海外報道6(訳・文責は「エコロジーと女性」ネットワーク)

(1999年5月27日、デイリーメール紙(イギリス)、医学通信員:Jenny Hope)

 

10年間にピルを飲んでいた100人の女性たちが
どのようにして亡くなったか明らかになった

 

 過去10年の間に約100人の女性たちがピルを飲んでいたことを推定原因として亡くなっていた。

 昨晩の政府の発表によれば、経口避妊薬に関連する副作用に苦しんだ女性たちのケースは2400件を超えていた。

 この数字は、いくつかのブランドのピルによって生じたという健康問題に関して137人の女性たちが製薬企業を訴える中で明らかになった。 彼女たちは、自分たちに永久的なダメージを与えた血栓症はピルによって引き起こされたと主張しており、その裁判を続けていくための法的援助を認められているが、あるものは亡くなり、それらのケースは遺族に引き継がれている。

 保健大臣のJohn Denham は、医師たちが、処方した医薬品に関連すると疑われる健康問題や死亡例について報告するイギリスの「イエローカード」制度からこの数字を明らかにした。

 下院における文書での回答で、Denham氏は、1989年5月20日から1999年5月20日までの間に、経口避妊薬に関連すると疑われる副作用のケースが2408件あると述べた。ピル服用中の死亡の報告は104件であった。亡くなった人々のうち84人は肺塞栓症、5人は心筋梗塞、2人は脳梗塞、他の2人は脳血栓であった。他の死亡原因には心不全、胸痛、骨盤内静脈血栓、および卵巣ガンであった。

 「10年間に報告された104人の死亡は、毎年イギリスで約300万人の女性がピルを飲んでいるという情況において考慮すべきである」とDenham 氏は述べた。

 しかしながら彼は、イエローカード制度は複合剤型経口避妊薬に関連しているかもしれないすべての死亡例の報告を保証してはいない、と認めた。「したがって、われわれは総死亡数を提示することはできない」と彼は付け加えた。

 「医薬品の副作用と疑われている報告は、副作用/死亡が薬品に関連して引き起こされたことを意味しているわけではない。他の多くの要素が寄与していると思われる」。

 Denham 氏は、ピルは妊娠を防ぐのに“非常に有効である”と強調した。「複合剤型経口避妊薬に関連する致死的な副作用のリスクはたいへん小さく、妊娠に関連するそれらのものと比べてずっと小さい」と彼は述べた。