207回「広島ラフカディオ・ハーンの会」        (2017114

 

Perhaps Japan will remember her foreign teachers more kindly in the twentieth century. But she will never feel toward the Occident, as she felt toward China before the Meiji era, the reverential respect due by ancient custom to a beloved instructor; for the wisdom of China was voluntarily sought, while that of the West was thrust upon her by violence. She will have some Christian sects of her own; but she will not remember our American and English missionaries as she remembers even now those great Chinese priests who once educated her youth. (A Glimpse of Tendencies)

 

1】本日のスケジュール:

@「ある保守主義者」BCを読む

A焼津での記念イベント(108日)出席者の追加報告

 

2】ニュース&情報交換:

・『週刊ポスト』(91日号)に、“脚本家山田太一、83歳の衝撃告白「私はもうドラマを書けない」”が載っている。

・小泉八雲ゆかりの東京新宿区歌舞伎町の稲荷鬼王神社で、英訳「日本お伽噺」5冊などの展示(912日〜18日。最も古いものは1898年の「猫を描いた少年」で、最も新しいものは1925年の「若返りの泉」―ちりめん本)。旧西大久保村で八雲が暮らして115年になるのを記念して。

・東京新宿区早稲田南町の住居跡地に「漱石山房記念館」が開館(924)←生誕150年に合わせ、区が約12億円をかけて整備。地上2階地下1階。

・第72回「春の院展」(929日〜109日)そごう広島店

・第51回「秋の日本画展」(101日〜31日)広島信用金庫八丁堀支店

・「(ひろしま)たてものがたりフェスタ201710141112

・「朗読と歌のコンサート」中央公民館4階ホール(1015日、13:30〜)

2部で「耳なし芳一の話」の朗読などがある〈公民館グループ発表会〉

・熊本アイルランド協会、総会・懇親会(1024日)

・広島・アイルランド交流会、第18回例会(1028日、モーリーマローンズ)

・『八雲』第29号(小泉八雲顕彰会、平成29

・『小泉八雲妖怪豆本・Goblin Book』(焼津市観光協会、2017

・焼津でシール「YAIDZU&YAKUMO」(橙と青の2種類)が発行される

 

3】次回の予定:1216日(土) 《忘年会》

 

★『小泉八雲妖怪豆本・Goblin Book』(焼津市観光協会、2017)より:

(ア)「小泉八雲と焼津」:

小泉八雲とその家族が焼津を初めて訪れたのは、1897年(明治3084日のことでした。夏休みを過ごす海辺の町を探していた八雲は、偶然降り立った焼津の荒い海がたちまち気に入り、海岸通りの魚商人、山口乙吉の家の2階を借りて、以降亡くなるまで6回の夏を焼津で過ごしました。八雲は焼津滞在中に見聞きしたことを、「焼津にて」「漂流」「乙吉のだるま」「海辺」などの作品の中に記しています。

(イ)「蝶化身」:

中国では昔から、蝶々には人間の命が宿ると信じられてきました。この考えは、日本にも伝わり、蝶々と人間の魂に関係する言い伝えは各地に残っています。八雲は「蝶」という作品の中でこんなことを書いています。「平安時代の京都に、蝶々の群れがおしよせたことがあった。その直後、有名な歴史上の出来事、平将門の乱が起こり、何千もの人が亡くなったのである。人々は蝶々の出現を、戦争で多くの人が死ぬ前ぶれだったと考えた。」また、「安芸之介の夢」という作品では、寝ている間に体から魂が抜け出て蝶々に宿り、別世界を旅する主人公を描いています。

 

★『八雲』第29号掲載「静岡―作家たちの隠れ家―」(ダミアン・フラナガン、那須野絢子訳)に、「私が焼津を訪ねた際、この近郊のもう一つのミュージアム、第2次世界大戦中に静岡に疎開していた文学者中勘助(18851965)の記念館を訪ねなければこの地域の文学ツアーは終わらないと二人の地元紳士に提案され、私は彼らについていった。」とあり、口絵に“杓子庵”の写真2葉が載る。

 

★焼津を知るための参考書など:

・『太陽』12月号―No.66 特集・明治は遠く…(平凡社、1968

・新村日新『八雲賛歌と神様の里焼津』(山西郷土教育同好会、1985

・『明治村通信』第48号 小泉八雲展記念号(博物館明治村、昭和49

・北山宏明『小泉八雲と焼津』改訂増補再版(焼津小泉八雲顕彰会、昭和63

・小泉八雲顕彰会『八雲』第1号(昭和63)〜第28号(平成28

・村松眞一『霊魂の探究者小泉八雲―焼津滞在とその作品―』(静岡新聞社、1994

・村松眞一『対訳・焼津の八雲名作集』(静岡新聞社、2007

・小山文雄・小林千鶴子『八雲の焼津』(無量庵、2004

・『八雲の海』(焼津青年会議所、平成2

・焼津市史編さん委員会『焼津市史』資料編四近現代(焼津市、平成15

・焼津市史編さん委員会『焼津市史』通史編下巻(焼津市、平成18