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SAMBAでファイルサーバー

 SAMBAはLinux(UNIX)マシンをWindowsマシンのファイルサーバーやプリントサーバーとして
活用するためのソフトウェアで、SUNやHPのUNIXマシンを中心に普及している。
もちろん、家庭内でもSAMBAを利用してファイルサーバーを構築することは非常に有効だ。

1.ソースの入手

 SAMBAの総本山とも言えるのが→http://www.samba.org/
日本語で有名なのは「日本sambaユーザ会(http://www.samba.gr.jp/)」だろうか。
ここからだと、日本語に対応したバージョンがダウンロードできる。

2.インストール

 ソースをダウンロードしたら解凍してコンパイルだ。(これはもうおきまりの呪文ですね(^^;)

#tar zxfv samba-2.2.7b-ja-1.0.tar.gz
#cd samba-2.2.7b-ja-1.0
#./configure    ←まず間違いなくオプションが必要
#make
#make install

 さて、ここで重要なのは./configure のところ。
通常、何もオプションを指定しないと便利な機能が利用できないだけでなく、
おそらくは動作すらしない可能性が高い。
 今回は下記のようにオプションを付加したが、これでもわりとオーソドックスでしょう。
環境、或いはわかりやすいディレクトリ構成に読み替えるなどで工夫して欲しい。

#./configure
--prefix=/usr/local/samba
--with-pam
--with-pam_smbpass
--with-i18n-swat
--with-configdir=/etc/samba
--with-privatedir=/etc/samba
--libdir=/etc/samba
--with-lockdir=/var/lock/samba
--prefix=DIR
sambaをインストールするディレクトリの指定。(今回の設定はデフォルト?)
--with-pam
通常これを省略してはいけない。必須オプションだ
--with-pam_smbpass
PAMを使ったsmbpasswdファイルの認証を使用する
--with-i18n-swat
日本語版のswatを利用するのであれば指定する
--with-configdir=DIR
設定ファイルの格納場所を指定
--with-privatedir=DIR
smbpasswd ファイルの格納先
--with-lockdir=DIR
smbpasswd ファイルの格納先
これらの他にもいろいろオプションがあるので、適宜追加変更して欲しい。

3.設定

 次に設定だが、上の段階で"--with-configdir=DIR"を指定していれば、そのディレクトリに、
srm.conf というファイルを作ってやらなければならない。
が、これはソースのexampleディレクトリにある srm.conf を利用しても構わない。
特に重要と思われる項目については下記の通りに変更。
これも、環境によりけりなので適宜読み替えて欲しい。

smb.conf

[global]
workgroup = WORKGROUP
security = user
encrypt passwords = yes

[homes]
comment = Home Directories
browseable = no
writable = yes
valid users = %S

[Data]
comment = Data Directories
path = /data
browseable = no
writable = yes
create mode = 0750

smb.conf はセクション毎に設定を分けることが出来る。
大きく2つに分別でき、[global]と[homes]がそれに当たる。

 まずは[global]セクションから。。。

 一行目の"workgroup"では利用しているLANのワークグループを。
二行目の"security"の項は重要で、他に"share"と"server"が指定できる。
userを指定するとWindowsのユーザー名とLinux(サーバー)のユーザー名とが同一でなければならない。
WinとLinuxでユーザー名が違う場合はshareを選択する。
serverと指定したときには別のSMBサーバーに認証を試みる。
とういことで、一般的にはuserとするのがオススメだ。shareはセキュリティ上問題がありそうだし、
serverとするほどSMBサーバーを立てているわけでもないので・・・

 さて、次は[homes]セクションだ。 "browseable"はブラウザ・リストに乗せるかどうかの設定。通常はno?
"writable"は書き込みを許可するか否かの設定が出来、
"read-only"を使うこともできる。
"valid users"ではアクセスできるユーザーを指定でき、「%S」は現在ログインしているユーザーの意。
つまり、Windowsにログインしているユーザーは自分のホームディレクトリのみに
アクセスすることが出来る。
もちろん、他のユーザーを指定することもできるし、グループ名の頭に"@"を付加すれば
グループ単位での指定もできる。

 また、上記の設定のように[Data]といったセクションも追加可能だ。
"path"で共有したいディレクトリを指定し、
"create mode"では新規ファイルなどを作った際のパーミッション設定だ。

4.起動

 これらの設定が済んだら、sambaを起動する。

#/usr/local/samba/sbin/smbd -D
#/usr/local/samba/sbin/nmbd -D

とすればsambaサーバーが起動する。
 もし、設定ファイルに不安があるなら、起動前に

font color="#FFFFFF">#/usr/local/samba/bin/testparm

とすれば、一応のテストは出来る。

# /usr/local/samba/bin/testparm
Load smb config files from /etc/samba/smb.conf
Processing section "[homes]"
Processing section "[Data]"
Loaded services file OK.
Press enter to see a dump of your service definitions

こんな感じでエラーが出なければOK。

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