赤羽自然観察公園と 春の七草

[ セリ ]セリ科
 お馴染みののセリのこと。当公園にも南側斜面下の湧水の縁に少し株が残っています。
評判が良く?だんだん減っているとのことです。子どもの頃の記憶では、水中から生えて
いる、セリは食べるな(水生生物の卵が付着している)といわれていたのですが。
 この辺りでは、見次公園の北東側の流水(昔は湧水でしたが今は循環水らしい)の右側
にも生育しています。


No279....セリ....00/03/11....赤羽自然観察公園

[ ナズナ ]アブラナ科
 ペンペングサと言った方が通りは良いかも知れない。果実が三味線のバチの形をして
いる所からこの名前があると言われています。ペンペングサも生えないと言うのは、どん
な所にも生えると言う事を逆説的に言った事です。
 公園でも西側入り口付近や北側フェンス沿いにはかなりの固体数が見られますが、中心
部はまだ少ないように思います。


No264....ナズナ....00/02/20....西が丘3丁目

[ オギョウ ]キク科
 ハハコグサのこと。茎や葉は白い毛で覆われ緑白色の姿に黄色の頂花をまとめて付ける
様は一度覚えたら忘れられないと思います。
 公園にもぽつぽつ個体が見られます。


No103....ハハコグサ....99/05/23....戸田橋付近

[ ハコベラ ]ナデシコ科
 ハコベのこと。この辺りには、ウシハコベ、コハコベ、ミドリハコベがありますが公園
では、コハコベがほとんどのようです。コハコベとミドリハコベは中間型もあり区別が、
難しく、一般的には両種をハコベと呼んでいるようです。
 ウシハコベの雌しべは、先端が5裂しているのに対しハコベは3裂です。葉の形も、
ウシハコベの方が大型で濃緑色です。ウシハコベは、自然観察公園で見られますがが
個体数は、少ないです。コハコベとミドリハコベの違いは茎の色が褐色がかるのが、コハコベ
でミドリハコベは、どちらかと言うと明るい緑です、又雄しべの数はコハコベは1〜7個
に対しミドリハコベは5〜10個です。いずれも中間型が有り区別出来ない事があります


No339....ウシハコベ....00/04/19....赤羽緑道公園


No256....コハコベ....00/02/11....赤羽緑道公園


No277....ミドリハコベ....00/03/05....清水町

[ ホトケノザ ]キク科
 コオニタビラコのこと。シソ科のホトケノザ、とは別種。シソ科のホトケノザは公園の
入り口付近や周囲には赤紫色の花を多数咲かせています。コオニタビラコは、タンポポを
小さくしたような花ですが、付近では、見当たりませんでした。似ているオニタビラコは
公園内のあちこちに見られます。

赤塚植物園の一画でコオニタビラコを見つけました。

No633....コオニタビラコ....01/03/23....赤塚植物園


No343....オニタビラコ....00/04/19....赤羽自然観察公園


No241....ホトケノザ....00/01/16....赤羽自然観察公園

[ スズナ ]アブラナ科
 ご存知「カブ」のこと。

[ スズシロ ]アブラナ科
 ご存知「ダイコン」のこと。

ナズナ、ハハコグサ、ハコベ、ホトケノザと言った、この辺りで極普通の雑草も自然公園
内では固体数が少ない様に思います。第一次侵入種として、シロザやオオイヌタデが優勢
でした。自然の遷移でそのうち安定した植相になると思います。(00/04/19 記)