海外報道1(訳・文責は「エコロジーと女性」ネットワーク)
(WOMAN 1995.2)
悲しみに打ちのめされた母親は、ピルの危険性を明確に知らせる警告を求めている
ビバリー・マーシュにとってピルの服用をはじめることはごく自然なことのように思えた。
はじめての真剣なボーイフレンドとの深い恋に落ちて、彼女は特に中絶に反対だったため、自分の性の問題は自分で責任をもつことを切望した。
しかしそれはビバリーの生命と引き換えにする決断だった。悲しみに沈む両親、ハリーとパトリシアはピルを服用することに伴うリスクのすべてを娘は知っていたわけではなかったと確信している。
ビバリーは、40万人のイギリス女性が服用している混合型ピル“フェモデン”を処方されて2ヶ月もたたないうちに両方の肺に血栓ができ、その後心臓麻痺を起こした。彼女は21歳の誕生日の前日に亡くなった。
母親のマーシュ夫人は昨日、涙をこらえてピルの潜在的な危険性について若い女性たちに警告が発せられるために最大限の努力が払われるよう呼びかけた。
「私の娘は亡くなりました―彼女は今小さな箱の中で埋められるのを待っています」。North
Devon, Barnstaple, Pickingtonに住む59歳のマーシュ夫人は語っている。「私はこのできごとに光をあてることで、他の人の娘を救いたいのです」。
「たくさんの望まない妊娠を防いでいるので、ピルを全面的に非難するつもりはありません。しかし私は少女が棺の中で横たわっているのを見るよりは、生きて赤ちゃんを抱いているのを見たいのです」。
「ビバリーは自分の脚の痛みが血栓に関係があるとは知りませんでした。子どもたちは学校でセックスについて注意深く、そして防護の手段をとるよう教えられていますが、もし彼らがビバリーのように喫煙していて肥満気味である場合、肺塞栓症のリスクが倍になるということを教えられているでしょうか?」。 保険会社の事務員だったビバリーは、サウスロンドンに住むボーイフレンド、アンドリュー・フィンレイに看取られて、12月9日、Lewisham病院で亡くなった。先週のSouthwarkの検視審問で、検視官のモンターギュ・レヴァイン卿は、ピルが彼女の死の“主要な原因”であったという医学的証拠が明らかになった後、製薬会社に対して外箱にはっきりとした警告を印刷すべきだと強く求めた。
マーシュ夫人はビバリーが服用していたピルの箱の中にあったシェーリング・ヘルスケア社の57ページの添付文書を見てみたが、41ページ目になってようやく小さな文字で、潜在的なリスクのことが示されていた。
シェーリング社のスポークスマンは、1987年に市場に出されたフェモデンによる合併症は非常に稀であり、同社は読みやすいようにデザインされたこの冊子でリスクをはっきりさせるよう、できるだけのことをしてきた、と述べた。
「もし女性が煙草を吸っていたり、肥満である場合、あるいは家系に血栓症の人がいる場合、その女性はピルを服用すべきでないということは、医学の専門家ならばよく知っていることです」。
(Tony Holpin記者)
(WOMAN, 1995)
ピルはもう少しで私を殺すところだった
クリスティン・エドワーズはピルを服用しはじめて2週間後、左脚に痛みを感じた。「そけい部に痛みのある腫れが現れ、脚全体に広がりました」といっている。West MidlandsのTiptonに住む33歳のクリスティンは、コイル状の避妊具(子宮内避妊具IUD:訳者注)を装着していたために月経が不規則になっていたので、主治医からピルを服用するようにアドバイスされた。クリスティンの主治医は彼女の脚を診て、筋肉が切れたと診断し、抗炎症薬を処方した。1週間後、彼女はまた同じ痛みに襲われたので、地元の病院の救急医療室に行ったが診断は同じだった。2週間後―今年の2月―クリスティンは再び主治医を訪れ、呼吸が苦しくなっていると告げたとき、主治医は脚の腫れが血栓のためであったことを知った。
ティモシーと結婚していたクリスティンは病院にかつぎこまれ、血液を薄くする薬を与えられた。検査の結果、血栓が彼女の右肺まで達していたことがわかった。「私のコンサルタントは、私があと2、3日そのままにしていたら死んでいただろうと言いました」と、2人の子ども―13歳のライアンと10歳のスチュアート―の母親であるクリスティンは語っている。「私は、血栓がこんなに長く放っておかれたことに怒りを覚えますし、女性たちはピルの副作用について警告されるべきだと思います。私は自分の娘に、大きくなってもピルを使って欲しくないと話しました」。
ピルを服用した後20歳の若さで血栓症を起こして亡くなったビバリー・マーシュの特集記事を見た後、クリスティンはWOMAN誌に手紙を寄越した。「私も女性たちに警告したかった」と彼女は述べている。
(Express & Star, 1995.7.5)
母親はキャンペーンへの支持を下院議員に要請
ある母親は、娘を死に導いたピルをスクラップにするための闘いにWalsallのデビッド・ウィニック下院議員の協力を得つつある。
キャサリン・ワトソンの19歳の娘ドーンは7年前に亡くなった。
ワトソン夫人は、フェモデンについての新事実に焦点を合わせたテレビのドキュメンタリーに出演した後、キャンペーンの強化に努力している。
Wilenholl, Conway Crescent のワトソン夫人はWalsall Northの下院議員に連絡をとり、彼に、ピルについての恐怖を議会で取り上げるよう頼んだ。
彼女は、低用量ピルが依然として入手できるなんて信じられないと述べている。
彼女の娘ドーンは車をバックさせている間に倒れ、死亡した。
彼女の死亡証明書によれば、彼女がOC(ピル)と肥満による脚の深部静脈血栓症による強度の塞栓で死亡したと報告されている。
今日、ワトソン夫人は次のように語った:「私は『行動する世界』に出演しました。デビッド・ウィニックに、ドイツがこのピルについて疑問を呈していることを示したそのテレビ番組を視野に入れて質問をしてくれるかどうか頼んだところです」。
「私はこのピルが回収されるのを見たいのです。ウィニック氏は私に代わって保健省に手紙を書いてくれると言いました」
フェモデンを製造している西ドイツの会社シェーリング・ヘルスケア社は、常にこの薬の安全性を弁護してきた。
( ? ,1995.10.)
医師たちは“安全でない”ピルを使っている女性たちに、
パニックにならないようにと呼びかけている
150万人のピル使用者たちが、血栓症のリスクのためにより安全なピルに切り替えるよう勧告された後、医師たちは昨夜、女性たちにパニックに陥らないよう注意を促した。
ピルの30年の歴史の中の最も大きな混乱の中で、政府の科学者たちは特定のブランドのピルによって脚の静脈に血栓を起こすリスクが2倍になると言う警告を発した。
医師と薬剤師たちは昨日医薬品安全委員会からの通達で、その危険性を知らされた。通達の内容は先週、委員会の緊急会議で同意され、他のピル(OC)を使えない場合を除き、その月の服用が終り次第別のブランドに切り替えるよう勧告している。
市場に出ている26種のピルのうち、性ホルモンであるプロゲストゲンとエストロゲンを含む混合型ピルの7つのブランドが問題となっている。フェモデン、フェモデンED、ミヌレット、トリアデン、トリミヌレット、マーベロン、マーシロンの7つである。
デソゲストレルとゲストーデンという2つのプロゲストーゲンのどちらか1つを含むピルは、すべて1980年代に市場に現れた。経口避妊薬を使用している300万人の英国中の女性の半分がそれらを服用している。
家族計画クリニックは既にいくらかは報告されている膨大な数の問い合わせの電話への対応を急いでいる。女性たちは望まない妊娠のリスクを避けるためにその周期の服用を完了するようアドバイスされたが、完了する前に医師に相談するようにも勧められた。
医薬品安全委員会議長マイケル・ロウリンス教授は問題のブランドを服用している女性たちに主治医と相談するよう注意を促した。
「ピル服用中の女性が血栓症になる確率は小さい。突然ピルをやめると妊娠することもあり、妊娠中に血栓症を起こすリスクの方が、いずれのタイプのピルの服用よりもずっと高い」。
血栓症のリスクは1年間に10万人の使用者あたり30人であり、これは妊娠中の率の半分である。しかし、このリスクは他のブランドのもの(10万人の使用者あたり15人)に比べれば2倍である。
ピル製造企業は怒りの反応を示した。ミヌレットのメーカーであるワイス・ラボラトリー社は次のように語っている:「これらの結果は10年以上にもわたるきちんとした臨床試験データや世界中から寄せられる任意の副作用報告と一致していない」。
(デイリー・エクスプレス 1995.10.25)
血栓の苦しみを経験したサラはピルメーカーと法廷闘争を行っている
手ひどい目にあったサラ・ティレルは、血栓症でほとんど死にそうになり、ついには不妊になってしまったことで、あるタイプのピルメーカーを訴えている。
25歳だったサラは、乳がんの予防のために、1993年に医師に低用量のフェモデンを投与された。
しかし6ヶ月後、彼女の右肺に血栓が生じた―政府が健康についての警告を出すことになった症状である。
1年後、自然流産の際の合併症で卵管がねじれ、子宮の感染症で子どもをもつことができなくなった。
現在彼女はフェモデンのメーカーと彼女を処置した病院からの補償を求めて法廷での闘いを3ヵ月続けている。フェモデンは、政府が血栓のリスクが高まるとしてリストに載せたブランドの1つである。
Gloucesterに住む独身のサラは次のように語った:「私はもう医学の専門家を信じません。政府は製薬会社からの巻き返しがあるとわかっている時に行動する勇気があったと思います。女性たちはリスクを知っておくべきでした。」
「ピルが世の中に送り出される前に充分な調査研究が行われていないのは恥です。製薬会社は私の人生を台無しにし、一般医たちは情報がないため自分の仕事を正しく行うことができない状態にされてしまっているのです」。
クレジットの審査員で、ノン・スモーカーだったサラはピルに戻ることを勧められた後、最初に息ぎれを経験し、ついで脇の痛みを感じた。彼女はGloucestershire王立病院に行き、意識を失って倒れ、モルヒネを投与された。しかし抗凝固剤へパリンを受け取った後、まだ痛みがあったが帰宅した。
1週間後、他の病院の検査で血栓であることがわかった。医師たちは彼女に「おそらくピルのせいだ」と言った。
しかし1年後彼女は流産した−これは彼女の妊娠を確認した後にもまだヘパリンを投与していたという過失のせいであると彼女は非難している。
今ではピルをやめたサラは付け加える。「私は、製薬会社は女性のからだを傷つけて金もうけをしようとして道を誤ったと信じているので訴えているのです。」
「ピルは殺人者となるかも知れないのに、まるで甘いお菓子のように若い女性たちに渡されています。女性たちは難しい決断に立ち向かいますが、私は死ぬよりも妊娠する方を選びます」。
(デイリー・メイル, 1996.10.)
麻痺の残った花嫁はピルを提訴
ピル服用中だった、未来の花嫁は身体が麻痺して目しか動かせなくなり、裁判所が昨日その訴えを聞いた。
結婚式の1週間前にリーナ・ヴァデラは“破滅を意味する”脳卒中を起こしたと、彼女の弁護士が述べた。
現在彼女の意思は、滅茶苦茶に破壊された身体の“中に閉じ込められて”しまい、彼女の唯一のコミュニケーション手段はまばたきだけになってしまった。
レイモンド・クロクソン弁護士は、この悲劇はこの国でもっとも一般的に処方されている避妊用ピルの1つであるLogynonを彼女が服用した結果がそのまま現れたものであると語った。ロンドンの西北、Hatch
Endに住む32歳のヴァデラは、このピルを処方したジョーン・ショウ医師に対して補償を求めている。医師は過失を否定し、Logynonと脳卒中との間に因果関係はないと主張している。
高学歴で信心深い家庭の出であるヴァデラはケニアで生まれ、秘書課程を学ぶために1983年に英国にやってきたとクロクソンは述べている。彼女の家族は一年後、ケニアでの政治的紛争を逃れて英国に来て彼女に合流した。彼女は1986年に恋に落ち、彼女とフィアンセは結婚式をその年の11月27日に決めた。彼らは、子どもが生まれるまで彼女が仕事を続けることを決めた。
アジア人であるヴァデラは、避妊薬についての知識がほとんどなく、「おそらく世の中の女の子はそうでないだろうが」、むしろDr.ショウのアドバイスに頼っていた、とクロクソンは高等裁判所で発言した。
彼は、Hatch Endに診療所のあるDr.ショウが10月に別の避妊方法についての説明もせずにLogynonを3ヵ月分処方したと語った。
翌月ヴァデラは激しい頭痛を起こし、視覚の失調を訴えたので、彼女の母は「はっきり覚えているが」彼女を車に乗せて11月8日にその診療所に向かった。
Dr.ショウは検査もせずに、頭痛はストレスと結婚前の興奮のせいとみなしてパナドールを処方した、というのがヴァデラのケースであった。しかし「Dr.ショウはこれまでに起こったことまで否定している」とクロクソンは語っている。
11月19日、ヴァデラは両脚にしびれを感じ、非常に具合が悪くなってきた。その時までに、ダメージはおそらく既に起こっており、彼女の症状は単に「悲しい出来事を通告していた」のだと弁護士は語っている。
地域の医師がその晩彼女を往診し、ストレスまたは尿路感染と診断し、彼女に休むように言った。次の朝、別の開業医が彼女を病院に入れた。しかし脳卒中を起こしてしまっている彼女を救うためにできることは何もなかった。
11月28日、結婚するはずだった日の翌日、医師たちは重症の血栓と診断し、彼女が死亡するかも知れないと告げた。
ヴァデラが裁判所に出頭することはほとんど不可能であるとクロクソンは述べた。しかし彼は判事のアリオットが彼女を家に訪ねるように手続きをとった。裁判は続行中である。
(デイリー・メイル 1997年)
女性達に秘密にされている危険
私は、ピルを使用することの潜在的な危険性が十分理解されていないことにいつも驚いている。
4年前、私の美しいガールフレンド、ジュリエッテは心臓麻痺で亡くなった。20歳になったばかりだった。彼女は煙草も吸わなかったし、肥満でもなく、健康を絵に画いたような女性だった。
ピルを使い始めて2ヶ月後、彼女は呼吸困難になり、私は彼女をかかりつけの医者に連れて行った。医者は検査のために彼女を病院に紹介し、病院ではピルをやめるよう勧められて家に帰った。その2日後、彼女は私の腕の中で亡くなった。
検視陪審の際、法律家と科学者の大チームがその製薬会社の事件について弁論を行った後に、検視官は存疑評決(検死陪審の行う評決で、犯罪の存否または被告人が犯人であるかどうか決定しないもの:訳者注)を命じた。
しかし、ジュリエッテの事件にかかわったすべての人が、彼女の死の原因はピルであると考えていたにもかかわらず、私たちはそれを証明することができなかった。
彼女の双子の姉妹ジュディスはピルを少し長く使っていたが、すでに頭痛を訴えていた。彼女は直ちにピルをやめ、それ以来ピルには指も触れていない。
疑問をもちはじめてから、私は数多くの納得できない事例に出合ったが、依然として統計の数字には事実が反映されないままである。
もし事実がすべて語られたら、人々はショックを受けるだろうと思う。ジュリエッテのような例はかなり多くなるはずである。ピル服用に伴うリスクについてもっと詳しく知れば、女性たちはずっと注意深くなるだろうと思う。
James Lloyd-Roberts, Colchester,Essexの投稿
(メイル・オン・サンデー,1998.2.22)
トップドクターがピルに関する警告をより適切なものにするための運動に参加
ピルについての指導的専門家が、健康上のリスクについて、より適切な警告を女性たちに与えるための運動に加わった。
検死陪審による死因審問が今週開かれる予定になっている「46歳の女性が先週の月曜日に突然死をした事件」についても教授は非難している。
West MidlandsのBurntwoodに住むイボンヌ・ウォラルは、11月に新しいピル―マーシロン(Mercilon)―に変更した後に血栓症で亡くなった。
ヨーロッパで最大の家族計画機関であるロンドンのマーガレットパイクセンターの医療責任者であるギルボード教授(57歳)は次のように述べた:「政府はピルの箱の中の文書を、使用者にもっとわかりやすく、読みやすくつくるよう、製薬会社に指示を与えるべきである」「その文言はわかりやすい英語使用運動の基準に照らしてチェックすべきである」。
ギルボード教授は、開業医たちが、家族計画協会が作った15ページのリーフレットのような、もっと適切な情報を女性たちに与えることも求めている。
彼はシェーリングヘルスケア社―フェモデンのメーカー―が作ったパンフレットは「正しい方向へ一歩進めたもの」として評価した。
政府が発表した数字によれば、過去4年間に一般開業医が報告した50人の女性の死にピルが関与していると疑われている。
先週、血栓や他の問題が起きたためにいのちには代えられないと思ってピルをやめたという多くの女性たちがメイル・オン・サンデーに連絡してきた。
他の医師たちもギルボード教授を後押ししている。引退した開業医でピルの危険性を警告するための医学教育トラストを設立したペギー・ノリスは次のように述べている:「女性たちに警告しないのは重大なごまかしである。アメリカではいったん訴えられると医師たちは身ぐるみ剥ぎ取られるほどの賠償金を払ったりしなければならなくなるため、女性たちにもっと多くの情報を提供している」。
シェーリング社、ワイス社とオルガノン・ラボラトリー社―高等裁判所での訴訟で名指しされているピルのメーカー―は、彼らの製品は危険ではないと主張している。さらに彼らは、ユーザーにわかりやすい添付文書を承認を受けるため政府の医薬品安全管理部門(MCA)に提出してあると述べている。
マーシロンを製造しているオルガノン・ラボラトリー社の医学責任者であるティム・ガーネットは「すでにわが社のピルの箱には患者と医者のために詳細にわたる警告が載せてある」と述べている。
保健省は昨日、「添付文書にはわかりやすい英語を使い、情報を改善するために患者たちのグループに助言を求めるよう」製薬会社に注意を促す仕事をMCAは労を惜しまずやってきた、と述べた。
「新しいユーザーにピルを処方する医師たちは彼女らとリスクについて話し合うべきである。しかしピル使用に伴ういかなるリスクも小さいものであり、ピルは利点の方が大きい。」
「わかりやすい英語使用運動」によって承認された家族計画協会のリーフレットは「混合型ピルの選択と使用」というタイトルである。
(メイル・オン・サンデー,1998.3.1)
ピルをめぐる恐怖に耳を傾ける下院議員たち
労働党の下院議員が今週下院においてピルに関する健康問題を議題にあげる。
新人の若い女性下院議員の1人であるヘレン・ブリントンは、メイル・オン・サンデー紙上でピルの恐ろしさが報道された後、その原因について質問をしてきた。
Peterboroughの下院議員は火曜日に、ピルの箱の中の添付文書を改善するよう政府が製薬会社に命じることを求める動議を提出する。
彼女は、添付文書は難しくて理解できず、避妊薬を使ったために起こる病気で死亡する可能性があるとき、その病気の徴候をはっきりと詳しく説明できていない、と信じている。
13年前に健康問題のためにピルの服用をやめたブリントンはさらに詳しい試験と調査をすることも求めている。彼女の行動は他の女性政治家たちの幅広い支持を得られそうである。
関心を寄せている健康問題についてテッサ・ジョウエル公衆衛生大臣への手紙も書いたブリントンは次のように述べている。「きわめて重大な問題は、女性にとって潜在的に危険なものが市場にあるということです。もし誰かがピルを服用することによって死ぬとしたら恐ろしいことです。メイル・オン・サンデー紙がこの問題に一般の人々の目を向けさせたのはすばらしいことです。ピルの箱の中に入っている添付文書の情報は改善されるべきです。女性たちはどんな副作用についても、あるいは問題を起こしそうなどんな徴候についても十分に、そしてはっきりと知らされるべきです。」
政府の発表した数字によれば、過去4年間に50人の女性がピルに関係して死亡したらしいという報告が一般開業医からあったということである。
メイル・オン・サンデー紙はまた、死亡や重症に至ったのはピルと関係があると主張して製薬会社を訴えている170人の女性たちに法的援助が差しのべられたことも報告した。以来数多くの人々が親戚の死亡の原因や現に起こっている健康問題に関して当紙に連絡を寄越してきている。
Newcastle-under-Lymeの労働党下院議員であるリン・ゴールディングは次のように述べている。「心配なことは、死亡した女性たちの多くが疼きや痛みを経験しているのに、それらが潜在的な血栓症の症状であったかもしれないとは認識されずに無視されたことである。」
ピルについての専門家として第一人者であるジョン・ギルボード教授も、わかりやすく簡潔な添付文書に変えて、より適切な情報を女性たちに与えるべきだという運動に加わった。
しかし彼はまた、ピルによって静脈血栓症を起こすリスクは、ピルを使うことによって避けられる、妊娠中の死亡というリスクの12分の1の低さであるということを女性たちに知ってもらいたいと望んでいる。