ファーストエイドキットの中身


 車載工具と同じく、”万が一”の怪我のために薬箱かついで走るわけにはいきませんよね。で、やっぱり中身を吟味する必要があります。

 基本の”キ”でも述べたように、”治療”できるわけではありませんので自分に”できる範囲”で作戦を考えれば、あんまり多くのものを持つ必要はありません。

 たとえば、日帰りツーリングの場合、たいていは、”血が出てる”か”折れてる”に分類されます。さらに私の経験では、バイクで怪我をした場合、”血が出てる”のはバンソコウ貼ってOKという小さい怪我のケースは少ないものです。もっと広い範囲で擦り剥いていたりすることがほとんどです。そして絶対的に”折れてる”よりも発生する率は高いです。

 何年か前、参考になるかと思って、カナダのアウトドアショップでファーストエイドキットのセットを購入してみましたが、中身は各種大きさのバンソウコウが大量に入っていて、あんまりバイク向きではありませんでした。このキットの中身で、今、私の愛用の品となっているのは”ハサミ”だけです。

 で、それなりの大きさのあるガーゼ、テープ、消毒薬(マキロンとか)、包帯、三角巾、痛み止めの錠剤は欠かせません。とりあえず、この6点が、非常にベーシックで、かつ、結構なんにでも対処できるファーストエイドキットだと思います。この6点であれば、すべてまとめてもたいしてかさばりません。ウエストバッグやテールバッグの片隅に入ってしまう程度のものなので、このくらいはみんな次回から持って走った方がいいかもしれませんね。特に最近E&Gツーリングクラブは怪我人が続出してますから。

 このうち、三角巾は”折れた”場合の固定にも使えるし、広い範囲の怪我のカバーにも使えて、しかも、包帯よりめんどくさくなく、なんともバイク向けの装備です。今度、使い方の講習会をやりましょうか。

 ちなみに私が添乗員としてオフロードツアーに同行しているときは、”我慢してツアーを継続する”という選択肢がお客様にも残せるよう、風邪薬、下痢止め、ビタミン錠剤、シップ薬、目薬、それから、最近"Off Road Fun Ride"の参加者に大人気の"バンテリン”などなど、もっといっぱい持ってますが、それらは”持って走っている”事はありません。


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