Diary

Ichiro Satoh

もともとAgentSpaceというモバイルエージェントシステムの開発履歴に関するページがあったのですが、開発関連話よりも雑談の方が多くなったので、2001年分から別のページを用意することにしました。

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2006年9月30日

オフィスの帰りにApple Storeによって、先日書いた壊れた12インチPowerBookを修理に出そうと思ったのですが、キーボードまでおかしいことが判明。一部のキーは軽く表面をさわるだけで入力されてしまいます。修理費用を考えると修理に出すべきかは思案のしどころ。もっともオフィスを出たのは8時半すぎだったので、Apple Storeにたどり着けるかも微妙でしたけど。

2006年9月29日

ソニー製バッテリの発火騒動ですが、15インチPowerBookのバッテリリコールは今日になってAppleからバッテリが届く。リコール依頼したのは8月31日ですから4週間たっています。ちなみに同時に頼んだ12インチPowerBookのバッテリはまだ届いてません。さすがに対応が悪い、と思っていたら、ソニー製バッテリのリコール騒動はIBMや東芝、ソニー自身にも波及したそうですね。完全に泥沼化の様相。そのうえソニーの対応も絵に描いたような泥縄。ソニーの場合は来年末に数千億円の転換社債の償還もあるはずですから、今回のバッテリリコール費用と重なって、来年は財務が悪化するかもしれませんね。さて当方はこれまでのバッテリリコール騒動に相当な確率で当たるのですが、IBMと東芝の手持ちのマシンが該当している可能性がでてきました。

2006年9月28日

京葉線が止まっていろいろたいへんだったみたいですね。さらに振り替え輸送の対象になった東西線もたいへんだったとか。ご苦労様です。ところで、今日、ボーダフォンというか、ソフトバンクから一斉に携帯電話13機種が発表されましたが、結局、目新しいのはYahooに接続するボタンがあるだけ。おそらく番号ポータビリティで割を食らうのはボーダフォンでしょうね。端末代はもちろんのこと、基本料と通話料を相当下げないと他社に切り替えるユーザはいても、新たにボーダフォンに乗り換えるユーザは少なそう。3G端末の新製品もいいけど、ボーダフォンの場合は3Gの利用エリアが狭いので、そちらを解決しないといけない。そうそう手ぶれ補正付き光学ズームの500万画素CCDカメラを搭載した携帯電話も発表されましたが、そこまでいるのですかね。携帯電話とデジタルカメラの棲み分けがたいへんそう。ところで、携帯電話っぽいデジタルカメラというとキヤノンのLシリーズがあるのですが、カメラがついていない携帯電話の方が少ない時代に、Lシリーズのようなデジタルカメラを発売するキヤノンはどうかしていると思ったのですが、キヤノン関係者の方曰く、中高年の男性が数台まとめ買いするので、結構売れるのだそうです。この話を聞かされたときに始め意味がわからなかったのですが、買った人ご自身で使うわけではなく、いわゆる水商売系の方へのプレゼント用に買われるのだそうです。確かに商品紹介Webのページをみると、それを考慮して機能が設計されているようです。キヤノン恐るべしですね。そうそう似たような話は某航空会社のスッチーさんからも聞いたのですが、機内販売のネッカチーフや香水、ジュエリーなども同様の需要が多いそうで、まとめ買いする男性客がいる場合には、まちがっても「奥様用ですか」とか「お嬢様用ですか」とかは聞いてはいけないのだそうです。

2006年9月27日

所用で朝の9時に名古屋到着。新幹線も「のぞみ」になってからは新横浜と名古屋までだったら1時間半かからない。もちろん、お金はかかりますが。在来特急から新幹線になったときに、駅弁が売れなくなったそうですが、これ以上速くなると車内販売も売れなくなるかもしれませんね。ところで一つ不思議なのですが、早朝などは車内販売で新聞とか売れば売れると思うのですがね。乗車時間が短くなったら、食べ物や飲み物を売るよりも情報を売るがいいと思うのですがね。

2006年9月26日

朝から所内の知的財産委員会、来客、来客、来客、小金井に行ってNICTの外部評価委員会。なんかいろいろありすぎて頭が切り換えられない。夜はひたすら査読。15本を一気に査読。今月は査読論文が50本を超えるのは確実。それにしても今回査読した12月開催のユビキタスコンピューティング関連の国際会議ですが、どうしようもないほど投稿論文はクオリティが低い。査読のために論文を印刷したことすら悔やまれるというか、ただの資源無駄。最近、アジア地域で開催される国際会議は投稿数が異常に増えることがあります。もちろん投稿数が増えるとゴミ論文の比率が上がるのですが、高クオリティの論文が増えているわけではない。むしろ査読数が増えると査読者が増えるのですが、査読者のクオリティも下がることが多く、やはり10月に開催されるユビキタスコンピューティング関連の国際会議のように、一部の査読者がろくに査読もせず、Strong Acceptを乱発してしまい、そしてそうした論文が採録されることが多発します。このままだとアジア開催の国際会議は信頼を失うし、発表しても実績にならなくなるかも。

2006年9月25日

いろいろたいへんな日だったのですが、コンピュータもいろいろたいへん。12インチPowerBookが不調。スリープができません。スリープしたと思うとその瞬間にDVDドライブが動き出して、永遠にスリープできず。DVDドライブの動作がおかしかったので修理に出すか思案していたところだったのですがねやはりDVDドライブに問題があるのでしょうか。そうそう経済誌ダイヤモンドの最新号の特集「ソニー激震」を読みましたが、記事通りだとするとたいへんですね。

2006年9月24日

12月末でANAとJALの機内インターネット接続サービスは終了だそうです。これで飛行機ではネットワークから逃れられるかと思うとほっとするやら。ちょっと困るのやらです。ANAにしてもJALにしてもすべての飛行機でこのサービスを提供しているわけではないのですが、当方の場合、追い込まれて搭乗する飛行機はこのサービスが可能と勝手に仮定して、仕事が終わらずに飛行機に乗り込むことが何度もありました(このため失敗することもたびたび)。というわけで空の上から論文、それもカメラレディ論文を送ったことも多いというか、往路か復路のどちらかで論文を書いて送っていましたから。さてサービスを終了することになったのは、運営会社のBoeingが市場が期待したほど拡大しなかったために事業を打ち切るのが理由だそうですが、何度か使った立場で言うと、通信速度はまぁまぁあっても、接続が結構不安定で、つながらことが多い。このため、当方のように切羽詰まった乗客でもないと、リピータは少なかったのではないでしょうか。また、正常に動いている状態でもロシアの極東地域の上空ではつながらないとか、サービス地域にもムラがありました。さて話は変わるのですが、いまごろ気づいているのですが、Amazon.comを久しぶりにアクセスしていたら、いままで「24時間以内に発送します」と書いてあるところが、「在庫あり」に変わっていました。やはり変更の理由をいろいろ勘ぐってしまうのですが。想像ですが、本やCD、DVDだけでなく、玩具・スポーツ用品と扱う品物をどんどん増やしているので、商品数が増えて納品処理または配送処理が追いつかなくなっているのでしょうか。Amazon.comというわけではなく、一般論ですがインターネットショッピングサイトでは商品ジャンルを増やしてワンポータル化するのもいいと思いますが、最後は物理的な在庫管理・物流システム次第なのですよね。逆に楽天のようなテナントの集合体もいいかもしれませんが、在庫管理・物流システムでのコスト削減ができない。

2006年9月23日

ウィルコムはPHSで20Mbpsの伝送実験(上下方向)をしただそうです。2年前、ADSLが不調だったときに半年ほど、移動中だけでなく自宅でも32kbpsで済ましていた当方としては1Mbpsでもいいのですが(ちなみに32kbpsだとメールと必要最小限Webページしか見ないので、仕事の効率が上がります)。これの実用化は数年先でしょうから、問題ないのはPHSと携帯電話または無線LANとの棲み分けですよね。時勢大携帯電との棲み分けを心配する人が多いのですが、PHSはマイクロセル方式なので、むしろ無縁LANと競合するように思います。ただ、個人的には、携帯電話、ノートPC、PDAなどの端末は一つの端末に複数の無線インターフェースをいれるように予想しており、どれも併存する可能性はあるように思っています。

2006年9月22日

目が回るような忙しさ。そんなかMacBookの壊れた電源アダプターの交換に、銀座のApple Storeに行く。修理カウンター(Genius bar)の予約もしたし、交換だけだから1時間でもどってくる予定だったのですが、当方の順番がきたのは予約時間の1時間遅れ。何のための予約なのかという感じ。ところで修理依頼の多くは、MacBookのシャットダウン問題。Apple Storeのスタッフはその問題を確認していますというところまではいいのですが(この問題をAppleのプレス情報はありましたかね)、なら修理するのかと思えば、部品がないということを理由に修理を拒否。確かに修理依頼が殺到して部品が不足していることは容易に予想がつきますが、かなりお粗末。そのうえ、MacBookが頻繁にシャットダウンして仕事にならないとクレームをいうお客さんに、スタッフさんの返答が「こまめにセーブをしてください」だそうです。横でこれを聞いたときはそのお客は怒りだすかと思ったのですが、なんとそのお客さんは「古いMacOSを思い出しますね」といって遠い目。スタッフもスタッフだけどお客もお客だよね。交換までにはずいぶん待たされたけど、ずいぶんおもしろいものを見聞きさせていただきました。

2006年9月21日

それにしてもいろんな騒動がおきますね。それはともかくPowerMac G5が不調。OSを再インストールして、復活したばかりなのですが、ブートできなってしまいました。ハードディスクが壊れているのでしょうか。Intel版Maintoshは速いのですが、PowerPC用アプリケーションを動かすときはPowerMac G5がやっぱり速い。

2006年9月20日

結局、ソニー製バッテリ騒動は東芝に波及したようですね。DellとAppleはパルス給電とソニー充電池の相性の問題でしたが、この東芝のケースだとバッテリ自体の問題になりますから、他のメーカのPCでもおきるのかもしれません。ところで報道ではソニー側によると「他社から調達している絶縁紙の成分が、当社に連絡なく変更されていたため。製造上の問題ではない」だそうです。報道通りだとするとメーカとしてはなかなかすごい言い訳ですね。さすがはソニーです。そうそうソニーと東芝の組み合わせといえば、次世代DVDでソニーはBlu-ray陣営、東芝はHD-DVD陣営で覇権を争っているわけですが、DVDプレーヤーに限ると価格的にはHD-DVD有利という雰囲気になってきました。某大手ソフトウェア会社Mの方から、同社がなぜHD-DVD陣営側についたかの理由を伺ったことがあります。あまり詳細には書けませんが、結局のところは価格と録画需要の大小。

2006年9月19日

もう何年も前になりますが、PlayStation 2は発売日に手に入れたのですが、次世代ゲーム機には関心なし。だいたいゲームしている暇がないし。ただ、任天堂のWiiの国内発表会で報道にあったWiiのコンセプトはちょっと気になりました。"毎日電源を入れてもらう"、"年齢、性別、ゲーム経験の有無を問わない" 、"家族の誰にも敵視されない"、"家族全員にとって自分の関係する存在になる"というものがあるのですが、これらはゲーム機に限らず、重要な点かもしれません。やはりPCはどこまでいってもパーソナルコンピュータで個人ベース、だから家族を含む複数人の情報共有に向いていない。いま思うと任天堂のファミコンこと、ファミリーコンピュータというは先取りをしたネーミングだったかもしれませんね。なお、"毎日電源を入れてもらう"は常時稼働を想定しているので、正しくは"毎日、Wiiの画面を見る"ということになりますが。実際、Wii Channnelというサービスで、ニュースと天気のプッシュ型の無料配信を狙っているようです。プッシュということは常時稼働ですし、ハードウェアも常時稼働を見越したものになっているようです。やはりゲームをするときだけ動かすことを前提にするPS3とXBox360は、流行の言い方をするとリーチが稼げない。それと昔から語られてきたことですが、PCとテレビの中間をうめるデバイスとしてゲーム機は注目を集めてきましたが、常時稼働になると現実になるかもしれません。ただ、「どうぶつの森」の世界の中のイベント通知と、現実世界のニュースが混じって報道される状況を考えるとちょっと怖いのですが、もしかするとごく普通になってしまうのかもしれません。

2006年9月18日

急遽論文査読。それもいっきに17本。でもまだ終わらない。本当はプログラミングをする予定だったのですがね。最近はカメラの話が続いていますが、フィルムをYカメラにもっていって現像・プリントを依頼。ところでコダックの白黒フィルムは現像代が上がっているような気がするのですが、気のせいでしょうか。素直にフジのネオパンを使うべきだったかも。

2006年9月17日

夏に撮ったスナップ写真に引き続いて、Parisの写真もWebおいてみました。というか、いずれもいままでURLを公開していなかっただけなのですが。これも写真のほとんどがレンジファインダーカメラによるもの。特にパリの方は街の雰囲気がわかりますでしょうか。そうそう、よくデジタル一眼レフは使わないのですか、と聞かれるのですが、海外出張の時のように仕事の合間にしかとれない場合は、効率重視でデジタル一眼レフと使いますがね。それにマニュアルフォーカスの望遠レンズを使う場合は一眼レフはやっぱり便利、というかレンジファインダーカメラでは望遠レンズはフォーカスができません。ただ、一眼レフの設計思想は、カメラと同じ構図が見えるということから考えると、デジタルカメラの場合は液晶のライブビューの方が一眼レフの思想に近いように思ったりします。もっとも液晶ビューファインダーはレスポンスも画質も使えたものではないですがね。

2006年9月16日

用事があって新横浜にいったのですが、バスターミナルがすごい人。アリーナか横浜国際競技場で何かイベントがあるかと思ったのですが、人が多い理由はIKEA。昨日、国内で二件目のIKEAが新横浜にできたのですが、そのIKEAと新横浜を結ぶシャトルバスに乗れずに溢れた人たちでした。海外に行くとIKEAに行くことがあるので、個人的には新鮮みがないのですが、確かに値段は安いですよね。ところでIKEA新横浜店と行っても、新横浜からは結構遠いと思うのですがね。Webを整理したついでに写真のページを追加。といってもURLを公開し忘れていただけなのですがね。よく見るとほとんどがレンジファインダーカメラで撮影したスナップ写真ばかり。

2006年9月15日

朝からインターネットカンファレスのプログラム委員会。投稿論文の採否判定。内容はかけませんが、もっと丁寧に論文を書けばいいのにね。というか、論文をどう書けばいいかわかっていないとしか思えない論文が多い。読んでいて気の毒になるものばかり。それはさておき、LeicaのMマウントデジタルカメラM8がいよいよ発売になるみたいですね。M8-Digitalではなく、単にM8というところが、35mmフィルム規格を作ったLeicaですら、デジタルカメラを主軸においたということになり、いよいよフィルムカメラの終焉ということになってきました。フィルムカメラはあとはコシナあたりに頑張っていただくしかないかもしれません。いずれにしてもフィルムも徐々に手に入れにくくなると思いますし、フィルム代も現像・焼き回し代もあがるのでしょうね。ところでM8のこと。デジタルカメラを欲しいとは思わないのですが、このM8はちょっと欲しいかも。でも高いのでしょうね。フィルムのM7ですら、40万円近い値段でしたから、M8は60万円近いのでしょうね。だから絶対に買えませんが。いまの時代にレンジファインダーカメラを使いたいといいだすのはどうかしているのですが、スナップ写真を撮るのならば一眼レフよりもレンジファインダーカメラの方が楽だったりします。

2006年9月14日

このところいろいろあって手がつかなかったのですが、2週間ぶりぐらいにプログラミング。「何を作っていたんだっけ」という感じ。最新の日経エレクトロニクスに「(ソフトウェア開発に)設計図がない」という特集記事がありましたが、まさにそのとおりというか、設計図以前に何を作っていたのかもドキュメントになっていませんでした。本当に何を作っていたのだろうか。ところで、早速、新型iPod nanoの分解記事が出ていました。この記事で書かれていますが、予想外にもSamsung製の積層型の16Gbitフラッシュチップではなく、東芝製の32Gbitフラッシュでした。そのうえロジック回路も違っているみたい。外見だけでなく、中身の大幅に変わっていますね。ちなみに旧iPod nanoは音質的に受け付けなかったのですが、回路構成が変わっているのならば、どこかで音質を聞いて試してみる価値はありそう。

2006年9月13日

写真撮影。プロのカメラマンさんが撮影されていましたが、デジタルカメラということもあって、何十枚も撮っていました。ファッション系の撮影ではこうした光景をみていましたが、自分が被写体になると戸惑います。それにしてもフィルムの時代とは撮り方も変わるのですね。さてiPodの新製品発表。ここの製品の感想はひとそれぞれなのでおいておいて、製品構成に関して感想を少々。個人的にはiPod nanoシリーズで1GBモデルが廃止されたことが気になりました。iPod nanoは2GBと4GBモデルの発表をしてしばらくしてから、1GBモデルが発表になったのですが、これは1GB以下の容量でもマーケットがあるということの裏返しで、新iPod nanoでも1GBモデルが残ると音楽再生に限定するとこれ以上の大容量化は必要ないということになり、フラッシュメモリ市場が停滞する可能性がありました。だからフラッシュメモリ業界の人はほっと胸をなで下ろしているのではないでしょうか。電気工学科を出ていることもあってチップ構成が気になるのですが、もしかすると旧iPod nanoは4Gbit-フラッシュチップ(実際は積層構成チップなので16Gbit) だったのを8Gbit版にかえただけかも。それとハードディスク搭載モデルはビデオ再生機としての差別化がはかられましたが、この先、音楽再生機とビデオ再生機は分かれていくのでしょうね。ちなみに当方が今使っているのはiPodの30GBハードディスク搭載の旧モデル。形は変わりませんが、液晶が明るくなったのとバッテリ持ちがよくなったのはうらやましい。ビデオを見るのには液晶が暗いですし、2時間程度の映画をみると途中でバッテリがなくなりますから。さて次の想定新製品発表は9月26日からのPhotokinaの直前。発表があるとするとCore 2 Duo搭載のMacBook ProとApertureのバージョンアップあたりでしょうか。

2006年9月12日

Appleの次期iPod戦略の発表がある日。でも発表はまだです。ただ、iTunesのMusich Storeのトップページには黒字に白文字で"It's Showtime"とともに"The iTunes Store is being updated."という説明がでていたのですが、気づいた人もいたと思いますが、"The iTunes Music Store"が"The iTunes Store"に変わっていて、"Music"の文字がなくなっていました。当方は見逃しませんでした。さてiPodの対抗商品を出しているソニーはというと、一部の証券会社ではソニーの株式評価をいっきに4段階に下がったそうです。当方は株にはまるで興味がないのですが、それでも4段階下げは尋常ではないです。ということでソニーの財務表を読んでみました。確かに財務表(財-4ページ)や今期予測などを読むと確かに気になる点がいくつかありますね。在庫を示す棚卸資産が3割も増えています。一方で今期予測で下方修正した項目はビデオレコーダー関連だけ。棚卸資産が急激に増えている中で相当強気の業績予測なのですが、ひとつちがうと在庫整理に精一杯になり、かき入れ時の今年のクリスマス商戦を逃す可能性がもあります。在庫の内訳が不明なのでなんともいえませんが、液晶テレビのように価格低下が傾向にある商品の在庫が多いと販売時には原価割れで売らないといけなくなりかねない。次に気になるのはこの1年間で短期借入金が急激に増えたこと。クリスマス商戦では商品も売れる一方で販促費用もかかりますから増えますし、こうした販促費用は手持ちの現金または短期借入金でまかなうことが多い。だから短期借入金が増えることは不自然ではないのですが、ソニーの場合は、同じ表の負債のところを読むと、短期借入金が半期前に比較して3倍近く増えており、クリスマス商戦では商品相当無理をして販促したのでしょうか。それと売掛金が2006年6月期だけ1割ほど増加しています。売り上げも1割ほど増加しているので決して不自然ではないのですが、クリスマス商戦を挟む2006年3月期よりも2006年6月期が売掛金が増えているのは不思議とはいえは不思議。たしかに証券会社に要注意の兆候ありと思われても仕方ないです。でも、これだけで株式評価をいっきに4段階下げにするとは考えづらく、公知になっていない他の要因があるということでしょうか。

2006年9月11日

あれから5年ですね。あの日はオフィスで仕事をして、夜は経産省の某外郭団体の委員会。家に帰ってみるとテレビをつけると衝撃の映像が飛び込んできました。それから2ヶ月してから米国に行ったのですが、それ以前の米国とは雰囲気が一変していたのはびっくりでした。

2006年9月10日

今日も書きためておいたネタから。携帯電話の番号ポータビリティが話題になっていますが、知り合いと実際に他社に変えた場合の問題点を議論したのですが(ほとんどはメディアで議論されていることと同じなので省略)、ちょっと意外だったのは絵文字の問題。auことKDDIが絵文字の対応表を公開しているのですが、いろいろな絵文字があるのですね。今使っている携帯電話はauなのですが、それぞれの絵文字にちゃんとタイトルがついているのは知りません。まぁ絵文字を使わないと関係ないと関係なのですがね。ところで、ドコモの絵文字は貧弱とは思っていましたが、各社を比較してみるとドコモは種類が少ないという以前にデザインにセンスがない。いっそのこと、ドコモはいまの絵文字をやめてトンパ文字にしてみたらどうでしょうか。いまよりは断然いいです。

2006年9月9日

昨日に続いてVistaネタです。というか一つのネタを2回にわけて書いているだけですが。昨日はVistaには懐疑的なことを書いたのですが、IT産業としてはVistaは非常にいいOSだし、Microsoftは顧客のことをよく考えています。Windowsのパッケージ版を買ってきて、手持ちのPCにインストールするのは小数。そうなるとMicrosoftの顧客というのは、PCのプレインストール用OSとしてWindowsを買ってくれるPCメーカ。だから、お客であるPCメーカが儲かるようにするのが、商売の道です。さて、そのPCメーカが儲かるようにするにはどうすればいいかというと、PCの新規需要に加えて、買い換えサイクルを早めることとPCの単価を上げること。だから、一つ前のOS(つまりWindows XP)がプレインストールされたPCでは、新しいOS(つまりVista)が性能的に使えなくしないといけせん。また、なるべく高性能プロセッサや高性能グラフィックプロセッサ、大容量メモリがないとまともに動かないようにして、PC単価のダウンサイジングに負けないようにしてあげないといけません。その意味ではVistaは極めてよくできたOS だといえます。それと勘違いしている人が多いのですが、MicrosoftのWindowsの顧客とはメーカであって、Windowsを使っているユーザではありません。これを取り違えたメディア記事やユーザが多い。パッケージ版Windowsの販売数は多くないという状況では、PCへのプレインストールという形でWindows がPCメーカに大量に売れれば、Microsoftにとっては十分で、そのユーザがどうなろうと関係ないといえば関係ないはず。これと関わりますが、Microsoftは旧版Windowsのサポート期間が短いといって文句をいう人がいますが、Microsoftにとってはサポート期間短い方が、Microsoftの顧客(つまりPCメーカ)は儲かるのです。Windowsサポートをさっさと打ち切れば古いPCを捨てて新しいPCを買い換えるユーザが増えればPCがたくさん売れます。何度もいいますが、Windowsのメインの顧客は、WindowsをインストールされたPCを使うユーザではなく、WindowsをプレインストールしたPCを作るメーカです。

2006年9月8日

今日も今週用に前もって書いておいたネタから。Windows Vistaはパッケージ版価格が発表されるなどいよいよ秒読みでしょうか。10ヶ月以上、Windows Vistaのβ版を使っていたこともあり、よく感想を聞かれますが、微妙なのですよね。個人的にはWindows XPとの違いがわかりませんでした。確かにGUIは新しく変わっているけど、それ以外には何が変わったのかといわれるとよくわからない。新しくなったGUIはきれいなのですが、見た目に新しくなったというだけで、その新しいGUIで生産性があがるとか、使いやすくなるという感じでもない。当方が使っているのはβ版なのでなんともいえませんが、Windows XPよりも重い、つまり体感性能は悪くなっているし、当方は1GBを載せたマシンにVistaをインストールしているからいいのですが、512MBだと辛いのは確実だし、アプリケーションをいろいろ立ち上げたら1GBでも足りない。そうなると1,2年より前のWindows XPマシンのOSをXPからVistaにアップグレードしても遅くなって、使い勝手が下がることは確実。ただ、来春以降のWindows PCの多くはVistaがインストールされて出荷されるでしょうから、数がでるということは間違いはないのでしょうが。個人的に気になるのは開発者がどのぐらいのタイミングで、XPからVistaにターゲットを移すかだったりします。もちろん.Net ベースで開発していればXPとVistaの違いは少ないのですが、問題はネイティブ系アプリケーションの開発者の動向。彼らの移行タイミングによって、Vistaは動作の重いWindowsにもなるし、便利なWindowsになってしまうかもしれません。ところで、Windows Vistaのパッケージ版はアップグレード版を含めると8製品あるのですが、もう少し製品を整理できなかったのでしょうかね。もちろん、パッケージ版よりもPCへのプレインストールでの販売がメインなのはわかりますが、それでもBTOの場合、下手をすると4種類から選ばないといけないわけで、ただでさえ難しいPC購入をますます難しくしているだけ。

2006年9月7日

このところ、ノートPCのバッテリの話が続いたので保留にしておいたものを書いておきます。8月30日に大韓航空は「Dell社製ノートパソコン(全モデル)」と「Apple社製ノートパソコン iBook 及び Powerbook」は機内で利用不可。持込み場合もソコン本体からバッテリーを取り外し、職員へお預けることになったとか。Appleに関してはMacBook(pro)はおとがめなしということのようですが、やりにくくなりましたね。また、他の航空会社にも波及するでしょうか。さて一般にノートPCのバッテリ充電は、定電圧で80%程度充電したあとは低電圧(5V以下)に下げて充電をするのですが、そのときに定電圧で充電する方式と、パルス電圧をかけて充電する方式があります。国内メーカを含む多くのメーカは実績が多い前者なのですが、後者は100%になるまでの充電時間が短いというメリットがあることから、海外メーカの一部では後者を使うところがあります。おそらくDellとAppleはその一部になると思われますし、特にDellは急速充電をうたい文句にしていたので、パルス給電をしていたのでしょう。いずれにしてもPCメーカにはバッテリ充電のノウハウがあるとは限らず、バッテリメーカから充電方式を推奨されていることが考えられます。ちなみに以前、大和の方に設計部隊がある某PCメーカさんの方に伺ったことがあるのですが、100%充電をせずに80%充電ですませると、バッテリの劣化が相当減って、バッテリの寿命が延びるそうです。実際、守口市に設計部隊がいるメーカのノートPCは80%充電に押さえるモードがありますね。

2006年9月6日

実際には9日に書いているわけですが、更新があいてしまいました。一応再開です。せっかくなので9月6日分から遡って書きますが、しばらくはネタのデッドストックをあげておきます。実はこのページの内容は毎日を書いているわけではなく、一週間分ぐらいをまとめて書いておいて(週に一回、電車のなかで一気に書きます)、それを時事ネタとまぜて書いているのが実体(正しくいうと時事ネタをだいたい予想して書いているのですが)。やっぱり毎日書くほどは暇ではありません。

2006年9月5日

勤務先の博士課程の入試。ところで今週はこのページを更新できないかもしれません。

2006年9月4日

アジア地域で開催されるユビキタス系の国際会議のプログラム委員をしていますが、第一回の会議なのに投稿数が500本超え(それでも採録するのは30本以下でしょうか)。すばらしい!といいたいところですが、国際会議は数ではなくクオリティ。数が多ければ玉石混交になりがちなのですが、どうも石が圧倒的に多い感じ。投稿の9割以上が主催国の研究者によるもの。その国の方に伺うと、国内学会がしっかりしないので、国内では論文にフィルターがかからないそうです。国内学会にも価値があるんだと思ったりしたのですが。まぁそれはさておき、これから論文割り当ててですが、まともな査読ができるのでしょうかね。実はその主催国の研究者の一部は、その国からの投稿論文はろくに読まずにStrong Acceptを乱発する傾向があり、やはりアジア地域開催で別のユビキタス系の国際会議の査読では、コメントなしでStrong Acceptと評価された論文が大量発生して、査読が大混乱に陥りました。当たり前ですが、まともに評価すれば何らかの問題点を見つけるはずで、そうなると改善すべきコメントがあるし、そうした論文はStrong Acceptにはならず、AcceptとかWeak Acceptと評価されます。このため、まともな論文が落ちて、ろくに評価されていない論文が採録されるという事態になります。ところで上述の会議とほぼ同じ時期の国際会議のプログラム委員長をしていますが、こちらも予想を超える事態になっています。でも他の会議がすごい状態になっているので驚かなくなってしまいました。さて情報系でも研究分野によるのかもしれませんが、国際会議の数はどんどん増えているのに、投稿数もどんどん増えています。いったいどうなっているのでしょうか。それと学術研究の世界はブームだからといって、進歩するとは限らないですね。まさに船頭多くして舟山に上るの状態になりがち。

2006年9月3日

Windows VistaのRC(製品候補)版が9月1日にリリースされたそうです。ソフトウェアはRCが出ると開発者の仕事は一段落。ということで転職活動が本格化します。MicrosoftもWindows Live!など新規事業で、開発者がわくわくするような魅力なるポジションを用意しないと開発者が大量流出することになります。今回はOfficeもほぼ同じスケジュールで出荷ですから、Windows開発部隊に加えて、Officeの開発部隊の人員の囲い込みもしないといけません。Microsoftは2,3ヶ月ぐらい前から人材の囲い込みに動いていると思いますし、7月にWindowsの著名開発者をLive!開発に異動させたのも、彼を確保するためというよりも、他のOS開発者にLive!の開発は魅力的と思わせるためかもしれませんね。いずれにしても出血をどのぐらい止められるか、次期Windowsと次期Officeの運命を決めることになりますね。

2006年9月2日

ウェブニュースサイトにでていたロボット研究者のインタビュー記事。国内のロボット研究者というと、2足歩行ろぼっとのような「からくり人形」作りに固着しているばかりだとおもっていましたが、なかにはまともな研究者もいるんですね。ただ、この状況は情報技術系もまったく同じかも。例えばユビキタスコンピューティング関連の研究でも、老人看護や子供の見守りなどを研究目標にあげる人が多いのですが、お年寄りにわざわざPDAを持たせて道案内システムと称したり、(採算を度外視して)部屋中にセンサーを張り巡らしてお年寄りや子供や行動を逐一監視するようなシステムの提案がいっぱい。でも現実にはそれよりも情報技術を使って就業時間を短くして、余った時間や人材を老人看護や子供の相手にまわした方が、老人看護や子供の見守りにはよっぽど効果的です。ユビキタスコンピューティング関連に限らず、情報技術は確かに作業を効率化したと思いますが、一方で時間を搾取している、つまり労働時間をむしろ長くしているのではないでしょうか。そろそろ労働時間を短くして、束縛されない自由な時間を作ることを考えないといけないですね。ちなみに当方の場合は、ミハエル・エンデの「モモ」とともに時間泥棒と戦うのは研究目標だったりします。ちなみに「モモ」は童話ですが、一度読むといいと思います。

2006年9月1日

国際会議のサーバは復活。やれやれです。昨日はPowerBook G4でしたが、今日はMacBook Proのバッテリ交換手続き。今回は交換数が少ないのでWebからの手続き。要領を得ない担当者と話さなくていいだけ助かります。これでひとあたり終わったかと思ったら、松下電器のLet's noteでバッテリ交換が発表され、またまた該当。コンピュータの種類が増えると管理がたいへんなので、PCは機種を絞り込むとともにモデルチェンジが少ないものを選んでいるのですが、なぜかバッテリリコールが高い確率で当たります。ところで今月中にMacBook Pro、iMac、Mac mini、iPodのモデルチェンジの噂が出ていますが、どうなのでしょうかね。順番はiPod、iMacとMac mini、MacBook Proの順序でしょうか。9月26日からのPhotokinaの前にプレス発表をするという噂がでていますが、写真編集ソフトウェアApertureに加えて、ディスプレー関連でサプライズがあるでしょうかね。

2006年8月31日

Appleに5本のバッテリ交換を頼むが、数多いので電話で連絡して欲しいということで電話をすると、今度は「交換対象でない」との一点張り。しばらくしてから「すみません。交換対象でした」と言い出す始末。当方の電話を受けた担当者だけの問題なのかもしれませんが、まったく要領をえていない対応。この調子ですから、担当者に電話がつながってからも、15分以上かかる始末。経産省はAppleに事故状況および対応に関する報告徴収を求めたという報道がありましたが、確かにこの要領をえていない対応をみていると、監督省庁としては必要な措置を講じているかが心配になりますよね。Appleにしてみればソニーのバッテリの問題で、Appleの問題ではないといいたいのでしょうが、問題のあるバッテリを使ったAppleにも責任はあるわけで、もう少し当事者意識は欲しいですよね。ところで今日はProgram Committee co-chairをしている国際会議の論文投稿締め切り日なのですが、トラブルが発生。たいへんなことになっています。ひさしぶりに青ざめる事態。ほとんどが海外からの投稿なので、このページに書いても無駄なのですが、イギリスにある論文投稿用サーバが止まっているか、ネットワークがつながらなくなっている状況です。ひとまず5日まで締め切りを延ばしたので、サーバの復活を待って投稿してください。

2006年8月30日

午前中は旭川市の科学博物館。最近は博物館で実験をすることがあるので見学。NASAの展示施設にあるのと同じ宇宙関連シミュレータがあり、結構本格的。あとの展示は他の科学博物館でみたことのあるようなものばかりなのですが、逆に外れの展示もない。それと展示物が適度に集まっていて、適度にスペースがあって見やすかったです。それから市内に戻ったものの空港までのバスまで1時間ほどあったので、旭川名物のラーメン屋さんを2軒ほどいってみました。学生時代にラーメン屋さん巡りに一時的に凝ったことがありますが、最近はまったくというほど関心なく、もしかするとラーメン屋に行くのは今年初めてかもしれません。そうそう旭川のラーメンというと山頭火がありますが、山頭火はオフィスの近くにあったのですが、今年になってなくなってしまいました。羽田行きのAir Do便は雲の中を飛ぶような状態。

2006年8月29日

旭山動物園。もちろん仕事です。それにしても動物もたいへんですね。目玉のペンギンやアザラシ、オラウータンは元気でしたが、動物によっては暑さ疲れかも。閉園間際に「蛍の光」のメロディーが流れ始めた瞬間、ねぐらの獣舎に戻ろうとする動物もいて、動物も営業しているという意識なのでしょうかね。個人的にはカピバラがいいですね。上野動物園のカピバラは寝てばかりですが、こちらはクモザルといっしょに混合展示されているためか、結構動きます。それでもかなりスローなんですけどね。それにしても旭川は涼しいですね。ほとんど秋です。ところで普段はIntel MacのノートPCを持ち歩いていますが、出張のときはPowerBook 12インチ。普段はプログラミングする都合で、ちょっと大きめディスプレーのノートPCを持ち歩くのですが、12インチぐらいのノートPCの方がポータビリティがあっていいですね。論文を書くのならば12インチで十分ですから。

2006年8月28日

午前は雑用、午後はメディアの取材。夕方から旭川に移動。AirDo便を使いましたが、AirDoに乗るのは実は初めてかも。それと国内便でB737機体に乗るのも久しぶり。海外ではよく乗りますが。そうそう珍しく窓側にのったのですが、かなりはっきりした「ブロッケン現象」が見れました。ちょうど飛行機の影が雲にうつるようなときにき、影のまわりに光輪状の虹が現れる現象。山岳用語だとブロッケンの妖怪といいますが。さて昨日の続きですが、Appleのバッテリ交換ですが、いまのところ手持ちで交換対象のバッテリは5つ。以前、別のバッテリ交換で、交換されたバッテリも今回の交換対象になっていました。そうそう午前中、なぜか自分のオフィスからブロックアウトされる。ドアのカードキーはオフィスの中にあるのに、ドアの鍵が勝手に閉まってしまい、ホテルなどの自動ロック状態。謎です。やはりカードキーのような電子的なものよりも、物理的な回転鍵の方がいいですよね。コンピュータの研究している割に、コンピュータを含む電子的なものを信じていません。

2006年8月27日

結局、AppleもノートPCのバッテリ交換を発表。ひとまず12インチPowerBook関連だけで、該当するバッテリを3つ発見。まだ15インチのPowerBookのバッテリは調べていないので、まだまだ増える可能性大。ソニーの発表によるとDellとApple以外は大丈夫といっていますが、どうなんでしょうかね。ソニー製リチウムイオン電池を大量使っているところとしては、HPに加えて、ソニー自身、つまりVAIOが残っていますがね。さて数日前にふと思いついたアイデアがあったので、ちょっことプログラミング・実験。おもったようにはいかないのですが、新しい発見もありましたが。

2006年8月26日

一昨日、横浜駅東口側にオープンしたベイクォーターに行ってみました。すごい人。早々に退散。もちろんベイクォーターのために行ったのではなく、修理品の引き取りが目的で横浜にいったのですが。ただ目新しいものは見て体験しないと気が済まない性格なので行くだけは行ったのでした。特に気にある店はなかったのですが、Taschen売り場があるのは重要かも。表参道ヒルズのTaschenよりは狭いのですが、品揃えは似たり寄ったりかも。あとはActusがあるぐらいでしょうか。さてさて修理品というのはiPod用に毎日使っていたイヤーホーンSHURE E4C。実は単にケーブルの一部が痛んだだけで動作にまったく影響しないのですが、だめもとでケーブルの修理をお願いしたところ、2週間ほどした今日になって「修理が終わりました」という連絡があり取りにいったのですが、それが直ったのではなく、新品になっていました。一年ほどケーブルがボロボロになるほど使い込んだ後なので、ありがたいというか、さすがに申し訳ないというべきか。ところでE4C は米国製オーディオだけあって、米国オーディオっぽい音、つまりドンシャリ音(オーディオ用語でいうと中域をふくらませる)が気にならなくもないですが、音質はかなりいいと思います。ただ、それだけに問題も多く、iPodの世代のごとの音の違いがわかるほど音源にシビア。歴代iPodの音の違いがわかると思います。ただ、iPodの中でもD/A回路やアンプが貧弱な機種、例えばiPod miniの第一世代や現行iPod nanoだとE4Cの性能はいかしきれないかも。それと本格的な耳栓式なので、電車の音や横で話している人の会話は気にならなくなりますが、歩いているときに使うと耳栓をして歩いているときと同じようにうるさいし、そもそも横で車がクラクションを鳴らしていても気づかない可能性があるので、怖くて耳につけたままでは歩けないです。また、たかがイヤーホーンといっても本格オーディオ製品なので、エージングが必要。新品は音が堅く、1ヶ月ぐらいは使わないと滑らかな音になりません。新品交換はありがたいのですが、しばらくは使い込まないといけませんね。

2006年8月25日

午後は国際会議の論文割当作業のために三田。それにしても予想外の事態となり論文割当はたいへん。それにしても皆様方ご苦労様でした。オフィスに戻ったら9時過ぎでした。さてさてここ1,2ヶ月は各社からデジタル一眼レフが発表になって盛り上がっていますが、いまのデジタル一眼レフは普及期でも1千万画素を超えているのですね。それだけの画素数が必要なか、売るためのスペック競争なのかは知りませんが。ところでWebニュースによるとN社は新製品のイメージキャラクターを木村拓哉にするとか、いまさらという気もしましたが、そのニュースに出ていた六本木ヒルズの展示会の写真をみるとキャラクターの選択をもっと根本的に間違えているような気がします。カメラマニアの用語にニコ爺、キャノ坊という言葉があるそうですが、この写真をみると納得してしまいます。後日談:この写真ですが、現在は記事から削除されているようです。やはりN社からメディアに要請でもあったのでしょうか。謎ですね。

2006年8月24日

結局、冥王星は惑星ではなくなったようですね。ところで次期Javaは開発コードで呼ぶのをやめて、MustangがJava ver.6になって、DolpinがJava ver.7だそうですが、Sunの場合、開発コードのネーミングにセンスも一貫性がないので、この方がいいかも。ところで、一部のメディアによるとJava ver.7にクロージャ相当の機能を拡張するようですね。クロージャは確かに便利なのは認めますが、クロージャは使い方がよくないと可読性や保守性をさげるのですよね。クロージャを導入していた関数型言語もSmalltalkもその使い手は頭のいい人たち。だから彼らはクロージャという強力な道具を正しく使ってプログラムを作るけど、玉石混交のJava開発者の場合はみんながみんなクロージャを使いこなせるとは思えないし、強力な道具がゆえに新たな問題を作るだけかもしれない。Scripting Language系を意識したのかもしれないけど、個人的にはクロージャ導入は反対です。このあたりでJavaも、CとC++の関係を見習って、Java ver.1.4以下のJava言語をひとまず固定化して、それ以外はJava++とかいう名称にして、新規機能をどんどん入れていくというのも一つの生き方だと思います。新しい機能てんこ盛りの言語も魅力がありますが、何年たっても言語仕様が変わらない言語というのも保守性や可読性を考えると魅力があります。そうそうJavaといえば、Sun Microsystems はコンパイラのJavacとJava HotSpot Virtual Machineを年内にオープンソースにして、ライブラリも来年にはオープンソース化するそうですね。ただ、これは別の見方をするとSun MicrosystemsはJavaを維持するだけの技術的・経済的な力が弱まっているとみることもできます。

2006年8月23日

太陽系から冥王星が消滅する、ではなく惑星のカテゴリから冥王星から外れるようですね(だいたい月よりも小さい)。天文といえども結局は国際政治とは無縁ではなく、冥王星は米国が唯一発見した太陽系惑星なので、米国が意地でも惑星にしておきたいようですが、世界中から集まった研究者の見解は違ったということなのでしょう。もしかすると冥王星がガミラス帝国に占領されたからかも(ある年代以上でないとわからないですね)。さてさてWebベースのオフィスサービスの続き。オフィスソフトウェアがPC側ではなく、通信を介してサーバ側に処理させていることになりますが、オフィスソフトウェアなのか、オフィスサービスなのかは計算コストと通信コストのバランスの問題(コストは性能的な意味もあるし、経済的な意味もあります)。メインフレーム時代は通信コストよりも計算コストが高かったので、一台のコンピュータに複数の端末をつないで、コンピュータを共有した。しかし、1980年代後半からはPCの性能向上と廉価化によって計算コストは急速に下がると、計算コストの方が通信コストよりも安い時代になり、手元のPCでオフィスソフトウェアなどを動かし、通信は最小限にとどめる。2000年ぐらいになるとADSLの普及とともに通信コストが低下しはじめたので、計算コストを下げるためにコンピュータを共有化、つまり、通信コストは気にしなくなります。そうなると計算コストの方が大きくなるので、コンピュータの共有化に向かい、その一つがサーバで稼働しているオンラインオフィスサービスをたくさんのクライアントが使うということになります。ただ、メインフレームの時代とは違いますし、ユーザ数が多いので、サーバが扱う仕事のうち計算処理は分散化することになります。ただ、分散化の仕方が問題で、サーバを分散化して計算処理能力を上げるのか、クライアントにもある程度計算処理を任せるような分散化なのかによって話がちがってきます。前者はサーバ同士の問題ですが、後者の場合はネットワークのトラフィックに関わりますので、下手に計算処理を分散化するとかえって通信量が増えて、通信コストが増える可能性があります。それと一番の問題なのは情報をどうやって格納・アクセスするか。当然、情報量が増えてくれば、情報を集中管理しきれなくなるわけで計算処理と同様に分散に向かうわけですが、情報がP2Pのように情報が分散化されるとネットワークトラフィックも分散化されて、全体としては通信コストがいまより下がる可能性があります。研究者として悩ましいのは、いまの状況がしばらく続くと見て研究をするのか、次の揺れ戻しを狙った研究にするのか。どうしたものでしょうかね。

2006年8月22日

知的財産委員会で、急遽作った発明を特許にするか否かの審議。ただ、司会と発明者を兼任しているので、途中で訳がわからなくなってました。さて発明の方は、かなりぶっとんだ内容なので委員の方々は驚かれたと思います。それにしても特許は先走りが許されるのがいいですね。論文だと学術コミュニティの話題や進歩にあわせないといけないので、先走った研究に関する論文は評価されませんからね。今回の発明も論文として評価されるのは5年以上先でしょうか。さて話題はかわって、Googleが買収したWebベースのワープロ(Writely)が、再び登録を開始したのでつかってみました。いろいろ不満もありますが、個人がちょっとした文書を書く分にはこれでもいいのかも。あとWebベースの表計算サービス(Zoho)もそれなりに結構使えます。Googleではないですが、Webベースのドローイングツールもいくつかあって、Gliffyを使ったことがありますが、これはFlashをベースにしていることもあって、レスポンスもある程度は使える範囲。さて今後はMS-Officeのようなオフィスソフトウェアは、Webベースのオンラインオフィスサービスに移行するのでしょうかね。そうだとすると、当方を含めてソフトウェアの研究者には考え方を根本的にかえないといけないことになります。そして仮にオンラインオフィスサービスに移行するとしても、その先が予測して、次の布石をうれるかが研究者としての分岐点になりそう。メインフレームからワークステーション&PCに移行したとき以上に、ふるい落とされる研究者も多いでしょうね(でも、今度はメインフレーム的な知識も部分的に必要になるかも)。当たり前ですが先が予測できないと、まともな研究ネタは見つけられませんからね。

2006年8月21日

急遽、特許用の発明を作る。いまのところ勤務先には特許のノルマはないのですが、勤務先の特許出願可否を審査する委員会、いわゆる知的財産委員会の委員長なので、研究所および機構の数値目標達成のために自ら責任を果たすことになったのです。まぁ、なんか出せといわれればなんかは出しますけど。ちょっとだけ企業にお勤めの方で特許用のネタをひねり出す気持ちがわかりました(でもわかりたいわけではないですが)。ただ、企業の方と違って、特許といってもアカデミックな観点からの新規性とか理論的な背景が必要で、今回の発明は代数学的手法をつかってきっちり形式化。この辺を差別化しておかないとアカデミアの特許と企業特許が同じになってしまい、アカデミアの特許の存在意義を失います。

2006年8月20日

先週の18日に送ったカメラレディ論文に問題があって修正&再送。それとは別にまたカメラレディ論文の執筆を始める。論文を書くのは仕事の一つですが、こうも次から次に書かないといけないのはちょっとつらい。ところで先日のPowerMacに続いて、Windows Vistaを入れたノートPC(ThinkPad T40)が起動不能。昨年の10月以降、Vistaのメジャーなバージョンアップしたβ版がでるたびにいれたので、4バージョンぐらいはインストールを繰り返したと思うのですが、とうとうハードディスクが壊れました。まぁVistaに問題があるというよりは、β版OSのテストマシンというのは、OSそのものに問題が残っているのに加えて、再インストールを繰り返すので、結構壊れるのです。でも4回程度でこわれると困りますが。そういえばVistaの発売まで4,5ヶ月だというのに、あまり話題になりませんね。もっともOSが何かを変えてくれるという時代でもないので、当然かもしれません。

2006年8月19日

教育系学会の全国大会で、科学博物館関連の特別セッションで講演。当然、専門外でどこまで専門知識を仮定していいかわからず、最初の5分ぐらいは聴衆の顔色を見ながら、専門用語の難易度を徐々にあげながら様子見。1時間以上の講演だと最初は雑談から初めて、つかみと様子見の両方ができるのですが、講演時間によっては難しい。とはいえ最近は専門以外の分野に講演を頼まれることが多く、講演はじめに聴衆の専門知識を推定して、それにあわせて専門用語の選択や話の流れを変えることは必須だったりします。講演後に打ち合わせをして、それから筑波からオフィスに戻って仕事。東京も暑いのでしょうが、筑波も暑かった。

2006年8月18日

午前中はスライド作り。ただし、来月に使うもの。国際会議のカメラレディ論文の仕上げと送付。カメラレディって何ときかれることがあるのですが、7論文集を作るとき、7,8年前までは印刷された論文原稿を写真でとって、それを印刷して製本していたので、写植する原本となる論文をカメラレディ論文といいます。いまは電子化されているので、写真で撮ることはないですが、最終原稿をカメラレディ論文と呼んだりします。

2006年8月17日

午前中はオフィス、午後は外出。都合、新橋から虎ノ門に歩きましたが暑かった。ところで惑星の定義が変わって、太陽系の冥王星がなくなるとか(物理的になくりませんが)、逆に3つ増えるとかになっているそうですが、増えるとすると、水・金・地・火・セレス・木・土・天・海・冥・カロン・2003UB313となりますから、名前を覚えるのがたいへんそう(もちろん別の名前をつけるのでしょうが)。ただ、占星術師が一番たいへんかも、惑星が増えたら惑星の意味をこじつけるわけだし、怪しげな軌道計算の方法も作らないといけませんね。ということを会議の休み時間に話をしていたら、古典的な占星術が扱うのは木星までだから、木星の内側であるセレスをいれるだけでよく、天王星や冥王星をいれた占星術は最近のもの、という指摘をうけてしまいました。占星術は占星術で奥が深いらしい。それと会議の参加者の半分以上が、毎朝、テレビの星占いコーナーを欠かさずに毎日みているという実情(3テレビ局以上でチェックするという強者も・・)。ちなみに当方は占いに関心ゼロだし、それにテレビをほとんど見ないし。

2006年8月16日

昨日のこのページで、リチウムイオンバッテリが発火すると書いたら、某S社の知り合いから「アルカリ金属なんだから急激に酸化が進んだと書いてよ」といわれたのですが。確かに「空気中の酸素と反応して強い光を放って燃焼して酸化リチウム」になるというのが正しいのでしょうが。今朝の日経産業新聞に燃えているDellのノートPCの写真が出ていて、衝撃的だったのですが、PowerBookの無惨な姿の写真のURLも教えてもらいました。それにしてもリチウム充電バッテリも2重、3重に安全対策がとられているとはいえ、これだけ電気容量が大きくなるとノートPCは爆弾を抱えているようなものです。ノートPC=発火物ということになって、ノートPCの飛行機への持ち込み制限されたりすると困りますよね。ところでセグウェイのリチウムイオンバッテリは発火しないタイプだと聞いたことがあるのですが、どうなっているのでしょうね。

2006年8月15日

DellはノートPC用の410万個の充電バッテリのリコールを発表。すごい数。最近も書きましたが、高く確率でバッテリのリコールにあたる当方ですが、今回は対象機種をもっておらず、おかげさまで関わらずにすみました。それにしても台数が多いのでリコール費用も半まではないですよね。一台あたりの交換コストを送料などを含めると8,000円近くかかるはず、ざっと計算しても300億円はかかりますよね。バッテリはソニー製だそうですが、費用負担はどうなっているのでしょうね。ところで、バッテリに製造時に不純物が混入して、それがごくまれにショートして過熱・発火するそうです。だとすると通常はほぼ全額をソニーが肩代わりでしょうか。ところで、バッテリの形状からDell専用に製造された電池だけに問題があったのならばいいですが、仮にそうではないとすると他社のノートPCにも波及するかもしれませんね。実際、ソニー製バッテリを使っているノートPCはDell以外にも結構あるはず。どうなることやら。たいへんな騒動に発展しそうないやな予感がします。やっぱりリコール騒動に巻き込まれるのかもしれません。

2006年8月14日

朝から大停電。田園都市線は運行停止、東横線は動いていたようですが、半蔵門線がとまっているので渋谷からオフィスに行くのがたいへん。ということでいつもと違ってJRを使って東京に出たので、だいたい普段と同じ時間に出たのですが、普段よりも早くオフィスに到着。という不思議な現象が発生。ここまではよかったのですが、千代田区が停電になったということもあり、オフィスも一時停電。オフィスについてみるとファイルサーバとして常時稼働中だったPowerMac G5が停止して、再起動したところ起動不可能になっていました。このマシンはシステムとアプリケーション用の250GBハードディスクと、データ用の500GBをつけていましたが、後者が無事だったのは幸いでしたが、前者は起動不能、さらに一部データも破損。結局、システムの再インストール。それにしても面倒なことになりました。それにして論文はなんとかしたものの書類は結局間に合わず。やはり行きの電車で座れなかったのが痛かった。ところで8月8日にPowerMacがAppleの販売製品からなくなると困る人が多いかも、と書きましたが、知り合いからPowerMacの継続を教えてもらいました。PowerMacの最上位機種だけは継続販売になったそうです。Mac Proは使ったことがないのでわかりありませんが、確かにIllustratorやPhotoshopを使う場合はPowerMacは速い。

2006年8月13日

国際会議のカメラレディの仕上げ中。規定ページがLNCSフォーマットで18ページなのに、論文の方は24ページあり、一日かけて削っているのですが、21ページまで落としたところからいっこうに減らない。というか文量が増えている事態。ひとまずPCチェアに20ページにさせてと泣きをいれてみてみしたが。いずれにしても他にも明日までに仕上げないといけない書類がいっぱいあるのにかなりまずい。

2006年8月12日

今日は雷で停電がおきて電車が止まったそうですが、当方は幸い巻き込まれずにすみました。それで思ったのですが、最近の電車は窓が開かないのですが、真夏に満員電車が停電で止まる可能性もあるわけで、せめて窓は明けられるようにしておくべきですよね。閉じこめられるのはやっぱりいやですよね。さて話はかわって、知り合いから教えてもらってびっくりしたのですが、Borlandのプレス発表によるとはTurboシリーズを復活させるそうです。Turboシリーズといえばともかく高速コンパイルをウリにした統合開発環境。昔々、結構、結構使いましたね。新しいシーリズはどのぐらいのコンパイル速度なのでしょうね。ただ、いまは統合開発環境は無料&オープンソースが当たり前の時代ですから、商用開発環境はビジネスモデルが成り立たないですよね。やっていけるのでしょうか。むしろ統合開発環境は開発ツールは儲かるビジネスになっている方が、新しい統合開発環境やツールが増えるので、技術も進みやすいような気がします。それに生産性の向上というのは昔も今も社会が発展する重要なファクターなのですがね。ただ、それをいうと国内のオープンソース信者の方々に怒られるので、これぐらいにしておきます。

2006年8月11日

世の中は夏休みらしいですが、それとは関係なく、午前中は横浜で、夕方は新宿で打ち合わせ。午後は先週に引き続いて某科学博物館にいって実験の下見。科学博物館は夏休みということもあって人が多い。ここで実験するのは辛いかも。それにしても今日伺った科学博物館に限ったことではないのですが、日本の科学博物館はどうしてつまらない展示をするのでしょうね。個々の展示品はよくても、展示方法ですべてをぶちこわし。海外は小さくて、展示品が少なくてもおもしろいところがいっぱいあるのに。今日下見をした会場の展示内容は、当方の場合、もともとその分野に興味がないこともありますが、ただひたすら所蔵品を所狭しとならべているだけで情報過多状態。当然、個々の展示品はまったくというほど印象に残らない。さらに情報過多を解消するために情報端末などのIT機器に頼るから、ますます情報過多状態。少数でいいので、見せたい所蔵品を厳選して展示した方がいいと思うのですがね。コンピュータ分野の展示室にはIntelのi4004やNECのTK80がど真ん中に展示してあるのですが、そんな何十年も前の古いプロセッサやコンピュータのコレクションを見て喜ぶのは御年配の業界人かつ懐古主義の方だけで、子供が興味を持つはずない(当方ですらi386以降しか知らない)。子供をターゲットにしているのであれば、子供にとって身近なコンピュータや、いま使われている最新のコンピュータについて説明すればいいのに。どういうわけかコンピュータの歴史を展示している始末。世間では理科嫌いの子供が増えているそうですが、確かにこんな科学博物館にいかされたら、理科好きの子供も理科嫌いになります。

2006年8月10日

午後は打ち合わせで早大理工。工事や夏期休暇などで出入り口が違って焦る。出身大学もこの時期は停電・立ち入り禁止でしたので、それと比べればいいのでしょうが、最近はこうした状況を体験していませんでした。ちょっと新鮮。ところで、11月のフライトを予約をしようとしたら、早割は売り切れ。ご存知のように英米路線で騒動があったようですが、欧州系エアラインは英国便を欠航しているようですし、またまたたいへんなことになりました。それにしてもヒースローは手荷物を禁止だそうです。当面、英国出張も米国出張もないのですが、基本的に全部持ち込む当方としては困ってしまう。特にヒースローは預けた荷物がどこか別の場所にいってしまうので有名な空港ですから、別の問題が続発していそう。そうそう去年、ヒースローでScheppesのBitter Lemonの1リットルのペットボトルを持ち込もうとしたときは、係員はペットボトルは何かと聞いたのですが、ボトルを見ると、Bitter Lemonはおいしよね、とか話しかけられそのまま不問。ところでイギリスで売られているScheppesのBitter Lemonは、ドイツやフランスで売られているScheppesのBitter Lemonよりも妙に緑がかかっているような気がしますが、気のせいでしょうかね。残念ながら日本ではBitter Lemonは見かけませんね。ドイツやオーストリアではカフェからオペラ座の売店まで扱っている定番飲み物なのですがね。

2006年8月9日

このページは流行のCGMは使わずに、HTML編集ソフトウェアのDreamweaverで編集しているのですが、Dreamweaverはその開発元のMacromediaがAdobeに買収されてしまい、サポートが続くのかが気になるところ。結局、来春発売のAdobe CS3はIllustratorやPhotoshop、InDesignと並んで、Dreamweaverが採用のようです。逆にAdobe CS2まで含まれていたAdobeのGoLiveが単独製品になり、MacromediaのFreeHandとFireworksも単独製品として続くようです(いつまでも続けるとは思えないけど)。ところで、当方はアプリケーションソフトウェアを選ぶときはWindowsとMacintoshの両方で動くものを選ぶというのが基本的な選択基準。結局、(各ユーザにとって)使いやすいアプリケーションソフトウェアを使いたいだけなので、ハードウェアやOSでアプリケーションソフトウェアを限定されたくない。その意味では仮想マシンによる相違なOSの実行というのは、研究者としてはかなりたくさん興味があっても、ユーザとしては疑問がないわけではない。動かしたいのはアプリケーションソフトウェアであって、OSではありませんから。例えばMacintosh用のアプリケーションソフトウェアをWindows上で動かす仕掛け、またはその逆の仕掛けがあれば、Windows上でMacOS Xそのものを動かす必要も、MacOS X上でWindowsそのものを動かす必要もないです。もっとも最近はWebベースのアプリケーションも増えていますが、スタンドアローンのアプリケーションソフトウェアとWebベースのアプリケーションの両方で動くものが選択基準になるかもしれません。Webベースのアプリケーションもいいのですが、やはりネットワーク接続できない状況もあるわけで、そうなると両方がシームレスに使えるものがいいことになるかもしれません。

2006年8月8日

午前中は機構本部で委員会。急に委員会の経緯説明を頼まれて焦る。座長なのですが、実は何もわかっていない。午後はセンサーのアップグレードの立ち会い。いったん出かけて、また戻ってきて事務仕事。さてWWDCで新製品が発表されましたが、Mac ProはCore 2 Duo (Conroe)ではなく、Xeon系のWoodcrestだったのですね。WoodcrestはFB-DIMMメモリを使いますが、FB-DIMMメモリは結構高いので、Conroeと予想したのですがね。はずれました。また、iPodの新製品発表もなし。ところで(ConroeでもWoodcrestでも)Mac Proは売れるのでしょうかね。Mac Proの購入層はillustratorやPhotoshopなどの画像処理ソフトウェアを多用する人たちですが、こうしたソフトウェアはIntel x86ではなく、まだまだPowerPCベースだし、仮にバージョンアップで画像処理ソフトウェアがIntel x86になっても、デザイナさんなどは使い慣れている古いソフトウェアを使い続ける傾向があります。そうなるとPowerPCベースソフトウェアをIntel x86プロセッサで動かす場合のオーバーヘッドを考えると、PowerPC G5を搭載したPowerMacの方が性能が実質いいということが多いように思います。この辺がConroeではなく、より高性能なWoodcrestを搭載してきた背景かもしれません。いずれにしても一部の業界では、市場に残っているPowerMacの争奪戦がおきそうですね。ところでノートPCの方はどうなるのでしょうかね。MacBook ProとMacBookをいつCore 2 Duo (Merom)に変えるかですが、現行よりも熱くなるのは確実なので、現状のCore Duo (Yonah)搭載マシンの熱さに手を焼いている(本当に指先や手首が低温火傷になる) 当方としては怖くて想像できません。ところで次期OSのLeopardに関しては新機能を小出しているのでしょうが、今回発表された機能だったらバージョンアップさえてもパスしようかと思ってしまいます。さすがに小出しのしすぎではないですかね。

2006年8月7日

MacBook Proのバッテリのリコールは、本体付属バッテリも長時間作業用に買ったバッテリもすべてが該当。実はバッテリのリコールとの巡り合わせ確率が非常に高く、過去にもPowerBookのバッテリリコールでも12インチPowerBookの1つと15インチPowerBookの2つの計3つが該当。極めつきは6年ぐらい前に購入したDellの重量級ノートPCであったリコール騒動で、該当バッテリ一個を送り返すと2個にしてくれるというのですが、購入時のキャンペーンで2つバッテリがついてきて、その両方がリコールに該当。ということでバッテリが4つになったのですが、だいたい4kg近い重量級ノートPCで持ち歩くはずもなく、バッテリは一個で十分だったのに。

2006年8月6日

今年もWWDCが近づいてきたのですが、Appleユーザは新製品発表が気になるところ。いろいろな噂が飛び交います。下馬評だとPowerMacのIntelプロセッサ搭載の新型とiPodの新型でしょうか。PowerMacの後継機種は予想しやすいのですが、順当に考えればIntelのCore 2 Duo (Conroe)を搭載して、全ラインナップでのx86移行を宣言する。もしかするとXserveにXeon系 Core 2 Duo (Woodcrest)にして、FB-DIMMメモリを搭載したモデルもだしてくるかも。iPodはNvidiaのチップセットの搭載が噂されていますが、どうなのでしょうか。現行機種から、初代から続いたPortalPlayerのARMコアベースのシステムオンチップから、Broadcomのチップに順次移行。と思ったら、今度はSamsungとNvidiaのチップセットに切り替えるという噂。Nvidiaといえばグラフィックプロセッサの2大メーカのひとつ。ビデオ再生機能強化に加えて、3Dグラフィックス機能も追加してくるのでしょうか。ただ、iPodはクリスマス商戦ねらいでしょうから、だとすると9月の上旬でも発表は間に合うので、WWDCで発表する必要性はないかも。意外にもJobsの引退時期発表があったりして、Gatesも辞めましたからね。

2006年8月5日

リコーからデジタルカメラGRD用のリングキャップが届く。レンズのまわりのリング部分につけるキャップなのですが、届いたのは金色環飾りがついた非売品のもの。いただいておいてたいへんに申し訳ないのですが、キヤノンのEFレンズの金環のような塗装でちょっと安っぽい。せめて同じ金色塗装でもニコンのEDレンズのような塗装にはならなかったのでしょうかね。手配していただいたリコーの方によると赤、金、青の順で人気だったとか。選択を間違えたかも。ところでGRDはズームではなく、28mm単焦点レンズだけあってコンパクトデジカメにしては写りがいのですが、ラチチュードが狭いので扱いが結構難しい。シアトルで撮った写真の1/3は白飛びしていました。同じ絞り優先でも、東京で撮るときも白飛しますが、シアトルほどは酷くは飛ばない。やはりシアトルは町の光の明暗が激しいのでしょうか。空をいれるときは要注意のカメラです。もちろん絞り優先ではなくプログラムモードで撮ればいいといわれそうですが、普段使っているカメラでは絞りリングがついたマニュアルレンズを使うことが多く、フォーカスはパンフォーカスだと思ってカメラに任せられますが、絞りだけは自分で設定しないと気が済まないのです。その割にシャッター速度はいつもカメラ任せですけどね(ポジフィルムは滅多に使わないから)。ところでGRDの28mmレンズは広角で風景写真にはいいのですが、スナップ写真の場合は被写体によらないといけないことが多い。GRDの50mmレンズ版を作っていただけないでしょうかね。画像素子が小さいのでボケは全く期待できませんが。

2006年8月4日

上野の国立科学博物館にいって打ち合わせ。恐竜研究では著名な研究者の案内で実験に使わせていただける場所を拝見。それにしても上野公園はアスファルトが多くて暑かったです。科学博物館に着くまでに暑さでふらふら。さて話は変わって、Philipsが健康およびライフスタイル事業に集中して、他の部門を売却・独立化を行うようです。それにしてもプレス発表資料のタイトルがすごい、"Philips to complete its transformation from a cyclical technology company to a healthcare and lifestyle company built around a strong brand"となっていて、半導体や家電などの事業を"cyclical technology"とひとまとめに呼んで、事業から外すこと(創業事業の電灯関連は残すようですが)。Philipsの場合は、ここ5年間でレコードなどを扱っていたコンテンツ事業の売却、家電などの製造部門の売却、そして今回の大再編。実は一昨年にPhilips Designに伺ったときに、健康およびライフスタイル事業に拘っていたのですが、デザイン部門だけあって先取りをしていたのかもしれません。なお、Philipsの事業集中は国内の家電メーカの再編にも影響しそう。ただ、国内家電メーカはキーデバイスを前提に垂直統合モデルで再編を狙うのに対して、Philipsはキーデバイスである半導体事業を売却することになります。他にもかつての家電メーカであったNokiaも幾度の売却を繰り返して携帯電話に落ち着きましたが、携帯電話のキーデバイスは他社製で実はキーデバイスはあってないようなもの。結局、欧州系家電メーカはキーデバイスに固着せずにコアコンピタンスを最大限に活かせる分野に事業に集中するわけで、国内家電メーカとは別の方向にすすんでいます。どちらが正解なのかはわかりませんが、キーデバイスはあくまでも部品なのであって、消費者は製品に使われている部品の優劣で製品を選んだりはしないです。それに製品が水平統合モデルで作られたのか、垂直統合モデルで作られたのかを気にする消費者も少ない。

2006年8月3日

筑波で講演。食品工学会という食品関連の学会に頼まれた講演だったのですが、分野が違うということもあって新鮮。当方の前にキューピーの方が工場の生産・品質管理について講演をされていたのですが、現場の知恵や工夫は偉大ですね。キューピーの方の講演を聞けただけでも価値があったかも。

2006年8月2日

無事に成田に到着。機体は往路と同様にBoeing 777でしたが、今度は電源はつかえましたが、インターネット接続サービスがない機体でした。かえって仕事がはかどります。急いでオフィスに戻って、事務仕事をして、筑波に移動。明日の講演の都合で前泊する必要が出てしまったのです。それにしても綱渡りの日々は続きます。ところで機内のシートテレビで映画「お熱いのがお好き」がやっていたので見てみました。だいぶ前にテレビで見たことがあるのですが、ビリー・ワイルダーが監督しているだけあってよくできたコメディですね。この映画はマリリンモンローが出ていることで有名ですが、映画そのものはジャック・レモンとトニー・カーチスが主役で、マリリンモンローが出ているシーンは結構少ない。たしかにモンローの精神状態が不安定だったので出演シーンが少なくなったということになっていますが。ジャック・レモンとトニー・カーチスのコンビのコメディ映画といえば以前、グレートレースのDVDを買ってもっていたはず。「お熱いのがお好き」のジャック・レモンとトニー・カーチスも若いのですが、「グレートレース」は当時無名にちかったピーター・フォークが出ていて、これがまた若い。

2006年8月1日

早朝のUA便でシアトルからサンフランシスコに移動。それからANA便に乗り継ぐ。UAの到着ターミナルとANAの到着ターミナルは別でしたが、バスで移動したので、セキュリティチェックはパスできました。ということでANAの出発ゲートに直接いったのですが、すでにプレミアムシートのチケットが用意されていました。これで電源確保です。ところで、シアトルとサンフランシスコのUAのラウンジには、カプチーノなどが作れる同じコーヒーマシンがあったのですが、シアトルは濃いめ、サンフランシスコは薄め。場所に応じて濃いシアトル系コーヒーとしゃぶしゃぶアメリカンコーヒーにしてあるのでしょうか。ちなみに後者は色のついた水状態。飲めたものではありませんでした。

2006年7月31日

朝の9時にMicrosoftに行って、Microsoft Resesearchで一時間講演。会場にも結構人がいましたし、さらに社内にビデオ配信。それから6時過ぎまでMicrosoft Resesearchの研究の説明をひたすら聞いて、質問。昼食も議論。休みなし状態。結構ハードです。実はMicrosoftに行くのは初めて。ともかく広い。Microsoft Researchの雰囲気ですが、研究者個室ですが、おもったよりも普通というか、好き勝手に部屋の中にいろいろ趣味のものを置いて飾っている人は見かけません。また、社内レストランも飲み物こそ無料ですが、食事は日本の社員食堂の3倍以上(まぁ量も3倍ですが)。それと食事の種類が多い。あと社内でStarbucksコーヒーの売店がありました。

2006年7月30日

シアトル大学とシアトルの中央図書館。Microsoft Researchにインターに行っている方に車に乗せてもらって案内。シアトルは坂が多いです。だからというわけではないのですが、アメリカの都市ではサンフランシスコに近いかも。アメリカの都市にしてはアメリカらしくないところがあります。そうそうStarbucksの一号店の前を通りました。それにしてもシアトルは寒い。

2006年7月29日

午前中はオフィスで仕事それから、東京駅にいって成田エクスプレス。ANA便でサンフランシスコ。ぎりぎりの綱渡りが続きます。今回の出張は帰国した日にも綱渡りがまっています。ANAラウンジは二つあるそうで、ひとつは遠く、今回の方はそれほど遠くない。ただ、第2ターミナル時代よりは遠くなっていますが。ANAはエコノミーが混んでいるとかで、ビジネスにアップグレーとしてくれました。これで電源確保。これでスライドが間に合うという希望が見えてきました。と思ったのですが、コンセントに電源が供給されていない。Intel MacはどうもPowerPCアプリケーションを使っているとバッテリ持ちが悪い。ということでPowerPCコードのPowerPointやIllustratorを使っていると予想以上にバッテリを消費。おそらくPowerPCからIntelコードへの変換処理がプロセッサパワーを使っているのだと想像します。おそらくこれがAppleがMacBook ProやMacBookのバッテリ持続時間を公表しない理由ではないでしょうか。それはともかく、機内では某海外論文誌用のカメラレディ原稿を作って、その原稿・図版ソース一式を出版社のElsevierに送付。図版はSingle Column用にしてあるので、いくつかをDouble Columnに直したのですが、ちょっと手間取りました。本当は別の論文を書く予定だったのですがね。サンフランシスコでUA便に乗り継いでシアトルに着きましたが、寒いし、眠い。

2006年7月28日

明日から海外出張です。それも北米。欧州ではありません。欧州しか行かないのではないかという方がおられますが(前年度はすべて欧州でしたが)、北米に行くこともあるのです。今年度は中国にもいっていますし、決して欧州ばかりということはありません。なお、出張プログラミングは欧州よりも北米の方がはかどります。それにしても出張前にやっておかなければいけないことがいっぱい。収拾がついていません。そんなときに限って、論文誌の校正刷りの修正要求がやってくる。ところでMacBook Pro用のACアダプターが故障。最近はよくACアダプターが壊れるのですが、今度はPCとの接続部分の接点が一本へこんでしまい、接触不良を起こすというもの。これってやっぱり構造的な問題としか思えないのですがね。MacBookは魔法瓶の電源コードのようにマグネットで着脱式になったのですが、魔法瓶は電源コードをひっかけると魔法瓶が倒れて火傷になったりするから必要ですが、ノートPCに必要なのかはどうかは不明。もっとも最近のノートPCは火傷するぐらい熱を持ちますが。

2006年7月27日

いくつかのメディアで報道されていましたが、国内携帯電話メーカのNとPが合弁でソフトウェア開発会社を作るそうです。どちらも旧住友系だし、Nが移転したとはいえ、NとPの携帯電話のソフトウェア部隊がいる事業部は歩いて2,3分もかからないぐらいの近所でした。Nの携帯電話事業は赤字状態、Pも負担が大きいということで、共通化できるところは共通化して、開発費を減らそうということでしょうが。ただ、以前、先行して作られたNとPの共同開発部隊の方に聞いた限りでは、必ずしも共通化はうまくいっていないようですが。それにしても、3年後に国内端末メーカは何社生き残っているでしょうかね。Ericssonと合弁を作ったソニーを除くと、国内メーカの海外事業展開は統計的にみればゼロ。国内市場もその海外大手メーカがどんどん参入してくるでしょうから、撤退や売却に踏み切る国内端末メーカは続出しそう。携帯電話は番号ポータビリティが始まりますが、携帯電話キャリアの価格設定に大きな違いない現状では、番号ポータビリティになるとキャリアの違いではなく、携帯電話端末の善し悪しというか、好みで携帯キャリアを選ぶかもしれません。そうなるとキャリアの枠を超えて、端末メーカは価格競争に追い込まれるように思います。

2006年7月26日

神谷町の機械振興会館で実空間指向ユビキタスネットワークシンポジウムで講演とパネル。いちおうユビキタスコンピューティングでもミドルウェア関連のチュートリアル的講演をしておきましたが、もうちょっと話題を少なめにした方がよかったかも。ただ、会場の雰囲気をみるとユビキタス系も終焉だなぁという雰囲気がありますね。ということで「次は何が流行ると思いますか?」と会う人あう人に聞かれますが、予想屋ではないのでわからない。ただ、情報システムの流れをみていると、計算能力や入出力装置など機能を増やすという方向と、ユビキタスコンピューティングやモバイルコンピューティングのように情報システムの利用可能空間を増やすという方向の研究があったわけですが、それから類推すると次は時間をセーブする技術が重要になると思います。例えばGoogleなどのWeb検索にしても、図書館で調べるのと比べて、Web検索はその検索結果がいいというわけでない。それなのに多くの人が使うのは、図書館で調べるのと比べて、調べごとの時間を圧倒的にセーブできるから。一方、電子メールは手紙やFaxと比べて、送信する手間が省けて時間がセーブできましたが、電子メールの数そのものが増えてしまったので、かえって時間を奪っています。やはりお手軽さと時間のセーブとは違います。いずれにしても、いまの情報システムはユーザや管理者の時間を使いすぎ、さらに情報システムが高度になればなるほど、時間を奪っていく感じ。いまのIT技術やサービスはミヒャエル・エンデの「時間泥棒」に出てくる「灰色の男たち」になっていますよね。というわけで「次は何が流行ると思いますか?」と聞かれたときは、「時間泥棒」にたとえて「モモ」と答えることにしています。それは冗談としても、やっぱり作業時間をセーブして、人に自由時間を増やす技術、サービスが重要なんだと思います。

2006年7月25日

会議や打ち合わせが多くて何もできない一日。そのうえ午前中はセミナーで冒頭挨拶の仕事。こういう仕事は嫌いなのですがね。一応、「研究者としてひっそりと生きる」というのが学生時代からの目標ですから。AppleからMighty Mouseのワイヤレス版が登場。個人的にはMighty Mouse は初期のiMac用丸マウスとならぶ使いづらいマウスの代表だと思っていますが、ワイヤレスになってからといってよくなるとも思えない。そもそも昔からAppleはマウスを作るのがうまいとは思えない。

2006年7月24日

今日は神戸で会議。先月の実験のデータ読み。多方面のデータをとった場合は目的意識をもって解析しないと収拾がつかなくなります。しかたないので、人間がデータを眺めて特徴をある程度予想して、そうした特徴が出た理由についてのいくつかの仮説をたておく。そして、その特徴を実証しさらに仮説を証明するために、(ノイズの多いデータは捨てたりして)拾うべきデータを選んで、そのデータに対する検定などの統計的方法で特徴を明らかにしていきます。今回は集まった研究者の分野が違うこともあり、データ読みの方法はいろいろですね。さすがにデータよりも被験者アンケートの感想文という任意性かつ主観性の高い情報を重視するのにはついていけない。理系的なデータ解析手法に染まった当方は、こうした任意性の高い文章はデータ解析上の参考資料になっても、評価そのものには決してならないと思っていました。なお、教育系の方もおられ、教育系の評価手法をいろいろお聞かせいただいたのですが、理解とか学習はこうやって客観的に評価するんだと、なるほどという思わせるものばかりで、とっても参考になりました。また、被験者のインタービューのビデオ切り出し方もさすがにうまい。

2006年7月23日

出張のため神戸に移動。今月はホテル暮らしの日が多い。今回は新大阪で降りて、梅田にまわって神戸にでたのですが、梅田に出たついでに某Y量販店によってみました。実は4,5回行っているのですが、某Y量販店では梅田の店が一番充実しているかも。さて某Y量販店といえば、商品納入メーカにケースや段ボールにRFIDタグの添付を求めるなど、RFIDタグの(実証実験ではなく)実運用という点では国内では最先端にあるのですが、(当方はRFIDタグのISO委員をしている立場でも)情報が全然入ってこない。どうなっているのでしょうね。よく新聞などでRFIDタグの実証実験の記事が出ていますか、記事になるというのは99%はダメ事例。つまり、RFIDタグ関係者では有名な失敗事例が、縛らすくると新聞などで大成功の実証実験として報道されることがほとんど。つまり、ビジネス的にうまくいっている事例は公表されない。これは企業の立場から考えれば当たり前で、うまくいっている方法を公表するわけないのです。ちなみに某Y量販店はRFIDタグ添付をメーカに要請する前に実証実験をしているはずなのですが、その実証実験の情報は皆無なのですよね。だがら関係者はビジネス的にうまくいきそうな事例ではないかと注目の的。だけどそうなると情報は一切出てこない。何しろ某Y量販店は、いまはどの量販店でも当たり前のポイント制による割引を先駆け的に導入したところなので、情報システムも相当強いのですよね。

2006年7月22日

月刊ASCIIが休刊になるというので、買って読んでみる。月刊ASCIIはそもそもたまに本屋で立ち読みするぐらい、学生時代に数回買ったことはあると思います。いずれにしても月刊ASCIIはパソコン聡明期からつづく国内パソコン雑誌の代表ですから、それが休刊になるのは結構インパクトあります。ひとつの時代が終わったというところでしょうか。いちおう数ヶ月後にリニューアルして再開するそうですが。たしかに(自作DOS/Vパソコンを組み立てる方々を除くと)パソコンそのものには趣味性もないですし、毎月、雑誌で情報をあつめる対象とも思えないですよね。ちそれとパソコン雑誌はWindowsのメジャーバージョンアップの前後に発行部数が伸びますから、Windows XP登場後に5年以上たっても次期Windowsがでないのは痛いですよね。また、パソコン雑誌に限らず、雑誌というのものは広告収入がメインであって、その広告料というのが発行部数と強い相関があるので、多くの読者が読んでくれるような記事を雑誌に載せるというビジネスモデル。しかし、その広告がネット広告に奪われていますから、いまさら発行部数が伸びたところでビジネスになるわけではない。同じアスキー系で月刊Unix Magazineが季刊になりましたが、季刊にすると広告が集まらないので、こちらはいつまで続けられるでしょうか。さて月刊ASCII最終号の内容は写真でつづる国内パソコン史状態で買ってガッカリしたわけですが。昔からパソコンを知っていて、パソコンに思い入れのある人にはおもしろいのかもしれませんが。当方は32bitプロセッサ以降のパソコン、つまり1990年代以降のパソコンしか知らないので、趣味としてのパソコンという時代を知らないし、パソコンは仕事の道具としかみない。

2006年7月21日

会議で多い一日。どの会議も座っていることが重要で、余計なことはいってはいけないというものばかり。別にいいたいこともないのでそれはそれでかまわないのですが。内職がはかどります。ところでデータ通信用の私物PHSをAH-F401UからDD (WS002IN)に機種変更。どちらもUSB接続タイプ。AH-F401Uは小型でよかったのですが、いまのところIntel Macに非対応ですし、メーカ関係者にきくと今後も非対応というので、思い切って変えてしまいました。さてWS002INですが、W-ZEROシリーズで使われているW-SIM対応のデータ通信専用端末。本体のW-SIMは小さいのに、AH-F401Uと比べると大きくて不格好。もうしこし何とかならないものでしょうか。早速、外出先の会議室や電車の中でIntel Macにつけてつかっていたのですが、早速かなり目立ってジロジロみられます。上記の会議中にデバイスドライバのインストールや設定をせっせとしていたわけですが。話はかわって、出かけたときに量販店の前を通りがかったので、ソニーのデジタル一眼レフをさわってみました。なんでも今日が発売日だったそうですが、すごい販促。動員されたソニーマーケティングの社員と思われる販促要員の方が客よりも圧倒的に多いので、新興宗教の勧誘状態。カメラに近づくだけで拉致されそう。きっといい製品なのでしょうが、個人的には関心なし。それにしても、いまのデジタルカメラはエントリーモデルも1000万画素時代なのですね。ソニーは旧ミノルタのカメラ部門を買収したのですが、個人的にはそのミノルタがかつて作ったCLE(知る人ぞ知るという機種かも)というフィルムカメラをいまだに使っていたりします(発売は1981年らしい)。CLEと同様にMマウントのデジタルカメラをだしてくれませんかね。これをいうとMマウントのデジタルカメラは世の中にあるだろうといわれるのですが、これはいまのところ一番気に入って使っているデジタルカメラだったりしますが、ちょっと大きい。CLEぐらい小型のMマウントのデジタルカメラがほしいのです。

2006年7月20日

一週間ほど発売日から遅れてIntel Mac対応の新版ATOKが納品&インストール。ATOKのβ版期間後はPowerPC Macにいったん戻っていたのですが、再びIntel Macが復活。漢字変換ソフトウェアは人によって相性みたいなものがありますが、やはりATOKは変換精度が高く、誤変換で思考が妨げられないのはいい。この感覚はWindowsのIMEの変換精度があたりまえだと思っている人にはわからないかもしれませんね。でも、すらすら日本語を書きたいならば、WindowsでもATOKを含めて商品版の漢字変換ソフトウェアを使った方がいいです。これでIntel Macに戻ったわけですが、Microsoft OfficeやAdobe IllustratorなどはPowerPC版なのでIntel コードに変換するために、Intel Dual Coreとはいえ、PowerBookのようにG4搭載のMacintoshと速度的に大差ないのですが、IntelコードになっているEclipseやSafariが速いので助かります。さてPowerBookの方は気がつくと光学ドライブが不調。修理が必要そう。

2006年7月19日

東工大のすずかけ台キャンパスで大学院集中講義。ひさしぶりにエージェントのまとまった話をすることになりました。ところで、「Google幹部、Berners-Lee氏のセマンティックウェブに疑問を提起」という記事があったのですが、個人的にはまさにその通りだと思います。セマンティックウェブは頭のいい人が正しく、メタ情報をつけられるのならばいいのですが、一つ違うの混乱の原因になるだけだし、当然、偽装されることもあります。まわりにセマンティックウェブの研究をしている人が多いので怒られそうですが、機械的にメタ情報を付けられる比較的単純な意味表現にしか使えないと予想しています。研究ならばいいのですが、世の中に広めて、みんなに使ってもらうという場合には、頭のいい研究者が一生懸命考えて作った方法とかシステムは往々にして使えないのですよね。さてそのGoogle幹部ですが、Peter Norvig氏。もっとも代表的な人工知能教科書の執筆者なのですが、いまはGoogleで花形の検索部門のディレクターだったのですね。海外研究者ではビジネスに転身する人が多いのですね。そういえばOSの国際会議に参加したときにPrentice Hall即売展示ブースで、彼の人工知能教科書を熱心に見ていたら、Prentice Hallの人が持って帰ると重いからもらっていっていいよ、というので遠慮なくもらっておきましたが、100ドルでは買えない本なのですが。一応、学生時代に初版の原書で勉強しました。

2006年7月18日

予想された事態とはいえ、YouTubeが著作権法で訴えられたようですね。CGMはユーザが自分の作品を公開またはアップロードすることが前提になっているわけですが、YouTubeの場合は前提と実態がかけ離れていますからね。こうなるのは時間の問題だったのでしょう。ただ、YouTubeのビデオはインターネットで閲覧されている全ビデオの60%を占めるという報道もあったぐらい、ビデオ配信の主要なサービスであることは確かなようで、今後のビデオ配信にひとつの影響を与えるでしょうし、こうした実験を繰り返しながら実ビジネスと成熟していくのでしょうがね。それにしてもYouTubeは、著作権的な法廷リスクがある一方で、著作権問題があるコンテンツによってユーザを集めているわけですから皮肉な状況になっています。それとYouTubeはビジネスモデルが不明確で、広告収益を狙っているのかは現時点ではわかりませんが、仮に広告収益を狙っているとするとビデオ配信はいい着眼点だったかもしれません。広告収入モデルは現時点では、コンテンツを提供する側よりも、それを検索するGoogleなどのWeb検索サービスの側の方が広告収入を得やすいという、情報を提供者が情報の分類者に利益を搾取されているような状況にあるのですが、ビデオというのは検索がしにくいので、Web検索サービスにおいしいところをもっていかれずに済みます。今後、Web検索もビデオ配信も、そしてWebベースのオフィスソフトウェアにしても広告収入モデルに移行すると予想していますが、そうなったときは広告収入の配分関係が最大の問題になると思います。また個人的には現在のインターネットビジネスではコンテンツ提供者に対してWeb検索サービスに対して広告収入が必要以上に配分されているように考えています。仮にそうだとするとインターネットビジネスで一番の問題ではないでしょうか。

2006年7月17日

往路と同様に成田空港の第一ターミナルに到着。ターミナルが新しくなったとはいえ、パスポートコントロールに行列ができるのも同じ。まぁ人員に制限があるのはわかりますが、もう少しなんとかならないのでしょうかね。

2006年7月16日

さてさて帰国です。今回はフランクフルトに戻って、Lufthansaで成田に戻ります。ちなみにLufthasaの飛行機の一部、先頭のところがはワールドカップにあやかって、サッカーボール模様になっています。

2006年7月15日

今回は旧東ドイツ圏にいったわけですが、すっかり西側になっていますよね。もちろんいかにも旧東ヨーロッパという感じの建物はありますが、それ以外はあまり違いがない。東ドイツの国民車トラバントも走っていないし。もっともトランバントは1950年代の設計だし、エンジンは2ストロークエンジン、そのうえボディーは強化プラスチックだそうですから、淘汰も速かったのかもしれません。

2006年7月14日

MRAMの話の続きです。MRAMは最近のOS仮想化技術と絡むと結構おもしろい展開になるかもしれません。仮想機械の場合も、実行中のメモリイメージをダンプととるのも、そのイメージを再ロードして実行再開することも可能になります。そうなるとOSをプログラムコードとしてではなく、実行中のOSとアプリケーションソフトウェアのメモリイメージとして配布できるようになります。そうなると昨日書いたMRAM用のOSと同様に、仮想機械のゲストOSからそれ自身のプログラムコードを読み込んで起動する機能はいらなくなります。ゲストOSの起動&初期化はどこかのサーバ上でお願いをして、そのメモリイメージをダウンロードして、メモリ上にロード&実行再開してしまえばいい。そもそも仮想機械は起動済み&実行中のOSやソフトウェアのメモリイメージをロードして実行再開できればよく、ゲストOSのプログラムコードを読み込んで起動する機能は不要なはずです。今後の仮想機械はメモリイメージをロードして実行再開するものと、ゲストOSのプログラムコードを読み込み&起動してメモリイメージを作るものに分かれるかもしれません。前者はクライアント用、後者はサーバで稼働することになります。また、ゲストOSへのアプリケーションプログラムのインストールも、サーバ上で動く後者の仮想機械に任せるかもしれません。

2006年7月13日

MRAMの量産が始まったという記事がありました。フラッシュメモリのようにデータ記録用ではなく、MRAMはアクセス速度が速く、記録内容が消えない汎用メモリという用途にも使えることが重要。このためDRAMをMRAMに置き換えれば電源をきっても計算内容が残ります。現在のコンピュータはDRAMを使いますが、電源を切れば記録内容は消えるために、電源を切っても記録内容が消えないハードディスクやフラッシュメモリなどの2次記憶装置にプログラムやデータを格納して、コンピュータの電源をいれたり、アプリケーションを起動するときに、OSやアプリケーションプログラムをDRAMにロードしていますが、MRAMの場合は消えないのですから、最初(向上出荷時など)からプログラムやデータをMRAMにロードしておけばいいことになりますから、コンピュータ(各種アプリケーションプログラムを含む)の再起動は格段に速くなりますし(Palm OSのアプリケーションはこれに近かった)、(組み込み機器などでは)2次記憶装置がいらないということになってコンピュータのコストを下げます。ただ、研究者としての興味はMRAMが前提になったときにソフトウェアはどう変わるのかです。まず計算に使う1次記憶装置と2次記憶装置はどちらも不揮発性になりますから、両者の差はアクセス速度と値段だけになり、OSなどのシステムソフトウェアの最適化方法は大きく変わるはずです。さらに極端なことをいうと、1次記憶装置にロードされているソフトウェアが消えないのなら、2次記憶装置からわざわざロードしなくてもいい。つまりコンピュータはアプリケーションプログラムがロードされている状態で工場から出荷されてくるのかもしれません。そうなればOSにプログラムローダーとしての機能はいらなくなるかもしれません。また、そのOSにもそれ自身のプログラムコードをロード&起動する機能、つまりOSそのものを起動(ブート)させる機能は不要になります。現実にはリセット・再起動できないコンピュータは問題があるのでしょうがね。

2006年7月12日

旧東ドイツ圏だからだと思いますが、物価が安い。カフェも2ユーロでおつりがきます。また、カフェも大盛り、さらにパフェはありえないほどの大盛り。それから地元向けのスーパーマーケットに行きましたが、品物が少ないというか、商品種類がやはり少ない。2リットルのミネラルウオーターが0.40ユーロというのはさすがにすごい。それにしても欧州はまだまだ日が長い、9時過ぎでも明るい。

2006年7月11日

ドレスデンは結構日差しが強い。湿気がないので日陰に入れば涼しいのですが、炎天下で歩いているとフラフラになります。それとやはり旧東ドイツですよね。建家は大きいけど、窓が小さくて、内装がシンプルそのものという建家が結構あります。やっと美術館にいけました。有名な絵画美術館は宮殿のなかにあるのですが、その宮殿には数学・物理博物館があり、商売柄見学。天文系の機材と時計が多かったのですが、それ以外にも注射器のようなシリンダを使った古典的な真空ポンプや手回し計算機を発見。それから念のために書いておきますが、ドレスデンのオペラハウスはオフシーズンでしまっています。今回は音楽系のイベントは一切ありません。なんの音楽祭ですかなどと問い合わせのメールを書かないでください。

2006年7月10日

ドレスデンに移動。実は旧東ドイツ圏に行くのははじめて。西ドイツ圏は主要都市はほとんどいっているのですがね。古都ですが、戦災で破壊されたこともあって、旧市街らしい旧市街は宮殿や教会のまわりだけ、新しい建物がいっぱい。でも月曜日だから美術館などはお休み。ところで、今回はIntel Macではなく、PowerPC搭載のPowerBookを携帯。理由はIntel Macでは来週までATOKが使えないということもありますが、どうも海外出張で使っているISPの場合、Intel Mac+USBモデムだと接続に手間取るのです。もちろん、電話回線ではなく、無線LANのホットスポットを使えばいいのでしょうが、メールを読む程度のデータ量であれば電話回線で接続した方が、安上がりだったりします。

2006年7月9日

現在は欧州上空を飛行中。今回はルフトハンザで飛ぶのですが、このため新しくなった第一ターミナルを初体験。お店がいっぱいでほとんどショッピングセンター状態。ユニクロとからもあるので、服の空港調達もできそう。それから新しいANAラウンジも初体験。確かに広くなったし、噂のヌードルコーナーもありましたが(蕎麦しかない)、ラウンジは第一ターミナルの端っこだから遠い、遠い。いくまでに疲れてしまいます。

2006年7月8日

ドイツ逃亡にでます。問題は原稿が間に合うのか否か。関係者には不便をかけております。それにしてもいつもながらぎりぎりの綱渡り状態。明日の飛行機がインターネット接続できないとアウトです。

2006年7月7日

打ち合わせで葛西の水族館。打ち合わせが終わった頃には閉館時間でほとんどみられず。水族館には某S社のエレベータではなく、エスカレータがありました。そのエスカレータに乗ったのですが、急停止するのではないかとベルトをぎゅっとつかんで乗ってしまいました。

2006年7月6日

なんかいろいろたいへんです。

2006年7月5日

某研究機関の外部評価委員会。それにしても大がかりな委員会でした。評価委員に対して、会場にいる研究機関の関係者が多い。この研究機関はよく遅れる鉄道路線にあるのですが、JR東日本は列車が遅れたときに駅で配っている遅延証明書を、Webから取得できるようにするという発表があったそうです。遅刻して到着したときのいい訳に必要なグッズですから、遅刻して到着してWebから証明書を取り出していては説得力ないです。

2006年7月4日

今日は勤務先のお偉い方々の会議で委員会報告。事務方は当方の報告が相当心配だったらしく、委員会全員で押しかけたような状態。ところで、最近は変な造語が多いのですが、平成18年情報通信白書に登場した、「ユビキタスエコノミー」はすごい。そもそもどんな意味か、まるで想像つかない。もうユビキタスは流行らないし、ユビキタス○○という用語を乱造するのはやめて欲しい。海外ではユビキタスコンピューティングは広く使われますが(むしろPervasive Computingが多いかも)、ユビキタスネットワークという言葉はIEEE Communicationのマガジンの特集号で使われたぐらいで、あまり使われない。ましてユビキタス社会は意味不明。ユビキタスエコノミーはその意味がわかる人がいるのでしょうか。まぁ意味不明だから価値があるということはあるかもしれませんが。話はまるで変わるのですが、ドイツの研究者により、アリは体内に歩数計をもつという論文がサイエンス誌に掲載されるそうですが、これってむちゃくちゃ新しい。アリの行動モデルを作る上でもインパクトがありますし、アリの行動をメタファーに使う最適化手法にも影響与えそう。それと歩数計ということはカウンターですから、原理的にはアリを計算機構として使えるかもしれません。コンピュータの筐体をあけたらアリが一生懸命、歩き回ってその歩数で計算していたら怖いのですが。

2006年7月3日

某省の外郭団体の機関誌向けに原稿のために某大手の書籍デザイン会社に図版を送ったのですが、Adobe Illustrator ver. 8しかないので、ver.8以前のai形式でセーブして送って欲しいといわれて唖然。Illustratorはver.8以降に、ver.9、ver.10、CS、CS2が出ているので4世代前のバージョン。個人デザイナーさんで経済的な理由から新しいソフトウェアを買えないということはよく見聞きしますが、大手デザイン事務所でもこの状況とはね。さすがにびっくり。それで思い出したのですが、数ヶ月前に海外コンピュータ関連書籍の翻訳書を扱っている大手出版社の方からいわれたのですが、海外の書籍デザインは急速にAdobe InDesignを使うことが多くなっているそうで、翻訳も英文版InDesignデータにレイヤーを作って和文を打ち込むのだそうですが、編集プロダクションやデザイン事務所がInDesignが扱えなくて困っていると愚痴をいわれたのですが、確かに国内の編集やデザイン業界は取り残されていますよね。実際、知り合いのデザイン事務所の社長はInDesignが扱えるデザイナーを探していましたがなかなか難しそう。プログラマーや研究者で使い慣れたツール、例えばviやEmacs、LaTeXに固着して、新しいツールを受け付けない人は結構多いのですが、デザイナーさんはそれ以上に古いソフトウェアを使いづける人が多いですね。でも古いソフトウェアや古いバージョンはいずれは淘汰されるし、それしか使えない人も早晩、同じ運命を辿ることになります。それと日本の場合はなんだかんだといって、年齢とともに給与があがりますが、会社全体で新版のソフトウェアにかえて、古いソフトウェアになれた古参社員のクビをきるいい口実に使うのですよね。特にデザイナーさんの場合は年齢とともに発想も仕事量も落ちますからね。経営上、社員の若返りは必須。さて前述のデザイン事務所の場合は会社が最新版が買えないのか、デザイナーが古いソフトウェアしか使えないのか、どちらなのでしょうかね。

2006年7月2日

Intel MacでATOKβ期限が終わって使えなくなっている件は、製品版が発売になる今月中旬まではIntel MacからPowerPC搭載のPowerBookを復活させることで解決。後ろ向きの解決です。ところでWebニュースにGoogleが巨大データセンターを建設中というの記事があったのですが、電力のため(?)にダムの近くに建設するというところから発想が違います。それにしても写真をみると屋上に設置されている空調装置が大きい。最近はコンピュータやネットワーク機器の値段が下がり、国内のデータセンターでは設置した機材代よりも土地代、つまり設置料の方が高いということもあるそうですが、今後は機材代や設置料よりも(空調を含む)電気代の方が高いという時代もありえるのでしょうか。

2006年7月1日

結局、昨晩は朝までサッカー中継を観てしまう。それにしてもすごい試合でした。眠い目をこすりながらカメラレディ論文の仕上げと送付。Elsevier出版の論文誌は投稿システムが独自でいつも迷います。今回も投稿システムと2時間ぐらい格闘していました。今晩もやはり徹夜でしょうか。

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Ichiro Satoh

Ph.D, Professor
National Institute of Informatics

2-1-2 Hitotsubashi, Chiyoda-ku, Tokyo 101-8430 Japan
Tel: +81-3-4212-2546
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