって、ロゴマークまで読めるようになりました。ただ、この状態だと水分がまだスポンジに残っていますので完全に乾燥するまで陰干しします。

 頻繁にバイクに乗る人はフィルターは2個以上必要ですね。フィルターが乾くまで乗れませんから。

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 洗浄が終わって、乾燥も終わったら、フィルターにオイルを染み込ませます。用意するのはフィルターオイルとビニール袋。最近の愛用はワールドインポートツールズの袋。丈夫で穴もあいていません。スーパーのビニール袋は穴があいている事が多いので注意。

 ちなみに最近、生協で取扱中のモトレックスではフィルターオイルはスプレー式になっていて優れもの。

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 ワールドインポートツールズのビニール袋(別に他のビニール袋でも良いけどね(^.^)。)にエアフィルターを入れて、フィルターオイルを少しずつ振り掛けます。

 全体にフィルターオイルを振りかけたら、袋ごとフィルターを揉んで、全体にフィルターオイルを行き渡らせます。この方法なら手を汚さずに済みます。昔、全日本モトクロスを見に行ったとき、KRT(カワサキワークス)のメカニックがこの方法を使ってました。

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袋に入ったまま、フィルターの骨組も組みこみます。ついでにこの状態で、フィルターのエアクリーナーに接する部分にグリスを塗っておけば完璧。このまま車両のところに持っていて組みつけます。

 ちなみにこのタイプのフィルターオイルは揮発成分が揮発することによって適度な粘り気を発揮するようにできています。ツーリングやレースに出かける直前ではなく、前日には作業を終わらせて、スタートするときには最適な粘度を発揮するようにしましょう。

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