港区長がベーカー駐日米大使に送った書簡  02-04-17
アメリカ合衆国
 ハワード・H・べーカー大使閣下

謹 啓 べーカー大使閣下におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、私たち港区民は、永年にわたりアメリカ軍赤坂プレスセンター内ヘリポートの撤去・返還を訴えてまいりました。
 アメリカ軍赤坂プレスセンター周辺の住民は、ヘリコプター離着陸による騒音で、日常生活に大きな影響を受けているだけでなく、安全面でも常に不安を抱いております。

 2001年3月、私は、前大使閣下からブッシュ大統領閣下へ当該ヘリポートの撤去・返還の要望をお伝えいただくようにお願いいたしました。

 一方でこれまで港区は、毎年東京都を通じて、当該基地の撤去・返還を日本政府にも要請してまいりました。
 また、港区議会も、同様の趣旨で、再三にわたり意見書を提出しております。

 特に、1983年に東京都・東京防衛施設局・在日アメリカ軍の三者協定により提供された臨時ヘリポート用地は、協定事項終了後もそのまま使用を継続されております。

 平和都市宣言をいたしました都心区の区長である私は、区民の安全で快適な生活を守ることが、最も重大な使命であると考えております。港区民を代表し、ここに赤坂プレスセンター内臨時ヘリポート用地はもとより当該ヘリポートの撤去・返還を強く要望いたします。

 つきましては、ブッシュ大統領閣下に別封の書簡をお渡しいただけますようお願い申し上げます。
                                      敬具
             2002年 4月17日
             日本国東京都
             港区長   原田敬美