2001/9/24
東京合同法律事務所気付
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   報告記事 東京都、防災訓練で麻布ヘリ基地を使用!(9/1) 実行委員会では抗議要請文を送付(8/31) 第2回ホームページ合同作成作業を行いました(9/24)
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東京都、防災訓練「ビッグ・レスキュー2001」で麻布ヘリ基地を使用!(9/1)
 8/17付けの新聞報道で私たちは、9/1に予定される東京都の総合防災訓練「ビッグ・レスキュー2001」で、こともあろうに東京都が米軍基地を使用する予定であること、その中には麻布米軍ヘリ基地も含まれていることを知りました。
 ご承知のように昨年の防災訓練では石原東京都知事が初めて自衛隊の大量動員を行い、防災そっちのけで自衛隊による治安出動訓練を行いました。今年はさらにそれを押し進め、米軍施設まで使おうというものです。実行委員会では急遽抗議・要請文を送り、あわせて訓練当日は監視行動を行いました。

ビッグレスキュー2001 監視行動報告(9/1)
(実行委員会では9月1日午後1時過ぎから5名で監視行動を行いました。以下に報告します)

13:23 東京消防庁救急車1台到着
13:25 東京消防庁消防車2台、赤色のワゴン車1台到着。 オレンジ色のつなぎをきた人2〜3人(東京消防庁)と灰色の服をきた人たち(自衛隊?)がとヘリ発着場のマーキングをした部分(H)あたりで空の方向を指差しながら、着陸後の段取りを相談している模様。
 外国人(米軍関係者4〜5人?)が基地内の木陰で普段着の姿で、時々談笑しながら訓練の様子をうかがっている。
13:40 東京消防庁消防隊員(シルバーの火災防護服着用の人たちと青い服を着た人たち合計7〜8人)が整列を始める。その隊列の前にシルバーの防護服をきた人が白い指揮棒をもって立っている。
 基地の警備の人(日本人:基地のゲートでかつてわれわれの交渉に出てきたことのある人。確か長沼氏といったと思う)がトランシーバーを片手にうろうろしている。
13:54 東京消防庁の赤いヘリが到着。
13:55 救急者がヘリの20メートル位離れた場所に停車。担架をヘリに近づけ、ヘリから負傷者(1人)を載せる。
13:57 消防車敷地の外へ移動。
13:57 ヘリ離陸。進入してきた方向へ飛来。
13:58 消防隊隊列を崩す。マスコミ関係者も引きあげ。
14:00過ぎワゴン車
15:07 消防車2台撤収。関係車両見えなくなる。

(以下感想)
 米軍基地に消防車と救急車とは始めて見る光景。ビッグレスキュー2001の1会場という緊張感は感じられない。周りは蝉の声も聞こえる位しばらく静かな感じが続いた。赤いヘリが飛んでくるまで上空を何機もヘリが飛び交っていた。双発の自衛隊のものと思われるものやマスコミのもの?など30分の間に10機位飛んでいたと思う。東大生研の屋上に
さんのおかげで入れたが、公安とおぼしき人が、何の撮影をしているのか聞きに来た。基地内部と東大生研のフェンス側を私服の人が見回っていた。

 監視をしていて少しびっくりしたのは、わざわざ多摩地区からヘリで運んできた人数はなんと1名。これで訓練なの?と思わせるような感じだった。何となくアリバイみたいに感じた。救急車が消え、運んできたヘリも消えたらまた蝉のなく音が聞こえてくる。これってホントに「ビッグレスキュー」?なのって感じだった。

 ちなみに、東大生研の正門に張ってあったものも撮影しました。東大駒場寮明け渡しの後始末の会場にもなっていました。
 (K記)



総合防災訓練「ビッグレスキュー2001」での
             米軍赤坂プレスセンターの使用に反対する(要請書)
(8/31、実行委員会では下記の要請書を石原都知事と都の災害対策部にあて送付しました。また主要新聞(朝毎読)と赤旗にも送付いたしました)

総合防災訓練「ビッグレスキュー2001」での米軍赤坂プレスセンターの使用に反対する(要請書)

東京都知事 石 原 慎太郎 殿
東京都災害対策部 御中
                  2001年(平成13年)8月31日 
                         麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会 実行委員長  溝  口  政  次 

 今月17日東京都は、きたる9月1日に予定されている総合防災訓練「ビッグレスキュー東京2001」の「実施細目」を発表しました。それによると訓練の会場は、JR八王子駅前、都立南多摩高校、多摩川河川敷、調布基地跡地、立川広域防災基地の5会場のほか、米軍横田基地、米軍赤坂プレスセンターが予定されています。米軍横田基地は「人員、物資の広域輸送拠点」として、米軍赤坂プレスセンターは「都心地区医療機関への移送中継拠点」として位置づけられています。

 また、石原知事は定例記者会見(17日)で、「あそこ(横田基地)は、兵站基地、中継基地だから、これを契機に羽田空港と同様に災害時の利用を前提とした広域輸送基地として、防災活動計画の中に位置づける必要がある」とも語りました。

 都民の生命・安全を救う災害救助の訓練をするために、何故米軍の基地を使用する必要があるのでしょうか?いうまでもなく、米軍基地はそもそも災害救助の施設ではなく、戦争を遂行するためのものです。米軍は米軍の論理で動いており、災害救助のために存在しているわけではありません。東京で実際に災害が発生した際に、米軍基地を使える保証はどこにもありません。実際に使える約束をしているのでしょうか。もし協定など結んでいないとしたら、利用の可能性がほとんどなく、実効性のない「訓練」ということになるでしょう。「都心地区医療機関への移送中継拠点」として他に適当な離着陸場が全くないわけでもないのに(もし無いというなら、それこそ大問題であり、早急に確保しなければならないものです)、近隣住民はもとより、港区・港区議会、さらには、東京都自身も撤去を要求し、加えて広域避難場所である都立青山公園を不法占拠している米軍・赤坂プレスセンター(麻布米軍ヘリ基地)を使用することは、その存在と現状を肯定することになり、一国の首都として恥ずべき行為であり、たとえ防災訓練といえども良識と節度をもって行うべきです。

 よって、私たちは、防災訓練に名を借りた「米軍赤坂プレスセンター」(麻布米軍ヘリ基地)の使用の中止を強くもとめるものです。


             連絡先 麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会
                   東京都港区赤坂2−2−21 東京合同法律事務所気付
                   電話3586−3651 ファクシミリ3505−3976


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