外務省宛要請書 02-04-18
外務大臣 川 口 順 子 殿
2002年4月18日
          要 請 書

         麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会  実行委員長
         2002年国民春闘港共闘委員会  代表幹事  溝  口  政  次

 港区六本木7丁目の「麻布米軍ヘリコプター基地」(赤阪プレスセンター)に毎日何度も飛来する米軍のヘリコプターの振動・騒音は、同基地に隣接する航路直下や周辺の労働者・住民に墜落の恐怖とともに大変な迷惑を毎日及ぼしております。また直接の被害にとどまらず、そもそも一国の首都の中にまで外国軍隊の基地を置かせてその活動の便宜をはかるなど、およそ独立国には例のない屈辱的な事態と言えます。
 私たちは、麻布米軍ヘリポート基地の撤去と都民への開放を要求します。

 加えて、都立青山公園の一部をつぶして拡張した「臨時へリポート」部分は、東京都・東京防衛施設局・米軍が1983年に交わした「三者協定」によれば「環状三号道工事終了後は原状に回復する」と明記されているにもかかわらず、米軍の一方的意向により工事終了後9年が経過した現在もなお、そのまま継続使用されております。私たちのみならず地元港区議会や港区長、東京都も、当該「追加提供区域」の原状回復を再三要請してきましたが、依然として米軍は公園用地を返さずにおり、私たちはこのことに強い不信感と憤りを感じずにはいられません。貴職は米軍にこの協定を守らせ、直ちに臨時ヘリポート部分を元通り公園に復旧させるべく働きかけるよう、私たちは強く要求します。

 
                        

1、23区内唯一の米軍基地である麻布米軍ヘリコプター基地(赤坂プレスセンター)を撤去し、区民に開放すること。

2、上記が実現するまでの当面の措置として危険性や被害を少しでも減らすために、以下の点を特に要求する。
 @飛行にあたっては墜落事故を起こすことのないよう、万全の安全対策を講じさせること。特に、約束のコース以外は絶対に飛行させないこと。
 Aヘリコプターを駐機させる際は指定の場所に着地させ、待機時は必ずエンジンを停止させること。その他周辺に騒音被害をまきちらかさないよう、しかるべき処置を取らせること。

3、同基地の「拡張・強化」に反対して、以下の点を当面特に要求する。
 @三者協定(管理番号AJH−83−033)違反の状態がすでに9年を経過し  ている。協定にもとづき同基地「追加提供区域」を早急に公園に復旧させるこ  と。
 A米軍との「協議」の進捗状況を知らせること。
 
                                      以上