海外9
(にきびの治療にピルを飲んだ女性が亡くなったという話です。)
にきびの治療のためにピルを飲んで亡くなった少女
(イギリス、デイリー・テレグラフ、1997.2.5)
1人の学生が、にきびの治療のための特別なブランドのピルを飲んで亡くなった。
Norfolkに住みYarmouthハイスクールの首席だった17歳のクリスチーナ・ロビンソンは、一連の心臓発作の後、病院で亡くなった。死後の検視で、彼女は避妊用ピルを飲んだ後の血栓によって死亡したことがわかった。審理が開かれ、翌月まで休会となった。
彼女の母親Hilary Robinson と継父であるDoug Feethamは昨日、両親および女性達は息切れがピル服用の重大な副作用を示していることがあると知らされるべきだ、と述べた。“人々は、息切れは何か悪いことのしるしであることを知る必要がある”、“クリスチーナは、息切れするけど食欲はあるしすごく元気よと言っていた”とFeetham氏は昨日述べた。
クリスチーナは顔、腕、背中に中程度のにきびができていた。彼女は、はじめてにきび用に処方された特別なタイプのピル、Dianetteを処方された。“クリスチーナは肌をきれいにしたいと望んでいたので、私は彼女と一緒に医者に行きました”、“Dianetteを処方した時、医者はピルを飲むことのリスクをすべて説明しました”とロビンソン夫人は述べた。
クリスチーナは1周期目の3週間で21錠のピルを飲み、処方通りに休薬期をおいて2周期目に入り3日目だった。
彼女は11日前に呼吸の問題を訴え、自宅で倒れた。彼女はNorfolk、Gorleston のJame's Paget 病院に運ばれ検査を受けた。“彼らは何も悪いところはみつけられなかった”“血液検査の結果は正常だった。彼らはピルについてはよくわかっていた。私は医師たちを批判しているわけではない”とFeetham氏は語っている。5日後、先週の木曜日、彼女は自宅のベッドルームで倒れた。彼女は病院に運ばれたが3時間後に亡くなった。“救急車が到着する前、彼女はまたよくなってきたと感じていた”、“彼女には連続的な心臓発作が起きていたのだと、今では私たちも合点がいきます”と彼は述べた。
Feetham氏は、クリスチーナが最初に病院から戻った時、ピルに付いている説明のリーフレットを15歳の妹Heathre(ヘザー)と一緒に読んでいたと語った。彼女たちが読んだ時、息切れについては見あたらなかったと彼は主張している。
Dianetteはシェーリング・ヘルスケア社が製造している。同社のスポークスマンは昨日次のように語った:“このケースを聞いてたいへん残念に思っていますが、私たちもまだ詳細についてはわかっていません。あらゆる経口避妊薬の使用上の注意はよく知られていますし、これらは非常に有効で、避妊の手段として十分に受け入れられています”。
スポークスマンは、Dianetteには “ただちに(服用を)やめる理由” と題する部分に警告が載せてありますと述べている。ここには、鋭い胸の痛み、突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み、あるいは胸が重苦しい場合がリストにあげられている。しかし、在庫品の中の古いものには異なる情報が入っていることもありえる、とスポークスマンは述べた。
(Celia Hall, 医療問題編集委員)
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Dianette の成分について調べた結果、次のとおりであることがわかりました。
1錠中:エチニールエストラジオール 35マイクログラム
キプロテロンアセテート
2ミリグラム
*エチニールエストラジオールは、どの避妊用ピルにも使われている合成エストロゲン剤です。
キプロテロンアセテートは男性ホルモン分泌を抑える合成の坑アンドロゲン剤とされています。
*禁忌(飲んではいけない人)など注意事項については、経口避妊薬と同様とされています(イギリスの医師向けガイドブックによる)。また、服用方法も避妊用ピルと同様です。
このピルは、にきび用とされていますが、記事の中では避妊用ピルという表現も見られます。製造元も避妊用ピルと同等の扱いをしているらしいことが記事ではうかがえますが、実際に避妊用にも使われているのかどうかは不明です。