|
春犬バンド 覚え書き
〜toppage's note〜 |
|
5月 31日
13日以降更新していなかったので、まとめてメモ日記。
18日、Yさんと銀座のライオンで親睦会。
人と人を引き合わせることが大好きだという方。
そして、ものすごいアクティブな方なので話が地球規模で飛んでいく。
ずいぶん時間が経って思い起こしてみると、ものすごい濃厚な時間と会話があったんだとびっくり。
スケールが大きい人なんだろうな。
私の尺度で話ができない事も多かったので、私の反応は悪かったかも・・仕方がない。
また私の世界観を広げてくれる人と出会った。
19日、自宅で生徒のピアノレッスン。
ずっと見続けている彼女、ここのところものすごい進化をみせはじめている。
きっと何かつかんだんだな。みている私もとても嬉しい。
20日、カラヤン広場でランチタイムコンサート。
昨年に引き続き今年も演奏させていただくことになった。
ローズフェスティバルの真っ最中だったので風の中に甘い香りがする。
演奏者もお弁当食べてる人もオープンカフェでランチをとっている人も
気分がよい空間だった。
21日、音楽評判堂放送日なのでオンエアチェック。
22日、音楽評判堂の収録日。
「犬式」というグループ面白い、詩人でボーカルの三宅さんに注目していこう。
27日、横浜美術館へ打ち合わせへ。
この夏、横浜美術館で企画展「私の美術館」展の会期中、
毎週土曜春犬バンドプロデュースで演奏するため、私の提案をきいてもらう。
かなり興味を持って聞いて下さったので、実現できるよう頑張りたい。(尚)
|
|
5月 13日
つれづれなるままに・・。
これまで私がパンを食べたいと思ったことがほとんどなかったのは、
あまりにも美味しくないパンが世の中に蔓延しているから。
子供の頃、学校給食に出されたパンはアルコール消毒の匂いがパンの香りを上回って
鼻を刺激してくる上にパサパサ、食欲が起こりようがないものだったし、
市販されている大手企業のパンもやたら甘くて歯ごたえがない
後味がよくないものが大半(そして原材料の欄に載っている添加物にはびっくり)なのだ。
最近、やっと妙な後味がなくて、毎日食べてもまた食べたいと
思えるバゲットが買える店を比較的近所でみつけ頻繁に買いにいくようになった。
食事としておかずと対になるバゲット、食べることが喜びにつながる。
身体は正直だなと、つくづく思う。
この私をほっとさせてくれるパンを作っている会社のことをネットで調べてみたら、
代表の方がこんなことを書かれていた。
何だか、遠いところにいた響き合う仲間をみつけたような
そんな喜びを感じて、掲載(抜粋)してみます。
「(・・・略)私達は、これ等の専門分野の技術をひたむきに極める、
それが可能となってはじめて制度の高い味や新しい美味しさが発見できる...
このポリシーを貫きながら常に技術的な可能性に挑戦し続けているのです。
又、他のお店に惑わされたり、流行を追い求めるような風潮とは一線を画しています。
革新ということは決して小手先の細工を上手にすることではありません。安易に変わることよりもまず自己を確立する、
そしてしっかりと根付いた思想と技術の上に新しい味わいを創造する…
私達にとって他を真似ることは、独自性を薄めることに他なりません。
こうして、少年の頃から何十年も描き続けていたイメージに少しずつ近づきたい、
そして何よりも自身を磨いてゆきたいと努力を続けているのです。
当社が、その経営の理念・理想に近づくために必要なのは、私達が愚直で純粋な 職人の集団 となることです。
向後も仲間が増れば増る程、又、会社が発展すればする程中身の密度を濃くしてゆかなければなりません。
それは言葉ではおかしいかも知れませんが、それぞれの専門分野で ものぐるい といわれるほど仕事に打ち込み、
楽しめる職人が何人いるか、ということになるのだと考えています。
シェ・リュイのお店をはじめて作ったのは1975年の春でした。
その当時から私達の商品づくりのコンセプトは今も変わりません。
美味しさは、絵画や音楽と同じように心を満たし、精神の糧となります。
私達は心豊かな“ガストロノミー”の世界に生き、これからも力一杯取り組み続けて生きたいと考えております。(以下略)」(尚) |
|
4月 19日
5日更新以降のまとめて日記。
8日、米沢まで中国拳法の講習会を受けに行く。
BBBの小関さんから薦められていた「意拳」。
楽器を演奏する時に考えて見つめてきたものと相通じるものが
ありそうな予感があって、いよいよ体感できるかなと思った。
講習会は夕方からだったので昼過ぎにはワンズの木口さんとミーティング。
私が「意拳」の講習を受けに来たということで興味を持った木口さんも
急遽講習会に参加することに。
来日した韓先生と直接身体に触れてもらいながら「意」のままに
身体を動かすこと、一番早く身体を動かすことの合理性、自然を
ちょっとだけ体感。
言葉が通じない分、身体から直接意味が伝わるのかもしれない。
10日、「音楽評判堂」の収録日。
サイゲンジのCDをかけた。
ものすごく説得力がある音なのでみな納得。
図抜けた実力だな〜、こういう音楽は本当に紹介しやすい。
出演の2名だんだん無駄な力も抜けてきた。
12日、リハーサル。
私以外の参加の皆さんにそれぞれトラブル発生らしく、
時間になっても誰も来ない。
一人寂しく(そうでもないけど)ピアノと向き合いながら、
がらんと広いスタジオで時間を過ごす。
ようやく全員集合、音だし。
ケンちゃんは奥さんが体調不良につき終了後すぐに帰り、
他3名は門前仲町「だるま」ともう一軒。
13日、青山アニエスb「葉子のワードローブ」三津間智子×清水寛子、見に行く。
あいにく雨だったのに、とても気持ちが晴れやかになる展示だった。
カンコちゃんの作品、キティ展の時も感じたが、彼女自身と表現している作品が
深いところまで一致している気がする。瑣末なものには、もはやじゃまされない。
理想的なピクニック(現実には難しいけれど憧れていた)にいったことを思い出す、
記憶の扉を開いてくれる作品だった。
15日、日仏学院「ブラスリーライブ」。
東京は桜も終わったと思っていたのに、ここ日仏学院の庭には見事な桜。
ピアノの音も安定して私としては音楽に集中しやすく、まずまず
いい音だったのではないだろうか?
カンコちゃん感じてくれたことを日記に書いてくれた、嬉しい。
16日、日仏学院「ブラスリーにてケンタロー&裕子さんの結婚式」に出席。
イメージ通り素敵なパーティになりました。
ケンちゃんたちのもてなしたいという気持ちに溢れていて
多分出席した人達みなが良かったと思っているはず。
本当によかった、おめでとう。
17日、梶川さんに「アンケート結果で御馳走」の約束を果たす。
平井の魚が美味しい店(庶民的)「まな板」さんで。(尚)
|
|
4月 5日
昨日の出来事。
19:00ちょっと過ぎのこと、ケンタローよりカトーマネに「今日はカレーの日だったけ?」という電話があったと連絡がきた。
先週、一緒にミーティングがてらカレーでも食べようと予定していたのを
私の方でキャンセルしていたので、昨日に振り替えになったのかと
確認の電話をしたらしい。
確か、キャンセル後は約束はしていなかったはず。
なのに、なぜか私の目の前にはたった今作ったばかりのカレーがあるではないか!
驚き・・・。
じゃあ、みんなで一緒に食べよ〜〜。
って事でカレーパーティになったのだった。
しかし、ケンちゃんってば嗅覚鋭い。
メニューは、チキンカレー、バゲットとアボガドのディップ、茄子の素揚げマリネ、ご飯、パイナップル。豪華ではないけど美味しい食事ができました。
(私にとって笑えた出来事、ケンタロにとっては予定の出来事だったはず)
***
4月2日23:00−中央FM(84.0Mhz)で放送が始まった
「音楽評判堂」ですが、都内収録スタジオで聴くことができました。
だいぶ自分の声を聴くのには慣れてきましたが、その場その場に
一番ふさわしい的確な表現をすることがいかに難しいか
痛感しながら聴いてました。
ネットという場もそうだし、自分をしっかり持ったまま言葉を表すのは
本当に勇気がいるんだなあと思います。
受け手の場所で好き勝手いうのはどんなに楽なことか。
昔、父がテレビに向かって言いたい放題吼えてたもんね。
本音でそれにふさわしい(乱暴な)表現というのは小さい世界では面白い。
けれど、本音で美しい表現ができなくちゃ、してみたいな、と思います。
碧海大介さんとIndiesMusic.comの豊富な音源の中から
優れた音楽、そして個性豊かな音楽を紹介していく番組です。
本当に出会うべき自分にぴったりの音楽をみつけていただく
きっかけになってくれたら、嬉しいです。(尚) |
|
3月 31日
多くの方の協力があったお陰で、8回シリーズ「夕暮れのひとときJazzLive」が
3月25日(金)無事終了いたしました。
ほぼ月一ペースだったこの企画、毎回色々学ぶことがありました。
最終回、初めてアンケートをお願いしてみたら・・・
すごい!すごい!こんなにいっぱい書いてもらってびっくり。
地元密着を目指し、江東区文化センターを音楽溢れる場所にしよう、
と文化センターとしてはかなり実験的な企画だったので、始めるときはどきどきものでした。
いざ、はじめてみたら17:30という時間帯でもあり、中高年の方々が
相当数足を運んでくれるということに。
担当の早川さんは、夕暮れ時ワインでも飲みながら音楽を聴いて貰えたらという絵を思い描いていて、最初ビールなども準備していたのですが全く売れずに予想がはずれたり、ライブが終わるやいなやあっという間に会場から人が帰ってしまったり。
ライブハウスなどでは出会わなかったタイプのお客様ってこういう反応するんだなあ・・と面白い経験でした。
で、ほとんどふれあう事がなかったお客さんたちから、最終回こんなに思いのこもったアンケートが集まるとは、嬉しくて、ショックで、最後の最後まで予測不能でした。
ちゃんとみなさん見ていて聴いていてくれたんだなあ、
改めて演奏するということの意味を考えることができました。
励みになりました。がんばろ。
春犬バンドのオリジナルを楽しんでくださったみなさん、ありがとうございました。
Special Thanks
江東区文化センターの早川さん、光岡さん、下山さん、他大勢のスタッフの皆さん
チラシと看板のデザインを担当してくれた安田さん、
看板を製作してくださった中邨さん、
ASACOM様、Indiesmusic.com様、マゼラン様、
FMえどがわで毎回告知してくださった川瀬さん、
地元江東区レインボータウンFMの石塚さん
会場の音づくりに協力してくれた、でんちゃん、沢田さん、
7回目のライブでゲスト参加の梶川さん
どうもありがとうございました。(尚)
|
|
3月22日
「自分が楽しむ為だけにこのバンドをやっている。」
それって自己満足、でいいってこと?
だったら、聴いて貰う人など一人もいなくてもいいってこと?
最近、あるプロミュージシャンがそういっていたと
人づてに聞いた。
絶対それは違うと思った。
伝えたかった事と聞こえてきた表現がちがうんだろう。
言葉で本当のことを伝えるのは難しい。
例え、人の注文にそって演奏することで忙しくしているミュージシャンが
自分の本音で語る音楽を演奏する時に言った言葉だとしても。
誰もが自分自身にうそをつかないで精一杯やって生きていけたらいいのに。(尚)
|
|
2月 20日
おととい夜中TVで「バベットの晩餐会」をやっていて、もうこれを観るの
何回目だろう、またまた見入ってしまってしみじみ良かった。
「芸術家が貧しいということはあり得ない」
「世界中の芸術家の心の叫びが聞こえる。私に最高の仕事をさせてほしいと」
「この美しい世界では不可能ということはないということを知りました」
それぞれ登場人物が放つ言葉は、監督の心の叫びだと思った。
先日15日は森下文化センターでBBB(講師:小関勲さん)の講習会を行った。
参加してくれた方々のそれぞれの体と心にインパクトを与えたのでは。
頭も体も2時間フルに稼働していたから、終わってすごい充実感と疲労困憊。
この知識欲を満たす快感と、体を使う快感、
私の他にも知って貰いたいなと思った。
頭でっかちという言葉があるけど、体のことを観察しはじめると
体と頭(心)ってお互いのことを良く知っていないとなあ〜〜
という気になってくる。(尚)
|
|
2月 14日
昨日は午後から友人の田頭まりこさん(フォトグラファー)と
春犬バンドのフォトセッションを門前仲町で行った。
お天気はまずまず、春のきざしも感じる。
しかし、薄着になるにはめっちゃくちゃ寒かった。
でも楽しかった。
門前仲町って絵になる場所がいっぱい。
田頭さんは事前にロケハンしてくれていたり、
いいテンションだった、江口さんも手伝ってくれて。
お二人ありがとう!!
夕方から今度はバンドのリハーサル。
スタジオで演奏する様子も撮影してもらった。
できあがりが今から楽しみ。
さらにその後、梶川氏(g.)も加わりリハーサル。
梶川さん、異文化コミュニケーションのごとき「☆□●?」な言葉で
私の脳味噌を攪乱しようという雰囲気を出してくるので、
始めは「同じ場所にいるはずなのにとっても遠いなぁ〜ふ・不安〜」
になるのだけれど、それら色々なアプローチは、
私の曖昧な部分を鮮明にしてくれようという意図から発する
発言なので(私がすぐに理解できないことも多いのだが)結局は面白い。
そして、ケンちゃんが最善の(その時点で)答えを出してくれたりする。
12月の日仏学院ライブでトライしたものから、
作品になりうるものを作ってみようと思う。
今度の文化センター「夕暮れのひとときJazzLive」は期待大。(尚)
|
|
2月 5日
立春を過ぎた。
昼間は本当に春の日射しで、家の中にいてもまぶしいくらい。
子供の頃動物園で働きたかったくらいの動物好きなので、常日頃も動物に対して関心を持っている。
ペットにはなり得ない大型の動物などに接してみたい。
で、ずっと気にし続けてきた存在が、とべ動物園にいる人工飼育のホッキョクグマ「ピース」で、先頃特集番組があったのでもちろんみた。
感動したのが、育ての親高市さんという飼育員のピュアな心が発する言葉たち。
シロクマの他にもアシカの世話をしているそうなのだが、アシカ用の餌の魚が鮮度が悪くてアシカたちが餌を食べなくなった、餌を手配する担当者に改善してくれとお願いすると、
餌の担当者「どうしても食べないか?」
高市さん「食べればいいというもんじゃないだろ」
そのシーンの後で、高市さんは取材しているスタッフに対して
「本当のことをいえばもう2〜3日我慢をさせたら食べるんですよ。でも、それは本当仕方が無くて食べるんであって動物園にいて食事を楽しみにしているアシカもいるのに、申し訳がない」
という言葉だった。
あたりまえといえばあたりまえなのに、なぜかぐっと胸にきた。
その言葉の後に、動物園で働くということは営利追求とは関係なさそうなんだけど、やっぱり人世界の営みの中にいる限り理想と現実は一致をみないんだろうなあ、動物たちの代弁者である彼にはつらいんだろうなと。
でも、正義を持っていなくてはと思って毅然とふるまう姿勢が素敵なんだった。
***
ボディバランスボードの講習会の日程及び詳細が決まりました。
詳細はこちら(BBBサイトへジャンプします)↓
「からだのバランスが心のバランスを変える」
主催:HARUINU MUSIC
日時:2月15日(火) 13:30−15:30
場所:江東区森下文化センター レクホール
参加費用:¥3000
BBB(ボディバランスボード)(尚)
|
|
1月 21日
先週は広島よりぬまじさんがやってきて大いに盛り上がった。
そして、今週は山形で春犬を応援してくれているBBB(ボディバランスボード)の
小関くんが東京にやってきた。
ということで、小関くんがたくさん知っている体に関する興味深い話を聞きたくて、
19日に会うことになった。
場所は、原宿自然食レストランMOMINOKI HOUSE。
オーナーの山田さんお薦めのチリワインをいただき、7種類の前菜、
もっちもちな玄米、豆腐ステーキ、みそ汁、納豆を食べながら。
彼が山形で講習会を企画している中国武術「意拳」のこと、
目の使い方の専門トレーナーのこと、添加物まみれの食をとり続けた人(現代人って
ほとんどそうかもしれない)が亡くなり死因を調べるために解剖したらどうだったか・・等々。
話題の全てが興味深い。
引き続き、場所を移して「SHIZEN」へ。
このお店では、メルダースさんも合流、楽しかった。
次回は小関くんのBBB講習会を東京で開催しようということになって、
来月からやってみようと決める。
講習会タイトルは彼の上梓した本のタイトルと同じに
「からだのバランスが心のバランスを変える」
日時は今のところ2月13日もしくは15日を予定、会場は近々押さえるつもり。
興味のある方、メールください。
自分の体に対し関心がある人全てに体験してもらいたい、
それくらい普遍的なものだと私は捉えているBBB。
BBBに乗ってみると、簡単な道具なのに簡単に乗れないことに驚く。
トップアスリートも体を動かすのが大好きな人も運動不足の人も
ミュージシャンも書道家も写真家もリハビリ中の人も、
それぞれがそれぞれのポジションから自分の体と会話ができる、って
あくまでも個人的な世界というのもお薦めしたい理由。(尚)
|
|
1月 14日
今週、ぬまじさんが出張で東京へ来られたのを機に
春犬バンドの広島方面への展開予定などを話し合うべく、
東京ミーティングが11&12日行われた。
彼とはCDをリリースしたお陰で出会って以来、
ずうっといい関係を築いてきた。じわりじわりと掘り下げながら。
でも出会ってすぐ直感「この人とは深いところでつながっている」
気もして、不思議な縁を感じてきた人。
11日のメンバーは、ぬまじさん、Warmsoundさん(ぬまじさんつながり
東京在住の女性トランペッター)、田頭まりこさん(写真家)、コロちゃん(ぬまじさん
紹介、東京の友人女性トランペッター)、カトーマネ、ケンタロー、Yukoちゃん、私。
門前仲町にてもんじゃを食べた後「だるま」コース。
12日は、ぬまじさん、コロちゃん、石塚さん(ラジオパーソナリティ)、
五十嵐さん(イベンター)、カトーマネ、私。
春犬バンドのお友達が経営する青山「GALALI」にて会合。
果たして音楽の話をしたのか定かでなく、広島のイベントの話を
したのかも「?」であったのだけれど、
ただ、あまりにみんなの人となりが面白く、お互いを知りたい同士が集ったから
人に対して好奇心をむきだし&興味津々なつっこみ会話が続く。
そんなわけでにぎやかなこと、その場にいるだけでパワー使った〜。
次回ミーティングは、いつだろう、楽しみ。(尚) |
|
1月 2日
明けましておめでとうございます。
2005年がスタートしました。
みなさまにとって健やかな良い年でありますように。
昨年末は久しぶりにウチ(春犬亭)でミニ忘年会をした。
日仏ライブでもお世話になったメンバー、梶川さんとでんちゃんも参加してくれて
もちろんケンタローとYukoちゃんと総勢6名、会場が狭い春犬亭、結構なにぎわいだった。
いつもこの人達にはここぞというとき助けてもらってきたなと実感している。
ありがとうございます、そして、今年はもっといいものを作っていきたいです。
さて、この節目の時期は一年を通して考え試したことにようやく次のステップが
みえてきた年末だった。日仏の盛り上がりは全ての内容にOKは出せなくとも
かかわった人聴いてくれた人からいただくリアクションの良さに、
実感を伴った手応えがあって、そのお陰で今まで以上に自分って何だろう、
まだまだ思い切っていきたいなあと思わせてもらえたりしている。
勇気をもらって自分を肯定する力が強くなったことは良いことだと思う反面、
結構長く生きてきながら気づけなくて恥ずかしいんだけど、
自分の欲の深さとか傲慢さとかおかしさとか、がふいに表れてくるのに自分でも
衝撃を受けている。
というわけで、最近すごく自分が自分で扱いづらい。
初めての自分(でもこれも本来持ってる自分の姿)から目をそらさないで、
謙虚さを自分のキーワードとして今後もやっていきたい。
春犬バンド通信 最新版更新しました。(尚)
|
|
12月 24日
今年も年末がやってきて、けじめをつけろ〜と
じわじわっと私に迫ってくる。
何で、ほんの数日がこんなに大きいのだろうか?
365日の一日一日は全て同じなはずなのに。
年末ならではのやらなきゃならないことはたくさんあるのに、
私ときたら全然興味が別の所にいっていて困る。
でも、ライブが終わったらこれに集中したかったし、
楽しい年末かも。(尚) |
|
12月 20日
日仏学院ブラスリーライブが終わって、やってよかったなあ
という充実感と一抹のさびしさを同時に味わっています。
本当に多くの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。
3rdアルバム製作から約一年ちょっと経った今、ここへ来て
色々な動きが自分の中にも周囲の人達との間にも起こり始めている。
ぐぐぐっという音が聞こえそうなくらい。
視野はもっともっと広がるかな?
結論ありきでない状態の自分をいつも持っていたいと思う。
ブラスリーライブの準備をしながら、自分の曲を見つめながら
ライブをいいものにするにはどうしたらいいか考えながら、次のアルバムを
作ることを考えながら、見えてきたこと。
ケンタローをはじめ、関係者、アドバイスをくれた方や、
ライブを支えてくれたみなさんからたくさん学んでいます。(尚)
|
|
12月 14日
今度の日仏学院ブラスリーライブに向けて、準備していることのひとつに
私中村はフランスの大好きな作曲家ドビュッシーの作品に挑戦、
ケンタローはコラボレーションする造形作家桝本さんをテーマに演奏する、
ということがある。
ドビュッシーのピアノ作品は全て楽譜を持っていて、私の愛読書(?)だ。
ドビュッシーが自らピアノを奏で音と戯れ、そのまるで自然現象のように
聞こえ見える音をどうにかして紙に書き留めよう捕まえようと
格闘した痕跡の数々、美しい絵のような楽譜。
ずうっとドビュッシー作品に親しんできて、時々同じ物を食べ続けて
飽きるみたいなことはあるが、やっぱり私の中でもっともよく鳴っている音楽だ。
道を歩きながら、ギーゼキングの弾く前奏曲の音が聞こえてくる。
24曲のどれかはその日によって違うけれど、ほんの短いフレーズが
私をこんなに夢中にさせていたことに気づく。
どうしてここまで好きなのか、と思う。
ドビュッシーも好きだったというショパンの音楽が油彩画のような
音の厚みを持ち、それがまた美味しい音楽なのに対し、
ドビュッシーの作品はまるで水墨画か線画のようですかすかしている。
どんどんそぎ落としていく美意識をそこに感じる。
なんだか俳句とかジャズみたいだなあって思う。(尚)
|
|
12月 6日
老いるということを考える。
マチス展をみにいく、年を重ねるごとに大胆になっていくマチスという人に感動する。
こういう人生を送った人に私は勇気をもらえる。
***
先月は山形に行き、なんとも充実した時間を過ごした。
静かで濃い場所、誠実な人達、簡単に言葉にできない大切なものを
私たちは持っているんだと思う。(尚)
|
|
11月 15日
来る23日は山形東置賜郡川西町「ライブスペースJAM」でライブ。
2000年サンマリーナ玉庭で山形デビュー以来のおつきあい
があるボディバランスボードの小関さんが中心になって春犬のライブを企画してくれた。
私の中で小関さんの印象は仕事をこなすスピードが早くて頼れる人、
泰然自若、自分というものを知っている人。
そして、私の心のどこかで常に意識している人物。
約4年前サンマリーナに下見に行った時に出会って以来、彼の動きを遠くから
みてきた私にとって興味がどんどん湧いてくる人でもある。
ぜひ、彼がやっていることをみてください。
特にメールマガジン「BBB通信」の内容は素晴らしい。
先頃彼はその継続してきた「BBB通信」をまとめて「からだのバランスがこころの
バランスを変える」という本まで上梓してしまった。
先日贈っていただいたので(以前春犬がインタビューに答えた内容が掲載
されている)改めてこの「BBB通信」をまとめたものを読んだ。
内容を完全に読みこなすには私自身の感覚がぴーんとしてないと
太刀打ちできないなあ・・・と思った。
もちろん、理解できたところもあるのですが、もっとしっかり味わわなくちゃ。
そんな彼が今準備してくれていて、それに応えるべく春犬が一緒に音楽を
創って思い切り浸れたら素敵だ。
前回骨を折ってくれたワンズの木口さんにもサポートしていただいて
きっといいライブができるに違いない。(尚)
|
|
11月 6日
3日のCANDYでの演奏、最近演奏した場所の中ではお客さんとの
距離が非常に近くいい感じの緊張感があった。
途中、看板猫の「みゅう」ちゃん(17)が演奏を聴きにやってきた。
17歳となると猫も色々な事に精通して自分のスタイルを持っているもの
なんだと思う。昔うちにいた犬も年をとるにつれ人の言葉が通じるので
面白みが増してかわいかった。
店内は超満員状態、初めての春犬を熱心に聞いてくれる雰囲気が満ちていた。
ケンタローは何度か演奏したことがあるCANDYだが、私ははじめてのピアノで
弾きこなすまでにはもう少し個人的に話し合いたい状態だったので、
またこのピアノに触れたら嬉しいな・・と思う。
でも、演奏は精一杯その日できる限りのことはやった。
新しい聴き手の人達との出会いも嬉しく、ライブが終わってからも何人もの方と話せて
楽しい時間を過ごしたお陰でなかなかお店を立ち去りがたかった。
オーナーはじめ出会えたみなさん、ありがとうございました。(尚)
|
|
10月 26日
時はじわりじわりと進んでいる、一日単位ではたったの10日程度でも
すごい量の出来事が起こっていることに今更ながら驚くばかりだ。
大きな規模で起こっていることに少なからず私も影響されているけれど、
ここでは身近なことを。
13日翌日から母と旅行のため、その間母が面倒をみられない
実家の猫を獣医さんに預けに行く。
14日広島へ、海軍兵学校73期同窓会に出席。
会ったことがない伯父さんの同級生のみなさんから
伯父さんの人となりを聞くという不思議な経験をする。
15日江田島に行き慰霊祭に出席。
夜、ぬまじさん、きみちゃん、りこちゃん、とりぞーちゃんらと会う。
楽しすぎ飛ばしすぎ、のお陰で3軒目の素敵なジャズバーでは
オーナーの生演奏を聞きながらちょっと寝てしまった〜ごめんなさい。
来年広島の何カ所かで演奏できそうなのが嬉しい。
16日宮島へ、台風の爪痕が痛々しかった、でも素晴らしいところ。
母を「胡桃屋」に連れて行き昨日に引き続きお好み焼きを食す。
深夜、超多忙を極めるりこちゃんと密会、飲んでしゃべって3時まで!
17日後ろ髪引かれる思いで帰ってくる。
19日久しぶり阿部ちゃんのレッスン、成長してる彼女は素敵だ。
20日台風23号恐るべし、入っていたレッスンがキャンセルに。
21日生徒のレッスン、色々学ばせてもらう。
日本橋のプールに行き、その後小岩の居酒屋にてミーティング。
22日「夕暮れのひとときJAZZ LIVE」の4回目、今回は珈琲を
煎れて持っていく、空気に珈琲の香りを混ぜたかったから。
打ち上げは「いなせ」Warmsoundさん参加が嬉しい。
23日流山の源正寺にてライブ、終了直後に地震でびっくり。
24日ムール貝とわたりがにのパスタを作る、海の幸は美味しい。
26日本日リハーサル、いろいろ試す予定。楽しみ。(尚) |
|
10月 13日
ライブ予定を更新しましたが、まだアップしてないもの含めざっと挙げてみます。
10月22日(金)江東区文化センター「夕暮れのひとときJazzLive」
10月23日(土)千葉流山 源正寺「報恩講」
11月3日(水)千葉稲毛 JazzSpot CANDY
11月25日(木)新宿 ミノトール2
11月26日(金)江東区文化センター「夕暮れのひとときJAZZ LIVE」
12月17日(金)日仏学院 「ブラスリーライブ」
これらのライブそれぞれにアイディアがふつふつ湧いてくる。
全て思い通りになるかどうかは別として、ライブの時に起こるかも知れない
様々なこと想像しているとほんわりとした喜びに似たものが胸に。
新しく誰かにコラボレーションをお願いしたり予定しているライブもあり、
一緒に心を動かしてもらえるだろうか?どう誠意を伝えたものか?
難しいことはわかっていながらまだ動かしていない今はどきどきしてる。
どうしてか、なかなかに小心者を自覚している私なのだけれど、
とにかく決めたことは「うまく行かないかもしれないことを恐れない」こと
「格好つけようとするのはやめよう」みたいなこと。
ああ、絶対そうだ、気持ちよく一日終わりたい。(尚) |
|
10月 5日
昨日は飯田橋の日仏学院に打ち合わせに出かけた。
今年の12月もブラスリーでライブができることになった。
来年はあの趣のある建物が建て替えられるかもしれないそうなので、
気持ちの良い空間で最後のライブはきっと貴重なものになるだろう。
そういうライブがやりたくなるような空間をプロデュースしたい
春犬バンドが一緒にコラボレイトしようと思っているのが
桝本純子さんというアーチスト。
昨日は、彼女とロケハンもかねて一緒に建物をみたり
ブラスリーのマネージャーに彼女の作品ファイルをみせたりする目的もあった。
日仏学院のミーティングの後、江東区文化センターにも一緒に
出かけ、ここでも春犬バンドと一緒に何ができそうなのかを話し合う。
こちらの担当早川さんにも作品ファイルをみてもらいながら、
具体的なイメージを全員の頭の中に広げていく。
その時間を通じて、私が桝本さんという人とその作品に
惹かれる理由がわかりかけてきた。
彼女の作品からは生のエネルギーが溢れていて、ギャラリーという箱から
はみ出してしまうほどだ。
作品を作るのも、予定調和でなく頭より体が動いていくらしい。
気づいたら作品が産み落とされていた・・・みたいな。
それらは鉄のかたまりだったり、糸でできたとてつもなく大きな森だったり・・。
私が音楽に浸っている時起こっているものと彼女の行為は
非常に近しいものを感じる。
もっと、彼女のことを知りたい。(尚) |
|
9月 28日
今日は中秋の名月のはずがあいにくのお天気。
子供の頃、お月見というと母と一緒にススキやワレモコウをいけて
おだんごを作り、ふかした栗や芋をお供えしたものだった。
秋の冷たく冷えた夜空を体全部で味わった後は、
秋の味覚を楽しんで、待ち遠しい日のひとつ。
私は年中行事を大切にしたいと思っているのに、
そんな心とは裏腹、気づけば節句や年中行事と
ほとんど関係ない生活を送っている。
あまり良い傾向とは言えないな・・。
今日、リハーサルでもケンちゃんと「自分が何者か」を
しっかり持っていないと「自分たちの音楽」は希薄なモノに
なってしまうだろうということ、が話題になった。
私たちも気をつけないとね。
どこから自分がやってきて何を受け継いでいるのか?
私にとっては日本の四季と共にある節句や
行事も自分自身を作る大きな要素のはず。(尚)
|
|
9月 21日
17日ミノトール2のライブ、面白かった。
演奏が進んでいくにしたがって次第に音に対する
焦点が定まってくるのを感じた。
すごく冷静なのに今やろうとしている音のことしか
考えてない、張りつめた集中力。
もちろんそれまでやってきた「お試し」の数々があってこそ。
以前なら、問題点を数え上げすぎて
「今日できないこと」の前で往生際悪く焦っていた本番前。
今は、かなり冷静に今日を判断しつつライブに向かってる。
でも、演奏ってあらかじめ準備してきたことだけじゃない
その日だけちゃんとわかる階段を一歩昇れたりする。
これだけは、本当に不思議。
そして、その日初めて経験できたからこその快感を与えてくれる。
春犬バンドの挑戦だった3rdアルバム製作に悪戦苦闘してた
昨年から一年経った今、また違った景色がみえてきた。
手応えが・・、うん、いいかも〜〜。
ほんのり嬉しい。(尚)
|
|
9月 7日
ハルイヌを応援してくれている友人の一人Sさんは日頃から音響関連で色々なアドバイスをくれる。
いつもありがとう。
先日彼から渡されたスピーカーケーブルをウチのオーディオにつけてみた。
モニターしようと思い、「Afterimage」をかける。
聴いてびっくり、音がそれまでと全然違う、すごくクリア。
ケンタロのコントラバスにこんなにたくさんのニュアンスがあったということに、
またしても驚く。
低音楽器の魅力が伝わるのは、ちゃんと低い音が鳴ってこそなんだな。
そして、ピアノの音は渓流の冷たい水のようでもありアルバム全体の
空気が透明な感じがするのだ。
思わずじっくり聴き入る。
なんだかな〜、いいな〜このアルバム、って
ちょっぴり切ない気分になっちゃって・・。
そろそろ発売一周年、他人の気持ちで聴くことができる。
終わったことだ、過去の自分のある日の日記のようだ、
とても愛おしい。
でも、あれからだいぶ変化しているはずなのに、
自分で自分を正確に捉えられないもどかしさ。
一年一年毎日の出来事に対して感じ方が
変わっていっている事実、良くも悪くも。
2004年の9月7日の私は、
とてもポジティブでもなければとんでもなくネガティブなわけでもない、
正直なところ胸が苦しかったりもする、
ちょっぴり曇り、でも泳ぎにいけるくらい元気。(尚) |
|
8月 28日
台風の影響?昨日は涼しいというより寒いと思うような気温。
曇天の下で駅前では無理矢理夏祭りをやってる。
ビヤガーデン寒そう。
昨日は終了間際2日前ぎりぎり、KANCOちゃんの参加している
「KITTY EX」(29日まで)を森美術館に見に行く。
KITTYちゃんには全く興味が無い私だけれど
KANCOちゃんの作品とそのアプローチにはとても
感じるものがあった。
大きな会場にはたくさんの参加作品が溢れていて
規模の大きさやそれぞれの作品の放つメッセージも
作品の数だけ溢れていて、なかなか受け止めるには
至ったり至らなかったり・・結構とまどうのだった。
KANCOちゃんの作品には観るこちらが
「見た→頭の中で作った人の頭の中に思いをはせてみる→考える→整理」
のような時間は全く無かった。
どちらかというと、体で感じる作品。
結局、いつも現代アートと接したときに感じ考えることは
これなんだと思い至った。 こちらが作品の前に立った時、すとんと入ってくるのと
そうじゃなく頭がぐるぐる動き出すものがある。
ということ。
両者には大きな違いがあるはず。
現代アート、今を生きている仲間が苦しみながら
生み出していく過程や喜びや快感やいろいろなものを
早急に答えを見つけようとせずに共有できたら。(尚)
|
|
8月 22日
本日のASACOM(朝日新聞のミニコミ紙)江東区版で
春犬バンドの紹介記事が1面に出ています。
***
18日までお盆休みを涼しいところで過ごす。
夏野菜と海の幸を満喫、ほやって煮ても美味しいんだとびっくり。
海が凝縮したみたいな味、きっと好きな人と嫌いな人がはっきり
分かれる味だろう。
私にはこたえられない美味しさ。
***
山形に寄って、ワンズの木口さんやBBBの小関君、
うめちぎりこといくこさんと会い、短いながらとても濃い時間を過ごす。
ピアノがある木のいい香りがする喫茶店にいき
お互いの報告や今後の計画、色々面白い話題で盛り上がった。
大騒ぎするんじゃない、でも話をすればするほど元気になっていく。
それまで実は頭痛とか吐き気がして体調がよくなかったのに、
ふと気づくとすっかり治っていた。
なんだか良いメンバーだなあ。
***
20日はFMえどがわ〜春犬つながりで集まった人達で暑気払い飲み会。
およそ2ヶ月ぶりの面々。
みなさんちゃんとした大人、でもやっぱり人柄がわかってくると
面白エピソードがばんばん披露され・・。
次回も楽しみ。
****
もちろんオリンピックからも目が離せず、
生で起こる出来事を目撃できたとき人の心がこんなに動くことに
感動している。
やっぱりライブの説得力はすごいな!(尚) |
|
8月 14日
残暑厳しい日が続きますね。
プールで運動しながら健康管理している今日この頃の私です。
バタフライのツボをつかんで個人メドレーをマスターしたい。
***
超早朝アテネオリンピックの開会式をみた。
幻想的でゆっくりとした舞踏を中心にした演出が美しかった。
びっくりさせることや派手なことは少ないが、どこかほっとさせてくれるもの。
時間をかけてじっくりと文化が熟成したような印象を受けた。
こういうものをみながら同時に相反するものに思いをはせる。
力を鼓舞したいもの、お金のためなら何でもやろうというもの、
そういう匂いがぷんぷんするもの。
そして魅力的でもある。
どちらに対しても私は反応してる、それって何だろ・・が面白かったりする。(尚)
|
|
8月 5日
今日は自宅で生徒のレッスン、
おやつは梅のジャム(叔母の手作り)を使ったゼリー。
完熟の梅を使っているのでオレンジ色、甘酸っぱく杏みたいでもあり、
暑さに疲れた体にもよさそうで、冷たくぷるんっていい感じにできた。
それになんといっても簡単にできる。
夏の味覚は田舎の想い出〜夏休みの想い出へと重なる。(尚) |
|
8月 3日
今日はケンタローのバースデー、おめでとう。
****
8月になったのを機にずっとやろうと思っていたこと
に一気に取り組みたい。
だけど、期日がないものが苦手なのと
暑さでぼーーっとしちゃう、しっかりしよ。
1日(日)はレインボータウンFMの石塚さんの番組
「夕暮れのひとときに」に知人が出るというので
応援がてら門前仲町へ。
スタジオを外からながめて、番組終了と同時に
「だるま」にて打ち上げ。
知人とは春犬〜メルダースさん〜といった繋がりから
登場したジェイミー。
神宮前でバーをやっている。
ジェイミー&ジャスミン夫妻、メルダースさん、ブラッドさん、
石塚さん、カトー氏、中村という面々。
門前仲町に行けば必ず行くこの「だるま」という居酒屋は、
行く度に「実はすごいお店なんじゃないだろうか」と
思うようになってきた。
お父さん、お母さんのすごさはあまりに何気ないやりとりの中で
ふと表れるので、時々びっくりさせられる。
何というか体にしみ込んだプロ意識なのかな?
相手に油断をさせてしまうその力の抜け方、素晴らしい。(尚) |
|
7月 26日
23日「夕暮れのひとときJAZZ LIVE」の2回目だった。
一回目以上に多くの方が足を運んでくださって嬉しい。
この企画に多くの方が協力してくれていて
そのお陰でステージが成立していることに感謝しています。
その要素は「気持ち」が占める割合が一番大きいんだと思う。
やらされているんじゃなく、自分から動けるという体から溢れてくる
自然な力がすごいんだと。
演奏前のサウンドチェック時に、ケンタローの機材にトラブルが発生、
音響面では課題が残ったのだが、
演奏内容では新しい局面がたくさん起こって、楽しい楽しい!
それに、ケンちゃんの「即興ってなんだ?」コーナーでの
リーダーぶりとMCは私も心強かった。
また、今自分が模索しているものの正体は何だったのか
少しずつ薄皮をはがしていけば触れそうだという手応えを
感じた貴重な時間でもあった。(尚) |
|
7月 16日
八ヶ岳高原涼しかった・・東京は亜熱帯。
9日(金)本厚木の桃栗にてライブ。
何だろう、色々な事を帰り道で考える。
11日(日)小淵沢 月下草舎にてライブ。
夕暮れも終わりに向かう午後7時近く、カナカナカナカナ・・という
ヒグラシの声が窓の外から響いてくる。
今日のライブは「朝ハ昨日ノ夜ノ続キ」から始めよう。
会場はペンションのホールだったのだが、窓がたくさんとってあるおかげで
照明みたいな夕焼けがステージを演出してくれる。
演奏者も聴き手も共に音楽に浸ることができた夜だった。
終演後、庭に出てみたら夜空は星でいっぱい。
東京より参加してくれたミカちゃんでんちゃんと一緒に
標高1500m程にある見晴らしの良いところへでかけ打ち上げ。
不思議な声が闇の中から呼びかけてくる。
みなこの日の夜はどこか興奮していて、言葉にはならない妙なおかしさを
共有していた気がする。
月下草舎のオーナーご夫妻にはお世話になりました。
ありがとうございました。
12日(月)一夜明けて今日も晴天、ペンションの近くを散策。
山椒の木発見、実がなってる!
この青い実は麻婆豆腐に入れると最高なのでせっせと収穫。
遅めの朝食をいただいた後、でんちゃんミカちゃんは高速バスで東京へ。
春犬チームは渓谷で本物のフィールドアスレチックス、
鬱蒼とした森と川を堪能するも運動量は半端じゃない。
ケンタロがバランス感覚でひょいひょい大きな岩や倒木の橋を
渡っていくのにはちょっとついていけなかった、残念。
時間はゆったり過ぎるのに、中身は濃いという2日間だった。
みんな、また行こうね。(尚) |
|
7月 7日
一週間が経つのはあっと言う間・・のような気がする。
25日が江東区文化センターでライブ、29日はリハ、
7月2日がBarBreathでライブそして7月4日ウィンブルドン男子決勝を
テレビ観戦・・というわけで自分事他人事も含めて行事がたくさんあった。
なんだか、ぼ〜っ。
2日の代々木上原Bar Breathは春犬バンドを応援してくれる有志の
方による企画だったので、ライブは何だかパーティめいた感じだった。
お店の小さいアメリカ製の古いピアノが面白い音で
その音とコントラバスの響きを調和させる工夫と、音色を生かした
選曲をしてみた。
発起人の塚田さんとけいこさんありがとうございました。
****
最近自分内に根元的な「?」を抱えながらぐるぐる。
いまさら何を、だけど考えぬかなくちゃ・・。(尚) |
|
6月 27日
25日(金)夕暮れのひとときJAZZ LIVEにお越し頂いたみなさん
ありがとうございました。
とにかく一回目が終わって、多くの方が集まってくださってほっとしました。
次回は7月23日(金)ということで回を追うごとによいものに成長させて
いくようにしたいと思います。
感想など気軽に寄せてください。
打ち上げ会場は東陽町から少し移動し、門前仲町へ。
なんと最終的には11人もの宴会になってました。
FMえどがわの川瀬さん、笠原さん、大江戸放送局の石塚さん、
写真をやってる田頭さん、なぜか、神宮前2丁目の隊長、
FMえどがわの水曜日のパーソナリティ
橘家蔵之介師匠とかFMサウンズの山下さんも参加。
楽しすぎる晩、お陰で熟睡。(尚)
|
|
6月 23日
15日(火)市ヶ谷MAGICにてTUAAに参加。
ロック向けのハコで生ピアノもないということで、XV−88を持ち込んでの演奏。
そして、ボイスに高柳圭ちゃんも参加。
すごく音が吸われる残響の無い空間というのは、非常に不自然な
状態だと思うのだけれど、逆にこういう環境は演奏の中身がはっきり線となって
表れる気がする、これはこれですごくシビアでありホントの姿がみえると思う。
音楽を楽にできないから、やるのは怖い、自信が必要なんだ。
そんなことを最近は思うことが多くなって、以前だったら敬遠していたこういう
ハコにも出てみたいと思っている。
TUAAの発起人及川さんに参加の機会をいただき感謝。
そして、この東京アンダーグラウンドアートアーカイブスが継続されて
成長していく姿をみせてもらえることにとても期待している。
17日(木)飯泉さんが自宅のピアノの調律に来てくれる。
ライブ会場やレコーディングの時もサポートしてもらって
かなり細かい感覚的な要求に応えてくれるありがたい人。
18日(金)11:40中央FMに行き、生放送に出演。
残念ながらケンちゃんはお休みで私一人で。
パーソナリティの福島さん、話を引き出すのがうまかった。
何だか楽しい雰囲気の時間でした。
16:00−新宿ミノトール2入り。
サウンドチェックではピアノの高音部にちょっと割れるようなノイズが
あって、自分のテクニックではどうにもならなくて苦戦。
でも、全体的にはいつも申し分のない状態にしてもらって
とてもやりやすいんだから上々の音場状態。
ボイスの圭ちゃんを交えてのライブ。
本番は今の自分たちを出すのに集中した。
ライブは楽し、そして難しい。
20日(日)代々木上原のBarBreath(7/2Live)で打ち合わせ
をかねてベルギービールを飲む。
(本当は打ち合わせがメインでしたが)
ちょっとパイナップルのような香り、こくがあって美味しい。
それにビール酵母が生きているから体にも優しいし。
(こういうと言い訳めいているが実際悪酔いしないし翌朝も快調)
泡を味わうというチェリービールも甘酸っぱくて美味しすぎる
誰か、私を止めて〜〜っでした。(尚) |
|
6月 14日
近況をざっと。
9日(水)すみだトリフォニーホール第一練習室にてリハーサル。
台風の影響なのか圭ちゃん(Voice)も含め全員スロースタート。
しかし、徐々に音を出していくうちに上々のアンサンブルに。
ケンタローのコントラバス、完全に生なのに、その上ピアノとも結構距離を
とりながら演奏したのにものすごくよくきこえた。
10日(木)8:30MusicForce渡久地氏が機材車と共に自宅に迎えに来てくれる。
12:00−六本木アークヒルズで神出鬼没ライブをするため。
生ピアノがないのでXV88を持っていくのだが、車を走らせて5分位でペダルを
忘れたことに気が付きとりに戻る。渡久地君ゴメンなさい。
なんとか10:00入りには間に合った。
が、しかしケンタローはちゃんと六本木ヒルズに行ってた。
こちらのツボは外さない男だということが改めて確認された。
結局梅雨とはいうもののお天気には恵まれ、屋外の開放感は素敵だった。
でんちゃんも駆けつけてくれて、お陰で何だかほのぼのしました。
今回てきぱきセッティングしてくださった緒方さんありがとうございました。
夕方からは自宅で生徒を教えて、その後でんちゃんを誘ってもんじゃに行った。
彼には今日も助けてもらったな。いつもありがとう。
12日(土)ほぼ4年ぶりに米沢の木口さんに東京で会った。
中国に出張に行ってきたとのことで、一緒に食事。またまたもんじゃ。
やっぱり木口さんはロマンチストだなあ。(尚) |
|
6月 5日
日差しは強いけれどさわやかな風、過ごしやすい。
***
近所のレンタルビデオ屋がDVDに商品を入れ替えるため
ビデオをどれでも100円もしくは200円という値段で売っていた。
「バリー・リンドン」(キューブリック)など掘り出し物何本かゲット。
***
福原愛さんを取り上げた記事より、彼女の言葉
「課題?あえて自分がマイナスになることを言う必要はないと思う」
を目にして、どきっとした。
***
昨日はプールで一気に800m楽に泳げた。(尚) |
|
5月 31日
今日はわずかな時間だったがプールで泳げた。
今まで「ここでやめたら駄目だ〜」と思いながらも
無理がきかなかった(無理しなくてもいいやとどこか諦めてた)
場面をクリアできたのは自分のみが味わう嬉しさ。
音楽に向かう姿勢でもこういう一瞬に出くわすことがある。
今までよりちょっぴり向こうに行けなくちゃ、今の私のままだ。
誰にも教わることができない、自分の自分だけがみつめている
この壁を乗り越える方法を考え続けていくことって楽しい。(尚) |
|
5月 26日
月曜日のNardis、夏の到来を感じさせる雷雨が私たちを
歓迎してくれました。
ライブの後、オーナーの小峯さんユナイテッドのおーちゃんと
遅くまで音楽の話、その環境の話など盛り上がる。
ライブのことは、現在反芻中、いろいろな感情が整理されず
見直している。
ライブ前に軽い食事をとろうと入った天ぷらとうどんの店も
安くておかずの種類も結構あって、なにより美味しくてあたり!
私たちが入って「このお店は果たしていけてるかどうか?」と
中を見渡していたら、次から次へと会社帰りの男の人達が
入ってくる、あっというまに背広姿でいっぱいになってしまった。
地元の人が安心して毎日寄って飲んで食べてる店らしい、
仕事を終わってほっとした感じがあふれてて、いい感じ。
大ヒットとかホームランではない、だけどじわっと充実していた
柏の夜でした。
リンクに柏「Nardis」、おーちゃんの勇姿がみれるバンド「UNITED」を追加しました。(尚) |
|
5月 24日
昨23日とおととい22日はご近所のチェンバロ作家のお宅で
行われたホームコンサートをお手伝い。
20日はゲートシティ大崎のアトリウムでLive
春犬バンドを知らない多くの人と応援しに来てくれた方々に
向けて演奏する。
聴いてくださったみなさんありがとうございました。
とても良い出会いと出来事があって、充実の一日でした。
アトリウム、とても広い空間で、音が響く響く。
「ぽん」と弾いた一音は「ぽ〜ん」「ぽ〜〜〜ん」「ぽ〜〜〜ん」と
会場のあちらこちらに鳴っているのが聞こえる。
まるでやまびこのようだ。
もちろん音響の方がモニターを用意してくれて
コントラバスの音を私にしっかり返してくれたので心強く、
何とか頑張ることができた。
これも経験だ、その場所でしか味わえない音場を
早く理解して楽しめるようになれたらいいのにと思う。
音楽に集中できさえできれば、なんてたとえうっすらとでも心の中で
いいわけをしない私になりたい。(尚) |
|
5月 17日
空の色が夏の青。
あおとうがらし刻んで、トマトとニンニクと玉葱、レモンで
タコス風のサラダが無性に食べたくなった。
最近自分で試して美味しかったもの。
玄米ごはんにツナ缶と青ジソを混ぜ酢と塩で味つけし、
トッピングにわさび醤油にくぐらせたアボガドをのせて食べる
ちらし寿司風。
これだけでも充実の一皿だけど、さらに
ここに納豆をプラス、海苔で巻いて一緒に食べたら
うう〜〜なんだこれは、というぐらいに美味しかった。
クリーミーでトロみたいな味と食感。
一見、食材を並べてみたらグロテスクなようだけど、
ぜひぜひおすすめです。(尚) |
|
5月 13日
外は強風、ごうごうと高らかに歌ってる。
「話す」というのは体から言葉を「離す」(放す)という
意味もあるということをラジオで聞いた。
だから思っていることは話すことで浄化できるのだそうだ。
人にとって人が必要なのだろう。
だけど、そんな思いを話すことができる相手がいるという
ことは幸せなことだと思う。
そういう関係を今まで築いてきたからこそ・・。
素晴らしい関係。
私は・・・。
仕方がない、こういう環境にしたのは自分だから。 |
|
5月 6日
BBSが新しくなりました。
どうぞ気軽にお話ししにきてください。
(過去ログも見られるように準備しています)
***
最近公共の屋内プールに通い始めた。
のんびり自分のペースで泳ぐ。
3回目くらいまでは体が水に乗り切れず、波の狭間でじたばたしてた。
前回、やっと水を切るという感じが戻ってきた。
それまでと違うのは、クロールでブレスをするときに見える風景が
がらりと変わるのだ。
自分が水の流れを作れるのと作れないのでは
同じ泳ぐというのでも内容が全く違う。
頭の位置を変えずに体をローリングする。
得意な体側では深く体を傾けられるのに、苦手な方はどこまで傾けられるかすら
分からなかったり、ほんのり恐怖心も感じる不思議さ。
ひたすらひたすら自分の体と動きを観察する。
あわてずゆっくり一つ一つの動きを確認しながら。
たったそれだけのことがなんだか無性に面白い。(尚) |
|
4月 29日
唐突に昨日BBSが開かなくなりました。
現在修復をお願いしているところ。
めんめんと続いてきたBBS(短いながらも歴史の一頁)が
突然切れる(自分の意志と別の所で)というのは
結構悲しくてむなしい気持ちになるものだ。
せっかく、書き込みしてくれた心のこもったものが消えちゃうなんて・・。
力を入れようと思っても何だか脱力してしまう感じ。
う〜〜、ホントはとても腹がたってるのです。
いやいや、きっとこれも何か変わるためのチャンスなのかもしれない。
今、頭の中には立ち上がってきたものたちがごちゃごちゃしていて
その状態を表すかのように部屋の中もごちゃごちゃしてきてて・・
逃げないで取り組んでいこう。(尚) |
|
4月 20日
ちぎり絵作家梅津さんの「ウメチギリ」をリンクしました。
***
本日は春犬バンドのミーティング兼食事会。
以前、ケンちゃんが麻婆豆腐の美味しい作り方を知りたいと
言っていたので調理実習つき(指導:中村)のミーティングでした。
私が麻婆豆腐に関してコツだと思うところは、段取りをよくすることと
合わせた調味料を香り高く炒るという点、
それさえ守ればあっけにとられるくらい簡単。
材料を準備しておいてうわわわっと調理時間は約3分位
(気分としては3分・・・5分位が本当かも)でできあがり。
ひりひりと辛くて濃厚で美味しいです。
今日のメニューは、
山芋の素揚げ・茄子焼き・生野菜と3種類のディップ・
麻婆豆腐・セロリと卵のスープ・玄米。
あ〜美味しきかなミーティング。
もちろん、ライブやリハーサルの音源を聞きながらまじめに
今後の方向性なども話しました。(尚) |
|
4月 15日
「キル・ビル」を遅ればせながらみた。
すっごいパワフルだった。
映画を見終わった時、観た映画の持つテンポ感やリズムが私のと違ったり、
またそれが自分のそれより早いのにもかかわらず気持ちがよくて、
体が調整できなくて変な感じ、ということがたまにある。
キル・ビルもそういう「体にくる」映画だった。
一日経ってもそのエッセンスが体中に残っていて、浸ってる。
うわ〜〜、いいんだよね、ここまでやっちゃって!!
この人(監督)の頭の中ってどうなってんの?
でも、ここまでデフォルメできるということは現実をとてもよく知っているという
ことにほかならない・・という冷静な視線に気がつかされたり。
自分の想定しているものを超えて、理解をすらできないと
いうものに、強く惹かれていく。(尚) |
|
ピアノに関する私なりの考察。
音型の弾き易さ弾き難さ、を見極めないうちにリズム練習をすることの無意味さ。
肉体的に弾けないパッセージがあるうちにメトロノームに合わせて
練習しない方がいいということ。
鍵盤を階段にたとえるなら、指は両足。
一歩一歩ゆっくり昇っていくときも、リズミックに駆け上がっていくときも
階段の真上に重心が乗っていなかったら・・・危険だと思う。
ピアノは階段とちがって踏み外したり滑ったりしてもけがをするようなことは
ないから気楽なものだけど、同じ事がいえると思う。
つい次の場所に行こうというほうにばかり気をとられてしまう。
しかし、弾いている鍵盤の真上に重心が乗っていなければ
ちゃんと弾けていることにはならない。
この場合音量が大きい小さいの別は関係なく、ただし
小さい音量で弾くことの難しさは、ことさらだ。
体が(手のひら、手の甲、腕の位置・・)少しでも無理していると
感じたらよくその音型と体の使い方に注目してみる。
まずは、体のカタチと重心の移動を完全に自分のものにするほうが
後でリズム通りに弾くときに簡単だ。
急がば回れってことなのかな。(尚) |
|
4月 1日
昨日の新宿「ミノトール2」ライブへお越し下さったみなさん
ありがとうございました。
音響面がしっかりしているのと、ピアノのメンテナンスが行き届いているので
ここミノトールはミュージシャンにとって集中しやすい場所だと思う。
私も久々にピアノのことで演奏前に神経質にならずに済んでよかった。
ケンタローの曲「朝つゆ」を弾くとき、2つの楽器で鳴らした和音が
縦にしっかり立ってくると、俄然この曲の世界がひらける気がする。
昨日はますます、その感を強めた。
アンケートの中から嬉しい言葉みつけた。
「これからも、カタチとか、テーマとか気にしないで
イメージしたままのものを聞かせて下さい。
好きなように作られたものに、気持ちを重ねていくのは
素敵なことだと感じさせられました」(尚) |
|
3月 29日
昨日は江東区門前仲町にあるコミュニティFM「レインボータウンFM」に
春犬バンドの2名と31日歌ってくれる高柳圭ちゃんと生出演してきました。
番組は「石塚恵子の夕暮れのひとときに」そのうえ生演奏もやってしまった。
スタジオが狭いので座る場所をちゃんと考えないと進行に差し支えるし、
弾かないときのコントラバスを置いておくスペースの確保も大変なのです。
私たちが出るのは4時から、直前には番組宛にリクエストされていた
「春の夕暮れに犬は踊る」がオンエアされ、石塚さんの温かい
声でコーナーが始まります。
で、ライブの告知や活動の報告などなどをして、
いよいよ生演奏、曲は「・・・づもな。」をやりました。
この曲はイントロからケンちゃんの弓で入り、テーマも弓なので
横にもかなり動く演奏をケンタローはします。
ケンちゃんは弓を使うのも立って弾くのもまさにぎりぎりって感じ。
私は鍵盤ハーモニカだったので音量的にはそんなに大きくなかったのですが、
圭ちゃんの声はモニターを通して聴くとびりびり割れそうな位でした。
でも、内容はいい感じにできたと思います。
ほとんど緊張することもなく、なごやかで気持ちのいい時間を
スタジオ内で過ごさせてもらいました。
石塚さんは、盛りだくさんの内容をこなしていくのは
大変だったのかもしれないけれど・・。
とても、楽しかった。ありがとうございました。(尚) |
|
3月 18日
今日は雨模様、低気圧ってどうも体に影響を与えるなあ。
なんて、言ってられない、自宅でピアノレッスンの日だし。
今日来る子は最近めきめき音楽的成長を遂げているので
彼女といると毎回必ず新しい発見があって、それを解析するのには
集中力を切らせないから私もしっかりしなくちゃ。
彼女の成長ぶりを長年見守ってきた私が思うのは
音楽って本当にその人個人のものなんだなということ。
とても正直なものだなあ、音楽っていいものだなあと。
以前の私は、あまりに欲がなく言葉数も少なく自分の意志を
あらわさない彼女に理解を示せずいらいらしてしまって・・。
でも次第に、一歩一歩、ある時は一気に音楽を好きになっていく
彼女がかもしだす雰囲気が(相変わらず彼女はあまり言葉には
出さないけれど)素敵だと思えるようになった。
今では、完全に音楽は彼女の一部になっている。
|
|
3月 15日
ライブ情報4/16(金)本厚木「桃栗」アップしました。
先日行った江東区文化センターでの仮ライブ。
年度末でもあり、センターで行っている講座などが終了しているものが
多かったそうで担当の早川さんが「これほど人が少ないとは・・・」というほど。
6月から企画(月一、センターの一般開放スペースで何ができるか春犬バンドが
アイディアの提示をする無料コンサート)を本格的にスタートさせるので、
演奏する予定の同じ時間帯に実際どんな雰囲気か確かめたかったんだけど、
この日は普段とあまりに様子が違っていたらしく、早川さんに恐縮されてしまった。
でも、そのお陰でスタッフのみなさんにしっかり聴いてもらえたし、
良い企画に成長させていけそうな手応えをもらった。
通りがかる人は少ないながら演奏がはじまるとみなさん思い思いの場所に座り
じっくり聴き入ってくれたし、一曲終わるたびにとてもとても温かい拍手をいただきました。
早川さんにも言ったけど、気持ちがいいって人数が多い少ないじゃなく
こういう時間と空間の流れが起こることだと思う。
気配がだんだん変わっていくのが面白く、やりがいもある。
音が鳴りやんだとき、談話ルームにはいい空気が増えていた。 |
|
3月 12日
今日はこれから江東区文化センターにて告知無しでライブ。
6月からこのセンターの談話ルームという一般に開放されている場所で
定期的にライブをすることになっていて、金曜日の17:30−18:30という
予定されている時間帯でどんな人通りがあり雰囲気になるのか
実際に試してみるのが目的。
結構楽しみ。
ストリートっぽくて。
どんな反応があるだろうか?(尚) |
|
3月 10日
「シヤワセ気分でらららら〜ん」広島のさーやのサイトをリンクしました。
***
昨日はリハーサルだった。
3/31のライブではゲストに高柳圭さんに声で参加してもらおうと思っている。
一回目のリハーサルはお互いの「?」の数々をみせあう、という内容だった。
彼女はクラシック畑の人で即興やバンドという感覚がはじめて。
春犬バンドは決めごとは最低限、で即興大好き。
な、それぞれが得意とすることが違うわけで、お互いのやりかたを
理解し合わないではその先にある新鮮な音楽にはたどり着けないだろう。
圭ちゃん、「?」を懸命に伝えてくれた。
まだ全部に答えられていないけど、次はもっと距離が近くなりますように。
「?」をなんとか言葉で説明しようと粘る熱い圭ちゃん。
そして、彼女の体から出る声は私の想像を超える鳴りを持っていた。
彼女のエネルギー、すごいと思った。(尚) |
|
3月 5日
ピアノを自分の音楽を伝えるために使いこなすって
難しいなあと毎日毎日思う。
私はショパンのエチュードを体と手と頭をストレッチする意味を
含めて必ず弾くのだけれど、ショパンの音楽はシンプルで美しく、
理路整然としていてわかりやすいので弾きたいと思わせてくれる。
でも弾くためのテクニックが必要なことに今更ながら気づく。
そして、同じ曲を演奏しているのに今日初めて気づくことがあった・・
と日々愕然とする。
比較的自然に弾ける音型のすぐ隣にとんでもなく難しい音型が並ぶ。
音の並び幅は同じだ(譜面でみるとそうみえる)、音楽の場面は変わらないから
聞こえ方歌わせ方も同じ、だけど・・。
そのとき手の形がどうなっているかで、音のパターンは一緒でも全く難易度が違ってしまう。
何でこんな当たり前なこと気づこうとしなかったんだろう?
また、次に弾かなければならない思い切り遠いところの鍵盤までいくために
大きく広げた手は目的の場所に着いた途端、次弾くはずの音は今度はとても近いので、
大きく広がった手を一瞬で縮めてすぐ近くの音を弾かなければならない、というのも難しい。
猛ダッシュして直線を走ってね、と言われているのに
今度は急カーブをそのまま速度を落とさずに一瞬で曲がってください、
ということをこの曲では要求しているのだから、
そしてそれが音楽として美しいのだから、なんとか工夫しないと。
答えは今日のところまだみつかっていない。(尚) |
|
3月 1日
月刊誌エスクァイヤ3月号はJAZZ特集で、ECMレーベルオーナー
マンフレット・アイヒャー氏の記事に惹かれて購入した。
発言の中から・・
「今の時代、音楽も本も多すぎます。すべてがトゥーマッチで、
かといってクオリティが必ずしも上がっているわけではない。
我々に必要なのは孤独であることです。入ってくる情報を制限して
本質に集中すること。しかし今の音楽業界はそれができずに
フラストレーションが蔓延しています。『コンセプトとアイディアの不在』によって、
自分の首を自ら絞めているのです」
「人を愛するために、結婚しなくてはいけないということはないでしょう」
これらの言葉を読んで思わず図書館に行って「ECMの真実」
稲垣邦彌(河出書房新社)を借りて読んだ。
自分を知ることがものを生み出す、言ってしまえば当たり前のことのようで。(尚) |
|
2月 24日
21日は久々MOMINOKI HOUSEでお茶の時間ライブだった。
なかなかのにぎわいがいい雰囲気、そして聴き手の方々のバラエティにも富んで
やりがいもありほどよい緊張感もある2時間だった。
その日の朝、いつもお願いしている調律の飯泉さんに急遽無理をいってピアノの調律に入ってもらったお陰で音楽に集中しやすい環境だった。
ケンちゃんとの音の混ざり方が今までのMOMINOKIで一番くらいによかったんじゃないだろうか。
ケンちゃんの音の圧力がここのところのライブの度に確かに上がっていて、それがバンド全体のダイナミクスを大きくしている。
その伸縮自在な音の中に自分もとけ込んでいき、そのあたたかい音の流れの中を泳いでいるようなゆたかで心地いい時間が21日もあった。
***
あったこと感じたことを忘れないように、
そして忘れるように、
次はまた初めての気持ちで
緊張しながら手探りで演奏しよう。(尚) |
|
2月 21日
最近色々な環境ではじめましてのピアノを弾くことが多かった。
初対面のピアノに「よろしく」という気持ちを込めつつ、
「今日はどんな性格のピアノなのかなあ」と鍵盤をさわっていく。
ううっ、やややっ、ていうくらい一台一台ホントに違う。
そんなそこで出会って初めて弾くピアノが持っている癖を
急いで確認しなくちゃ、ライブが始まるまでに
仲良くならなくちゃ、はやくはやく。
アップライトという家庭用として普及している縦型のピアノ。
これを弾くたびに弾きこなす、また美しく響かせることが難しいとつくづく思う。
鍵盤を押さえてハンマーが弦を打って音が出るのがとても早いのだ。
よく、アップライトは鍵盤が軽くグランドピアノの鍵盤は重い、という表現をされる人が
いるのだけれど、この音が出る早さのことを言っているのかと思う。
が、しかし、なのです。
鍵盤をさわって音がすぐ出てしまうということには、弾き手が出てきた音に
影響されやすいという落とし穴がある、と私は思う。
つまり、本来頭の中で歌っている自分の音楽より出てきた音が
早いのでテンポが速くなりがちだということ。
ところが、反応は早いけれど音にニュアンスをつける余裕がなくなってくる。
自分の間合いで弾くのが難しいなあと感じる。
グランドピアノは音を作る考える時間がある(ほんのわずかな時間だけれど)。
それがとても気持ちがいい。
そして、鍵盤を押さえ込むこと、音を制覇すること、伸ばすことで
自分のスタイルを見つけることがアップライトより自然にできる気がする。
グランドピアノはゆっくり丁寧に弾くことを教えてくれる。
本当の自分の音楽を奏でたいはずなのに・・・。
気をつけなくっちゃなあと自戒。(尚) |
|
2月 17日
何だってやってみたら行ってみたらいいことがあるものだと強く実感した山形。
自分たちができることを心から体から全部使って本気で必死で伝えてみたら
そこから受け手が意味をみつけたりしてくれる、
きっと必ず伝わっているのだ、音楽っていいな。
私は「みんながわかるように」とか「ふつうのひとにわかりやすく」という
お願いをされるのが何より嫌い。
「みんな」なんてどこにもいないし、「ふつうのひと」って誰?
あなたのこと?
基準は自分自身にとって何なのか?しかない。
だから、私が聴きたい音楽を私が行くならこんなコンサートを・・
という風にしか考えないで演奏したかった。
そして、その通り必死でやった。
聴いて下さったみなさん、本当にありがとうございました。
そんなみなさんから益々本気で頑張ろうと思える自分をみつけました。(尚) |
|
2月 10日
リンク集に広島のオーボエ奏者きみちゃんの
「きみのSWEETS」追加しました。
7日の土曜日は桝本純子さんの作品に囲まれながらの演奏。
やわらかい光と「こうぞ」という植物を素材にした作品たちは美しく、
また我楽というギャラリーも元は酒蔵だったというところで空間が素晴らしかった。
古い古いアップライトピアノは面白い声で歌ってくれた。
8日は横浜ランドマークプラザでの演奏。
前回演奏した時は完全アコースティックだったが、今回は素晴らしいステージが
組まれていて、その上には「春犬バンド」という私たちの顔写真入り巨大看板が!
こんなに大きなイベントになってたなんて〜、私聞いてないよ。
看板は何とも恥ずかしかったけど、多くのお客様に聞いて頂けて感激でした。
昨日は14日のふるさとコンサートのリハーサル。
日本人なら誰もが知っている超スタンダード「童謡・小学唱歌」たちと
いっても、全てに春犬バンドならではのアレンジを試みた結果・・。
「童謡・小学唱歌」たちは手強いぞ〜という実感。
リハーサルなのに、すごい緊張感、集中を持続しないといけなくて、
約5時間のリハはひどく疲れた。
ケンちゃん、ブンちゃん、立ち会ってくれた松田さん、カトーマネ、お疲れさまでした。
一曲わずか1分とか長くても3分程度、約1時間半程度のコンサートに
するためにいったい何曲必要なんだろう・・・。
一応アレンジしたのは13曲だから平均2分〜3分位だったら30分強、
「紅葉」とか「海」などではインプロビゼーションもやろうと思っているし、
春犬のオリジナルコーナーもあるし、これを何とかするしかない。
やるからには充実したコンサートにしたいもの。
春犬バンドのオリジナルだけのコンサートじゃないから色々な試みができて
すごく意欲的になっている自分を発見できて楽しい。(尚) |
|
2月 6日
昨日はケンタローと神宮前の店に衣装に
なりそうな洋服をいろいろと見せてもらいにいった。
このお店「グランピエ」には中近東のアンティーク(絨毯、農具、家具)や
日常雑貨をはじめ生地や洋服など素朴な雰囲気のものがいっぱい。
いつ行っても面白いモノだらけなので行く度にじっくり見入ってしまう。
今回は、ケンちゃんに着心地がよく演奏しやすく
何より183cmという身長に合った素敵な服をここで見立てて
もらおうというのが主な目的、お店には事前にそのことを伝えてあった。
というわけで、ケンちゃんの試着開始・・。
最初のうちは服とどう向き合ったらいいのかわからない・・よそよそしい感じ
が漂っていたのに、だんだんとこなれている感じにケンちゃんの
雰囲気が変わっていくのがわかった。
お店の方も大きなサイズで雰囲気のあるものをいろいろ
揃えて待っていてくださり、親身になって相談にのってくれた。
とてもありがたかった。いい感じのものがみつかりました。(尚) |
|
1月 31日
朝起きたらすでに頭が痛かった。
こういう頭痛がおきるときのパターンがあって、
寝ているときから頭痛を感じているらしく、
ぼんやりとした苦痛と一緒にふとんに入ってうつらうつらしながら
時間が経つのを待っている感じがたまらなくいやだ。
そんなこといっていても仕方がないけど、
そういうときは良い香りのコーヒーは
ふっと頭痛を軽くしてくれる。
頭痛薬のお世話になりながら。
そして頭痛が治ったら図書館に行って資料を探そう。
そして、新しい服も探しに行こう。(尚)
|
|
1月 28日
2月14日山形新庄雪祭り関連イベントで演奏することになって
ボーカル(ソプラノ)の菅原ゆかり(通称ブンちゃん)さんと日本の童謡や
伝承されているあそびうたなどをやることになった。
もちろん、春犬バンドが一緒にやるということは、
聞く側も演奏する側もお約束みたいに演奏する前からすでに結果が
見えているような演奏はしないし、したくない。
童謡なのに親しんできた(悪い言い方をすれば慣れきった)音なのに
今日はじめて耳にするような新鮮さでどきどきする音楽にしたい。
ということで、昨日リハーサルを行った。
時間があまりないけれど、やれるだけのことをしてみようと思い
2日間ほどは集中してアレンジに没頭していた。
気づいたことは、日本の歌ってメロディは繊細で美しく微妙なラインのものが多いのに、
それに対するハーモニーや小節の切り方はあまりに素朴で単純すぎる。
楽曲としてはバランスがわるいと思った。
ゆったりとその美しいメロディを生かすアレンジ。
「赤とんぼ」はアウフタクト(弱起)で歌い出すように、はじめの2つの音には
ハーモニーはつけないでやってみた。
何だかこっちの方が自然じゃないかな?
そんなことをいっぱい試してみて、リハーサルに臨んだ。
「ふるさとコンサート」かなり冒険・実験なイベントになるかもしれない。
***
ライブ情報を更新しました。
2月はあちこち面白いところで演奏します。(尚)
|
|
1月 22日
ライブ情報を更新しました。
2月はあちこち面白いところで演奏します。
***
本日ウチに山本ヒロアキ氏がシンセサイザーとその周辺のこと
(シーケンサーソフトなど)を教えに来てくれた。
昨年広島に行くことが決まったのをきっかけに(会場にピアノがなかったので)
私が譲れない「アコースティックな楽器に対する要求」を満たすのは無理としても
その感覚を理解してくれそうなシンセサイザーを探し始めた。
そして、いろいろなメーカーの楽器の試弾を重ねた結果、祈るような
期待をこめてローランドXV−88というシンセサイザーを購入。
そのコンサートピアノ専用の音源も手に入れた。
しかし、あまりにアナログな私にシンセは遠い存在だった。
プロのアドバイスが必要だと思い、身近な存在ながらこういう機器を駆使して
活躍しているでんちゃんこと山本ヒロアキ氏に基本から習うことになった。
そして、その第一回目。
ん〜〜面白かった、こんなにわくわくしたのは久しぶり。
自分がどんな嗜好をしているのか、やっぱりこういう音が好きなんだということに
改めて気づかされたのが嬉しかった。
音楽を楽しむ手段の一つとしてすごく役に立ちそうな感じ。
もちろん今日初めて教えてもらったくらいじゃ何も知らないのと一緒なんだけど。
しかし最終的には自分の聴きたい音楽を作りたいわけなので
そういう意味では何をどう使っても自分の音楽に一貫性がなければ
だめじゃないかと思う。
自分でも意外だったのは新鮮な感覚の扉がそこにあったということ。
今まで知らなかったなんて損してたかなあ。
でんちゃん、わかりやすい授業どうもありがとうございました。(尚) |
|
1月 20日
昨日は深夜0時よりミーティング。
日中は演奏したい場所をあちこち探索して歩く。
最近あちこちで大型の再開発されたいかにも都会的な場所が目に付くけど、
確かに真新しくてデザインが凝っていてお洒落でお金を持っている人がそれを使うのにはとても魅力的なところなんだろうな。
今年カウントダウンのタイミングにいた場所六本木ヒルズはまるで観光地だったし、それはそれは美しいライトアップ、場所には人のエネルギーが溢れていて素晴らしいと思った。
だけど、そう言う場所にはどこかやっぱり異常な気配を感じてしまう。
広大な土地がある日突然街として立ち上がり、時間を経て一斉に色あせくすんでいく、そしてまた・・。
全てを総とっかえしていくことで街が別人になっていく。
人一人一人の力ではどうにもならない場所と建物。
歴史を刻んでいくことで美しい街に成長していくという楽しみは
そこには生まれないんじゃないだろうか。(尚) |
|
1月 9日
昨日おとといと、ピアノレッスンで生徒をみた。
ピアノと悪戦苦闘している人の姿をじっくり観察していると
私もいろいろな発見をする。
改めて思ったのは弾くことばかりに意識がいきすぎていると
自分の奏でたい音にほとんど無関心みたいな状態によく陥っているということ。
なぜそこが難しいか?
あわてたり焦ったり、もう精一杯なんだろうけれども「音楽」って
単なる「音」が一つだけあっても音楽とは全く関係がないものなのに。
音楽は音のつながりによってはじめてその姿を現すものだ。
一つ音を鳴らしたら、その次の音をどう鳴らしたいのか・・そこに自分の
意図がなかったらただ何ヘルツというノイズが鳴っているのに等しい。
ピアノが難しいなあと思うのは鍵盤を押さえ込んでそれが元に戻ろうと
する鍵盤の押し上げをいかに自分でコントロールするかという点だ。
案外弾くという意識を持っていてもあの上がってこようとする鍵盤の力に
逆らえないで指が離れてしまうことがとても多くて(5本の指はそれぞれ持っている力が
違うし役割もそれぞれあって向き不向きがあるから)、残った音がバラバラの長さで消えていく。
それがイメージがない音楽になってしまう原因のひとつだと思う。
なのに、不思議と無理な姿勢を指にとらせたりして指というモノに頼っている。
ピアノは鳴らないし、腕や手首や手のひらは痛い・・。
いい音を出すには体が自由で気持ちいいはずなんだけどなあ。
最終的にはその現象と自分の聴いている今自分が出した音を
はっきり確認する客観的な耳が頼りだ。。(尚)
|
|
1月 6日
最近のできごと・・。
1日は映画が¥1000なので映画館に行った。
リュック・ベッソンが脚本・製作という映画、ガ〜ラガラだった。
内容は全然だったけどル・マンのドキュメント映像が見ることができたり
美しい景色や登場人物たちの着こなしなどは目の保養。
30日も短編映画のオムニバス「人生のメビウス」を観に行き、こちらは堪能。
ドキュメンタリーの監督は知らなかったが他は私が好きな監督ばかり。
見終わってから、美味しいものを食べた後の「あ〜あの料理もう少し食べたいなあ」という感覚になった。
3日NHK教育テレビでまとめて放送していた美術館シリーズをじっくりみる。
5日ネットで調べもの、はまった。
私にとって未知の世界(だけど興味津々だったこと)なのだが、あまりに難しげな言葉だらけで、まだ何も表現できない。
音に対して自分がどこまで明確な意図を持たせられるか
ということを学びながら実践する年にしたい。
今日は図書館で本とCDを借りてきた。(尚) |
| 2004年 |
1月 2日
新年明けましておめでとうございます。
今年も春犬バンドをよろしくお願いいたします。
年頭だから今年は頑張ろうみたいな感じはないのだけれど、
実は秘するモノが頭の中には充満している状態だ。
前進している部分もあるけど
その実、極限状態(に近い)であったりする。
全てが上手くいってるわけじゃないけれど、
そんなところからどう切り開いていけるか・・・。
味わったことのない経験のまっただ中でも
これからをみつめて計画するのは楽しい。(尚) |
|
12月 27日
春犬バンド通信最新版12月号を更新しました。
今回は広島のレポートになっています。
市電、穴子飯、宮島の青い空と海、魅力的な被写体が
あちらにもこちらにも・・・。
個人的には懐かしく、何度みても感慨深いページになりました。
よかったらご覧下さい。
昨日は沖縄料理の店に。
少し古びたちっちゃい畳の個室、ちゃぶ台、塗り箸が湯飲み茶碗に刺さってる。
料理が並ぶと田舎の家での晩ご飯みたいで旅行っぽさがあっていい感じ。
なんてことなく美味しく優しい味。
さんぴんハイ、豆腐よう、中味汁・・でいい気分。(尚) |
|
12月 22日
遅くなりましたが19日、東京日仏学院「ブラスリーライブ」にお越しいただいたみなさんありがとうございました。
年内の春犬バンドのライブは終了しました。
いろいろなことがあった一年でした。
いつも新しいことに挑戦している感覚があった。
だから、レコーディングにしろライブにしろ体が常に緊張していてどきどきしっぱなしだった。というか、毎日どこかしらそのテンションの中で生活していてぴりぴりしていたような感じです。
(ケンタローはきっと違った感覚に生きていたんだと思うけど)
今回のライブに向けては、スラッシュメタルという音楽の分野でずうっと一線で頑張ってる大谷慎吾さんと演奏することもどうなるのだろうか?という思いで、はっきりいって緊張してました。しかし、そのために準備したり会って話をしたりできてよかったなあ・・と、たとえ結果さんざんなものになっていたとしてもそれはいい出会いだったし挑戦だったと思える。
ふと目にしたフレーズで「どきっ」としたもの。
「人を感動させるやうな作品を
忘れてもつくってはならない。
それは芸術家のすることではない。
少なくとも、すぐれた芸術家の。」(尚)
|
|
12月 14日
9日〜11日広島に行って来ました。
春犬バンドを広島の音楽仲間に聴かせようとぬまじさんという
一社会人(トランペット吹き)が企画し実現したものです。
一人の強い動機がここまでやってしまうんだ、すごい。
私もかなりのやりたがりだけど、思いつきを実現することの難しさには
いつもいつも悩まされている。
今回実際に広島に行って、ぬまじさんがいかにいい人に囲まれているか
目の当たりにしました。
そんなぬまじさんがフィルターになっているから春犬バンドは
後は思いっきり演奏すればいいだけだった。
本当に、色々な方にお世話になりました。
どうもありがとうございました。
今日は横浜クィーンズスクェアでライブ。
東京FMの公開生放送番組の前座。
14:00−と15:00−からの2ステージ、かなり忙しかった。
ステージから駐車場から控え室から全部が遠くて建物が違うし
景色はどこもそっくりでエレベーターを降りるたびにみんな(4人)
行き先を間違える。
しかし、なんと誘導してくれるスタッフがいてつきっきりで世話をしてくれた。
彼がいなかったら私たち遭難してたかも。(尚) |
|
12月 5日
自分の本音と建て前が完全に一致をみれば、心も体もリラックスしていられるんだな。
私の周りの素敵な人をみ、対話をし、なんだかふっと力が抜けて腑に落ちた感覚を得た。
どうもありがとう。心から。
発見したこと、女と男の大きな違い。
たぶん、生物学上はもちろん歴史の中でめんめんと続いてきた役割が与えた影響、現在の社会での価値観の関係など、からも大きい違いを生んでいるんだろう。私自身が苦しんできたことの原因は何だったのか、少し理解したような感じ。(尚)
|
|
12月 1日
冬の寒さ定着してきました。
11/29「響く箱vol.2」にお越しのみなさん、どうもありがとうございました。
そして一緒にこの一日協力してくれたみなさんに心よりお礼申し上げます。
音響・照明・舞台監督・渡久地秀泰さん、サウンドデザイン・山本ヒロアキさん、受付・その他いろいろなこと・吉田裕子さん、カウンター・会場係・そのほか・
一条結花さん、打ち上げの料理製作・山口正八シェフ、そのお手伝い・有山さん、DMデザイン・安田真奈巳さん、コア石響・山本ご夫妻、Mエンタープライズ、そして、Motti、ケンタロー、加藤利之。
それにしても、音楽は生物であり手強いものだと痛感してる。
じたばたしまくって、緊張しまくって、後悔して・・・。
いろんな感情のごったに状態。
さっき、カンコちゃんがBBSに書き込みしてくれているのをみたら嬉しくて心の中にあった氷が溶けていくのを感じた。(尚) |
|
11月 22日
昨日は春犬バンドのアイドル大谷氏とのリハーサル。
彼の出すギターの音、とても歪んでいるんだけど空気感が素敵で不透明水彩の絵の具とたっぷりの水を含ませた筆をざらざらした紙の上においていくみたい。
フレーズを弾くことではなく出した音の存在をどうするのか、どうしたいのか。
出てきた音の行き先に気を配って集中している曲はすごく面白かった。
まだまだバンドとしての楽曲演奏の完成度は低いけれど原石の中に光るものを発見していく感じだ。手応えもたっぷりあった。
おとといは、29日向け音源づくりの作戦会議で山本ヒロアキ氏が我が家にやってきた。レコード鑑賞会みたいになって、聴き所聴かせどころのツボがお互いはまるのでいつも以上に面白くCDを聴けたりして楽しかった。(尚) |
|
11月 17日
朝までかかってメール版春犬バンド通信を配信しました。
***
私が音楽の中にみつけたいもの、みつけて感動するものを自分が音楽して出したい。
それは何か?
音楽だから言葉にはできないけど間違いなくみたことがあり聴いたことがあり。
それは、音楽のスタイルでもジャンルでも演奏楽器の種類でもない、と思っている。
今日の私が出した音、それが全て。
私が聴いてそれは私を感動させられるかどうか?
嘘がないだろうか?
可能性、発展性を感じられるかどうか?
曇ったレンズでみたらだめだ。
付け足していくことでもない。
私自身を信用しよう。(尚) |
|
11月 11日
わんっ!わんわんわんっ!犬の日。
今日もこれからリハーサルがある。
***
ピアノという楽器、鳴らすのは鍵盤ではなく弦(ハンマーが叩く)。
白い鍵盤は低く、黒い鍵盤は山のように並んでいる。
弾く側、私たちの手の形はみれば親指が奥まったところにあり短く、
中指は一番遠いところにとどく。
親指は不器用だけど支えたり強い音を出すのが上手く、
小指は短く細い割に繊細な音から大胆な音まで案外器用だったりする。
この規則正しい配列でありながら山あり谷あり
その山と山の幅が広かったり狭かったりする鍵盤を
それぞれ向き不向きのある指たちがあの弦を鳴らそうと
平らな鍵盤やちょっと山になっている鍵盤を押さえる。
それも、全てを同じ速度で同じ距離から押さえないと
バラバラのとりとめない音しか出てこない。
これは、自分の意図した音を出すということが
すっごく難しいこということだ。
そして、さらに音楽は楽譜じゃない。
でもある程度の基礎知識が必要だけど、
一番簡単と思われるハ長調(白い鍵盤だけしか使わない)は
弾くのは実は一番難しい。
黒鍵を含む調の方が手の形が親指は白い鍵盤、黒鍵はそのほかの指を
置くのにすごく適していて体自身リラックスした状態でいられる。
なのに、ハ長調を一番最初に習う(調号が付かないのでわかりやすいということで)。
だから一番最初に習うけど一番難しく、一生弾き続ける課題なのかな、と
最近とみに感じる。(尚) |
|
11月 8日
手前味噌なページ作りました。
***
ピアノを弾くのは難しい。
ということはいえる。
ピアノを弾くことは難しいけれど
難しいことだとわかっていると
弾く方法を知る準備が自分にできる。
冷静な目を持って自分の手と規則正しく
鍵盤が配列されたピアノという楽器を
よく観察する人になれる。(尚) |
|
11月 6日
「響く箱vol.2」に向けてのリハーサル、先日スタッフ全員が揃っておおよその全体像がみえはじめた。
最初私の頭の中にだけあった構想はそれぞれのメンバーの中で咀嚼され形が生まれ、しずかに発酵をはじめてきたようだ。中村尚子〜スズキケンタローへという今までの流れからさらにMotti〜山本ヒロアキ〜渡久地(舞台監督)という面々を通じて広がりをみせる。春犬バンドの世界が新鮮な感覚を持った人たちを媒介することで立体感がでるといいな。
期待感が高まってきた。
12月広島行きも決まり、こちらもぬまじさんという私的サポーターが全面的に応援してくれていて、人の優しい気持ちとそれをあらわす行為がなかったら私たち何事も動けないということをあらためて思う日々。
響く箱のメンバーのみなさん、広島で動いてくれているぬまじさんはじめ協力者のみなさん、よろしくお願いします。ありがとうございます。(尚) |
|
11月 2日
結果がほしいと思って心ばかり焦る。
そんな自分をうまく手なずけて気分良くその一瞬に集中しよう。と思いながらも胸がどきどきしているのが自分でもわかってしまう。ああ・・やだな、小心者の私。
この一週間は普段会わないような人と仕事したり話をしたり、J−WAVEから春犬バンドの音が流れるというのでどこか体が緊張していたり、なんだか変な時間を過ごした。
ハロウィンの夜はたまにいくバーに顔を出したらお客が全員仮装していてカウンターはセサミストリートの人形みたいな頭の人がずらり、中にはシンガポール航空のスチュワーデスになりきっている男の子(?)までいる。
響く箱に向けてのリハーサル、ミーティング面白かった。
柏に12月一緒に演奏するギタリストに会いに行った。
久々に楽譜ばかりの演奏の仕事、接点がなかったクラシックの声楽の人と会った。見知らぬ私と一緒にやるのはさぞや不安だったろうな、なんとかこなしましたが、いろいろごめんなさい。ありがとうございました。
昨日は久々GALALIで食事&お酒をいただいた。
やっぱり久々の人たちとの会合、濃かった。
生ガキが美味しかった。幸せ。(尚 |
|
10月 24日
11月29日の「響く箱VOL.2」のページを作りました。
リハーサル時に詩人のMottiが生み出した光る石のような「ことば言葉たち」をアップしていくことにします。
このリハーサルを繰り返しながら、本番にさらに昇華されたものを生んでいけたらと思う。その過程をちょっぴりみせたいと思ったのです。
「世界を腐敗せよ」という詩・・・大好き!
これは、IndigoBlueの演奏(もちろん生)を聴きながらその場で一気にMottiがかきあげたもの。すごく、いっちゃってるというか・・・。
こうやって思った通り生きたいなあと思える。
音楽って、そのときは本気でやりきれる可能性があるからこうして私なんかははまってしまっていますが、本気で生きるって(24時間すみずみまで)できたらいいなそうやって死んでいきたいものだ。(尚) |
|
10月 16日
今日は友人の日本画家の個展でたまたま知り合った方のやっている自家焙煎の珈琲店へと出かけた。
新しい春犬のCDができたら伺いますと約束していたので新譜を聴いてもらいつつ美味しい珈琲を飲ませてもらおうと遊びに行った。
場所は日野、市役所から少し入ったところ、日野に降りたのは初めて。
実はだいたいの場所は地図で確認してあったものの、住所や電話番号を控えないで来てしまい、市役所へはすぐに着けたんだけどそこから5分くらい歩くと言われていたので・・どうしよう状態になってしまった。
が、道を折れてすぐにもう店はこの近くだと確信。
空気に醤油煎餅のようないい香りが混じってきた。
その匂いのする場所へ・・・鼻には自信があるのだ。
良い豆を丁寧に煎ってじっくりと抽出した珈琲は変なえぐみは無い、でもちゃんと微妙な苦くて甘い土のような優しい味がしてずっとカップの中に鼻をうずめていたくなった。喫茶店ではなく販売専門店、でも飲んでから選べるという良心的なお店。
店主の水戸守さんがCDを聴きながら「このCDは珈琲の香りに合いますねえ」とおっしゃって、珈琲好きの私にとって最高の時間だった。
水戸守さんの自家焙煎珈琲のお店「風炉」(尚) |
|
10月 14日
11月29日「響く箱vol.2」に共演する詩人のMotti、研ぎ澄まされた直感の人。
彼と一緒に先週からリハーサルを開始、春犬バンドの演奏を聴きながらほぼ同時にその場で生み出される詩の生命力には驚かされた。
これからリハーサル時に現された「詩」を順次アップしていこうと思っている。
MottiのWeb Site Blue Garden
やはり11月29日に使う素材としてスズキケンタローが自ら録音したソロ音源を受け取ったので聴かせてもらって、改めてケンタローのコントラバスの音っていいなあと感動を覚えた。
普段からリハーサルやライブなどで彼の音はなじんでいるし大好きなんだけれどこの音源は彼の「少年ぽさ」とでも呼んだらいいのだろうか、音と素直にたわむれる姿を感じることができる、それが聴いている私の心をのんびりとした素直な気持ちにしてくれる。
かりかり焦っても良いことないんだったなあ、ケンちゃんサンキュー。(尚) |
|
10月 10日
3rdアルバムが世に出るという自分にとって一大事だという時にパソコンが壊れるという緊急事態が発生してしまいました。
新しいパソコンでやっと更新できました。
対処するのが少々遅すぎ・・反省しています。
が、ものは考えようで、この事故私に「ため込んだ余分なものを捨てよ、新しいものを受け入れよ」と暗に言われていたのではないだろうか?などと良いようにこのアクシデントを解釈していこうと思う今日この頃。
実際、知らず知らずのうちに自分にとって好きでもないものがあふれている自分の部屋もなんとかしたかったし、そんな好きでもないものをどこにしまうのかなんてことばかり考えなくちゃならなかったり、物が自分のことを支配しているみたいなのはよくよく考えたらバカみたいだ。
何にせよ結果はいつか出るのが分かっているのに判断に時間をかけすぎている自分の行動&思考パターンをみつめなおしたいと思う。
この更新できなかった期間に春犬バンドがどんなことをしていたかをざっと。
9.25 待ちに待った3rdアルバム発売日&初荷を嬉しく出荷。
9.28 すみだトリフォニーホール内練習室でレコーディングを行う。
10.1 アサヒビール「黒生」サイトで「黒い月」がオンエア。
10.2 四ツ谷「石響」に打ち合わせと下見にいき久しぶりに山本さんとお会いする。
などなど。 |
|
9月 19日
本日は日仏学院「ブラスリーライブ」、はじめての場所だし新譜の先行販売イベントでもありわくわくどきどきしてる。そして、少々緊張も。
昨日は、FMえどがわに生出演させていただき、約一時間楽しみました。
そして、日付は変わって9/20AM3:00只今帰宅。
日仏学院のライブ大盛況のうちに終了しました。
ご来場の皆さんありがとうございました。
このライブを実現してくださった日仏学院スタッフの皆さんありがとうございました。
そして、CDを購入してくださった方々ありがとう。
あたたかい雰囲気に包まれた良い時間と緑に囲まれて虫の音と共演、終わって・・感想は気持ちが良かった!!!春犬バンドってこうなんだよと相当はっきり伝えることができたライブだったと思えます。
とにかく、音を介して人と交流できる可能性を再確認しました。(尚) |
|
9月 10日
マーカス・ロバーツ(p)Trio、小澤征爾指揮、ベルリンフィルハーモニーという組み合わせでガーシュウィンのピアノコンチェルトを演奏しているのを先日TVでみた。
編曲もマーカス・ロバーツでオーケストラとジャズバンドの即興演奏が協奏するという面白い試み。場所はベルリンの野外音楽堂、ほとんどジャズフェス状態すごい人の数。
何気なくつけた画面に映る小澤征爾、あ、マーカス・ロバーツだ!
最近すっかり自分の頭のメモリーから消えていたけどマーカス・ロバーツに夢中になったことがあった。ピアニストというのは「ピアノ」という非常に個性を出しくい楽器を弾かなければならない、でも彼のピアノの音はちゃんとマーカスという音がする。うまく表現できないけど・・音に芯が通っていてのびがあって強いゴムみたいな(?)イメージ。
彼の初ソロアルバム聴いたときは一晩中眠れないくらい興奮した。
一拍というのはこんなにも長いものなのか・・・ピアノでもこんなに粘っこい音がでるんだ
と私に気づかせてくれたピアニスト。
その後、ストライドピアノばかり演奏していた時期のマーカスを聴きに行って・・・意図が理解できなかった覚えがある。
今回久々に聴くチャンスに出会った。
ガーシュウィンって聴くといいなあとは思うものの、途中で同じモチーフが繰り返されるのに聞き飽きてしまうことが多かったの。しかし、今回の演奏はバンドのアレンジがリズムのバリエーションを豊富に展開していくということで「次はどうなるのかなあ」という期待を聴き手に持たせる楽しい演奏だった。(尚) |
|
9月 2日
コーヒーを飲みながら五嶋みどりの新譜を聴いている。
メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトとブルッフのバイオリンコンチェルト。メンデルスゾーンはクラシックの中では超ポピュラーなので私も曲が始まると最後まで一緒に歌えてしまうぐらいなじみが深い。
久しぶりに美味しい旋律のあふれたこの曲に浸っている。
子供の頃聴いていたレコードではもっとバイオリンが遊んでいた(良い意味で)記憶があるが、五嶋みどりとベルリンフィルのこれはとてもバンドっぽい。曲の構成に対してとても誠実な感じがする。
そして、私にとってはあまりなじみのなかったブルッフ。こちらは20世紀の作曲家の作品で、やっぱり「今」な感じのする曲だ。そして、何より「ロック」なのだ。
いきなりティンパニとコントラバスのリズム隊がこの曲のノリを教えてくれる。
古典みたいにメロディと和声の寄り添い方が几帳面でない部分にときどきのどにつかえて飲み込めないこともあるのだが、その後の展開はとってもドラマティックだったりして・・・わたしこの曲とっても好きかも知れない。
五嶋みどりさん、彼女は私にとって気になる人、人の可能性を感じさせてくれる人だ。(尚) |
|
8月 31日
先日「たけしの誰でもピカソ博覧会」(青山スパイラル)オープニングパーティというのに潜入。
番組の中から生まれた作品群があふれ人もあふれシャンパンもふるまわれにぎやかごちゃごちゃしていた中で驚いたのは、山本寛斎氏が会場中で一番ピカピカ輝いていたこと。
すごいなあ〜〜とちょっとぼっと見とれてしまった。
以前からこの番組のコンセプトに一人の人間の強い意志を感じていた。
強い動機が人を動かすということの見本の一つだと思う。
でも、アートってなんだろう?
あまりにアートの幅が広すぎるからなのか、会場はやっぱり混沌としてみえた。
悪くいえば作品そのものよりも見せ方のほうがアーティスティック、青山スパイラルに飾るべく生まれたものたちじゃあないのだから仕方がないけど場に調和させるのは無理だろうと思う。
ホントに人に伝えるって難しいことだね。(尚) |
|
8月 25日
身内意識でお互いほめあうのはよくないよね、お友達だから努力したことを評価してしまうんじゃなく初めて出会った人の足を止めさせ心に印象を残し、またみたい聞きたいという風にしないと、自分が通りすがりの立場だったらきっと初めて出会ったものに対してどう接しているのか(私は結構きびしいほうだと思うんだけど・・)考えてお互いの作品に対して意見伝えあっていこう。
といったことを先日久々に会ったハシモトミカちゃんと話せたことがよかった。
私がまた聞きたいと思うミュージシャンが何人いるだろうか?
自分は?春犬バンドは?
格好良いこと言ってるだけじゃ話になんないから。(尚) |
|
8月 13日
CD制作も大詰め段階に。
先日、CDの中ジャケットに記載するスペシャルサンクス欄、「遠い国」以降もそれ以前にもお世話になった人の名前を載せようと思って書き出してみたら・・・とんでもない大人数になってしまった。
ど、どうしよう。
と思うと同時に、春犬バンドがこんなにたくさんの方に支えられてるんだ・・とあらためて目で確認し、じんときた。日頃お世話になっているみなさん、ありがとうございます。
おかげさまで、ニューアルバムの誕生が近づきました。
しかし、これではどんなにスペースがあっても足りないので今回は、このアルバムに関してスペシャルサンクスな方のみ載せるということにさせていただくことにしました。(尚) |
|
8月 7日
お帰りなさい入道雲、やっと逢えたね、懐かしいようだ。
もう日もだいぶ短くなってきて、思い出すのは子供の頃お盆休みに田舎に帰るとこれで夏も終わってしまうという実感に無性に悲しい気分になったこと。
夏休み、入ったばかりの頃の永遠にこの暑さと日差しが続くんだみたいに勇ましい気分は、日影の長さにいやでも気づくのと一緒に見事に打ち砕かれるんだった。
そのころの気持ちと今もまるで感じ方が変わらないのはどうしてだろう。
***
只今、CDジャケットそのほかアートワークの最終段階に。
どんな姿になるのか楽しみだ。(尚) |
|
8月 1日
スズキケンタローは先日行って来たバリ島で、もてもてだったらしい。
特に男の方々から・・。
本人はいたってノーマルと自分では言い張っているが
実際その手のエピソードはこれまでも多く、今回もいろいろあったらしい。
(熱いまなざしで見つめられたりするんだそうだ)
いいじゃないですか、男の人から見ても魅力があるって。
愛に国境はなく、性別もない。
音楽にも国境はなく、性別もない。
ただし、どちらも越えるには勇気は必要かもしれません。(尚) |
|
7月 29日
一歩前に進むことがこわくなることがある。
昨日はよかった、という記憶が一歩前に進もうとする私自身の足を引っ張る。
いつもいつもそうなんだ。
良い記憶も良くない思い出もどんどん折り重なる蓄積されて頭の中に充満してくる。
うるさいうるさい、頭の中がうるさい、時々破裂しそうになって
自分の頭に向かって「静かにしろ」叫び出すこともある。
忘れたい。きれいさっぱり忘れたい。
ピアノを弾くときもそう。
「こうしてみよう」「この音の持っていきどころはどうしよう」とか考えてばかり、過去の経験からイメージを膨らませたりして工夫をこらしている。
でも、どうなんだろう?
過去に学んだことからばかり「今」を作るのって。
全部忘れて初めて音を聴く自分から始めたい。(尚) |
|
7月 23日
昨日はリハーサル。
以前から演奏してるレパートリーの演奏方法の見直しや
その曲の一番伝えたいことについて考える。
一日で答えが出ることもあれば、ずうっと検討し続けるものもでてくる。
言葉をつくすのだけれど、上手く相手にイメージが伝えられないけれど、
お互いの想像力を動員しまくっていると、徐々になんとなく手触りをわかりかけてくる。
そのまま、あきらめずに徹底的に話し合う。
口ごもる、理路整然と話せない、恥ずかしくなる・・
自分の頭の中もよくみえなくなっている。
笑ってくれ、こんな私のことを。
お互いに支離滅裂っぽくなってくる、それが楽しい。
でも、あきらめないよ。(尚) |
|
7月 22日
今朝も気温が低くて、過ごしやすい。
まるで子供の頃過ごした岩手の夏みたい・・。
東京がこうだから実際東北では相当寒いはずだ。
***
音楽を聴くのも楽器を弾くのもやめていた、ここ一週間位。
自分の中がもやもやとした気分の悪い煙みたいなものに支配されてしまい
ものを考えることも感じることも人と接することも苦痛だった。
昨日、やっとピアノに触ることができた。
なんて大げさな。
でも、本当だから。
一瞬、体に水が入るような気分になる音が流れ時を忘れた。
森には今でも空気が流れていることをやっと思い出した。
自分も息をすることが出来るということを忘れていたんだった。(尚)
|
|
7月 16日
最近介護保険の申請で福祉課の人とかソーシャルワーカーの人とか今まで知らなかった人たちとやたらと会った。毎回知らなかったことを学ぶ機会をもらえて面白かった。医療現場に関わっている人の正義感って清々しかった。
うちの事だけでも、本人たちにとっては重い出来事なのに全てのケースに真剣な対応を求められている人がこんなにたくさんいる。
音楽なんて人の生き死にに直には関わらないものみたいだけどこの人たちに通じるものを奏でたいと思う。(尚) |
|
7月 12日
バッハのゴールドベルク変奏曲が好きで毎日弾いている。
始めにアリアがあってその後30曲もの変奏曲が続き、最後にアリアで締めるという構成で、
変奏曲のアイディアがそれぞれ自然に流れていて即興的で面白くて、そのうえ全く30曲聴いてもあきさせないのがすごい。バッハってきっとジャズの体質だったのだろうと思いながら弾く。毎日30ものバリエーションを弾ききるのは無理だし、またテクニックの難しい曲もあるので
今自分ではアリアとバリエーションを3曲ずつ練習することにしている。例えば、12日だったらアリア、第2変奏曲、第12変奏曲、第22変奏曲、アリアという風に。一ヶ月のうち10日で30曲弾けるという具合で一ヶ月に3周できる。だんだん全体が弾けるようになってきて、もしかしたら近い将来全曲きちんと弾けるかもしれない、という感じになってきたので自分でも楽しみだ。
キーはほとんどがGメジャー、時々Gマイナーのキーの曲があって、マイナーの曲がすごく美しくて私好みの歌に満ちていて一日中弾いていたいほどだ。(尚)
|
|
7月 10日
好きなことをめいっぱい集中するのはどんなに疲労してもすぐに回復するけれど、自分にとって楽しくないこと、どんなに分かろうと思っても人のことだからすれ違うこと、これにはまると心底疲れるんだなあ・・と実感する最近の私です。
昨日はやっとピアノに向かう時間が出来たので、自分に対するリハビリみたいな気分でゆっくりゆっくりピアノを弾いていた。ああ、楽器って気持ち良いなあと思い始めた頃また電話のベルが鳴った。母からだった。もうピアノなんか弾いていられなかった。
自分でも信じられないくらい疲れ切ってしまい思いっきり早寝した。
朝5時に起きた。
南瓜と鶏肉のカレー(昨日の残り)に玄米を入れてリゾットみたいにして食べた。
珈琲を淹れて飲んだ。
毎日、良いことでも悪いことでも新しいことに立ち向かう自分の姿勢を試されている気がする。(尚) |
|
7月 7日
新暦に日本の年中行事は合わないなあ・・と七夕の日はつくづく思う。
4日、5日新宿パークタワー七夕祭りに演奏で参加する2日間が無事終わった。
あのアトリウムという大きな空間に私たちの音が似合ったらいいよなあ・・・きっと似合うだろうなあ、やれたらいいなあ、という私の単純な思いつきから実際に演奏できることになった喜び。4回目最後の演奏の時、うれしさと感謝の気持ちがどわ〜って押し寄せてきて終わってしまうことに寂しさをおぼえて柄にもなく泣きそうになってしまった。
友人達もたくさん聴きに来てくれたこと、声をかけてくれた人たち、遠巻きにしながら熱かった視線と雰囲気・・。みなさんありがとうございました。(尚) |
|
7月 3日
ウィンブルドンのシーズン、夜中にテレビ観戦してしまう。
選手達の真剣で怖いまなざしと精悍な表情に私の心がぐいぐい惹きつけられていく。
毎年感動をもらいます。
ですが、朝はお陰で眠いです。
明日は、新宿パークタワーの七夕ライブ。
今日はちょっと下見に行って来ました。
梅雨空の下のアトリウムはちょっぴり暗かったのですが、その空間に仙台の七夕飾りが明るい色で人々を励ましているみたいにみえました。大都会のオフィスビルに春犬バンドの音はどう響くのでしょうか?わくわく、どきどき、楽しみです。
お星様にお願い。
できれば、晴れにして下さい。(尚) |
|
6月 27日
ミックスダウンが夜中にはじまるのですっかり明るくなってから家に戻る。
早朝の町は鳥の声が一番大きい。
みな、口々に何かを叫びながら大慌てっていう感じにどこかの空向かって駈けだしていく。
先日録音したソースをじっくり聴きながらその曲に一番相応しい姿にする作業がミックスダウン、演奏するのと全然違う難しい作業。エンジニアは音楽に対する明確なビジョンを持てて、それを実現できるテクニックがなくてはならない。作品の最終的な形を決めるプロデューサーの意志を具現化してくれる通訳。
私は、こういうことに対して以前はどう取り組んでいいかよくわからなかった。
「音」を目で見ることができたらいいのだけれど・・。
1st、2ndを制作する機会をもらえたことがきっかけになって、音楽や音への接し方聴き方が変わってきたし意識のもっていきどころも変化してきた。演奏することにしか興味がなかった自分は一体なんだったんだろうと思えるほど。
プロデューサー梶川氏、エンジニア高橋氏の間で交わされる「音に対する自分の美意識」をあらわす言葉たちと実現するためのかけひきを横で聞きながら、私にはまだ「自分が聴きたい音楽の具体的な姿」を自分自身が精密に思い描く力が足りないなあ、と悔しい気分を味わっている。
春犬バンドの新譜は今日ほぼ最終的な姿をあらわす。きっときっと、とてもいい。(尚) |
|
6月 21日
0:30Startの菊地雅章ピアノソロを聴いた。終わったのは明け方の4時。
お客の中には疲れ果てて寝ちゃっている人、酔いつぶれている人も。
なんと言っていいか、音による書道のような。
思いっきり太い筆で描かれる草書体の文字たち。
また、違う瞬間にふと思ったのは「ピアニストにとって(プーさんはピアニストなんだろうか?)
ピアノというのはどういう存在なんだろう?」ということ。
恋人?友達?殺したいほど憎い相手?自分の肉体の一部?
プーさんとピアノの関係は一見すると決して仲が良さそうには見えない、楽器が弾かれるのを触られるのを喜んでいない感じがする。
そもそも楽器ってなんなんだ?
プーさんの演奏は聴き手弾き手その場にいる全ての人に忍耐を要求するような時間が延々と続く。楽器は口に何かを突っ込まれたかのように、ごろごろともたもたと苦しそうにうめく。はっきりいって、この間私は結構辛かった。
なのに・・突然とんでもなく美しいものが一瞬空気に撒かれる。
これを待っていた私たちって一体何?
相当マゾっ気が強いのか、これがカタルシスってものだろうか?(尚) |
|
6月 20日
その人を親しい人だと思えるとき、自分がどうしてそう思うのか昨日ちょっと考えてみた。
その人と一緒にいるとき、その人の顔色などうかがわなくても自然に思ったとおりのことが言え、その人にも無理な感じがなく、自然に時間が流れているのを感じる。
一緒にいる時間は気持ちよくて楽しい安心感がある、別れる時間には来てもらいたくない。
その人をみるとき、親しいと思えない瞬間があるとなぜか不安な気持ちを抱く。
相手も自分らしい様子でそこにいないのが私にわかるからなのか?
私自身のことに置き換えて考えてみると、初めての場所に行くとき、初めての人に会うとき、緊張する場所にいることはそれをどう乗り越えようかと自分のことで精一杯になる。
あまりにも自分のことしか考えてない。
きっと、そんなとき一緒にいる相手も私のことがわからないんだろうな。
思い出してみよう、わたしはあなたとどうなりたいんだったっけ?
ちゃんと、思い出せていい気分が戻ってくればきっとそこには親しみも戻ってくるはずなんだ。(尚) |
|
6月 16日
レコーディングの一日は、いつもの続きにある一日だけどやっぱり相当おかしいと思う。
いろいろな出来事が、あらゆる種類の感情の渦が、一気にやってきて全ての時間の中に足跡をくっきりと残していく。今、それらがなんだったのかをゆっくりとかみしめてる。
胸がまだどきどきしている。
あの日に起こったことをすっきりと話すのはまだまだ無理のようだ。とにかく、今言えることは「この日にこれをやるんだ」と決めてやっておくのはすごく良いことだと思う。
自分に対して負荷ををかけて、乗り切る方法を体全部を使って学べる。幻想なんてものの見事に砕かれるし、自分で見ない振りをしていたことが目の前に突きつけられて愕然とする。今もこれを書いていて色んな感情が口元までこみ上げてくる。
これから作業がまだまだ続くから、もっと色々な経験ができるんだろう。
でも、その出発点としてすごいテンションをもらって勢いを止めないでいこうと思っている。(尚) |
|
6月 11日
高橋さんというチェンバロを作っている人がご近所にいて、日頃から飲んだり食べたりのおつきあいがある方だ。ご自宅に工房とコンサート会場を持っていて自作のチェンバロのコンサートを開催しているのを私もスタッフとして働いたりもしている。
昨日は、日中ずうっと春犬バンドのレコーディング前最後のリハーサルがあってぐったりしながら夜帰宅したら、高橋さんから「今晩チェンバロ弾きに来ても良いよ」とお声が掛かりめったにないチャンスなので大喜びで弾かせてもらいに伺った。近々、納品するという新しい楽器を弾かせてもらう。
発音がよくテノール歌手みたいに朗々と歌うイメージ。
その上、どこかしみじみとした音もする。古典調律なので和音がすっきり立ち上がって余韻が長い。弾き始めてすぐに、もっと弾いてみたいなあと思った。
良い楽器としての特徴は様々なニュアンスを引き出す面白さと難しさを併せ持っているところ。ベーゼンドルファーというピアノが私に教えてくれるように、このチェンバロからも色々な問いかけが聞こえてくる、ちゃんと聞き取るのには時間がいっぱい必要だし孤独に楽器と対話しないと自分の中の「?」すら見つけられないだろう。
高橋さんとそれをどうやって表現するのかについて、いろいろ話をし具体的なアドバイスをもらったり確認したり、よい時間を過ごさせていただいた。ありがとうございました。
「心の叫び」を表現するのに必要なのは繊細な筋肉の動きをコントロールする頭なのだ、いつもこれが問題なことはみえてくる、そしてどうするか。ひとつできたら、ふたつできるはず、の繰り返しで私は頑張るつもり。(尚) |
|
6月 5日
あっという間に6月になっていた。
ひよどりの巣立ったばかりのヒナが体はすっかり成鳥サイズなのに親の後を追いかけて餌をねだっている、思わず体をぷるぷる震わせてしまう、声も「ピー・ピー」甲高い赤ちゃん声だ。
毎年今くらいになると見る光景で、なのに必ず笑ってしまう。
いよいよ来週レコーディング、いよいよだ。
今さら何が出来ないなんて言ったところではじまらない。
音楽は常に移ろいつづける今の「旬の音」を聴いてもらうことしかできないもの。
ライブもレコードも。もしかしたら作曲することも。
自分のピークを待っていても仕方ないし、多分一生来ない気がする。
でも、時々自分でも自分の音楽がとても好きな一瞬があるのを認めてその先にあるかもしれない(きっとある)可能性を信じて、自分にも人にも優しくおっきな気持ちでやれたらいいなあと思う。(尚) |
|
5月31日
台風から変わった低気圧がじょーじょーと雨を降らせている。
晴れても頭が痛いけど、雨でも頭が重くて痛い・・・困る。
昨日のランドマークは良いお天気だったのでラッキーだった。
初めての場所でそれも通りがかりの人に向けて演奏するチャンスをいただいた。
ずっとやってみたかった事なのだ、どんな感覚がするんだろう?
わくわくした。
やってみて・・・体がすごくいい感じだと言っている。希望を持ってやっていいと言っている・・言葉にはうまく表せないけれどまさに「体感」したような気がする。
人って私がずうっと感じてきたとおり「気」でかなり伝わるんじゃないだろうか。音楽という「制約」を持ったもので表現しながら感じていた。ただし「いい気」も「やる気」も「山っ気」もちゃんと伝わってしまう、から難しいんだ。伝えたいことを伝えるにはじゃまになる「気」も含まれて表現されるわけだから。ということは・・。(尚) |
|
5月29日
昨日も今日も良いお天気です。
あんまり空がぴかぴかしているので、頭がかきーんと痛いよ。
最近よく聴いているのはジョン・マクラフリントリオの「ロイヤルフェスティバルホールのライブ」
1990年に出たもので、発売当時にもはまって毎日聴き続けたもの。
もの凄い技量を持った3人がここでしか聴けない演奏を気持ちを込めてスピード感ドライブ感を伴って疾走していく、体が気持ちよさにびっくりして一晩中鳥肌立てた覚えがある。
で、ふと聴きたくなって聞きかえしてみたら、またまたはまった。
その当時より私の耳も成長しているので、以前「何やってるんだろう?」っと疑問に思っていたところもかなりわかるので(でもまだ?もいっぱい)嬉しいったらない。やっぱり、一所懸命な人の奏でる音楽っていいなあ、こんなに何度も聴いてもらえるんだもの。
明日は横浜「ランドマークプラザ」気分はストリート。
気持ちを込めて一所懸命に演奏しよう。(尚) |
|
5月21日
更新を思いっきりさぼってましたが、来月に迫ったレコーディングにむけて毎日なんだかんだとわさわさしてます。
昨日、ひさびさにベーゼンドルファーのショールーム内にある練習室を借りてあこがれのベーゼンドルファーを弾いてきました。ここにはいつも2台ピアノがならんでいのだけれど、特に左にある方が素晴らしい音を持っている。
たまにこのピアノと向かい合うと、ピアノから私自身の日頃の姿勢を問いただされている気がしてなぜか緊張するのだ。昨日も、やっぱりそうだった。このピアノの鍵盤を押さえると、自分が頭の中に持っている音の引き出しが思った以上に少ないことに気づかされる。
ピアノは「どう、こんなにいっぱい音は弾き分けることが可能なのよ、あなたが出したい音はこの中のどれ?」っていう具合に問いかけてくる。わずか2センチくらいの鍵盤の中にまるで鬱蒼とした音の森があるようだ。たった、ひとつの鍵盤ですらそうなんだから88も鍵盤があるピアノを使いこなすことがいかに難しくて無謀なことかと、耳は音色の美しさにうっとりしながらも頭は呆然としてしまう。
あああ〜、なんて私って下手なんだろう・・落ち込む。(尚) |
|
4月27日
BBSにも報告されているように営団地下鉄内で入手できるフリーペーパーMetroMin.(メトロミニッツ)の中で「春と犬12月号」が千駄木にあるユニークな本屋さん古書ほうろうが薦めるCDとしてコメント付きで紹介されています。
地下鉄を利用されている方、見つけてぜひ手にとってくださいね。
それにしても、最近のフリーペーパーはデザイン、内容共に充実していてびっくりします。
この間、都営地下鉄で手に入れた都営交通のフリーペーパー「ぐるっと東京」の内容は
江戸開府400年をテーマにしたものでけっこう読みごたえがありました。
私にとってなじみの場所、日本橋/六本木/麻布十番/深川の今昔物語、面白かったです。
深川といえば私たち春犬バンドの練習場所は江東区の公共施設のいくつかで、その中の一つ女性センターのレクホール(定員250名)を使う日はステージ上で豊かな響きを確かめながら音を作り、体育館みたいな床にリラックスして座りながら今録った音を確認する・・そんな作業を繰り返しています。
二人には広すぎるこの空間、初めは「広〜〜い」「寂しい〜」と感じたのに、いまやすっかり慣れて居心地がよくて空間リッチな感じ。なんともいいんですよ。
アコースティックな音にこだわるミュージシャンにはお薦めの環境です。(尚) |
|
4月24日
時々ふと思い出すのは、昔見た映像の中にいる良い表情を持った役者さんたち。
すまけい、殿山泰司、岸田森、中村嘉葎雄、加藤嘉、など大好きな役者さん達。
すでに亡くなっている方も多い。
毎日会いたいという訳ではないけど、ふとした瞬間に「あの人どうしてるかなあ?」って気になる人。
彼らが演じる人物は、たいがいご近所づきあいの中で必ずいそうな人でもあり、そんな実在の人物を思わせる演技ってすごい表現者であるという証。
心のひだひだを自然に感じさせてくれる人は、私にとって魅力的なんだと思う。
しかしなんで、昔見た役者さんのことを思い出したんだろう・・と考えていたらきっと最近よく門前仲町に足を運んでは大衆的な飲み屋さんで大勢の人に混ざって飲んでるからかなあ?昔も今もちゃんと繋がっている感じが深川のあたりにはあって、それがとってもいい感じ、人間っていいなあと思わせられる。(尚)
|
|
4月20日
先週、今週とカンコちゃんこと清水寛子さんの展覧会を見てきた。
ほぼ同時期に2ヶ所での展示、とんでもなく準備は大変だったはず。
すごい頑張っているなあ、カンコちゃん。
先週は青山スパイラル、今週は江戸川橋のギャラリー。
江戸川橋のギャラリーはそこにいるだけでこちらの想像力が膨らむような
いい感じの空間だった。いつか私も何かここでやってみたい・・。
で、今回もカンコちゃんの明るく毒もある世界はしっかりと展開されていた。
今回カンコちゃんと共に展示していた松本力さん(アニメーション作家)の作品は、
画面いっぱいにクレヨンで描かれた円や光が飛び回るといったエネルギーに満ちたもので、
私の中の「子供魂」を大いに呼び覚ますに充分なものでした。
そして、一人の観客として接した私と表現者の私が今日の作品展を見て
「表現する」ことの難しさについていろいろと考えることができた。
お二人ありがとう。この企画を遂行された深沢さんありがとう。(尚) |
|
4月16日
自分のことに興味が尽きなくて毎日「自分を味わい尽くしてる」私、
だから「自身の一生」を堪能することなく終わってしまうことだけはしたくない。
きっとどんな人も生き物も「面白い自分の毎日」をぎっしり生きているはずだ。
ところが第三者からその面白い毎日を突然切り取られる人がいろいろなところでいて
自分の意志に反してここ(地球)から消えていく事件が日々起こっていることに胸をしめつけられる思いで、時々あまりの恐ろしさに大声をあげて泣き叫びたくなる。
その数がたとえ多かろうが少なかろうが「犠牲になってもいい」生き物や環境があっていいはずがない。
人間の英知って言葉があるけれど、人こそ地球の長だという傲慢さを言い表している言葉なんだ。
なんでも表と裏があって、自分の中にも常に傲慢な自分が一緒にいるのだ・・と
いつその傲慢さに自分も支配されるかもしれない気をつけよう。(尚) |
|
4月8日
今日は花祭り、おしゃかさまの誕生日。
本日いよいよケンタローのロケハン。
私は早朝5:30に起きて玄米おにぎり作り。
一種類は明太子、もう一種類はじゃこと梅干しをいれて炊いた玄米にごまを混ぜ込んだもの。簡単ピクルス、ジャスミンティも準備。7時過ぎに家を出て8:00に神宮前で隊長をピックアップ。本日の舞台は「ティアラ江東」のロビー。ケンタローとは現地で待ち合わせ、彼がここには一番近いはずなのにみんなを待たせてのご登場。なんで?お仕事なのよ・・。
今日の大収穫はケンタローの新しい魅力というか本人が気づいていなかった
素敵な姿を私もケンちゃん自身も目にすることになったのです。
これは、「パフォーマーとして彼はこれまで以上に彼の存在感を伝えていくことに気を配るべき」という提案をしてくれたメルダースさんの企画力によるもので、ちょっぴり気を配っただけでもずいぶん変われる事が分かったと言う意味でもとても良い試みだったと思うし、なによりその意識を持ったケンちゃんがとても綺麗でその姿を見るのは他の人にとってもいい気持ちがするものでした。感動だった。
アドバイザー&プロデューサー、メルダースさんに感謝です。
ケンちゃんにも私にも言えることは自分自身を他の人に伝えているものは音楽ももちろんそうだけどそれだけじゃない、その人に関するあらゆることに表れるということだ。(尚)
|
|
4月7日
桜が満開だった昨日、朝から都内をあちこちでかけました。
目的はバンドのイメージを伝えるビジュアル作りのためのロケハンです。
因みにこの日はケンちゃんの都合がつかず私に関してのみ。
am8:30神宮前2丁目のスターバックスに集合、隊長、カトー、中村の3名。
築地に移動、勝どき橋へ。空が青く広くカモメは白く、いい気分。
続いて銀座へ、石造りの階段のある古い建物で取材。
次は新大橋通りから三つ目通りを右折しつつ砂町方向へ、途中貨物車用の線路と土手、煉瓦造りの壁などを発見、斜面には草と水仙や菜の花、見上げると青空に高層マンション。いい感じだということで、しばらく取材。
移動。今度は砂町銀座商店街へ、ぶらり途中下車の旅・・みたいに焼き鳥なんかを買い食い、砂町銀座ホール(ノスタルジックな雰囲気のミルクホール)で美味しい珈琲をいただく。
でまた移動、今度はまた新大橋通にもどり「大伊乃」という蕎麦屋へ。
ここにはなんとグランドピアノがあるのです。
ちょうど店が開いたばかりの時間で他にお客様もいなかったので、お店のご好意でピアノを
弾かせてもらいそこを撮影してみる。このお店、なんともいえない雰囲気がある。
この日一番の手応え。お蕎麦も美味しくいただきお礼を言って店を出て、また移動。
船堀の区民センターへ、展望台へ昇った後1Fのキャラバンコーヒーで撮ったデジカメをチェック。
で、次は江東区の誇る美しいホール「ティアラ江東」に。
ここではケンタローとコントラバスと合う背景を探す。
・・・月島でもんじゃとビールでお疲れさまをして神宮前に戻ってお開き。
ああ、面白かった。今度は路地裏探検と古い民家巡りしたい。
明日の朝はケンタローのロケハンです。楽しみ。(尚) |
|
4月3日
昨晩は春犬バンドミーティングでした。
場所は都内某所、とあるマンションの一室。
といって特別な場所じゃなく私のウチなんだけど・・・。
内容は、スケジュールの件や企画の中身について、
そのほかもろもろ議題は盛りだくさんなので今までだと
ついつい結論が見えずに終わることが多かったのだが、
今回は結構いい話が出来た気がする。
あとは「いつまでに」をちゃんと実行しましょう。
しかし、いくら馴染んでいるといってもケンタローってば
来るなり寝そべって座布団を枕代わりにしてお昼寝チックな姿で
ミーティングに参加するというのはどう?
思いっきりリラックスしすぎの感も否めませんが・・。(尚) |
|
4月1日
嬉しいことがあった。
悲しいこともあった。
嬉しいことは飯田橋にある東京日仏学院のブラッセリーで
春犬バンドがライブする日が決まったこと。
ちょっと先の話だけど9/19(金)です。
今日は鳥がはしゃぎ唄い猫は高い塀の上をゆうゆうとあるいている
日仏学院の中庭で、春の日差しをあびながら担当者のトロメさんと
春犬バンドとで打ち合わせを兼ねてランチをした。
クスクスのサラダ、マスタード風味のチキンソテー、パンとバター、
どれもがやわらかな優しい味。
最後にきゅっとエスプレッソ。
初対面の方に弱い私、ましてフランスの方とあって最初緊張したけど
以前からここでライブをやりたいと思っていた通り、
やっぱりこの場所はなんとも気分がいいのでした。
お陰で、帰り道ケンちゃんと話すのもこれからやりたい企画などの
前向きな話題がたっぷりだったし。
春の犬みたいにわくわくしている自分がいる。
悲しかったのは今朝身近な人の死を知ったから。
ずっと病気と闘っていたのは知っていた、でも私はどこか
きっと彼は完全に復活してくれるはずと信じたがってた・・。
この日が来るのを覚悟もしていたから、電話が鳴ってもびっくりしなかった。
だけど胸がきゅっとする。
これからお別れを言いに行って来ます。(尚) |
|
3月31日
自宅でピアノの個人レッスン。
レッスンの前はわたしが簡単におやつを作って
頭と体をフルに動かせるように供するのが習慣。
本日は豆乳プリンを作ってみた。
カラメルソースは香ばしくふるふるの白いプリンにいい感じ。
杏仁豆腐のめちゃくちゃ美味しいのが好きなので
そんなのをイメージしてみた。
***
今、私には楽しみにしていることやこうなりたいということがたくさんある。
自分のする事々は全てにおいて圧倒的に自分であること。
一緒に音楽を奏でる人や日常を過ごしている周りの人に
感謝しながら楽しい時間を過ごせること。(尚) |
|
3月23日
最近のできごとをざっとの巻
3/5 夕方から自宅でピアノレッスン希望の方とプレレッスンの後、
深夜0時よりMusicForceにて3/3録りの音をミックスダウン6:00に終了。
3/6 予定していた打ち合わせがキャンセルになったので急遽予定変更。
ミックスした音源を持ってメルダースさんと一緒にGALALIで聴く。
ショック〜〜音のレンジが広すぎるので聞こえない音がいっぱいある。どうしよう。
3/7 自宅で生徒レッスン。
3/11 梶川プロデューサーに会い音源聴いてもらい意見をもらう。
その後深夜GALALIに移動、食事をとりながら話し合い。
自分の詰めの甘さを痛感する。
3/12 新宿で友人とランチ、但馬屋珈琲店で美味しい珈琲を飲む。
3/13 午後新宿に行く、夕方自宅で生徒レッスン。
21:00頃からケンタローと先日の音源についてのミーティング。
図を書いたり、他のCDを聴きながらam2:00頃まで相談。
3/14 池袋の教会に春犬バンドのライブ会場としてどうかということで下見にでかける。
夜自宅で個人レッスン。その後タンドリーチキン(ハシモトミカレシピ)とワインで盛り上がる。
3/17 自宅で個人レッスン、素直な彼女にこちらがいつも感動をもらう。
3/18 13:00よりミックスのやり直し、前回学んだことが生かせただろうか?
21:30終了、志賀君お疲れさまありがとう。
3/19 ティアラ江東でリハーサル。その後ミーティング。
3/20 自宅で個人レッスン、音を自分の意志で出すことは誰にも難しい。
彼女にとっても私にとってもこの壁をどう乗り越えるかなあ。
3/21 いい天気、砂町銀座商店街を散策。
3/22 鈍い頭痛で目が覚める・・・な一日だった。(尚) |
|
3月3日
今日はプリプロ用のレコーディングをするのです。
長時間かかるのでお腹空いた時用のおにぎりを作ってます。
***
昨日内橋和久さんというギタリストが主催するワークショップに
参加してきた。ケンタローも参加した。
参加者は自分の意志で何をいつどんな風にでも
演奏して良いというのが唯一のルール。
「自由」とか「即興」とか「音楽」とか
自分が普段何気なく使っている言葉達の意味が
いかに自分と他人の間では意味を持たないか?ということを
考えさせてくれる時間だった。
内橋さんありがとうございました。(尚) |
|
3月1日
新宿に行った。
京王デパートのあたりに
白く透明な光に浮かび上がるようにガラスの器と
そこに一種類ずつ色分けした花をディスプレイしている花屋があった。
自分が思い描いている花屋のイメージからは
およそ遠いクールで格好いい都会の花屋さん。
びっくりしたのは何故だろう?
今日は雨が続く寒い一日だった。
それでも春を感じる雨だった。
季節を感じさせない花屋。(尚)
|
|
2月20日
いろいろ動いた一日。
やりたいことがたくさんあるのを躊躇せずに思いっきり実行するのだ。
そこに私の思いこみの強さがありさえすれば動いてやっていいのだ、
と思うことにした。
わたし一人ではできないことだらけ知らないことだらけだが
わたしの周りにいる経験豊富な達人からいろいろ教えてもらおう。
なんだかとにかくいろいろと思いついて
その思いつきが画となり音となって次々と頭の中に浮かび上がる。
わたしにとって相当気分の良い時間だが・・。
これらをわたしの頭の中だけじゃなく
ホントにみたいと思うのです。(尚) |
|
2月10日
昨日の春犬バンドミーティングの後、
あらためて自分にいいきかせていること。
自分はどんな人になりたいのか?
具体的に思い描けているかどうか?
自分のことを信じ切れているか?
こうあるべき自分になるためには?
その方法が具体的にわかっているかどうか?(尚) |
|
2月8日
先日録音した音源は次の段階に進むための確認ツールにはなったのだが、悲しいかな私の録音テクニック(なんてものはないけど)ではちゃんと使用目的を果たすモノが作れなかった・・・残念ながら。
梶川プロデューサーより「音楽の内容はいいのに、この録音じゃあせっかくの中身をもったいない」とのアドバイスをもらい、後日改めてしっかりとしたものを作ることが決まった。
ああ、ホッとした。
これで音楽の内容を高めることだけに集中出来る。
只今、その準備が慌ただしく始まっていて昨日はミーティングだった。
メンバーは梶川さん、MusicForceの渡久地くん、HaruinuMusic加藤、
ケンタロー、そして私の計5名。
お世辞抜き本音で春犬の音楽について語り合った。
前向きな意見がテーブルの上にぽんぽん出るのが嬉しい。
こういう話し合いは今後私たちが人に音楽を伝えるためのウォームアップになっているに違いない。まずは、身近な人にちゃんと自分を伝えなければ・・。
格好つけていても始まらない。
「格好つけてる」自分を見せない、のが一番格好いい。
今ライブ活動が少なめでも、実はちゃんとじっくり音楽しているのです。
今後の報告を楽しみにしていてください。(尚)
|
|
1月31日
最近は結構頻繁に興味がわいたミュージシャンのライブを聴きに行っている。
刺激的な経験をするライブに出会うこともあるけど、
早くその場から逃げ出したくなる時もあったりする。
何といっても自分が飽きっぽいし、新鮮な音にびっくりどきどきしたいから
曲が始まった途端にその後の展開がみえたりしてしまうと、もうだめなのだ。
この間足を運んだライブは期待感もあって出かけたのに
見事にはずれてしまった。
もちろん音楽の聴き方なんてのは個人の好みだし、
そのライブを面白い、感動を覚える人も
いたかもしれない。でも、わたしにとっては退屈だった。
***
昨日は春犬バンドのデモをレコーディングした。
準備の間、ケンタローとそのときめかななかったコンサートについて、
ミュージシャンについて話し合った。
自分でも経験上わかっているのは、先に結果を決めてから音を出したら
それ以上にならないことも。
自分たちの出したい音を出すにはどうしたらいいのか、本気で出し切る勇気についても。
お互いはっきり言葉で確認するとき、私が音楽に求めているものが
ますます明確になっていくのを感じる。(尚) |
|
1月27日
25日(土)MOMINOKI HOUSEにお越し頂いたみなさん
ありがとうございました。
昨日の夜から雨模様です。
春が来たと感じさせる雨。
昨日はめかぶ買いました。
***
さっき、ビリー・ジョエルが交通事故を起こしたという記事を見た。
それに、彼はアルコール中毒でうつ病だとも書かれていた。
ショックだけど反面「やっぱり・・」という気持ちにもなった。
繊細な人、嘘がつけない人という感じで、
だからずっと大好きで一時期までの私のアイドルだった。
頑張って欲しい、私もあなたのお陰でみつけたものに
感謝しながら、頑張ってますから。(尚)
|
|
1月18日
今、パソコンに向かいながら文字を入力しているんだけど
今日はなぜか胸のあたりのどからすぐ下の辺が「きゅっ」という感じに息苦しい。
と同時に痛みみたいなものもある。時々、私は自分の体がこんな状態になることがある。
「理由」はよくわかっているようだけど、うまく言葉にすることができず
自分の体に起こる症状だけは「私は今苦しい」とはっきり表している。
これって、気が進まないのになんとかやり遂げなければと自らに言い聞かせているとき
によく起こるんだと思う。
「いい大人なのに・・・」って笑われそうだけど・・そういう大人にはなれそうにない。
関係者の方にはご迷惑をおかけしてます。
子供の頃よく常々疑問に思っていたことは「心はどこにあるのか?」だった。
きっと、自分の体のどこかにあるにちがいない。
それも、ちゃんとした場所があるんだろうと思った。
時々母に「心ってどこにあるの?」と訊くと、母が自分の胸のあたりを押さえて
「ここにあるんだよ」と答えるたびに私は「ほんとうは頭の中にあるんじゃないの?」と思いつつ
なぜ「心」というと胸というのかなあ・・と思っていた。
未だに不思議。そして面白い。
だって本当に「胸が痛む」感覚はあって、それは「心が痛む」というのに
そっくりなんだから。
私は「心地良い」ことが好き。そして、それを自分でたくさんしたい。
自分にとって「心地よい」ことは何だったかを思い出してみる。
楽器を鳴らすこと、猫を触ること、美味しいコーヒーをなめること、
暖かい日差しを背中に感じること・・・。(尚)
|
|
12月31日
今年の春犬バンドはどうだったんだろうか?
「バンド」ってなんだろう?
私のやっている賭けている「春犬バンド」って?
一年間かけて「自分たちが何なのか?」をずうっと探してきて
かねてから気づいていたのにわざと明確に言葉にしないできたことが
はっきりわかってきた。わかってしまった。
来年は「本来あるべき春犬バンド」をこれまで以上に本気で出そうと思っている。
「自分たちにしかできない」、というより「これしかできない不器用な自分たち」を
さらに深く確認することになると思う。
そして、それをちゃんと人に聴いてもらう。
こうすることに決めた経緯で、今年一年一緒に演奏してもらった
大津雄地氏には11月30日の「響く箱:石響」での演奏を
最後に3人での演奏は終了。
今後は中村とスズキケンタローの二人が核に、いろいろな形態を
試みながら「春犬バンド」として活動をしていくことになった。
大津君一年どうもありがとう。
色々、感謝しています。
さて、只今2002年12月31日18:00過ぎです。今年も本当に残り僅かです。
お世話いただいたみなさん、ライブに足を運んでくださった皆さん
CDを聴いてくださった皆さんありがとうございました。
来年も、みなさんと何かしらご一緒できることを期待しています。
そして来年の春犬バンドに自分自身ものすごく楽しみにしています。
「本気の春犬」をお見逃しなく!(尚)
|
|
12月18日
最近のニュース思い出す順
・春犬バンドが参加しているBQレーベル作品がいよいよ全国流通することに。やった〜〜、Mエンタープライズ梶川さんが頑張ってくれてる。
・江戸川FMでまたしても春犬バンドのCDをオンエアしてくれた。「ヤマちゃん山へ帰り森くん森へ帰る」
・カンコちゃんの個展が素晴らしかったこと。
・ピカソ展で若い頃のピカソの作品を見る。天才が自分自身の限界を次々越えていきながら8万点もの作品を残していった、その中のほんの一瞬の時間たち。
・石響のビデオをみながら「春犬バンド」の方向性ってこれだ!と思えたこと。
・友人が念願の和食の店を青山にオープンさせたこと。「隠れ家的な」がコンセプトでとても素敵な店だ。でっかい夢を叶えて欲しい。
・アルタードステイツというバンドの内橋さん(g.)と古澤さん(ds.)の演奏を聴いた。
内橋さんのメロディアスなフリーに感激した。(尚)
|
|
12月10日
四谷「石響」で行った「響く箱」から早くも10日経ってしまった。「石響」を下見に行ったとき「広い」なんて感じたのが嘘のように、密度の高い空間になって、そこにいる人たちの熱気が「場」の雰囲気を高めてくれた。お立ち会い下さったみなさん、本当にありがとうございました。
私としては「響く箱」を今年を締めくくるイベントにしたかった、春犬バンドの方向性はこっちだとちゃんと示したかった。少々時間が経って客観的に「響く箱」をみつめて私自身とても納得している。よい部分、詰めの甘かった部分、バンド内のパワーバランスの悪さ・・などなど。
バランスは常に不安定なものではある。が、それを分かった上で良い状態を探しに前へ向かっていきたいと思う。今年一年かけて確認したこと(ちょっと時間かけすぎたけど)、それをと凝視して自分に嘘をつかないで今後は音を出していきたいと思っている。(尚)
|
|
11月29日
いよいよ明日は「響く箱」本番。会場になる四谷「石響(しゃっきょう)」は本当に音が良く響く箱で、この場ならではの出し物にしようと思っている。いつもなら気合いの入ったイベントとなると異常に緊張したり無理したり雑用もこなしたりでやる前から疲れ果てていた。でも、今回は嬉しいことに強力な助っ人が何人もいるので音楽に集中することができた。感謝!明日は気持ちよく演奏したい。
楽曲のアイディアが浮かばない。せめてっと言う感じで短いフレーズを書き留めておいた雑記帳を半年くらい経ってのぞいてみたらぴかりと光るのがところどころにあった。「なんだ〜〜結構いいじゃない」ちょっぴり自分を見直した。(尚) |
|
11月19日
最近のトピックスなど・・。
13日、カンコちゃんこと清水寛子さんが映像製作をしたお芝居「障子の国のティンカーベル」(鶴田真由の一人芝居で野田秀樹の戯曲)を見に行ってきた。
むっかし昔、私は野田秀樹の戯曲にはまった時期があった。而立書房という芝居関係の出版社から出ていた彼の戯曲は全部買って殆ど暗記するくらいまで読んでいたほどはまってた。その中の一冊「野田秀樹シンドローム」という本でおまけのように併録されていたのが「障子の国のティンカーベル」だったことを、幕が開けてひとことめのせりふで「うわ〜〜」っという感じで一気に思い出した。野田秀樹の戯曲が私にとってブームになったのは、多分「音楽の譜面のような文章」のせいだと思う。アクセントや音の強弱や休符と同じような流れを持っているので声に出して読んでみるととっても気持ちがいいのだ、歌っているかのように。・・・なんてことを再確認した夜だった。誘ってくれたのは、ハシモトミカちゃん。森下で町並みやら美味しいモノやらカンコちゃんの仕事を堪能した。
ふとテレビの中で見た浜圭介さんという作曲家が持っていた雰囲気に魅了されたこと。
曲を作る生活を全うしているんだろうなあという感じが滲み出ていて、素敵な人だった。多い時で年間200曲位作曲していたんだそうだ。
17日、スズキケンタローがベースの講師としてメイト音楽院の発表会(小岩M7にて)でデビューするのを見に行った。
春犬バンドもそのおかげで招待バンドとして演奏させてもらえることになったので二重の喜びでもある。ケンタロー先生は当日お昼頃から生徒さんのヘルプとして活躍したそうで、後から梶川さんに聞いたところその活躍ぶりはあまりにケンタローらしかったらしい。
18日、日本武道館にプリンスのコンサートに行く。
ギター、ピアノ、ベース、ドラムの演奏と歌、ステージング、すごかった。なんだか感謝の気持ちで胸がいっぱいに。(尚) |
|
11月11日
わんわんわんわん!今日って犬の日じゃない?
風邪流行っているそうで、気をつけないと思っていたのにたった今ひいてしまったらしくのどの痛みと熱っぽさと鼻水が出てきた。明後日はカンコちゃんが映像で参加している鶴田真由の一人芝居を観にいくのに困った!早く治さないと。
ベルリンにいるケンタローよりメールが届きました。英語だった。14日には帰って来る予定。ヨーロッパはやはり寒いらしい、元気だといいけど。
最近考えている事
自分がやりたい音楽は自分が作曲した音楽とイコールなのか?過去の作曲家が譜面に残してくれたものと対峙する時間、私は思う「こんなに素敵なもの研ぎ澄まされたものを残してくれてありがとう」と、また彼らの言葉を自分のものにしたくて隅々までなめつくしたりすんなりと理解できないことに対して必死さを持って取り組む。自分が奏でているものはそんな作品と肩を並べられるのだろうか?(尚)
|
|
10月30日
最近あった心わさわさ・・・
その一
横尾忠則展「森羅万象」好きとか嫌いとか抜きにしてとにかく仕事している描きまくっているのに圧倒された。やる人はいつでもちゃんとやっている。その積み重ねのすごさ。
その二
知り合いのミュージシャンのライブを見に行ったらそのバンドが格好良くてびっくりした。
なかなかに男らしいバンドなので、自分にはない「美学」みたいなものを感じた。リーダーの大島輝之さん(以前あるイベントでご一緒したことがあったがその時の印象と全然違ってた)の風貌とは相反するものもあり興味がそそられた。
その三
この2つの出来事に共通する匂いが「70年代のマイルス・デイビス」だったのが自分にとって面白く、「音の洪水:マイルス」と「色の洪水:横尾忠則」は早く大人になりたかった自分への課題であり多少無理をしてでも体感しなくてはと思わせる対象だったことを思い出した。今、色々変化をしたい自分がいて、そわそわ、わさわさしている。(尚)
|
|
10月20日
先週が怒濤のごとく忙しく過ぎた。その中でも岩手県の旅行と新宿「ミノトール2」のライブは大きな出来事だった。そのほかにもケンタローが参加するライブに行ったし、近頃控えめにしていたお酒もいっぱい飲んでしまった。今年もし自分がお肉を食べる量というのが決まっているなら、すでに今年の分は食べきったというくらいお肉を食べたし・・・。ライブの後は反省し自分のことを考えたし、大津クンには電話でいっぱい話したし、何人もの人に話を聞いて貰ってアドバイスをもらった。私自身が自分を見ている以上に人には私というものがよく見えているんだなあ、みんな凄いな、バレバレなんだなあと思った。(尚)
|
|
10月13日
夕暮れがくるのが早くなった。建物の中に入って用事を済ませ出てきたら街は帰宅ムードでいっぱいで、自分も何だか居場所がない気がしてきて胸がきゅとしめつけられる。そう、小さい頃は本当に夜が来るのがこわかったなあ。今やずいぶん図々しくなったもので、夜がお友達みたいな生活だけど。
明日は母親の母親(つまり祖母・生前実際に会うことはなかった)の出身地岩手県遠野に行くことになっている。遠野は釜石線を使って電車で通ったり車で通過したことはあったが降りるのは初めてになる。電車の窓からは常に山が連なって覆い被さってくるよう、昼なお暗いイメージで、子供心に「ここは何かが棲んでいる場所」という気持ちになったものだ。私に「怖い」「寂しい」という大切なものを教えてくれた場所に会いに行く、本当は怖くてとても好きなんだ。(尚)
|
|
10月11日
今日は浅草はかっぱ橋にある「なってるハウス」でライブ。これからでかけようという時にこれを書いています。
昨日は夜中にいつもの川べりを散歩したんだけど、さかなが飛び上がったりするのではなく何故か川の表面に大小の渦が巻いていた。それはやはり魚たちが起こしているものらしく時折「ぽちゃ」という音をたてて低く川面を飛ぶのもいる。で、昨日のは水の音が「ぽとぽとぽと・・ぴたぴたぴた・・」みたいにな感じに静かだった。シンクロナイズドスイミングで上手な人が起こす波紋のようで、この一見静かな波の下には相当激しい生き物の動きがあるに違いないと思った。・・きっと繁殖期のセレモニーなんだろう。
帰りの道では猫が2匹いてあの繁殖期独特の声で一匹が鳴き、両者じいっとみつめあったまま。長い沈黙があって、石のようになっていた片方の猫は肩をうなだらせてゆっくりゆっくり帰っていった。(尚) |
|
10月4日
自分のことを嫌いな人っているだろうか?実は私は自分で自分のことが大っきらいな日がかなりあって、相当自分を肯定できないところがたっぷりあって自分で自分を追いつめるという悪い癖があり、それによってずいぶん苦しいことがたくさんある。それでも、こうしてなんとか毎日何かしらやることが見つかって没頭することがあったりする。自分のためにやっている音楽が人と共感しあえる手段だとわかってからは、特にそれに集中してきたので自分のこともまんざら捨てたもんじゃないと思えることが増えてきた。それでも、まだ自分のことに自信がはっきり持てていないから「自分たちの音楽はとても楽しいのでぜひあなたに聴いて貰いたいです」と声を大にして言えないらしい。ということを、つい先日梶川さんと話している際に自覚した。自分では相当頑張って「聴いてください!」と言っていたつもりだったが、どこかまだこちらの弱気な部分がみえると指摘を受けた。そういえば、同じようなことをIさんからも言われた気がする。それは「春犬バンドに僕が望むのはもっとあざとくなって欲しいということです」という言葉だった。う〜〜っ、励みになります、ありがとうございます、あがきまくります。(尚) |
|
9月30日
この秋から冬にかけての春犬バンドは、今までの慣れ親しんでいた会場から新規の場所を選んでライブをすることになっている。特に11月の「石響」では企画も全てゼロからスタートなのでやりがいもあり楽しみ。このイベントに関しては、「春犬バンドらしい」という他では見られない聴けないものにしたいので、私にしては珍しくちゃんとスタッフを募って(口説いて)ミーティングも何度か繰り返している。これが自分が見てみたいものであり、こんなコンサートやイベントがあったらいいのになあという思いがどうかちゃんと人に伝わって、同時に面白がってもらえるものであって欲しいものだ。私も、人から誘いを受けたり新聞やTVなどの告知に「これは面白いかも?」という自分の嗅覚や直感を信じて出かけたイベントは結構な数に上るけれど、行ってはみたものの「・・・・?」な出来の事も相当あった。あんまりにも来てくれる人のことをバカにしているんじゃないか?という自己満足な世界のものに当たってしまったときには自分が頼りにしていた勘が情けなく怒りさえ感じることもあった。それでも、次は何か当たりがあるかもという期待で出かけてしまう。企画する人の「思いの強さ」のほんの小さなかけらでも感じ取れたら、印象は長く私の中に残っていくから。人に思いを伝える事って本当に難しいのも事実だ。でも、私は挑戦したい。(尚)
|
|
9月16日
MOMINOKIのライブでは小さめなグランドピアノが私の相方となって一緒に演奏してくれるのだけれど、この年期の入った楽器は毎日毎日誰かが弾いてくれるわけではないらしくライブの前にはしっかりとストレッチをしてあげないと「良い声」で歌ってもらえない。以前は、その時間が足りなくてライブの途中からやっと「歌」を思い出したかのように鳴り出すものだからこちらも困惑することが結構あった。そんな事がたびたびあったので、最近はライブを行う2時間前に行き、1時間半程かけてじっくりピアノと会話をしていく。なんだ楽器も人の体も同じなんだなあと感じる時間だ。両者とも日頃使っていないとだんだん可動範囲が狭まっていき、やがて動かすことをおっくうに感じるようになる、となると得意だったものも苦手になってしまうといった流れのようだ。いつも音楽を引き出そうとされている楽器は、反応が早いし歌心を持っていて案外早くこちらの気持ちと要求に応えようとし始める。うちのピアノもそうだし、触られてかわいがられているピアノはすぐわかる。楽器は弾きこんでこそその真価を発揮するんだよと、楽器のオーナーすべてに声を大にして言いたい。宝物だけど生きものとして存在している、飾り物みたいに置いておいたら死んでしまう。(尚)
|
|
9月11日
ぐるぐると同じところをまわって同じように考えて同じような答えがみつかって・・・を繰り返しているようだけど、少しずつは変わっているのかな。
映画をみたときのようなきゅんと鼻をついてくるような出来事が次々起こる毎日を期待しなくもないけれど、自分の一日もよく振り返りつつ吟味してみると結構美味しい。
昨日オフィスでご馳走になった赤ワイン、何だか沁みた。(尚)
|
|
8月31日
現在長崎に帰っている大津くんからきた電話では台風が猛威をふるっているとのこと。高台に建っている家の屋根が飛んだりするそうだから大変そうだ。こちら東京はその台風の影響で風が気持ちいいし、空は青いのだ。
東京って毎日住んでいるのにしょっちゅう感じるくらい空気が臭いというか不味い。たまには空気もおろしたてのふきんみたいにきれいじゃなくちゃ。
最近、目に見えないものの恐怖を感じ空恐ろしさすら覚えるニュースが増えている気がする。見えるものだけを判断の基準にすることや自分にしか理解できないものを判断の基準に置いてきたことのつけが回ってきていると感じる。今と次に起こることにばかりに普請して繰り返された事の延長線上にはみなをパニックにおとしめるような未来が待っているような。(尚) |
|
8月21日
近所に昔は運河だった川があり遊歩道なども整備されていて、みな思い思いに犬をつれて散歩していたり釣り糸を垂らしていたり、ウォーキングしたりしている。水は澄んでいるとは言い難いが、案外たくさんの生き物がいるのでじいっとのぞき込んでいるとびっくりする。浅いところにはふわふわわたがしみたいなものがうごめいていて、じいっと目を凝らして見つめているとそれはとんでもない数の魚の稚魚だったし、その下には小鰺くらいの大きさの銀色な背中をぴかっと光らせた魚が二列縦隊で通り過ぎる。そして、その下にとんでもない大きさの魚(後で考えてみたら鯉なんだけど)が悠然と泳いでいたりする。泥地にはカニが穴に引っ込んでいったりするし。のぞき込んでいると2時間くらいあっという間だ。
私はそこを夜中によく散歩する。
涼しい風に吹かれて今日も夜の散歩をしていたら、鴨の親子が川にいっぱいいるのに出会った。この間はヒナの姿は全くなかったのに小さなヒナたちが「ぴゃ〜ぴゃ〜」声をさかんにあげながら夜中にもかかわらずみな活発に動き回っている。
こんなコンクリートの護岸工事が施された東京の川に生き物の姿がたくさんたくましく生活している姿を見ると、何かホッとするというか、人間が環境にしてしまった後ろめたい気持ちに対して優しいなぐさめの言葉をかけてもらったみたいな気持ちになる。決して人間以外のものになれない自分が都合良く考えているにすぎないことは充分わかっているつもりだけど、私が魚や鳥の立場にたってあげられたらなあと本気で思ってる。(尚)
|
|
8月19日
音楽の手触り、わかったこれだ、つかんだと思った一瞬の後その繊細な鳥のような生き物は指の間からひらり飛び去ってしまう。
本音だけ口から出したなら、今の私は最低だ。
強烈な苦しさ。
やめるのも自由、するのも自由。(尚) |
|
8月16日
音楽を人前で演奏することに経験を積んでいる、音楽する人ですと表明しているので機会をいただければ喜んで参加したい。そのうえ音楽を演奏してもし人の役に立てるのならこんなに嬉しいことはない。人それぞれ得意なことできることを責任持ってやろう。昨日KONISHIKIの名司会者ぶりをみて、会場に落ちているたばこの吸い殻を拾う人を見て、どちらにも心を動かされた。準備されたステージに一番最後に上っていってほんの僅かな時間めだって、たばこの吸い殻を入れた空き缶を残していくようなそんな人間が一番イヤだ。(尚)
|
|
8月8日
FMえどがわに17:15−18:00、45分間ケンタローと中村の2名で生出演してきました。かつてFM葛飾に生出演の時はめっちゃくちゃ緊張した私たちだったけど、今日はかなり楽しんできました。ケンタローはコントラバスを、私は鍵盤ハーモニカをスタジオに持ち込んでぶっつけ本番の生演奏までしてしまった。な〜んか良い演奏が生まれていくので番組終了後はほんのりと満足感もあったりして・・行ってよかったな。本番終了後スタジオを出るとFMえどがわのスタッフの女性達が待ち受けてくれていて和やかないいムード。ミカちゃんのCGをみんなで見ながら話もはずみました。気持ちよく迎えてくれたFMえどがわのみなさんありがとうございました。(尚) |
|
8月5日
春犬バンド通信を更新。情報盛りだくさん。
「遠い国」がいよいよ再販になる。どうか、できるだけいっぱいの人が手にしてくれますように・・。これ(遠い国)にはひとことではいいつくせない、本当にスタッフの力と時間と工夫がたくさんたくさん注がれて形を成してきたモノなのだ。音楽って時間の芸術だからすぐに通り過ぎていくから演奏者は終了したところからすぐに離れてしまうけれど、形にするものは生んで育てていくもの。なんにせよ、丁寧に時間とつきあっていきたいと思う。
グレン・グールドのビデオを観る。モーツアルトのK.333をごりごりと唄いながら弾いていた。グールドのバッハはたくさん持っているがモーツアルトがあまり好きでない私は聴いてこなかったからびっくりした。やっぱりグールドいわゆるモーツアルトらしい流麗な演奏からは程遠い右手も左手も歌だらけでぎやかな演奏なのだ。う〜〜ん、思わずうなっちゃった。かっこいい。
ケンタロー日記7月分更新されてました。共感する部分が何カ所もあった。(尚) |
|
7月28日
8月15日(木)から代々木体育館などをメイン会場に開催されるスペシャルオリンピックスの開会イベントに春犬バンドが参加することになったのですが、そのことをきっかけにして「自分とボランティア」とか「健常者と障害者」など今まで意識しきれなかった事々が頭の中をぐるぐる回るようになっています。個人的には自分が自分のつとめを果たすことをしっかりやっていく中にボランティアという行為が含まれているのが理想なんです。色々な人種や性格や思想、哲学、宗教、風習の人たちがいるのを認めあうことさえできたら・・かなり気持ちのいい世の中になると思うんだけど・・。それと同じように障害があるとかないとかじゃなくみなが一緒に存在していくのがステキと思う。先日、視覚障害の少年天才ピアニストという13才の男の子の演奏を聴く機会がありました。音が生き生きして流れがあって気持ちいい音楽を聴かせてもらった。でも、これは目が見えない天才少年の演奏だからという聴き方はしてはいけないのであって、一人のピアノ弾きが演奏する音楽をただまっとうに聴くべきだと思う。だって、もし自分が生まれながらに目が見えない人間だったとしたら、多分その生活を楽しむにちがいないしそれを自分で不幸だと思うはずがないのだから。天才少年とか視覚障害とかその子の音楽そのもの以外に謳い文句がいっぱいついてしまって、これから先が大変だろうな・・・。音楽や生き方で苦しんだり悩んだりしながら魅力的な人になって欲しいと、自分のことでもないのに思ったりした本日の私です。(尚) |
|
7月22日
第二回水元公園WAKATEフェスタは晴天に恵まれ(暑かった〜)無事参加終了しました。スタッフのみなさん、お疲れさまでした。このイベントはペットとのふれあいが大きなポイントだったので、会場には犬がいっぱい遊びに来ていました。ケアンテリアという私好みの犬種もいて飼い主の方とお話ししたり、生後三ヶ月のゴールデンリトリーバー系雑種の子と遊んだり、リードにつながれて散歩している猫たちと出会ったりと私は個人的にかなり楽しみました。メタセコイアの森の中には特設ステージと客席、屋台や献血コーナーやペットの健康相談コーナーなどがそれぞれ設けられなかなか盛大なイベントでした。犬たちはみな礼儀正しく、音楽を聞き入っているように見えました。
春犬バンドは森の中のステージ出演者で最後の出番、ケンタローのソロからスタート。セミの声がシャーシャーと響き渡り、黒アゲハが飛び回り、高い木は風に吹かれてゆらゆらとしている中を音楽が伝わっていく感じ、素敵な光景でした。「春犬バンド」なんて名も知らぬ私たちに大いに拍手や声援をくださったみなさんありがとうございました。
水元公園を出た私たち春犬Duo&その仲間達(計7名)は葛飾区役所目の前の焼き肉屋へ。実はこのイベントに出ると決まったその日からここに行こうと目論んでた。下駄カルビ、ねぎ巻き塩カルビ、ホルモン焼きなどなど・・・と〜〜っても美味しい夕飯&打ち上げでした。(尚) |
|
7月20日
最近面白かった出来事。
台風の日に強風で猫が一瞬飛ばされたのを目撃したこと。階段をあと2段ほど降りようとしたらしい。ぴょんっと降りようとしたその時、強風にあおられお腹を上に向けながら側溝に落っこちてしまった。わずか1秒(以下?)だったと思う。それはほんとうに一瞬だったのに、私は見た。猫の何かをつかもうとして空を切る前足と「びびった〜」という顔を。
1967年製作「誰かさんと誰かさんが全員集合」(もちろんドリフターズのだよ)をフィルムセンターで観る。マドンナ役の岩下志麻がお笑い人の渦の中にいて柔らかい自由な演技ですごくよかった。際立ったのは彼女は自由なのに、出演者のほとんどを占めているお笑いの人たちが型を追求しているから。コメディアンたちは自分の間をつかむために周囲を利用していて、その間まで持ち込めたら初めて自分のギャグを「どうだっ」って披露できる。結構周到な手配が必要だ。豪華な顔ぶれだったからそれの連続だった。びっくりしたのは昔の人の顔ってインパクトある。みな濃かったです。
フィルムセンターでは見逃して、気になっていた昔の映画が目白押し。スクリーンも客席も見やすく料金も安い。お得感です。(尚)
|
|
7月15日
梅雨明けしたの?と思わせるほどの晴天です。でも、これは台風が近づいているからなので明日あたりはこちらもまたすごい天気になってしまうのでしょうね。今日は風が強いのですが湿度は低いので、こんな日は楽器を弾くと良く鳴ってくれるので気分がいいです。先日、お茶の水のカザルスホールと同じビルに入っている某有名ピアノメーカーのショールームと練習室を見学してきました。ピアノの発表会も出来るくらいのキャパシティがある部屋にはフルコンサートグランド(長さ274cm)が2台も置いてあります。「どうぞお弾きになってみて下さい」という受付の上品な女性が言ってくれたので、ひゃ〜〜嬉しいとばかりに弾かせて貰いました。2台あるうちの一台は、すっごい私の好みでした。聞けば、あるコンサートホールが代替えするために引き取ったもので多くの人の手で(有名・無名問わずでしょう)弾きこまれてきた年季の入ったピアノでした。こういうピアノを弾けるとなんだか幸せな気分になります。ピアノにキャリアがあるから、まるで「あなたが今出したい音はもしかしたらこれじゃない?」と問いかけてくれるような感じがするんです。ただし、アクションの面からは鍵盤一つ一つに個性がありすぎてむしろ弾きにくいピアノといえるかもしれませんが・・。ぜひ、録音の時にはこんなピアノでと思いました。新しいピアノは弾く人によって楽器を育て上げる喜びがあるので、それは自分の為に欲しいと思うけど、今録音やライブで必要な音を出してくれるピアノと巡り会わなければならないのも現実なので、今もその旅を続けているところです。(尚) |
|
7月11日
都営新宿線「大島駅」からすぐの「中の橋商店街」で時々買い物することがあるのだけれど、何故か八百屋の隣は八百屋でその向かいも八百屋・・・2件隣も八百屋というくらい八百屋さんが。その調子で商店が500m位続くのです。おかげで野菜や果物が安くて量も多い。他にも一つ20円のコロッケ、500円のお洋服、美味しい豆腐などなど地元の人はここで買っていたら他のところじゃ買えないだろうなあ。それに、なんともにぎやかで活気があって、うちの近所は商店街にパワーがないので(大型スーパーが進出したためだろう)うらやましい。すももが2パック100円のお店があったので4パック200円分買ってきて、すももジュースとジャムと酒を作ってみた。大きな鉢に山盛りのすもも赤くてぴかぴかしているのを見ているとなぜか嬉しくて、そして部屋の中もすももの匂いで空気がほの甘い。(尚) |
|
7月6日
昨日入谷「なってるハウス」にて春犬バンドDUO。ピアノにはマイクを通さずにコントラバスのみ調整のためと音を加工するためにアンプを鳴らしたのですが、良いバランスで音が出ていたと思います。そして何より昨日はケンちゃんのアルコソロ(弓)が素晴らしく、大胆でありながら繊細な歌があって、そしてやり残さずにフレーズを出しきっていた。音色も美しくて梅雨時とは思えないくらい楽器が鳴っていた。ライブ終了後、私はあの空間に満ちていた音の質感達一つ一つを思い出してずうっといい気分に浸ることができた。この感じ、以前古澤さんと一緒に演奏したときに感じたものと近い。「音を出すってこうことなんだ」と自分の頭と体がはっきり認識すること。今まで時々、誰かに気兼ねしているような感覚が自分たちの中に生まれてきて(別に実際はそんな誰かはいないんだけど・・)やり残した感じが漂うことがあった。もちろん、そうなったのはその時その時状況を見渡してよかれと思って判断したことが「このコーラスでソロをやめよう」とか「そろそろ後テーマにいこう」という決着をつけていく訳なんだけど、なぜか「もっとできたはず」「遠慮しちゃったかも」という気持ちを演奏終了後に残すことがあるのも事実だった。
今は違う、どんどん変わっていっている。こんな経験を積んでいけたら、私たちいつか遠くに行けるかも・・。何だかいい感じだなあ〜〜、だけどこれって何なのだろう?もしかして「・・」?(尚) |
|
6月29日
ウェイン・ショーターの新譜「Footprints
Live!」はすごい!ショーターがこのメンバーでバンドをしている喜びがはち切れんばかりに詰まっている。70歳だというのに子供のような音を出す新鮮さがあって。このバンド、まとまろうとか構成はどうしようとか自分のソロを聴かせてやる〜〜的なエゴはとっくに捨ててきたという風情で、遊びまくってる。前作品「ハイライフ」も買ったけど、こちらは聴き込む前にあきてしまった。それはバンドの演奏という感じではなく、コンポジションの発表的なアルバムだったからかもしれない。現代音楽のアルバムを聴くよりコンサートに行って混沌とした音の洪水の中で溺れるような感じを味わう方が面白いように、現代音楽のアルバムでは音の立体感や飛び交うスリルはあまり実感できないものだから。でもこんな生き生きと音楽と取り組んでいるショーターはエネルギーを作品づくりとして表わすと思うんだけど。彼は創造する、してきた人だから。この生命感あふれるバンドが作品集をどんな風に提供してくれるか楽しみになってきた。(尚) |
|
6月28日
パソコンを替えたり、ADSLにしたり、スイスイと切り替えられるかと思っていたのに全然順調にいかなくて・・・。使い勝手が変わることや使い慣れたものが使えないのは乗り換えてから使いやすくなるまでが結構大変だ。何といっても今まで使っていたパソコンは私的な日記であり便利な手帳であり落書き帳でありアルバムで、出会った頃のそっけないものではすでになくそのパソコンと過ごした自分の時間がめいっぱい詰まった愛着ある代物になってしまっているものだから。パソコンを整理整頓を必要としない頭の収納スペースだと思っていたのは、一冊の本と出会ったから。ベストセラーになって話題だった「超整理術」という本で読んで自分の整理下手からの脱却を目指したんだけど、その本の中に出てくる重要アイテムが「パソコン」で、とにかく自分の書きためたものから中途半端なアイディアからなんでも放り込んでおける、何よりそのスペースや紙資料の増えることなど気にすることなくじゃんじゃん使いこなせと書かれていた。私もそんな調子でどんどん使い込んでいたら・・・いつの間にかはち切れんばかりに容量がいっぱいになってしまった。パソコンも魔法の箱じゃあないということを実感している。(尚) |
|
6月12日
昨日ある人から(2名)「ケンちゃんのMC面白いんじゃない」という声が。ほお〜〜。この前ライブの時(M7)会場で流しているBGM(ケンタローセレクトスペイン特集)について説明しているケンタローが発した崖っぷちギャグ「カタルニアを語るにあ(な)ってことで」には私も結構うけてたんだ、実は。うっすべりそう・・て感じでも結局記憶に残ってるってことはヒットってことだね。ベースはもちろんのことトークの腕も磨きがかからんことを。
本州もほとんどの地域が梅雨入りしたそうですね。昨日昼は陽射しも風も強かった。もう夏の気配だと木漏れ日が白いテーブルにぐるぐると輪を描いているのをみながらあきらめの境地だったのに、今日はすっかり寒いんだなあ。(尚) |
|
6月3日
ツバメのさえずりがにぎやかになってきた。この声は夏を待つ気分を盛り上げてくれ、美しい果物が店先にあふれる期待感も高めてくれる。庭先のびわの木はフルーツ牛乳色の実が電球みたいにぴかぴかだ。
空もやっと晴れてきた。こっちまでやる気がでてきそうな色だよ。
先日立ち読みした本の中からいいなと思ったもの。「物と人は常に対話していて、物と人の精神はつながっています。そこでは物は、物であって物でない。美しい風景が人の意識を広げて視界を広くするように、美しい物も人の意識を広げて細部まで深く感じることができ、生活観を豊かにしてくれます。」パトリス・ジュリアンさんという人が収納の本の中で語っていることば。「物」ということばは普段何気なく使っているけど実はとっても深い単語だったと、思い出した。日本では「物」という存在が人に「語らせたり」「とりついたり」「思わせたり」する。フランス人のパトリスさんが語っていることは非常にフランス的なんだろうけど、古き良き日本の考え方と共通するものじゃないだろうかと思う。(尚)
|
|
5月30日
今朝、キャベツとツナのスパゲッティを作った。キャベツの緑とスパゲティの白とツナのベージュ、色合いも味も穏やかで優しい。これは時間も手間もほとんどかからないので忙しいけれど美味しいモノをというときオススメです。時間や手間をかけるかけないに関わらず食事を美味しいって感じる時間って幸せ。
先日、テレビでメキシコのタコスの特集をやっていた。見ていたら「絶対タコス食べた〜〜い」という気持ちが盛り上がってきて、もはや「食」に対して妥協できなくなってきた。よ〜し今日の夜はタコスに挑戦しよう。トルティーヤの変わりに私はそば粉のクレープでやってみるつもり。そういえば、ずいぶん前にミカちゃんと渋谷で入った店もタコス屋だったね、今思い出した。ヤマハエピキュラスに向かって登る坂には雰囲気があるお店が結構あった、その一軒。アボガドをつぶしたソースが美味だった。それと原宿にもタコス屋さんの先駆け的なお店がある。案内人のMさんが店長さんと顔見知りだったので、幸運なことにそのタコスやさんの賄い料理を私たちも頂けることになった。それは私の中で去年食べたモノベスト1になったくらい旨い豚足。中国人のスタッフが作ったという豚足とゆで卵の煮物、もう口の中でとろ〜っとして八角の香りも効いていておよそ自分の想像していたモノから違ってた。もちろんタコスも美味しかったんだけど。思い出したら手が止まらなくなった。
後はテキーラとライムとお塩で「サル〜〜(乾杯)」だ。
全く音楽と関係なくなりました。でも「食と音楽」はほとんど同じだとも言える。(尚)
|
|
5月29日
モノを生み出す力はどこからやってくるのだろう。
知り合いのある方は恐ろしいくらいの勢いで毎日新しい情報を求めて動き回り獲物にがつがつと食らいついては咀嚼し飲み込んで際限なくふくらみそうな胃袋に詰め込みながら前へ前へと歩き続けている。それを自分で消化して様々なスタイルに変形させて人に紹介していくのがお仕事らしい。すさまじいエネルギーだ。鮫が泳ぐのを止めると死んでしまうように、この人も止まれないんじゃないだろうかもしかして?などと思う。
この方は極端にすごい例だけど、自分もこんな風に時間をめいっぱい使い切るような生き方をしたいなあと思ったりする。でも音楽を作るにはのんびりとした時間も必要なんだけどと思う。例として:情報を取り込む→消化する→一旦忘れる→歌いたくなるのを待つ→散歩でもする→歌が出る→曲を書き留める→何回も推敲する→バンドのリハーサルに持っていき音をだしてみる→何回も演奏するに耐える曲かどうかを判断していく→ライブでやってみる・・・という工程がある。それにもちろん表現するための基礎訓練がちゃんとできないといけないので、それは本当に地道に上を目指していくしかない。
モノを生み出す力がどこから湧くのか、今の私は知りたい。(尚)
|
|
5月28日
昨日は夕方から人に会いに柏に行ったけど果たせなかった。なんだか疲れた。午前中は仕事の打ち合わせで恵比寿に行った。高校生の頃から恵比寿にボーカルレッスンを受けに行っていたから、この町のあまりの景観の変わりぶりには驚くばかり。駅の周辺は緑が多く私は心の中で東京の田舎と呼んでいた懐かしい場所。昼御飯を食べるのにも店が無くて苦労したんだった。
おととい、さきおとといはご近所でチェンバロのホームコンサートをしている方の手伝いで受付やコーヒー、紅茶を煎れたりしっかりスタッフ仕事。
追求する時間が欲しい(ジブンデツクリダサナクチャ)と思う今日この頃。(尚)
|
|
5月23日
長崎から戻ったらすぐに次の展開が待ち受けていた。
旅の報告とそれらの相談を兼ねてMのオフィスに行ったら、梶川さんと玉ちゃんがシャンパンとビールでお祝いをしてくれた。なんだかとっても嬉しかった。良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる私にとって大切な人たち。
以下、長崎福岡の簡単な覚え書き・・・
16日 16:50羽田発JAL長崎行きに11.13.14日の東京でのライブを終えた春犬バンドメンバー3人とマネージャー・カトーの計4人が乗り込み出発。18:55長崎空港着、大津クンのお母さんが迎えに来てくれていた。なんとNISSANマーチの最新車!オレンジ味のあめ玉みたいに可愛い。長崎市内、中華料理店でお約束の「長崎チャンポン」にありつく、あっさりすっきりなのに旨みがあって大津クン曰く「魚介類が美味しい」の透き通ったエビを味わう。坦々麺、紹興酒も美味しかったな。これからしばらくの間大津クンのお宅にお世話になります。お家の前の川にたくさんの蛍が舞っている!うわあすごい〜感激。
17日 大津クンの家で「ブエナビスタ」のビデオや矢野顕子コンサートビデオ(ミノ・シネル、トニーニョ・オルタ、ギル・ゴールドステインが参加してる)を見、柴犬のペケと交流した後市内へ。地元で有力なCDショップに挨拶にでかける。夕方大津クンイチオシの一口餃子の店に行く。カウンター(定員7人)のみの小さな店なのに店員さんは4人(全て成年男子)と従業員密度が非常に高い。で店に入るなり「餃子10人前」とオーダーする大津クンに他3名驚きを隠せない。ビンビールを飲みながら目の前で皮から伸ばしていく手さばきに期待が高まる。あっという間に底がぱりっと上の方はもちふわっとした美味しい餃子10人前が供され、あまりの美味しさにみな口も聞かずにぺろりと平らげ本日のライブ会場「Goody−goody」に向かう。ご自身もサックスプレイヤーのオーナー菅原さんが経営するこの店には日本のジャズシーンで一流と呼ばれる方々が演奏してきたらしい。果たしてオリジナルばかりの春犬バンドを長崎のみなさんは受け入れてくれるのだろうか?などとどきどきしながらスタート。なんと、30人くらいで満員になりそうなこのお店が超満員状態に・・。お医者さんでジャズピアニストのぴろ☆さんも聴きに来てくれるしなんとも嬉しい1stライブでした。
18日 馬刺やレバ刺を食べつつ打ち上がり朝まで飲んで大津クンの家に帰宅したら6:00をまわってました。本当は蛍がたくさん飛んでいるのにこんなに明るかったらもう無理です。お昼頃まで眠り大津クンのお母さんが用意してくれた朝ご飯をいただき福岡へ。何という大都会!山野楽器やHMVにCDの営業に行く。その後会場「ピアノバーステラ」入り。今日は縦長のお店でアップライトピアノということで音量のバランスなど非常に苦戦を強いられることになりそうだ。しかし、こういう環境にも最善を尽くそうと思える春犬バンドが今はとっても頼もしい。ケンタローのエレクトリックコントラバスも昨日よりずいぶん安定して聞こえる。春犬バンドを聴きに来てくれた人やお店のお客さんが混ざった不思議な雰囲気の中、演奏に相当集中できたのは不思議。思うに場の雰囲気が非常に良かったんじゃないかと・・。終わってからも特に女性のお客さんは非常に反応を示してくれて、こちらが感動を覚えてしまった。その後、有志の方と打ち上がり、またしても帰宅は明るい陽射しの中だった。
19日 大津クンのお母さんと一緒にペケの散歩に行く。林は斜面がきつくて、でもそのお陰で眺めは最高だ。ペケは元気に川遊びを私は野いちごをつまみ食い。午後から出島ワーフで屋外ライブ。ぴっかぴかに晴れて長崎港からの風が気持ちいい。こういう屋外で環境を味方に付けた演奏も春犬バンドには向いているなあと思う。ただし、今回はピアノは用意できないのでキーボードを貸していただく。機材を手配してくれた金松さんが春犬バンドの楽曲にのりのり。たまたま居合わせた地元で長年JAZZ CLUBを経営しているオーナーがすごく喜んでくれお店に招待してくれる・・・。等々、ここでライブしたことから色々な人と出会えるのが面白くスリリングだ。22:00過ぎにはそのオーナーのお店「FAN FAN」に。店の階段を上ると中からは「春と犬12月号」が聞こえているのに感動。40歳になるというお店のグランドピアノとコントラバスを弾かせてもらう。私は「ピアノ弾いてくれてありがとう。ケンタロー、コントラバス弾いてくれてありがとう」というオーナーを完全に好きになってしまった。
20日 今日も大津クンのお母さん手作りの朝御飯をいただいて、いよいよ長崎福岡滞在が終わろうとしている。仲良くなった「おおつぺけ10さい」をブラッシングさせてもらったり写真を撮らせてもらったり・・。その人柄が最高なお母さんとお別れして、今日は「FMながさき」「長崎新聞」「長崎放送」「テレビ長崎」へと大津クンの人脈を頼りに挨拶にまわる。15:25発JAL羽田行き飛行機で東京へ。充実の4泊5日でした。(尚)
|
|
5月15日
昨日14日は春犬バンドにとって最後のM7ライブだった。会うは別れの始まりというのは本当だな。積み上げる、壊れる、また積み始める。もうどんどん壊していこう。出会うために。
愛おしいと思ってしまう。出会って、そして一緒の時を積み重ねると。
M7というウルトラ一族みたいな名のライブハウスでヤマハG3(じいさん)に2年半前に出会って一緒に音楽を作ってきた。会った時すでにじいさんだったからなにかと故障が多かった。でもずいぶん良い人たちが面倒見てくれていたと思うよ、じいさんは。なんだかいなくなると聞くと寂しいし、他人じゃなくなっていたんだなあと思う。せめて、やさしい人に巡りあってほしい。いままでありがとう。さようなら。
M7のスタッフは気持ちがいいメンバーだったし、なんといってもエンジニア高橋クンが音を作ってくれるから演奏に専念できた。安心だった。こちらの企画が欲張りであろうがなんて協力をしてもらっていたことか。今までありがとうございました。
今後もMエンタープライズと縁が切れることはないと思うけど、M7という春犬バンドにとって機会を与えてくれた場所での演奏ができなくなったということに一瞬感傷的になってしまったかも・・。(尚) |
|
5月12日
めちゃくちゃに暑かった5日以来、すっきり晴れた日の記憶がない。それでも昨日は晴天とはいかなかったものの雨に降られることなく、天王洲のTYハーバーでの春犬バンドによる結婚披露パーティ仕事が無事終了。俳優で能楽士で詩人(?)の尋也君から春犬バンドを紹介されCDを気に入ってくれた新婦さんからご指名をいただいてオリジナルを演奏させていただいた。これって結構画期的なことじゃないだろうか?居合わせたお客さんにとっては「知らないバンド」による「聴いたことないオリジナル曲」がたっぷり演奏される披露パーティなんて。すごいすごい。でも、私はお二人にとってのこんな大切な日に呼んでもらえて嬉しかった。そして精一杯心を込めて演奏した、場の雰囲気とも調和していたと思う。
土曜の午後、水辺に建つ元倉庫のビアレストランは天井が高く、風が抜ける空間が広がっていてそれだけで相当気分がいい。デッキの前は運河で海鵜が魚を捕っている。その横ではレストランの従業員が釣りをしている。
今度はここの地ビール「天王洲エール」を昼下がりに飲みに来たいな。(尚) |
|
5月7日
ピアノ弾きピアノ弾かず・・の日々。でも音楽はずいぶん聴いているなあ。聴いて理解できることと自分ができることしたいことは違う。かといって自分に出来ることしかしないという姿勢を貫くと自分が自分にマンネリしてきてあやうく自分を嫌いになっちゃいそう。で、他の人のしていること(そして共感するもの)を注意深く聴きながらいろいろ自分ができないことを教えてもらう。初めてなんだけど美味しいと感じた料理を注意深く分析しているような感じ。自分でも作って食べてみたいなあと思うから。そんな日々。
いろいろもやもやした感覚だったものから答えをきっちり見つけるのは快感でもある。料理の素材がちゃんとわかること、分量までもほぼつかめること。(尚)
|
|
4月27日
今週は今月のリハーサル時に音録りしたDATを聞き返しながら色々考える。いいものって何にも説明する必要がないくらいにいいんだなあと。不必要なモノがちゃんとなくて(足し算するのは誰でも考えるし結構すぐできる、実際ついついやってしまう)あるべき音がちゃんと鳴っている、そこにある。まるで用意されていたみたいなんだけど実は瞬時の決断が生み続けていくものなので実に新鮮な音がする。そんなあたりまえのことが簡単にできそうなのに難しい。今回録ったものは「素材集」に近いもの達なので聴きながら時々他の旋律が頭に浮かんできたり、アイディアが湧いてきたりするのが面白い。そして、未完成なそれ達の中には何かが決定的に違っているモノもあるし、すでにその曲のエッセンスを充分に伝えきっているものもあることに気づかされる。その日のその場ではちゃんと判断できなかったけれど、今はよく見えるのが楽しい。モニターもない上に残響が多い場所でやっていたから大津クンがこんなに色々な種類の音を出していたのが聞き取れていなかったのも。
昨日は中目黒のジンギスカン屋さん(ここ東京ジンギス倶楽部に出てます)に「神宮2丁目美味しいモノ探検隊」のメルダース隊長に連れていってもらいました。(尚) |
|
4月24日
風邪ひいた・・・。この前腕や手首が傷んだのはこれのせいだったのか。風邪ひいたときに無理して楽器演奏すると関節炎などが治りにくくなるので気をつけないといけない。一時だけでもしのごうと薬で痛みを押さえたりすると、体が痛みを忘れて無理をするので結果治りが悪くなって後遺症が長い。自分の体の声をちゃんと聞いてあげることが大切。
風邪のお陰で耳がよく聞こえない。食事も舌に一枚おおったみたいでおっかしな味。ピアノもミュートしているみたい優しい音に聞こえる。これはこれで楽しい感覚。(尚) |
|
4月18日
昨日は今月2度目の小岩M7ライブ。自己紹介の要素が強かった「お坊さん企画」とは全く違う「迷える(模索する)春犬バンド」の今をお見せするお聞かせするライブだった。そのうえ、梶川さんをゲストに迎えるという欲張りな内容。う〜〜ん、ハッキリ言って反省材料の山が出来たな・・。でも、そんな一日もあれば熱気を帯びてきている春犬バンドのこのごろ。結果を焦る、焦っちゃいけない、出来ることをやらなくちゃ、でも出来ない自分たち・・・。悔しさと、欲が交互に脳内に変なホルモンを分泌して感情となり波になってざぶんざぶんと音を立てている。
ライブというものに対し心構えがいくつもあるのはいいのか悪いのか?(尚) |
|
4月13日
もうツツジが咲いてる、いつもならゴールデンウィークのころのようだ。エニシダもきれい。菜の花なんて種がすっかりぷっくりふくらんでるしなんだか季節感が狂っちゃう。ツツジの花を1つ抜いてラッパのように口にして甘い蜜を吸ってみた。お母さんのおしろいみたいな粉っぽくて甘い匂いがした。
遅ればせながらプリンスの新譜を購入。夢中になって聴いてます。だんだん一枚分全ての曲とほとんどのパートが覚えられそうになってきました。音がやわらかくて楽器の音が人の声のように聞こえてきます。(尚) |
|
4月11日
8日の「花祭りイベント」お陰様でかなり盛り上がりました。企画者の不二門さん(浄土真宗で若手のお坊さん)のこのイベントをやりたい強い気持ちが周りの人を動かし、当日は協力する人たちがいっぱいあらわれて手伝ってくれました。動機って大切だなあと思います。イベント企画をプロとしている人もいるけど、彼はそうではない。企画は素人ですが、いつも自分の思いを人に伝えるために次々アイディアを出しては実行しようとじたばたしている。そしてやってはみたものの思った通り伝わらない(ように見える)ことも多いと思う。でも私はじたばたしている不二門さんの姿は微笑ましいし素敵だと思う。そんな等身大の彼のファンが私以外にもたくさんいます。そんな彼を見て思った。自分が完璧でないのなら大いに人を頼ったらいい。自分の見えない部分は人のほうがよく見えているし、抱えているモノが多くてパンク寸前の人の姿を見たら協力を惜しまない人があらわれる。そういう事すべてが人と自分のやりとりで、伝えるということなんだ。(尚) |
|
4月7日
明日、4/8はお釈迦様(ブッダ)の生まれた日です。彼の半生を描いた「ブッダ:ヘルマン・ヘッセ」は大好きな本。そんな「花祭り」に春犬バンドが浄土真宗のお坊さんとのイベントに出演します。会場はご存じ小岩M7。ライブハウスでお坊さんと何ができるのか?、セッションもするつもりなのでお暇な方興味のある方ぜひお越し下さい。20:00START¥2000です。
さて、話は変わって昨日近所のダイエーで見た聴導犬のデモンストレーションには感動しました。盲導犬は目の不自由な方の目となり支えになる犬、聴導犬は耳が不自由な方に耳の代わりとなって補助をする犬です。一応テレビでは見たことがありましたが本物やそのデモを見るのは初めて。雑種で飼い主から捨てられた犬だったという過去を持つ「ルル」と「ルナ」という犬達が具体的にこんな事が出来るよというデモをやっていました。彼ら動物達が人の役に立つという具体的なメリットにもちろん感心しましたが、それ以上に一途で献身的な姿がたまらなく愛おしかったです。私が想像するに犬達は仕事の中身以上にその存在そのものが聴覚障害の人にやすらぎを与え喜びになるのでは?デモンストレーション終了後に取り囲んでいた子供達とスキンシップしている彼らを見てそう思いました。(尚) |
|
4月5日
今日は午前中ウチから2時間かけてあるホールの見学に行ってきました。遠かった〜〜。ステージ上から音の響きを確かめるのが目的です。やっとの思いでたどり着き担当の方に案内をしてもらい、借り方などの簡単な説明を受け帰ってきました。ステージの上では手を叩き、声を出し、持っていった鍵盤ハーモニカを吹いてみる。とっても響きがきれいなのは天井が高く三角形になっているからなのでしょうか。残響1.75秒ということで結構長い余韻です(反響板使用時)。同じ位の残響時間のホールの中には、やたらとあちこちに音が乱反射してぐわ〜〜んとなってしまうホールもあるのに、ここのはすっきりとして気持ちがよい。評判通りの良い会場です。滞在時間わずかに15分でしたけど、やっぱり実際行ってみるとよかったなあと思うものです。すぐには結果を出せないかもしれないけど。(尚) |
|
3月31日
春犬バンド通信にも書いたとおり、今2ndアルバム「遠い国」をAudio&Movie付きのCD−Extraにして再販するために動いていて、昨日音源をマスタリングしました。麻布のマスタリングスタジオに行ったのですが、耳を澄ませて4時間以上集中していたので(初めての体験だったのもあって)終わる頃には久々に強力な頭痛が始まってしまいました。マスタリングの何たるかを理解しきれていない私なりに分かったことですが、この作業をしたことでアルバムに統一感が増し曲と曲のつながりにスピード感やテンポ感、呼吸が生まれたと思います。
で、マスタリングに立ち会ったのも面白い体験だったのですがそのスタジオの雰囲気がまた独特だった。感じとして近いのは渋谷にあったジャンジャンというライブハウス。色(赤と黒と白、間接照明)と空気の匂い(3Fなんだけど地下室のように光が入らない)、エンジニアの方がまた時を忘れさせるような雰囲気の人(丁寧な言葉遣い、目が綺麗、きっと若い)で、置かれた古い木の椅子は教会のみたい、謎めいて落ち着く不思議な場所でした。(尚) |
|
3月20日
さっきツバメの鳴き声が聞こえた。思わず声の主を探したが姿は見えなかったけれど。もうそんな季節なんだなあ・・。
昨晩知人のお坊さんから電話をいただいた。彼が主催のイベントに春犬バンドが演奏で参加するための連絡。それは4月8日のお釈迦様の誕生日にライブハウスで行うイベント。目的は、クリスマスは日本人の皆が知っているのにブッダの誕生日「花祭り」はあまり騒がれないのでこれを少しでも多くの人に知ってもらうことや、ブッダという一人の悩める人物のことに思いを馳せ「自分探し」について考えようという企画らしい。ドリンクも出るし春犬バンドは演奏するし、お坊さんは話をするし企画の彼とバンドのセッションも予定されている。こういう誰もがやらない企画をうまく行うのはとっても大変なはず。昨日の電話も少々不安な声だったし・・。でも彼はお坊さんと一般の人との対話の場所をいつも探していて行動し続けている。四谷の「坊主バー」をスタートさせたり市川では喫茶店で「カフェ・ド・ブッポー」というお茶会付き勉強会を行い、ホームレスのための炊き出しをし、命の電話で悩み相談を受け宗教家としての生き方を正面から探っている人。このイベントもきっと何かを起こせるに違いない。私たちも思いっきり演奏します!
興味のある方は連絡を頂ければご案内いたします。4/8(月)小岩M7(尚) |
|
3月15日
昨日は打ち合わせを兼ねてハシモトミカちゃんと会いギャラリーを見たりランチをしたり。盆栽の専門店、緑が人をぐいぐいと引き寄せて私たちも背広姿の若い男性も足を止め店の中に入っている。1つ1つの葉や花の匂いは微量なんだけどそれぞれがここやそこにあるっていう感じで春ってなんだか空気そのものがくすぐったい気がする。
夜は小岩スタジオMのオフィスで梶川さんや玉澤くんとわさわさとミーティング。その後、食事兼飲み会に突入。音楽のことレコーディングのことマスタリングのことスタッフのことなどなどたくさん話す。偶然にも前の晩にNHK教育テレビで放映されていた「マペット放送局」にプリンスが出ていた(感動の内容だった)のを全員見ていたのにはびっくりした。(尚) |
|
3月9日
今年は桜の開花が早くなりそうですね。
桜が咲くと聞くと一年って早いもんだなと唖然としてしまいます。去年は3/21にアルバムを出すといって今ごろ悪戦苦闘していたんだと思うと、もうそんなに時間が経っていたんだという実感が・・。あれからバンドも私自身も体勢を立て直すのにずいぶん時間かかった。やっと近頃体の奥底から心底このバンドがやりたい、素直に良い音楽ができるんじゃないかという確信めいた力がわき上がってきているのを感じています。ケンちゃんと一緒に音楽を通して培ってきたものを大切にしたいし、なにより諦めないでこれたのは目の前の事や欲にとらわれすぎることなくお互いの可能性と芯にある本質を認め合う、そういう関係を作りたいと願いながらやってきたからなんだとつくづく思うのです。(尚) |
|
3月5日
不覚にも風邪をひいてしまった〜。明日は横浜で仕事なのに、中華街で美味しい坦々麺を食べるつもりだったのに〜。体調が良くないといろいろな楽しみも半減してしまうとつくづく思う。ずいぶん前にも母が「ご馳走してあげるから」と約束をした日に限ってひどいインフルエンザにかかってしまった。体の節々が痛むのに40度の熱もあるのに、松坂牛のコース料理にめがくらんで秋葉原の「万世」に出かけた。(今思えば意地汚いなあと思うけど当時はひどい貧乏だったので・・)食前酒に出た梅酒は喉を通るときにピリピリするし、肝心の料理の味が全くわからないし・・悲しい思い出。風邪の時は食事も美味しくないけれど、実は楽器を演奏するのも控えた方がいい。体の関節が痛むのは炎症を起こしているからで、この時に薬を飲んだりして痛みをおさえたりして演奏すると関節の炎症がひどくなってしまい、結局その後治るのが遅れてしまう。仕事が入っていると無理したり焦ることもあるのだけれど、本来は体から発せられる言葉にはちゃんと従うべきなんだと思っている。(尚) |
|
3月2日
古澤良治郎氏を迎えての春犬DUOはいつもより音の押し出しが強い感じ、そしてスピーディだった。いろいろな音が聞こえてきた。情報がたくさんあって整理しきれなかった気もするけど古澤さんの不思議なポケットから出てくるものにびっくりしたりわくわくしながらケンタローと一緒に面白がってた。結果を出すことより、音を出す瞬間に理解できることがある、そんな経験をするたびに今までと違う景色がみえてくる嬉しさ。(尚) |
|
2月22日
メディアを通して第三者に情報を伝える人の条件は、できる限り個人的な感情を伴わない情報を冷静さを持って正確に伝えることだと思う。こちらがほしいのは伝える人の意見や感想ではなく私が分析するための資料でいい。なんであれ表現する(伝える)には「クールな自分」を常に持っていればいるほど相手に伝わりやすいんじゃないかと思う。
大津雄地のU−ziLandのURLが変わりました。
今日は「猫の日」。(尚) |
|
2月18日
春めいた陽射しほどには空気はあたたまっていませんね。お風呂につかって読書が至福の時です。
先日のM7ライブの音源からサンプルCDを作りました。スズキケンタローのまだタイトルがついていない曲とアネモ・ネードの2曲入りです。ライブだから生々しいし時として判断ミスがあったりするのですが、曲想がよく表現されていてフレッシュな音がいい感じ。(尚) |
|
2月4日
なってるハウスで手に入れた「Altered States」のCD「plays standards」が面白い。ここでは非常にフレッシュな解釈で演奏される「いわゆるジャズのスタンダードと呼ばれている名曲達」が収められているんだけど、演奏はロックバンドみたいで笑ってしまった。ハードロックのように「ドンカンドンカン・・・・」というドラムはちゃんと跳ねずに締まった音で格好いい。スピードも歌もある。音楽を成立させる最小限な要素でちゃんと聴かせてくれる。メロディをちゃんと歌う、それで充分なんだと納得。(尚) |
|
2月1日
30日のライブ、BBSにも書いたけどやる前の自分の中で渦巻いていた迷い葛藤不安は音を出したということによって少しずつ結果も出せるんだということを確認。大津クンは以前私が受けた印象は「自分が出した音を首尾一貫させる」というもので、それはやっぱり久々のライブだろうが何だろうがちゃんと貫いていた。思い切りが良いんだと思う。だって、彼はリハーサルで無理矢理詰め込まれた曲たちの譜面を一切持ってこなかったのだ。すごい大胆、勇気、そしていい加減(良い意味で)。これは音楽を生きたモノにするためにとても重要な事だと思う。
楽曲ではケンタロー作のまだタイトルのついていない(朝の曲)が評判良かった。
31日はミカちゃんのさらに良くなったという展示に足を運ぶ。彼女の眼の素晴らしさ。私も子供の頃一日中(ホントはもっと短いだろうがそんな印象)窓硝子にぶつかっては壊れる雨のつぶつぶや雪の結晶を見続けて時間や自分の存在も場所も忘れていたんだった、ということを思い出した。(尚) |
|
1月30日
本日春犬バンドライブatM7、大津クンとライブはホントに久しぶりだ。緊張と共に期待感も徐々に高まる。新しい音との出会い、これからの可能性が今晩少し鮮明になることだろう。
ハシモトミカちゃんの銀座での個展が只今開催中!本人曰く「だんだんプロジェクターと色の相性がわかってきて、狙っていた色に近づいてきた」とのことだった。そうだったのか〜、私は仕込みの日と初日に見てその繊細な色合いに充分に感動したんだけど、実は展示されている作品が完成形なんじゃなくて、彼女の頭の中だけに本当の「色」があるんだなあ、忠実に見てもらうのは難しいことだろうなあと思った。新しい媒体を通して絵や映像を展示する作家の苦労を少し知る。明日、また見に行こう。 |
|
1月26日
天気予報では東京にも雪が降ると言っていたが冷たい雨の土曜日になった。
昨日は春犬バンドミーティング、大津クンとケンタローほぼ初顔合わせ。私は久しぶりの大津スマイルに内心大感激。時間は誰の上にも平等に容赦なく過ぎて行くけど、大津クンやケンタローそして私それぞれがこれからの自分自身を楽しみにしながら音楽と向き合ってきたんだなあという実感が昨日はあった。もっと会わなかったことは違和感を生むんじゃないかという恐れを抱いていたのに、違っていたのが嬉しいというか確信を得る。そしてケンタローの野心家ぶりに今年は注目したい。もちろん私も負けないぞ〜〜。(尚) |
|
1月23日
ウチのピアノが良く鳴る鳴る、うるさいくらいに。以前ならもっと鳴れ鳴れって思って弾いていたのに、最近は音の質の変化がつけられないかと思って苦労している。音量も大きく響くものからいろいろな音の大きさで、どんな響きをつけたいのか?に対する答えと方法を自分に突きつけるようになって・・解決できない毎日。ピアノって案外イメージを弾きわけるのには向いていない楽器だなあと思う。つくづく難しいです。(尚)
先日出会った豆大福猫  |
|
1月19日
昨日は近くの荒川に写真を撮りにでかけた。天気は良く風もなく絶好のロケ日和。
鴨達のおしゃべりは以外と声の高さは低めでにぎやかだ。カモメの群に餌をやるおばさん。鴨達が横切ると光の線がトリルの記号みたいにひっぱられる。最後は夕陽の取材になった。ただひたすらに感激した。(尚)
|
|
1月16日
ライブ案内のハガキを作成、これはパソコンとプリンターのお陰で本当に何でも自分で出来るようになって、一応一通りの事を自宅でこなせるようになった。デザインの事など理想をいえばきりがなく、またそれにばかりはとりあっていられないので目をつぶりつつ・・。以前はA4サイズの最厚紙を買って深夜営業しているKinko’sに行ってコピーをとり裁断機でA6版のカードを作って・・・なんてことを効率悪くえんえんと繰り返していたものだった。そのころから比較したらすごい進化なのかもしれないなあ。でも、やっぱりこの作業は毎度毎度辛いなあという気持ちになる。プリンターから出力する間もインクと紙との相性が悪いとつきっきりになるし、結構トラブル続出する、毎度毎度。最悪なのが、これをやっているときは音楽的な精神状態から相当離れたところに自分が行ってしまうことで、スイッチが入ってしまうと極端に集中してしまう私にとってはよい仕事とは思えなくなること。必ず、「あの時間をもっとピアノに向ければ、曲作りに向けられたら・・・」などと自己嫌悪に陥るはめになる。本当は失った時間の大切さをそういうときだけ確認するからなのかも。(尚) |
|
1月14日
「日本のジャズを世界に発信する」を合い言葉に活動している「JJazzNet」のオンラインショップ「武蔵野屋」で新春特集として「春犬バンド:遠い国」がセレクトされました。武蔵野屋さんありがとうございます。
JJazzNetのサイトはこちらから。 クリック!
最近数人の人にピアノを教えています。教えるというより、ピアノを弾くときの体の使い方や考え方のヒントをアドバイスができたらいいなあと思っています。これを始めて気づくことがたくさんあり私自身とても楽しんでいます。自分がピアノを演奏することからしばし離れて、ピアノを弾くという行為を音楽を作るという行為を冷静な目で観察すると、まるで自分がセオリーを発見したかのような気分を味わうことがあります。自分の中にも他人の中にも見つける・・と、次の日から違った気分で音楽を眺めている自分がいたりして・・。例えるなら、今までススキのびっしり生えている中を一歩一歩歩いていたのが、急に首筋をぐいとつかまれて空にひっぱりあげられてススキ野原の広さと周りの景色がいっぺんに見渡すことができたみたいな感覚。びっくりします。これは自分の実感と比較したら他者から見れば実に微妙な変化かもしれない、だけど自分だけにしか味わえない美味しさなのです。(尚) |
|
1月7日
ケンタローが本日7日スペイン旅行から帰国しました。
旅の土産話をぜひ聞きたい。
あっと言う間に今年も一週間が過ぎた。12月は最後の最後までめちゃくちゃ忙しい日々だったのが嘘のように、何もない一週間だった。今日からぼおっとしていた頭と体からテンポよい頭と体に切り替えたい。まずは、部屋を片づけてみる。いろいろ動かしたり捨てたりすると部屋の中も頭の中も一緒にすっきりするから。そうしないと、どうも何も始められない。そして、ノートに自分の考えていることをずらっと書いてみる。その一覧を見渡してみると・・そっか〜、私はこれだけのことを自分にさせたいのだと理解できる。相変わらず欲張りだ。でも、やるぞ〜。(尚) |
|
2002年1月3日
明けましておめでとうございます。
春犬バンドを気にかけて下さっているみなさま、旧年中はお世話になりありがとうございました。今年もライブや他のアーチストとの共演などで興味のおもむくままに表現をしながら共感しあえたらいいなあと思っています。よろしくお願いします。
さて、私は1月1日映画の日ということで近所のミニシアターにでかけ評判の「千と千尋の神隠し」をやっと観てきました。宮崎駿監督の作品には子供の頃からずいぶん親しんできました。「未来少年コナン」で格好いい生き方を教わり「風の谷のナウシカ」では内容があまりにショックで劇場の椅子から立ち上がれなくなり「もののけ姫」にさらに人として罪悪感につぶされそうになり、彼の映画を観るには相当な心構えを持たないと見れなくなってしまいました。久々観た今回の作品は日本の神話や伝統習慣が美しく表現されていて前半とても楽しめました。細部にわたってこだわりがあるものがたくさん出てくるのでそれらをじっくり見たいと思った。後半は無理矢理終わらせた感じ、2時間にするのがもったいないと感じたくらいです。(尚) |
|
12月31日
先日あるジャムセッションに参加し会場に置かれているグランドピアノを弾かせてもらった。ピアニストとしていつも考えていること感じていることをやはりこの時も強く考えさせられた。それは、ピアニストもしくはピアニストを目指す人は楽器の事をどの位考えているのだろうか?ということ。ピアノ以外の楽器を演奏する人はその殆どが自分の楽器を演奏するものなのだけれど、ピアノはそれが出来ない楽器だ。ピアニストの家にあるピアノはどういう手入れや演奏をされているのか・・・。弦楽器の人は自分の楽器の弦を切ろうと思いながら演奏するはずないと思うのに、ピアノの人の演奏は楽器を大切にしようと思って演奏しているように見えないことがあまりに多いのがとっても気になる。ピアノは見た目は確かに楽器と言うより家具のようにも見えるのだけれども。が、やはりピアノもギターと同じようにボディは木でできているし、弦も張ってある。本当は鍵盤を叩くというよりはその先にある弦を触ってその振動を木で出来てるボディに増幅させて音が鳴るのだ。ピアノであろうと楽器の本質は同じ、繊細なもの、生き物だと思う。
そして、楽器の全体を鳴らす方法は力を込めることでは絶対にないと思う。
その楽器が一番良く鳴る弾き方をし、少しでも楽器の寿命を全うさせてあげなければピアノは思いの外早くその寿命を迎えてしまうことと思う。
私たち自分の楽器を演奏できないピアノ弾きは、ライブハウスにある楽器を自分の楽器と思って演奏して欲しいと心から願う。そうしなければ、よい状態のピアノはライブハウスからどんどん消えていってしまうだろう。
そんな、悲しい状況になる前にピアノ弾き自身が学ばなければならないことは多いと思う。(尚) |
|
12月11日
昨日12月10日から始まったカンコちゃんの個展「Steppers」に行って来ました。春犬バンドのライブでも上映した「音符のアニメ」「Jin’s」も見れてほのぼのさせてもらいました。だって、ライブの時は準備が結構あったりしているもので、カンコちゃんの作品をじっくり味わう余裕なんて無かったので・・。ぜひ、お出かけ下さい。「ペッパーズギャラリー・ロフト」にて15日まで。詳細はココ
その個展会場は銀座3丁目ほとんど歌舞伎座のすぐ裏なのですが、すぐそばに揚げたてのコロッケやハムカツをコッペパンや食パンにサンドしてくれるお店を見つけました。昭和二年創業「ちょうしや」、実は有名みたいです。店構えのあまりの昭和っぽさに引き込まれるように買って食べました。ハムカツサンド最高です!
(尚) |
|
11月27日
ウチのすぐそばには小学校があって、そこの銀杏が今金色に輝いています。桜並木も赤い葉を落としているので拾い上げて裏側のにおいを嗅ぐとちゃんと桜餅の匂いがします。また、近所の都営住宅はちょっとした果樹園のようでミカンの類の樹にたわわに実がなっています。かりんも発見しました。そして、一重の薔薇の木が淡いピンク色の花を咲かせていました。ここは夏は夏で、びわがたくさん実をつけていたりするのです。ずうっと前にここの住民の人が果物を食べてぷっと口から吐き出した種がこんな立派に実をつけているのでしょう。植物のたくましさ。(尚) |
|
11月17日
11.14の小岩M7ライブはカンコちゃんの映像と関わってきて1年の成果があったなあ〜〜と思えるライブでした。みなさんがアンケートにいっぱい書いて下さって読みごたえあったも、その実感を強めました。お越し下さったみなさんありがとうございました。また、このライブを最後に谷山明人が春犬バンドから去ることになりましたが、今後の春犬バンドの動きをどうか楽しみにしていてください。面白いこといっぱい考え中!そして色々な企画も進行中!!ですので。(尚))
|
|
11月 5日
11月すっかり灰色の似合う季節ですね。こんな時期にも鮮やかな色で私の
気持ちをはっとさせてくれるものに会う。新鮮に驚く自分を発見、嬉しいな。
例えば、熱々の銀杏の殻を割ると出てくる翡翠みたいなぴかぴかの粒。
店先で一番に目を引いていて見ると元気が出てくるだいだい色のミカン。
ついこの間までは、ルビーのような歯をむき出しにして落ちていたザクロの実。
プラスチックでできた指輪のような輝きの紫式部・・。
くすんだ空だからいっそうこれらのものが輝いて見えるんだなあと思いました。
(尚) |
|
10月11日
10月に入って自分の周りに様々な出来事や変化が起こっています。
何か変わるとき、必ず軋みや壊れるような一見苦痛にも似た出来事が起こるのは次なる自分に会うための必須条件と思えるようになりました。(強くなったという証拠かな?)しかし自分の中に起こる混乱には何とか立ち向かえても、今回のような世界の問題に対して自分が取れるスタンスや責任はどうしていいかまだまだわからないんですけど・・(尚) |