みなさんからのお便り(Vol.1)(1-15)

 このページでは、みなさんからのお便りを紹介していきたいと思います。必要に応じてこちら(「エコロジーと女性」ネットワークのメンバー)からもコメントなどを載せていきます。(2000.8.08更新) 

15.匿名(第6伸):検査結果

 「血栓性静脈炎」ではないことが判明しました。ただ、まだ左脚は張ったような痛みがあるのでもし脚がむくむようなことがあったら病院へ来るように言われました。とりあえずよかったです。また、先月から、予定よりは一週間遅れましたが生理も回復しました。

 今回の反省点としては、楽だからと言って安易に薬に頼ってはいけないと言うことでした。今は、自分が、本来の人間が持つ自然なリズムで生きていけることの幸せを感じています。そして、両親はきっと私が自分で自分のリズムを壊していたことを知ったらきっと悲しむでしょう。「そんなことをさせる為に生んだわけではない」と。(少し大袈裟でしょうか?)そんなことを考えました。

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*「血栓性静脈炎」ではなかったとのこと、本当によかったと思います。ただ、原因が不明なのは気がかりですね。検査の詳細やアドバイスなど、くわしい情報を送ってくださったことに感謝しています。
 

 

14.匿名(第5伸):途中経過の報告 

 検査は、体全体の血流を調べるもので、超音波検査、MRIでは判明しないことも、これで分かるそうです。脳梗塞などの早期発見・治療に貢献するものです。

 結果ですが、グレーです。というのは十中八九は大丈夫だが、両脚の膝の裏に少し血流の悪いところが認められるとのことです。但し、一般的に、膝の裏は血流がよくないところなので医師の判断では「異常なし」ということでした。そして昨日もう一度血液検査を行い、その結果クロであれば血栓を溶かす薬で治療しましょうと言われました。その結果はまたメールします。

 もし他に、このような症状の方がいらっしゃったら、是非教えてあげて頂きたいのですが、超音波検査やMRIより、この血栓シンチをされたほうがいいと思います、というのは深部静脈血栓の場合、超音波検査やMRIでは完全には発見されにくいからです。これが私の一連の経験から得た収穫でした。
 それには大学病院などの大きな病院へ行かなくてはなりませんが、事情を話せば近くの循環器の病院で紹介状を書いてくれるはずです。(紹介状なしで直接大学病院へ行くと手数料がかかります。)
 なお、この検査でかかった費用は以下の通りです。
 血液検査 ¥4,100
 血栓シンチ ¥13,000
 血栓シンチのための採血、薬剤投与 ¥3,000
 近所の総合病院での検査 ¥6,000程度
(2割負担での場合なので被扶養者の場合はこれの1.5倍程度割高になります。)
私が行った病院は大学病院で、内科内の血液科というところです。以上、ご参考まで。

 

13. noriko

こんにちは。ピルについてのHPを見ていてメール書きました

私は26歳なんですが数ヶ月前からピルを飲んでいるんです。でもここ5日くらい前から生理でもないのに少量の出血があって「おかしいな?」と思っていました

大丈夫だろうな〜?と楽観的にかんがえていたんですが、HPを見て心配になり、明日病院に行ってみようかと思っています。

なんともないといいな・・・

でも安心して使える避妊薬と思っていたのに、結構な副作用があったりして実はおっかないんだと考えることができました。

ありがとうございました。
それでは今後も頑張ってください。

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*nirikoさんからは、その後の様子についてもメールをいただきました。あわせてお伝えします。

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メールを書いた後医者に行ってきたんですよ。
内診もうけて結果は特に異常はないということでした。

ピル飲むとこういうこともある???なんて言っていたんだけど、そんなことってあるのかしらと思ってしまいました。

でも結局まだ出血が続いているんで、不安に思った私的にはピルを飲むのをやめました。

 

12.匿名(第4伸) 

 こんにちは。
 処方してくれた産婦人科での血液検査、循環内科、外科での血液検査、及び超音波検査の結果が出ました。どれも異常なしでした。
 ただ、循環内科の先生によると超音波検査では深部の静脈まで見ることはできないとのことです。そして、まだふくらはぎの痛みが治らないのなら、大学病院で検査できるよう紹介状を書いてもらいました。来週の金曜日に血栓の専門の先生の診察を受けた上で検査します。その検査は磁石の原理で、血小板をとり、2,3日冷却し、血栓を引きつける
磁石をあて、血栓があるかどうか調べるというものだそうです。

 最近はふくらはぎの痛み、というよりひざの裏側が張ります。歩いたり、走ったりはできますが長時間立っているとちょっと辛いです。少し左のふくらはぎが太いのですが測ってみると右との違いはほとんどありません。また、むくみはありません。大丈夫だといいのですが、本当に不安です。
 もし血栓であれば、そんなこと言っていられないので真剣に治療したいと思います。
 

 

11. 匿名(第3伸)

 メール拝読いたしました。
 結局、昨日総合病院へ行き、循環器内科及び外科で詳しく検査することになりました。
やはり産婦人科と同様、凝固系の血液検査をし、その他に来週の月曜日に下肢の超音波の検査をします。
 医師による触診、レントゲンなどでは異常は認められませんでした。レントゲンは腹部と胸部を見ましたが、血栓がある場合、そこに血液の陰が見えるそうです。
 両科の医師は超音波と血液検査をもって異常なければ心配ないと言っていました。

 ふくらはぎは痛むというより硬直しているような感じです。足が棒になったような感じです。ただ、血栓がある場合は静脈が滞留し、血管が浮き出ていて、歩くのも辛いそうです。私の場合そういう症状はないのでたとえ血栓があっても深刻な状況にはならない(薬で治る)と言われました。

 たびたび心配していただきありがとうございました。
 水曜日には結果がわかりますので、また、メールします。

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*ピル110番事務局、吉田からのメール

 まだ痛みは続いていますか?
 産婦人科に行かれたとのメール拝見しました。そのうえで、できる範囲で調べてみましたが、血液検査だけで血栓症がわかるとは思えないのです。

 海外の文献(診断法)などをみますと、一般には超音波での診断が広く使われているようです。それでも血栓が深部にあると確定しづらいらしく、その場合はさらに別の検査をしていくようです。
 血液検査は、多分血液が凝固する性質が高まっているかどうかを見るのだと思いますが、そのことだけで今血栓があるかどうかがわかるというようには、少なくとも私の調べた範囲では出ていませんでした。
 できたての血栓は遊離しやすいので、できるだけ早く循環器系の病院に行って、確認した方がいい、という医師の話も聞いたことがあります。

 ごめんなさい。おどかすつもりはありませんし取り越し苦労であることを願っていますけれども、ご自分の安心のためには、血液検査の結果はどうあれ、やはり一度は循環器系の病院に行かれた方がよいのでは、と思います。痛みが続いているようであればなおさら早く行かれた方がよいと思います。

「ピル110番」 吉田由布子

 

10.匿名(第2伸)

 早速のお返事ありがとうございました。
 結局今日仕事が終わってから処方してもらっている産婦人科の先生と連絡をとり、血小板の検査をしました。それで血栓症かどうか分かるようです。
 来週には結果がわかります。そこで血栓症ということになったら循環器系の病院にいってみようと思います。

 ところでHPにあった本を読んでみました。
 薬の恐ろしさを知ると共に改めて自分の馬鹿さに泣けてきました。もうピルは飲みません。もし肺に進み、死に至るようなことになればもう全てがおしまいです。でも自分の責任ですから仕方がありません。

 親身な相談ありがとうございました。

 

9.匿名

 はじめまして。実は3年ほど前から中用量ピルであるプラノバールを飲んでいました。副作用はなかったのですが、今月に入り、ふくらはぎが少しですが痛く、張っているような感じです。弱い筋肉痛に似た感じです。これって血栓症の前触れでしょうか?

 血栓症の危険があるとされるのは喫煙者だと伺っていましたが私はタバコは吸いません。そんな私のようなものでも血栓症にかかるリスクがあるのでしょうか?

 土曜日に、処方してくれた産婦人科に行こうと思っていますが、その際、血栓症の検査を行ってくれる病院を紹介されるのでしょうか? もし紹介してくれない場合は、内科に行けばよろしいのでしょうか? 今月からはピルを飲むのを止めます。
 それでこういう症状がなくなればいいのですが…。手遅れでしょうか?

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*すでにご本人にはメールでお返事しましたが、ふくらはぎの腫れや痛みは、血栓症の前触れの可能性はあります。一日も早く循環器の専門を掲げている病院を紹介してもらうか探すかして、診断を受けられることをお勧めします。早期診断・早期治療が一番です。

 血栓症は、はじめ脚(ふくらはぎや腿)の深部(表層の場合もある)にできることが多いのですが、早期に発見すれば血栓(血の固まり)を溶かす薬を使用して治療でき、大事に至らずにすみます。けれども、いったんその血栓が血流に乗って肺まで達し、肺に至る血管を塞いでしまうと、肺塞栓症という命にかかわる症状になることもあります。またそれが心臓に達したり脳に達したりして、心筋梗塞や脳卒中などを招くこともあります。

 ピルは血栓症発症のリスクを高めます。たとえば欧米ではピルを飲まない人の血栓症の発症率は10万人に5人(年齢によって違います)程度であるものが、ピルを飲むと(タバコを吸わなくても)そのリスクは3〜4倍に増えるという調査結果が出ています。タバコを吸う人は、血栓症の中でも心筋梗塞や脳卒中のリスクが相乗的に高まります。

*9番の匿名の方とは、血栓症について何回かメールのやりとりをしました。ご本人の承諾を得て、そのやりとりをお伝えします。病院での検査の状況などたいへん参考になると思います。(2000.6.18)

 

8.芦田

こんにちは,吉田さん。
早速のお返事,どうもありがとうございました。

 あれ以来,外来でのOC説明には副作用について意識的に説明するように心がけてい
ます。「選択するのはあなた」というのは、なんとなく奇麗事のような気がしないで
もないのですが,一緒に考えるという姿勢を大切にしながら,その人にとって一番,安
全でしかも実現可能な方法を見つけ出せるよう援助していきたいと思います。

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*本当に、その人にとって一番安全でしかも実現可能な方法が見つけられること、それを一緒に考えてくれる人がいることの大切さを思います。

 

7. 芦田  <日本でのOC被害について>

 はじめまして。私は,大阪にある病院の産婦人科外来で仕事をしている助産婦の芦田と申します。

 HPの情報,とても参考になりました。OCについては,この間から私自身は非常に積極的に進める方向に動きつつあります。望まない妊娠の後の中絶をたびたび繰り返す人には特に強力に薦めています。望ましい男女の関係を説くのは大前提であるにしても,半年と空けずに中絶を繰り返す人には背に腹は変えられぬという感じです。

 それにしても海外の副作用被害には驚きました。で,気になったのが日本での被害状況です。低用量解禁から9ヶ月、私のアンテナには大きな問題は引っかかってこないのですが…。というより,以前から中・高用量は処方されていたはずなのですが…薬害としては報告はされているのでしょうか。

 情報いただければありがたいです。

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*芦田さんのご質問を受けて、これまでにわかっている日本でのピルの副作用被害についてのページを設けました。ただ私たちとしては、ピルを勧められるということに関してはやはり心配です。このサイトでのページを立ち上げる前に、日本での状況についてメールでご返事し、ピルはそれほど安全な薬ではないということを心にとめておいていただきたいとお願いしました。 その後次のメールもいただきました。

 

6. こむ

生理がはじまってからずっと、生理不順でした。3月に一回とか、6ヶ月に一回とか、2ヶ月に一回とか、とにかくちゃんと生理がくることはありませんでした。半年前くらいまではそんなこと気にもとめてなかったんですが、結婚を決めた人とお付き合いをしていて、子供がほしくて、努力をしていましたが、生理もこないので、妊娠もしているかしていないかわからない状態でした。

 はやく、子供がほしかったので治療してもらうため産婦人科に通いました。血液検査では異常が見られなかったが、生理不順を治すため、ピルを飲むことになりました。ピルは避妊の薬と思っていたので、?? っと、おもってたのですが、生理不順を治す薬でもあるし、飲まなくなったら妊娠することができるっと、言われて、3ヶ月くらいのむことになり、飲み始めて1週間くらいなのですが、風邪が、治らないんです。ピルのせいではないかもしれませんが、とにかく鼻水がでてきてたいへんで・・・・定期的にくしゃみが止まらなくなったりして。たいへん。今の季節の変り目だから、治らないのか、まったくわからないのですが、ちょっと、気になってしまって。まっ、赤ちゃんがほしいため、先生の言われたとうりにがんばってみたいと思います。時間があれば、ここのHPにきて、勉強していきます。自分の体に変化が現れるようであったら、また、メールしたいとおもいます。

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生理不順でピルを勧められたということですが、お子さんが欲しいということでしたら、たとえば基礎体温とか、はかっていらっしゃいますか? 生理は不順でも排卵があるかどうかが一番大切なこととなります。まず自分のホルモンの状態がどうなのか、基礎体温や粘液(おりもの)の状態、また市販の検査薬などを使って自分の状態をたしかめられることをお勧めします。
 ピルを飲んでいる間は定期的に出血が起こるようにできていますが、やめた後に無月経になることもあります。ピル服用後の無月経は、生理不順だった方に多いということが言われています。

 できましたら、『ピルの危険な話』をどうぞお読みください。自分のからだについてもっと知ろう、という部分があります。月経についても書いてありますし、自分の状態を知って行なう避妊法は、同時に妊娠したい時のためにも役立ちます。購入していただければもちろん嬉しいのですが、図書館でも探してみてください。なければ、ぜひ図書館にリクエストしてみてください。お役に立てるのではないかと思います。

 

  5. olive

  2番目の匿名の便りを出した者です。副作用のことなど少し付け加えます。
  23歳のとき、中絶を体験していまして、それ以来妊娠については本当に神経質になりました。 コンドームを使っていても、生理がくるまでのあいだ避妊に失敗したのではないかという不安におびえる毎日。 子供を望んでいない私にとっては、Sexは相手との大切な コミュニケーション、という気持ちですが、妊娠の恐怖のために それが上手くいかないというのは、非常にはがゆく思うのです。
  そういう意味では、不妊手術の確率をも越えるピルの99.9%という 数字は非常に魅力的でした。

   正直言って、飲み始める前も、ピルの避妊効果を考えたら 多少の頭痛や吐き気くらい我慢しよう、という気持ちでした。 飲み始めてみたら、吐き気は殆どなくて激しい頭痛が 1ヵ月に数日、というのが私の一番顕著な症状でしたが それも、避妊効果を考えたら「なんでもないこと」でした。

  ちなみに、ピルの副作用?と感じたのは、
  頭痛のほかに眉や脛の毛が濃くなったこと。
  性欲減少。(←これは何だか本末転倒のような気分でした)
  そして、ハッキリはわからないのですが、もしかしてピルの 影響?と思ったのが、気分が落ち込んで落ち込んで仕方がなく、 また、怒りっぽくなったことでした。

   気分の問題は、かなりひどかったし今もひどいのですが ただ、ちょうどピルを飲み始める前も飲み始めてからも 私の生活自体が、仕事・恋愛・家族・健康と、いろいろな面でなにかと事件?続きで、ふつうでも落ち込むような状況が揃っていたため、精神的な不安定さがピルの影響なのかどうかはさだかではないのですが。

  ピルの成分がすっかり体から抜けるまで100日間。
  たしかそうでしたよね。
  今、あらためてピルは薬だったんだと実感しています。
  ふだん風邪薬も嫌いで抗生物質もほとんど飲まないのに。
  そして、3年間、薬で眠っていた私のからだは本来のホルモンのバランスをとりもどしてくれるのか、という不安もあります。

  また、なにかのときには、メールさせていただくかもしれません。これからもWebの充実を楽しみに頼りにさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

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*偶然に中絶に関連したお便りが2つ届きました。女性にとっては非常につらい体験ですが、Yさんも言われているように、いろいろな意味でそのことを、以後の自分の生き方の中に生かしていけるようにしていければ、と切に願っています。

*アメリカの成人女性の1日に摂取するエストロゲン様物質を比べた計算があります。それをもとに計算すると、ピルに含まれている合成エストロゲンが、農薬などの有機塩素化合物から摂取するエストロゲン様物質と同じ程度になるのに、約100日かかるという計算になります。ただしこれは量だけの問題ではなく、エストロゲンの強さにも関係していますので、詳しくは『ピルの危険な話』をごらんください。

 

4.Y

  「ピル110番」の情報を興味深く拝見しています。ピルの疑問点について深く考える素材として、このページの情報は本当に役立ちます。ありがとうございます。

  このページに触れて、ピルに対する私自身の疑問の「出発点」を探ってみたのですが、部分的にであれ生活を「テクノロジー」にどっぷり依存させたくはない、と感じていることに自分で気づきました。便利だから、効率的だから、という理由で、「合成ホルモン剤」に体を任せるような生活を、できるだけ選びたくないのです。
  避妊以外にも、たとえば移動するには車が必ず必要とか、他人との連絡=携帯電話、暑い=エアコン……すぐそばにある便利なテクノロジーに、私たちはついつい頼りがち。頼っているうちに、それがないと生活できない、依存する自分になっていく。
 そうした依存を、すべてとはいかなくても、生活の中からできる限り少なくしておくことが、今、とても大切なことではないかと思う。そして、一人一人の人がそうした生活態度を保つことは、ささやかな抵抗かもしれないけど、結果的に環境の悪化を遅めることになりはしないか、と感じます。

  避妊についても長い間、多くの女性の経験から練り出された、体にやさしい方法がある。薬に飛びつく前に、そういう知恵をもう一度、学び直すことは、このページが伝えているように、とても大切だと思います。
  しばしば、「中絶」というつらい経験をしたからこそ、ピルの必要性がわかる、「中絶」のつらさを知らない人にピルを批判して欲しくない、という語り口に出会います。でも本当にそうでしょうか? 中絶は最低な出来事、だから避妊の確立が高いピルが必要、という言い方はどうなのでしょうか? 私自身も「中絶」を経験し、とても苦しい思いをしました。しかし、そのことを「最悪の事態」「マイナスの出来事」とばかり考えて自分や相手を責め、恨みがましく考えても考えても、結局出口はみつからない。

  女性はしばしば妊娠をしがちである。そういう風に、体ができている。時には失敗もある。起こった出来事に正面から向き合い、毅然として対処しなくては。そして今後、同じことを繰り返さないためにどうしたらよいかを、相手の男性としっかり向き合い、話しあう。できるだけ具体的にクールに。本当に互いを大切に思いあっている関係なら、そういう会話が生まれるはずだし、そういう「つらい出来事」についての会話がないとしたら、どこか二人の関係に問題があるかもしれない。こうした会話は、「中絶」を恨みつらみではない貴重な経験にし、あるいは人と人との豊かな関係を作っていくことにもつながっていくのでは?

  中絶はひどい経験だった、だから合成ホルモン剤に体を任せましょう、というのは、どこか判断停止になってはいないでしょうか? 「ピルを飲む」ことは、女がホルモン剤を身体に入れるリスクを抱えること。そして避妊について一人ですべて引き受けること。環境や次世代への心配も抱えること。そうした避妊が本当に「快適な」ことなのかどうか、もう一度、じっくりと考える必要がありはしないでしょうか。

 

  3. s.s.

  はじめまして。

  今日初めて低用量ピルを処方してもらいました。26歳、看護婦です。
 「ピル110番」はとても参考になりました。海外での報告など、意外と侮れない薬だと言う事が良く分かりました。現在の職場は透析室なので、最初はきちんとしようと思い、近所の婦人科を受診しました。

 そこの医師はかなりの高齢でした。
 その医師は過去に旅行のために中用量のピルを飲んだところ足が今までにない程むく
んで歩くのも辛くなったと言いましたが、大丈夫でしょうと言い、さらに、タバコ(20本/日)をやめてから2週間しかってないけど大丈夫ですか?と聞いたところ、大丈夫でしょうとの事でした。

  確かに多分看護婦と言う事はバレていましたが、そんなに安易に出してしまっていい
んでしょうか?

  私は、とりあえず、2、3ヶ月試しに飲んでみて、副作用が出たらすぐにやめようと
は思いますが、なんだか少し不安もでてきました。

 これからも、時々こちらのページを見に行きたいと思います。
 失礼します。

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*脚の腫れなどには、注意してください。ピルを飲んでいて血栓症を起こした海外の例の中に、その他関連すると思われる事項で、旅行で長時間飛行機に乗っていて、脱水症状になっていたというものがありました。“こんな症状にご注意”のページや海外報道のページを参考にしてください。

 

  2. 匿名

  はじめまして。 
  ピル110番のWebページを拝見して、メールいたしました。

 ちょうど、昨日、表参道にある東京ウィメンズプラザの図書資料室で「ピルの危険な話」を読ませていただいたばかりでWebサイトもあるかなと思っていたところ、たまたま別のピルのサイトのリンクから訪れることが出来ました。ご本のほうは館内閲覧でしたので、今手元にありませんが近々書店で購入したいと思っています。

 私事ですが、いろいろ拝見し、ピルの服用を中止することにしました。お礼も含め、ピルを服用してきた女性の一人として思ったことなど書かせていただきました。

 現在、私は37歳、独身です。
 いままで、いろいろと不安に思うこともありながらピルの服用を止めようとは考えませんでしたが、今日、本を読み、このまま飲み続けることがとても恐くなりました。
 ちょうど3年前、実際は妊娠していなかったのですが、生理が遅れて妊娠と思い、あるクリニックを訪れた際にもともと妊娠を望んでいなかったこと、また生理時の経血量が多かったことなどから、ドクターにピルをすすめられて服用を始めました。

 はじめはロ・リンデオールでしたが、服用中に出血してしまいドクターに相談したところ、ドォルトンに変わりました。ドォルトンは出血もなく、3年間ずっと服用を続けていました。昨年、低用量ピルの解禁にあたり、しろうと考えで中用量より低用量のほうがいいのでは、と考えていました。が、解禁後、いつ行ってもクリニックは診察を待つ女性たちであふれかえっていて、診察無しでも薬をもらえる私には何時間も待つ気力がなく、低用量ピルのことを言い出すのは延び延びになっていました。少し解禁後のブーム?も落ち着いたのか、クリニックも空いていてやっと10日ほど前に、ドクターにお話してオーソM−21を処方していただきました。

 それで低用量ピルを飲み始めた訳ですが、実は…
 なにも中用量を低用量に切り替えるまでもなく、今の私にはピルを服用する必要は本当はありませんでした。というのは、今年になってパートナーと別れてしまい現在、避妊自体が必要無いのです。
 本来なら、それをきっかけにピルをやめれば良かったのでしょうがどうしても決心できませんでした。その理由は、まず、生理のくる日が予測がつくため楽である、ということ。
それから、もし、ふいに Sexをする相手が現われてもピルを飲み続けていれば、避妊に関して安心だという気持ち。パートナーと別れても、一度味わってしまった避妊に関しての安心感を捨て切れなかったのです。そして、ピルを服用し始めるときにドクターに説明された
ピルの副効果(癌の発生率が少なくなるとか…。経血量の減少で貧血が改善するとか…)への期待も、服用中止の決心をにぶらせていました。

 結局、服用中止をする決心がつかないまま、オーソMを飲み始めて一週間め(4/11)に、説明されたとおり(予想どおり?)出血がありました。 4/15もまだ出血は続いていました。
量も殆ど普通の生理(というか消退出血…でしたか)と変わらず、また、激痛ではないのですが下腹部全体が鈍い痛みで気分も体も重く今一つ元気がでません。
それでも、まだ昨日まではピルを止めようという気はありませんでした。

 ところが偶然、出会った「ピルの危険な話」を読んで服用を止めようという気持ちがとても強くなりました。そもそも、ピル関係の資料が何か無いかと東京ウィメンズプラザを訪れたのも、クリニックではゆっくり相談する時間も無いし、説明を受けても全ては覚えられないし、一度きちんと自分で調べてみたかったからでした。
図書室で検索したところ、ピル関係の書籍は10冊程度。ほとんどが解禁前のものでしたが、その中に見つけた新刊が「ピルの危険な話」でした。

 少しづつ増えてはいますが、Webでも、まだまだピルに関する情報は少なく、あってもピルをすすめる主旨のサイトが目立ちます。医師が運営するサイトもいくつかあり、ピルの副作用についてもひととおり書かれてはいますが、どれを見ても「…と言われています」的な書き方ばかりです。では、その根拠は?となるとハッキリしない記述が多いのです。Q&Aがあっても、首をかしげるような解答しかのっていないものもあります。

 また、個人のサイトの中には、マーベロンが良いとすすめているかのような記述があったり、その影響なのか掲示板でもマーベロンの人気が高かったり、というところもあります。
そのサイトは、ピルに関しての疑問に管理者がまめに答えたりアドバイスをしているためか人気もあるようで、他人事とはいえよけいに不安に思います。

 そんな中で出会った「ピルの危険な話」の本と、「ピル110番」のWebサイトは、私にとって衝撃的ではありましたが、本来なら詳しい情報が一番欲しい副作用についても、海外の事例など他にはない情報があって、とても考えさせられました。著者のお一人が産婦人科医であったことも説得力がありましたし環境ホルモンと結び付けて考えたことなど無かったので、そういう意味でもショックでした。おかげで、今まで見つめることを意識的に避けてきた部分を、きちんと見つめて行こうと考えさせてくれる大きなきっかけとなりました。

 11日間続けてきたオーソMですが、明日から中止するつもりです。
  ピルを服用しないことが、全ての女性にとって正しい選択かどうかは私にはわかりませんが、少なくとも私にとっては正しい選択であるという気持ちになれました。感謝します。
どうもありがとうございました。

Webのほうに今後は掲示板も検討されているとのこと、楽しみにしております。
皆様の今後のご活躍お祈りしております。

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*お便りありがとうございます。お話の中の「マーベロン」は、他のピルよりも血栓症のリスクが高いとして、日本で認可の際に「他のピルが適当でない場合に投与を検討する」という処方制限がついたものです。そのためメーカー自身がまだ発売に踏み切っていませんので、病院では処方されていないものです。インターネットでの購入には気をつけてください。マーベロンについて、くわしくは“ピルについて”をご覧ください。

 

1.yoko s

   ピルについてあまりにも知識の無い女性が多すぎると危惧しております。私はピルを一周期だけ服用し、副作用にうんざりし、中止しました。自然なリズム法、基礎体温法、特にペッサリーは確実に避妊ができ、女性の意志でコントロールできると言う点でとても優れていると思います。しかしペッサリーについてはピル以上に認知度は低いようです。避妊ゼリーの製造も中止されてしまい、ますますピルが広まるかと思うと背筋が寒くなります。

 中止された製品は”F.P JELLY”(エフ ピー ゼリー)と言う名前で、メーカーは第一薬品産業株式会社、発売元は日本家族計画協会です。製造中止の理由は、ペッサリーを使う女性が激減し、併用するゼリーの需要が減り、ストックしてあったゼリーが液状化してしまって、これ以上製造するのは困難と判断したそうです。成分は100g中ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル4g(界面活性剤ですね)、プロピレングリコール、パラオキシ安息香酸ブチルを含むとのこと。

 私自身、界面活性剤の毒性は良く知っていて、シャンプーや体を洗うものは全て純石鹸を使っています。しかしペッサリーを単独で使用するのは妊娠する危険性が高いので普通は必ず、ゼリーか、フィルムを使っています。助産婦さんも、ゼリーと併用すればまず大丈夫と太鼓判を押してくださいました。でも体にやさしい避妊薬の開発を期待したいですね。
 
 私は基礎体温をつけているので、安全日のみ、単独でペッサリーを使用しています。助産婦さんは慣れてくると、ゼリーを使わないでいる人もいて、効果もあるようだとのことです。

 ペッサリーを一人でも多くの女性が使用し、その良さがわかれば安易にピルを飲もうなんて思わないはずです。お医者さんの言いなりにならないで自分の体は自分で管理し、守っていく。そんな女性が増えていけば幸いです。

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* 「ピル100番」事務局です。yokoさん、ペッサリ―についての情報ありがとうございます。ペッサリ―については “いろいろな避妊法” のページをご覧ください。