4 位  京 マチ子    演技度44点 好き度40点 総計84点



    <代表作>  「羅生門」「雨月物語」「地獄門」「あにいもうと」「偽れる盛装」
             「痴人の愛」「赤線地帯」「鍵」「他人の顔」「華麗なる一族」

    <寸 評>  「羅生門」のオーディションで、青々と眉を剃り落として臨み、黒澤監督が
             考えていた原節子から、役を奪い取ったと言われている。
             そして「雨月物語」「「地獄門」と、主演作は次々と海外でグランプリを受賞
             して、マチコ・キョウの名は、世界に知られるようになった。
             当時の日本女優にはない、現代的な女の匂いがプンプンする役者である。
             ちなみに、色恋は銀幕の世界のみで、実生活には浮いた噂がなかった
             「映画一筋人間」とのこと。

5 位   田中絹代   演技度 43点 好き度40点 総計83点

                                               

     <代表作> 「愛染かつら」「西鶴一代女」「楢山節考」「山椒大夫」「マダムと女房」
             「浪花の恋の物語」「彼岸花」「サンダカン八番娼館・望郷」    

     <寸 評>  サイレント時代に映画界入りし、最初の本格的トーキー「マダムと女房」に
              出演して、下関なまりが可愛いと評判になった。
             「サンダカン八番娼館」では、ベルリン映画祭で<主演女優賞>を得ているが、
             栗原小巻を相手に、昔話を回想するシーンは、演技の域を越え、田中絹代自身の
             人生の吐露の如く、迫力と真実味があった。
 


6 位   倍賞千恵子  演技度 42点 好き度 40点 総計82点

    

        <代表作> 「男はつらいよ」「下町の太陽」「家族」「故郷」「同胞」
                「幸福の黄色いハンカチ」「遥かなる山の呼び声」

        <寸 評>  清らかなお嬢様役から汚れた娼婦役まで、芸域を広げるのが女優の夢である。
                しかし彼女にはそれが当てはまらない。
                どんな作品に出ようとも、平凡で・素直で・飾らない演技により、キャラクターは
                決まってしまう。
                山田洋次監督が「無個性という個性を持った女優」と評していたが、1年に1回の
                正月行事と同じように、同じままでいて欲しい。
                そこに彼女の魅力である「安心感」を見出すことができるから。 

         

                         今回はここまでです。
                         続きは次回をお楽しみに。


                         <映画よありがとう!>