怪我人の心理


 最近、ツーリング中の怪我人とか、自分の子供たちの怪我をみていて発見したのは人間の心理。ココを押さえてうまくコントロールあげれば、”痛み”はずいぶん和らぐのですよ。これも重要なファーストエイドの知識かなと思います。前にも書いたと思いますが、ファーストエイドの基本は病院に運ぶまでいかに怪我人を楽にしてあげるかということと2次的な災害を防ぐことにあると思います。医者じゃないので治療して直してあげることなんてできませんよ。

 さて、本題。

 例に挙げたい怪我人はツーリング中にいっぱいいますが、これは本人がかわいそうなのでやめときます。ツーリングに参加した人は具体的な例を思い出しながら読んでください。

?@ 最初怪我したとき
 必ず”大丈夫”といいますよね。みんな。骨が折れてても、血が出てても。だから周りの人は、この最初の”大丈夫”は信用してはいけません。できれば、誰かがハードクラッシュしたときはそこで全員休憩時間をとるのがいいと思います。ライディングウェアをはずしてみて、他人の目から異常がないかどうか確認してあげましょう。

?A 傷害が発見されたとき
 たとえば、出血を伴うような怪我の場合、本人は自分の血を見ただけでかなり動揺します。この時点で急に痛がったりします。ココがひとつのポイントで、とりあえずファーストエイドの知識とかなくても、出血箇所を何かで巻くとか何かを貼るとかするだけで本人の痛みがだいぶ和らぐものです。安心するんでしょうね。

 最近発見したのは、打撲や捻挫でも人間の心理は同じだということ。痛い箇所に包帯を巻いたり、テーピングしたりするだけでかなり痛みが和らぐようです。人間の本能ですかね。だから、どうしたらいいかわからないときはどこが痛いか聞き出して、そこをバンダナとかで覆ってしまうだけで本人はだいぶ楽になります。

?B 病院に運んでから
 これはもはや皆さんの手から離れてからですが、オモシロイので皆さん次から観察して(観察されて)ください。
 絶対さっきより痛がります。それまでのどうなるかわからない緊張から解き放たれて自分の怪我が治るという安心感から痛みに集中できるようになるのでしょうか。

 以上、何が言いたいかというと、前にあげたみたいな"RICE"の知識とか、何にもなくても、とりあえず怪我をした人がいたら、痛いところを何かで包んであげるだけでもずいぶん怪我人は楽になるんだよということ。

 そう考えると自分が人にしてあげられることって意外とたくさんあると思いませんか?


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