不定期日記
近況報告用。つれづれ更新します。
文中、本や映画等の感想については、すべてネタバレが前提になっています。ご注意を。
| 010723 代休 月曜だが社で決めた代休。とはいえ来ない人はいないので僕も顔は出すのである。 いつもより少し遅く起きて新宿へ。平日なので映画を観るのだ。「千と千尋の神隠し」である。2回見たが初回は9分入り、2回目は立ち見アリ。月曜なので夏休みの学生と家族づれが多い。 中身は宮崎フェチにはたまらない奇作怪作。もう若くないセンスだけど、ちゃんと宮崎的にりりかるで、ちゃんと宮崎的にS・O・Wだった。 あえて説明しなかったり省いたりしている部分もあるので、ファンタジーの文法、手続きから見るとヘンテコだったりもするが、これだけ中身詰め込んで好き勝手やってる剛腕ぶりを見せつけられたら、もう十分じゃんじゃん! という気がする。大変な満足だった。そろそろ引退時を思わせるような管理しきれていないカットもあったが、是非また観たい。DVD買う。 主役、オレはカワイイと思うぞ。 パンフ買ったら知りあいが作ってた。「クレしん」と同じ人。 その後、出社してアリバイ工作。早々に退却。とにかく暑い日。それでも古本屋巡り。 010722 東京キャラクターショー2001 2日目 いろいろ取材し、いろんな人と会う。 また昨日のライターさんと飲みに行き、また大変なことになる。 010721 東京キャラクターショー2001 初日 キャラショーのお仕事で朝から幕張へ。今年もプレス受付の手際が悪く、タニグチさんと一緒にこっそり地味にブーブー文句言う。チーム組んで取材をしていると、今年のSF大会幹部の方に、山のように会う。確か日曜に全体会があるはず。 「今日、明日ここにいます」 「オレもだよ」 こんなでいいのだろうか……。 まあそれはそれとして、大入りだったらしい。疲れた。 夜は一緒に仕事したライターさんと四谷で飲んだくれ。話がはずみ、終電逃して途中からタクシー。明日も8時45分会場着なのに、帰るのいつもより遅いじゃん。 010720 出勤 働いてます。 ●名古屋のDay Contact2に参加してからいろいろ考えていた文章をアップ。 ちょっと瀬名秀明さんのSFセミナー講演レポートの感想が話題になっているタイミングで、ちょうどいいのか悪いのか解らないけど、せっかく眠いけど昨日の夜書いてみたんで、少し手を入れてアップしちゃうぞ。 ずっといろいろ考えていろんな人に機会あるごと意見聞いてみたりしていたんだけれど、まとまんなくて困っていた。 ちょっと個人的すぎて瀬名さんがSFファンに聞きたい話にはあまりなってないような気もするし、僕もまた特殊なのかもしれないけどまあいいや。 瀬名さんこのサイト読んでるか解らないけど、こちらにあげておきます。 ●明日から2日間、「東京キャラクターショー2001」のお仕事で幕張軟禁状態。 010717 いろいろ 瀬名秀明「ロボット21世紀」購入。 ●のださん名古屋で購入のブツはサイトの写真館indexにアップされているそうです。僕も情けない姿さらしてます(^^;)。って言うかリサイズしてくださいな。 ●日曜のNHKアーカイブスは「戦争の記憶を伝える」という特集中。夏の風物詩ですな。今回はドキュメンタリー「富谷国民学校」(1969年)。渋谷の富ヶ谷小学校の倉庫で発見された学童疎開を記録したフィルムをもとに、当時の教師やフィルムに登場している子どもたちの今(1969年当時)を取材したもの。 渋谷から神奈川に疎開し、さらに青森へ行くのだが、いやはや、重すぎ。書けません。疎開体験者って、1969年当時は36歳くらいの働き盛り。さらに番組終わった後、今70歳になって生きている人たちがスタジオに招かれていろいろ喋るんだが、さらっと言う一言がめちゃめちゃスゴい。 「蜜柑は中身を半分、人にあげて、そのかわり皮を丸一個分貰うんですよ。蜜柑の中身半分より、皮1個ぶんのほうが量が多いんで、そのほうが腹がふくらむんですわ」 「いやあ、(オレの嫌いな両生類)は、3日で寺の周囲からいなくなっちゃいましたねえ。わはは。」 なかなか。 010716 もうすぐ もうすぐ参院選である。ちょっと今回はなにがなんでも投票しなきゃ、って感じ。将来に影響ありそうな大事な選挙である。 オレの一票でどうなるものでもないが、あとでぶーぶー文句言う正当性を保つためにも(笑!)、なんとか時間を見つけて不在者投票しに行かなきゃね。ヤバいよ、今回は。 ●今年は劇場アニメのアタリ年。この夏「千と千尋の神隠し」はデフォルトとして、密かに注目しているのは片渕須直の「アリーテ姫」である。 片渕須直と聞いて誰だかわからん人も多いだろうが、「魔女の宅急便」演出補、「名探偵ホームズ・青い紅玉/海底の財宝」脚本、演出助手、「MEMORIES―大砲の街―」演出/技術設計と書けばその実力に思い至るであろう。 後半数年、クズばかり世に出した「世界名作劇場」。地味ながら本気の良品として片渕が初監督で手がけた「名犬ラッシー」を打ち切った日本アニメーションとハウスを、オレは許さない。「アリーテ姫」は応援せねばならんのである。 ●静江が結婚式の2次会の幹事をやるというので、いろいろ苦労ポイントを話す。結婚する友人の旦那はアニメーターなのだそうだ。 ●明日17日は夜12:20からNHK「宇宙 未知への大紀行」第4集、火星テラフォーミングの再放送。 010715 名古屋2日目 翌日は森君のださんと名古屋観光。名古屋市立水族館へ行って、いろいろ見る。とにかくイワシの大群がでかい水槽内をガンガン一つの塊で泳ぎ回るのが壮観! これはみもの。クラゲもゆらゆら泳いでいた。あいつら、上下とか左右とかどうでもいいのね。好き勝手な方向・角度でぼわぼわ漂っていた。そうそう、イカも見応えアリ。カメも良し。 ミュージアムショップで僕はタコのグロいTシャツを購入。のださんは……サイトにそのうちあがることを期待。イカすよ。森君は“さんざん悩んだあげく”何も買わず。三者三様なのだ。レストランでは3人で衝動的にダチョウのお肉を食べたのさ。トリよりは牛っぽいカンジで、調理もしっかりしているせいか大変美味しい。デカい水槽を前に優雅な食事。 その後はすぐ隣りに展示されている南極観測船「ふじ」を探検。船内が記念館になっているのである。 昔、「ふじ」引退・「しらせ」就航と映画「南極物語」がブイブイいわせていた頃、「600こちら情報部」の南極特集がとても面白くてその映像が頭に残っている。あの頃は本当に南極へ行きたかったのだ。オレは。 ……だんだん記憶がハッキリしてきた。オレは火星を目指すずっと前から南極を目指していたのだった。我が身のその後を振り返って今は……思い出さなきゃよかった。 まあ、そんなこんなで夜は味噌カツも食ってアニメ化企画で盛り上がって、ワイワイ帰京したのだよ。ビール大好き。 010714 DC2 名古屋で開かれたDay Contact2へ行ったのである。 今回僕らが作り上げた異星人は異星人ではないのであった。地球由来の世代交代宇宙船の中で、主人種族が滅びた後も遊び回る好奇心いっぱいで愛想振りまきまくりのペット知性体。オーバーテクノロジーをバリバリ使いこなすがその仕組みは理解していないという、ケータイ大好きの女子高生みたいな種族だったのである。外見は体高80cmのパンダだが性格はネコ。飽きっぽくて好奇心旺盛。 ところがこいつらが発達させる文明を決めて行くうちに暗い予感が……。こいつらちっとも深みがないのである。とにかく「飽きっぽい」という性格が災いして、なかなか宇宙に他の知的生命体がいるかもしれないから考察してみよう、という気がおきないのだ。こいつら相手に相手チームはよく頑張ったものである。 僕も野尻さんも、森君も、本気で今回は「マジで撃ち落とされるかも」と思ったもんである。相手が送ってきた調査プローブ面白がって突っつきまわすわ、電波信号全く理解しようとしないは、コンタクトには不向きな種族である。いや、反省点も含めていろいろ考えさせられる連中でしたよ。はい。 終了後は恒例の宴会。その後は有志で名古屋の街でカラオケ。ホテルでぐっすり寝ましたとさ。 010711 43期会 この間初めて、日本有数の下品な集団「43期会」にデビューを果たしたのだった。といっても会社帰りに「自由が丘で飲んでるんですよ」と2次会に誘われただけなんだけどさ。 中身は当然下品だった。オレがいるという観測問題を割引いても、おおむねいつもあんな感じなんじゃないだろか。オレ39期で良かった。あいつらを“先輩”と呼ぶのはさすがにカンベンしてほしいもんねー。面白いからいいけどさ。 ●7,8月は忙しいので更新も今まで以上にてきとーになります。 010708 火星の会 今日はおおたさん主催の「火星の会」。皆で北野勇作著「昔、火星のあった場所」「クラゲの海に浮かぶ舟」「かめくん」を読み解こうという読書会である。主に火星中心。 詳しくはヒラマドさん、向井君の日記を見るべし。森君と昼間からビール。U-ki総統は欠席。 とにかく、みやさん・雪樹さんが惜しくも帰ってしまってからのブレイク・スルーは凄かった。僕は9時台には一度沈没しかけたが、10時台に皆が本を片手に「僕が気になってるのはこのページ……」「それについてはこのページでも……」というやりとりが始まってからが実にゴールドな時間。 皆のちょっとした指摘による言葉の断片が突然のひらめきを生み、そこから一つの概念にきゅうう〜〜っとまとまっていく瞬間に出会えたのは嬉しいかぎり。 もちろんこれが正解かどうかは解らないけれど、この路線でほぼおっけーかな、というとこまで確信して、向井君と帰宅。 ●北野的火星に幻惑されて、リアルなほうの火星のテラフォーミングを忘れてたのは痛恨。 撮りそこねたNHK「宇宙 未知への大紀行」第4回は、8月18日(土)午前0時10分〜《17日(金)深夜》だそうな。 010707 A.I. いやはや、観てきましたよ、「A.I.」。たっぷり2時間半、3本立てくらい一気に観た気分。以下ネタバレ。 いやあ、まあ良かったっすよ。前半のご家庭編のたまらない居心地の悪さと緊張感は最高のサスペンス。なんで海水はおっけーなのにホウレン草はダメなのかはナゾ。 中盤のロボットぶち壊し祭りも、観客が手のひら返すオチは最低ながら味のあるロボキャラ群はぐっど。凄惨な暴力描写は幼少時代の手塚マンガの刷込みを彷彿とさせる恐怖感。シークエンスごとの出来だけはさすが一級品です。 後半の話が加速するヌルいおーばーどらいぶ感も「ミッション・トゥ・マーズ」を思い出す手垢の付いた展開で、さすが「未知との遭遇」を作った監督だなあ、とホノボノした。話的にはオチてない気がするけどまああんなもんでしょか。 やはり気にくわないのは主人公にメチャ演技上手い子役使ってるのに、捨てられて以降はただのオネガイ君になっちゃうとこかな。「愛」をプリインストール済みの彼が苦労はしたが努力はしないオネガイ君に堕するのにくらべ、「愛」を持たないはずのアンドリューが愛に目ざめちゃった後、何十年もかけて職人的な努力で人間になろうとする姿のほうが好感が持てる。 まあ、それも後で考えればの話であって、観てる最中はいいシーンが続いてオイラもなかなか感動したよ。あのガキ演技上手すぎ。純粋な姿を見せつけられると切ないね。話のタネ・考えるきっかけに是非観るべし。観た人はさらに「アンドリューNDR114」必見。あしもふマンセー! 我ながら変な文章。 その後はカメラ屋行って本屋行って、当然飲んだくれて帰りましたよああそうともさ。ビール最高。 010703 宮崎駿 NHK「ETV2001」を2回分ビデオで見た。僕は宮崎駿の矛盾が渾然一体となった性格にフェティッシュな愛情を感じるのであの喋りを見ると、ああ、また宮崎節バクハツだなあ、と嬉しくなるのである。でも。カツゼツも昔より悪くなったし、顔も確実に老けてきたね。がんばれ、日本のガンコジジイ。 再放送は7月12日(木)00:50〜01:35からが小此木啓吾との対談、01:35〜02:20が吉本ばななとの対談。 ●2001年もいつの間にか半分過ぎちゃったけど、7月入ってから暑いね。 010703 夏はビール 夏はビール。ひたすら。 ●「収容所群島」を朗読する佐藤哲也ですら、頭痛持ち状態では読めなかった「攻殻機動隊2」。遅々として進まず、母として愛す……。違うか。 ●「ザ・スニーカー」今月号、遂に火浦功の原稿落ちる(先号は4ページ!)。変わりに出渕先生のガルちゃんインタビュウが読めます。 ●昨日のNHKは出雲大社、伝説の巨大建築が当時の技術で建築可能かどうか検証するもの。土木工学系の実験って、なんかイベントみたいで大がかり。凄いね。実際に柱立てて強度計っちゃうのとかさ。森博嗣先生もコンクリであんなことやってるんだろな。面白そう。 ●3日のプロジェクトXは再放送に回すとして、ETV2001の宮崎駿特集はビデオ撮らにゃ観れんなあ。テレビに時間かけてるヒマないんだけどさ。なんともはや。 010701 えきさいと 今年最大の問題作(?)、劇場版クレヨンしんちゃんの感想を広くアマネく社会に問おう! と意気込んで、日本最大のお友達サイト、エキサイトフレンズに登録して名刺を作りカキコして1週間。……遂に返事はただの1通も来なかったのである(^^;)。 ちっくしょーバーロー!! もう二度とエキサイトなんぞ来るもんか! みんな「最近寂しくて……」とか「もうすぐ夏! 海へ……」とかロクでもないクズばかり載せやがって、所詮ヤリたいだけじゃろがー!! オレもまぜろー!! ……と言ってるだけじゃ空しいので、行動せねば! とページを漁ってみたら、「編集経験者3年以上の方、情報交換しましょう」という、かなり浮いた企業面接みたいな人がいた。面白いのでミニメールとやらを送ってみたら、お返事が来たのである。 まだ交換始めて3日くらいなんだが、医学雑誌をやってる人だそうで、医療写真の校正の話聞いたりISBNの仕組みの話をしてあげたりと超硬派なやりとり。相手の歳も会社も全く不明な人である。不思議な感覚である。 ……エキサイト、わるくないじゃん。 でもさすがに何人もの知らない人と交流するのは人疲れするのでコレくらいにしておこう、と思ってはいるのよ。 ●NHKアーカイブスは寝ちゃったので見逃し。ビデオつぶさないで取っといてください>静江様 |