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「手打蕎麦 藤芳」(てうちそば ふじよし)
疎水に面した閑靜な住宅街にある。
1995年7月オープン
店主;藤井博之氏
評価
住所 京都市左京区北白川東平井町27-3
Tel.

075-711-8117

最寄り駅

叡山電鉄茶山駅

アクセス 京都芸術短期大学前の白川通より東鞍馬口通りに入り、疎水に沿って南下すぐ
営業時間

11時半〜21時 水休(祝日の場合は營業、翌木曜休み)

席数

28席(テーブル4×5+小上がり4×2)

駐車場 無し
最終訪問

2001.3.11(初囘訪問同ぢ)

白川通りから少し西に入ったこの店は疎水に面しており、靜かな店内ではゆったりと時が流れてゆく。手打ち蕎麦の店だ、と気合いを入れて行ったら品書きの半分はうどんで、シーフードカレーのそば、うどんもあったりして少々肩すかしをくらってしまった。

私が訪れた3月のある日曜の昼下がりは店主・藤井博之氏のお祖母さんが迎えてくれた。
例によって先づは酒。こちらで供さるる「黄桜」は蕎麦屋ではあんまり見かけないのになあと思って訊ねると、店主が以前勤務されていた会社とのこと。義理堅い人である。

お通しには昆布と干海老の山椒煮がついてきた。それとキャラが重なるのだが「にしんの京煮」を注文、これには山椒の粉が振りかけられていて、香りがいい。眞つ黒に近い色からかなりの甘辛さを想像していたのだが実際はそれほどではなく、味付けは京都風で上品な甘さだ。
オリヂナルメニユーの「そば巣ごもりのあんかけ天麩羅」は揚げた蕎麦に天麩羅を載せ、あんかけにしたもの。餡がしみて揚げ蕎麦のサクサク感が消え、しんなりしているのは気になったが蕎麦の香りは良く、酒が進む。
天麩羅單品は衣はサクサクなのに中はねちゃっとした食感で、それが少々氣にはなったがまあ滿足できるレヴヱルだ。

「生粉打ち」は取材時は戸隠産の蕎麦粉、喉越しはまずまずだが香りは今ひとつ立たず、新蕎麦の季節では無いとはいえまだまだ蕎麦粉が劣化するには早い時期の10割としては弱い。ツユもうすいがまあこの蕎麦なれば、関西人向けの味としてバランスは取れているのではなかろうか。
「生粉打ち」でそれ位なので、二八の「せいろう」は予想通りというか平凡な蕎麦であった。また、季節物の「梅切りそば」は蕎麦の香りこそしないが梅の香りはしっかりしているので、変わり蕎麦がお好きな方にはいいかも知れない。

ほんわか家族的な雰囲氣の中、一杯引っかけてゆるりと蕎麦をたぐる、味だの香りだのといった些細なディテールにこだわらないこんな時間の過ごし方もたまにはいいのかも知れない。


主なメニュー:せいろ(そば・うどん)800円、鴨汁せいろ(そば・うどん)1000円、生粉打そば1100円、梅切りそば(3月の日曜、祝日のみ)1100円、紅花うどん(季節物)900円、釜揚げ(そば・うどん)800円、シーフードカレー(そば・うどん)1400円、鍋焼きうどん(冬季のみ)1400円、にしんの京煮550円、ほやこのわた550円、そば巣ごもりのあんかけ天麩羅1000円 他
酒:黄桜(純米・本醸造生)各600円

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