指揮官用 B.モルガ

全体図

タイプ 昆虫型(突然変異巨大化タイプ)
全長 19.3m
全高 4.6m(3Dロングアンテナ起時7.2m)
全幅 5.0m
重量 120t
最大速度 190km/h
乗員 2名
装備 接近戦用ビーム砲×2
36cmキャノン砲
クラッシャースパイク×2
テールスパイク
大型レーザーカッター1対
複合大型アンテナ
複合センサーユニット
赤外線サーチライト
装備
36cmキャノン砲 射程距離が長く遠距離砲撃が可能。砲身が伸縮式になっており格納庫に収容できる。
クラッシャースパイク 頭部下に装備されたキバ状の武器。体当たり攻撃で絶大な威力を発揮する。地中に身を隠す際に地面を掘る為にも使用される。
テールスパイク 尻尾の先端に付けられた大型の爪。小型ゾイドなら一撃で破壊できる威力を持つ。36cmキャノン砲の砲撃時の反動を抑えるため地面に打ち付けてアンカーにも使用される。
大型レーザーカッター クラッシャースパイクの間に装備されている武器。通常のモルガのものより大型化され多少破壊力が上がっている。
複合大型アンテナ 索敵、通信用のアンテナ。指揮官用のため大型化されている。地中に身を隠す際や突撃、格闘戦の際は倒して使用される。


特徴
戦況が泥沼化する中でヘリック共和国、ゼネバス帝国 両軍のゾイドの消耗は激しく戦線では慢性的なゾイド不足に陥っていた。特に帝国軍は数で勝る共和国軍に対抗するため新型ゾイドの開発と野生ゾイドの捕獲に力を入れていたが思うような成果を出す事ができず本来捕獲はタブーとされ神聖化されていたゾイドヌシまでも捕獲してしまう。

捕獲したゾイドヌシはモルガ。その全長は帝国主力大型ゾイドのレッドホーンに匹敵しその装甲は非常に分厚く頑丈であった。帝国開発陣はこの突然変異モルガを研究しゾイドの亜種であるオーガノイドが何らかの形で関係しているのでは?という憶測でしかわからなかった。
この時代オーガノイド自体ほとんど確認されていなかった為オーガノイドがゾイドに及ぼす変化がはっきり確認されていなかった。

戦力不足の軍は開発陣所有の研究用の野生ゾイドをも戦闘用に改造する様要望、結果ゾイドヌシとオーガノイドの関係がはっきりしないまま大型モルガとして投入される。

当初モルガ同様地中にもぐる事ができる為 試験的に奇襲、強行偵察に使用されたが高い攻撃力とずば抜けた耐久力が評価を得て突撃奇襲部隊の指揮官用として使用される。過酷な作戦でも高い生還率を誇り十分な性能が評価され量産できる様一旦開発陣の返された。が研究中 突然暴走し逃亡してしまう。
開発陣の必死の捜索も虚しく発見されず現在も行方が分らないままである。

モルガ部隊


戻る