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玄人さんお断りのCPU比較 for デュアルコア編

最終更新:07年11月04日







・AMDファンとして・・・

Core2Duo速い!!
悔しいけどCore2Duoは買いのCPU。ただし予算に余裕があれば。コストパフォーマンスは依然Athlon64x2に軍配が上がる。。。でも、それを差し引いてもCore2Duoの魅力は心を動かされる・・・かも。

一番売れてるE6300

E6300に対抗するCPUはAthlon64x2-4200+



・CPU比較一覧表 for デュアルコア編

Intel ノート用
俗称コードネームクロックFSB配線L1/L2MMX/SSESpeedStepその他機能
Core2DuoMeromT7100,T7300T7500,T7700
(1.4〜2.4GHz)
80065nm-/2048x2/-MMX/SSE/SSE2/SSE3第四世代IDA
2.0(T7200)〜2.33(T7600)667第三世代 
1.66(T5500)〜1.83(T5600)-/1024x2/-
CoreDuo
EM64T非対応
Yonah1.5(L2300)〜QuickStart
DeepSleep
DeeperSleep
Intel デスクトップ用 -QuadCore-
俗称コードネームクロックFSB配線L1/L2/L3MMX/SSESocket
Core2QuadKentsfield3.0(QX6850)133365nm-/4096x2/-MMX/SSE/SSE2/SSE3/SSE4LGA775
2.4(Q6600)〜2.66(QX6700)1066
Intel デスクトップ用
俗称コードネームクロックFSB配線L1/L2/L3MMX/SSEHTSocket
Core2DuoConroe-EX2.93(X6800)106665nm-/2048x2/-MMX/SSE/SSE2/SSE3/SSE4-LGA775
Conroe2.4(E6600)〜2.66(E6700)
1.86(E6320)〜2.13(E6420)
1.86(E6300)〜2.13(E6500)-/1024x2/-
Allendale1.8(E4300)〜2.0(E4400)800
PentiumXE-EMT64Presler3.46GHz(955)〜1066-/2048x2/-MMX/SSE/SSE2/SSE3
Smithfield3.2GHz(840)〜80090nm-/1024x2/-
PentiumDPresler2.8〜65nm-/2048x2/-MMX/SSE/SSE2/SSE3
EIST
-
Smithfield
(Prescott相当)
デュアルコア
2.8〜90nm-/1024x2/-
AMD ノート用
俗称コードネームモデルNo実クロックFSB配線L1/L2MMX/SSEマルチプロセッサHyper
Transport
AMD デスクトップ用
俗称コードネームクロックFSB配線L1/L2MMX/SSEマルチプロセッサSocketHyper
Transport
Athlon X2Brisbane1.9〜2.3GHz100065nm512KBx2MMX/SSE/SSE2/SSE3
Extended3DNowPro
DualCoreAM2
Athlon64 X21.9〜2.7GHz
Windsor2〜3.2GHz90nm256KBx2、512KBx2、1MBx2
Toledo2.0〜2.4GHz512KBx2、1MBx2Socket939/940
Manchester512KBx2

・用語解説

Centrino
正確にはCentrinoモバイル・テクノロジ。CPUの名前ではないので注意。
では何か?
テクノロジに付けられた名前、ブランドと取ってもいい。
PentiumM、855チップセット、Intel-Pro/Wireless(無線LAN)の3つが搭載されて初めてこの名前を冠することが出来る。個人的にはブランドでユーザーとメーカーを囲い込む為の戦略と考えている。
しかし、ここで懸念されるのはモバイル用途でもグラフィックの性能が求められている点だ。つまり、CPUはPentiumMで問題ないが、GPUがチップセット内蔵ではまかなえない場合、GeForceなりRADEONなりを積むようなことがある。そうなると、Centrinoブランドは付けられないから、初心者から見た場合「これって良くないの?」と聞かれてしまう。←実際にある。
まぁ、説明すれば理解してもらえるが、成功するとは思えない戦略だな。影が薄い存在になるはずだ。

<訂正 -2004/11/17->
 「チップセットに855PMを使えば外部GPUも搭載可能」という指摘を頂きました。全くもって仰る通り(^^;
実際にRADEON・GeForceを搭載したCentrinoモデルが、Dellやエプソンダイレクトから発売されている。855チップセットが発表された当初より、855PMと855GMの存在を知っていたはずなのにも関わらず、何らかの先入観で「CentrinoはGPUもチップセット内蔵でないとダメ」と思いこんでいた。申し訳ない、訂正させていただきます。
 グラスさん、ご指摘ありがとうございます!!
CMS(Code Morphing Software)
 モーフィングという言葉は聞いたことあるだろう。人の顔が徐々に変化していき全く別の人物に変化していくというアレ。それと似たような物だ。IntelやAMDがCPUに使っている命令はx86命令というもの。CrusoeやefficeonはVLIW命令という独自の命令をを使っている。これらを相互に変換(モーフィング)するものがCMSだ。
よく、エミュレータと例えられるが、そんなもんじゃない。もっとハードに近いところ(レイヤ)に実装されているので、OSはおろか、BIOSからみてもx86なCPUと認識できる。
 しかし、オーバーヘッドは無視できず、CMSを通すことによって速度はかなり低下する。もし、ネイティブに対応するOSが存在するなら、その処理速度はかなりのもの。Crusoeがなかなか成功しなかった理由の一つでもある。CMSのお陰で本来の性能を発揮できないわけだから。ちなみに、Midori LinuxではCrusoeにネイティブで対応できるようだ。
EIST - Enhanced Intel Speedstep Technology -
省エネ設定のこと(^^;
Speedstepの項目を見て貰った方がいいかも。
EMT64 - Extended Memory 64 Technology -
個人的な呼び名はAMD64互換(笑)。「EMT64対応Pentium4」となっていたら、64bitのCPUだ、ということ。
HT - Hyper Threading -
 CPUには、計算するためのユニットがいくつもある。が、これらが全てのタイミングで動作していることは少ない。 その動作していないユニットを効率よく利用しようというテクノロジ。
この動作していないユニットを仮想的にもう一つのCPUに見立て、あたかもCPUが二つ実装されているかのように見せ、 それぞれに演算させる。
 まぁ、無理矢理デュアルCPUにした感じだ。
しかし、"使われてないユニット"をもう一個のCPUに見立てるだけなので、確かに効率は良くなるものの、 2倍の性能になるかというと、それは残念ながらあり得ない。どんなに良くても1.3倍程度。  また、HTを利用するにはBIOS、OSの対応が必須。WindowsXP以降で利用可(Home、ProともOK)
HyperTransport
 高速チップ間通信技術。まぁ、簡単にいってしまえばPCIバスの次世代版、か。
データ転送速度は6.4GB/sとPCIの133MB/s(〜533MB/s)を遙かに上回る。(正確には外部インターフェースではないので、この比較は間違い。内部インターフェースと考えた方がいい。つまり、CPUやノースブリッジ、サウスブリッジ等を繋ぐバスだ)
 AMDを中心として広まりつつある技術だが、規格が公開されているため、サードパーティがここに進出できる。(Intelとは正反対のやり口)
Itanium
アイテニアム、現在は"2"まで出てる。すごいのは3次キャッシュまでオンダイってこと。一般に使われるCPUはL2まではオンダイってのが普通だけど、これはL3がオンダイ!!
・・・なんて言ってたらPentium4-eXtreamEdition-ではL3入ってるし(^^; 最近では落ち目のItanium。
余談ですが、IBM、SUNに続き、HPがItaniumに代わりOpteronを採用したサーバーを発売予定!!これで残るはDellのみ。(とはいえ、OpteronはむしろXeonに競合する製品だが)
IDA(Intel Dynamic Acceleration)
デュアルコアCPUでは常に二つのコアが平等に作業をしている状態が一番効率がいい。ところが、シングルスレッドでしか動作していない場合、コアは片方しか動かないことになる。そのような状態の場合、この機能により稼働しているコアの動作クロックを一段高い周波数で動作させられ、シングルスレッドの処理速度を稼ぐことができる。
 まぁ、問題はシングルスレッドで動作するような環境は少ないってことだ。。。
Pentium4XE (eXtream Edition)
 NorthwoodコアはそのままにHTに対応し、L3を2MB実装した物。
実際のパフォーマンスはNorthwoodコアPen4とそれほど変わらないが、L3はそれなりに効く。
SIMD(Single Instruction/Multiple Data)
 読んで字の如く。1つの命令で、複数のデータを同時に処理すること。映像や音声を扱う際に、この命令セットを実装しているしていないでは処理速度に雲泥の差が出る。Intel系のCPUではMMX/SSE/SSE2/SSE3と拡張され、今では動画のエンコードからゲームまで、幅広く活躍している。
 そのうち、SIMD命令専用MPUなるものが実装されるようになるかもね。(一部のサーバーでは既にそうなってる)こっちのCPUは普通にアプリを動かすCPUで、こっちのCPUはエンコやゲームの時に頑張ってくれるCPU、なんて。
Speed Step
<第一世代>
モバイルPentium3-Mで初採用された。省電力モードとフルモードの2つがあり、「周波数を落として低電圧動作」と 「定格電圧にて定格周波数で動作」するモードとなる。
具体的にはバッテリ駆動の時は周波数を落として消費電力を抑え、逆にAC駆動の時はフルスピードで動作する。
<第二世代>
第一世代ではACかバッテリかで切り替えていたが、第二世代では負荷に応じて、その動作電圧・周波数を変更する。 バッテリで使っているときでもCPUをフルスピードで使えるようになった。
<第三世代>
多段階周波数調整機能!要はCPUの負荷状況に応じて複数の周波数に切り替える機能。これまで二段階の設定だった周波数が 複数のレベルにセッティングされている。その機能はCrusoeやefficeonに似ている。
<第四世代>
「Dynamic Front Side Bus Frequency Switching」という正式名称が与えられているが、読んで字の如く。FSBをスイッチングする技術。具体的には200MHzと100MHzを切り替える。これにより低消費電力化が可能。
TDP = 熱設計電力
 単位はW(ワット)。電球は30Wとか60W、100Wと数字が上がるに連れて明るくなるが、その分熱くなるよね。CPUも同じで、このTDPが大きくなると熱くなる。また、熱くなるって事はそれだけ電気をたくさん使うって事。つまり、ノートPCではTDPが高くなると、排熱も大変だしバッテリーも保たなくなったりでいいことはない。だけど、性能(動作周波数)をあげようとすると、どうしてもTDPは上昇する。人間も歩いてる分には汗もかかないけど、走ったら汗をかくように。
 今(04年5月)Pentium4のアーキテクチャであるNetBurstが全てキャンセルされたのは、このTDPを抑えられないことが最大の原因と考えられ、今後の動向に注目だ。Pentium-M系がデスクトップ用CPUに流用されるんじゃないかな。(ちょっと脱線したな)
VLIW(Very Long Instruction Word-超長命令語-)
 大元はMPUの高速化技術の一つ。複数の命令を一列に並べ、それを同時に実行させる手法。この命令をパッケージングするときに、それぞれは依存しないようにしなくてはならない。プログラムをコンパイルする時点で最適化される必要があるが、命令の組み合わせによって効率がかなり大きく変わる。
ちなみに、
ItaniumではEPIC(Explicitly Parallel Instruction Computing:明示的並列コンピューティング)というVLIWに似た技術を使っている。

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 そうそう、もう一つ。
なるべくIntel、AMD、Transmeta、全てを平等に扱うようには留意していますが、私も人間、「依怙贔屓」なる物も少なからず入ります。いえ、むしろAMDファンとしてはIntelやTransmetaの評価を低めに見積もってる可能性が非常に高いと思われます。
 あまりに不当な評価があったり、錯誤等を発見された際には、やはりご一報下さい。
誠心誠意、"AMDファンとして"対応させていただきます(笑)



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