2004年4月13日
これで一つの区切りといったところでしょうか。
とりあえず、民事訴訟は取り下げられ、一つの結論が出た。もちろん、まだまだ問題はいくつもあるわけで、安心していられるわけではない。しかし、公開された答弁書と訴状を照らし合わせながら読んでみると、なかなか勉強になる。
さて、次に気になるのが刑事告訴。どうもこちらは原告側が簡単に"取り下げる"ということができないようだ。まぁ、なんの法知識のない人間(俺)が考えても、強制捜査・家宅捜索まで行った事件を、告訴される前の状態にあっさり戻せるはずもないというのはわかる。
となると、刑事告訴さえすれば(正確には受理されれば)、意外と家宅捜索なんかがすぐに行われ、証拠品として色々押収されてしまうのかどうかということが気になる。本来、自宅への家宅捜索はもちろん、関係する会社、施設等(今回の場合はプロバイダ(のサーバー))への捜索は、それなりに容疑が固まり、捜査段階でいくと"大詰め"というところではないのだろうか。
仮に、不起訴になったり、起訴されたとしても無罪だった場合、少なからずこういった強制捜査は問題視されないのだろうか。もちろん、捜査を行っていく中で家宅捜索を行うことが妥当だと判断された場合については良いが、それでも事情聴取なんかは強制捜査をいれる前に一度くらいはあるもんじゃないのだろうか・・・
ドラマや映画なんかから得たイメージで全くあてにならないが、家のインターホンが鳴り出てみると、数人の刑事さんが手帳と家宅捜索令状を見せ、「わかってるな。これからお前の家を捜索する」なんつって強制捜査に入る感じがする(^^; つまり、捜索する方もされる方も、犯罪が行われたことを認識し、その捜索は司法が罪の大小を判断するために必要な証拠を集めるためのものであるとなるのではなかろうか。(違ってたら指摘してちょ)
ん〜・・・現実ってやっぱ違うのか?(笑)
疑問の解決と疑問の発生はいつもほぼ同時だねぇ・・・
2004年4月8日
「ウェディング問題を考える会」というのが設立されたようだ。
今回の悪マニさんとウェディング社との間で起きた事のように、これから同じ様な問題にぶつかった人達を支援・情報提供をし、共に考えていこう。という団体のよう。
これまでは、ネット上のみで話題になっていた問題だが、3月始めに「SPA!」で取り上げられたことを始めとして、3月末に「インターネットマガジン」、4月に入ると「サイゾー」にまで掲載されるに至っている。こうなると、事の発端となる投稿記事等を知らなくても「個人が企業に訴えられている」という事実のみは伝わってしまう。しかも、「サイゾー」記事では「ウェディングは、京都府警汚職に関係して前社長が贈賄で逮捕された前歴があり、ダーティーな過去を消し去ろうと躍起になっている」なんて書いているそうじゃないですか!(笑)
結局、ウェディング社の訴えが認められ、賠償金支払い命令が下されたとしても、それでは補えないほどのイメージダウンを被るのではないかと。。。「いわれ無き誹謗中傷には、訴訟をもって糾弾すると共に、捜査関係機関に申告し、被疑者を訴追する事は、弊社社員及び家族の当然の権利であるとも考えております」として裁判を起こすのは、正当であり誰もそれを妨害することのできない"まさに"権利であるわけだが、企業として、ましてや利益を追求することが目的である株式会社として、その手段と過程は得られる結果と同等かそれ以上に重要ではなかろうか。
なにか問題が起こったとき、中立的な立場にたってその問題を捉え、考えられる人は少ない。例えば俺だ。"結論の確信だけ"という指摘を頂いたが、9割以上の人は同様だろう。WEBを彷徨えば誰もが悪マニさんよりの立場である。
人間は感情で物事を捉える。これは意志・理性・論理とは無関係な無意識の行動だ。
人付き合いでも同じ様なことが言える。相手の言うことが100%正しく、自分の主張が100%間違っている場合、頭では自分が悪いんだとわかってはいても、相手の態度や指摘手段によっては"納得できない"という感情が生まれる。例えその感情を相手が不条理だと思っても、似たような感情を自分は自然と持ってしまうわけだ。
ウェディング問題でも似たような感じだよね。
投稿記事が名誉毀損に当たるとしても、「一方的に削除しろ、でなけりゃ裁判だ」では、納得できるはずもない。そもそも、投稿記事が"明らかに"名誉毀損である、とするには無理があるんだから。
今の世の中、企業が武器にするべきは"心理学"なのかも。俺のような凡人ですらインターネットという、使い方によっちゃ強力な武器があり、個人が企業に対抗し得る手段がある。真っ向勝負を挑んだ場合、誰の目から見ても"それはやっちゃいかんだろ〜"ということでなければ、企業の味方になる人間より、個人の味方になる人間が多い。例えば俺だ!(^^;
だからこそ、「相手を如何に説得し、こちらの要求を通すか」が大切。納得していない相手に要求通りの行動をとらせたところで、それは後々反発心につながるし敵対心ともなる。
こういった面から見れば、ウェディング社は負け。
では、法的な問題ではどうか。
まぁ、いずれは裁判で結論が出るんだろうけど、感情で動く人間としては、法的にもウェディングが負けるんじゃないかと思っている。名誉毀損とする根拠が希薄だから。どうもひっかかるんだよねぇ。「「会員権」を「宝石」に置き換えて下さい。まあ、ウェディングがやるかどうかは判りませんがその危険性がある」という最初の当該掲示板での発言が。
この時点じゃ「ウェディングは悪徳だ」なんて言ってない。
その後の、複数の投稿者による発言は「公共利害に関わり公益を目的とした発言である」と認められ、名誉毀損には当たらないからなおさら。
さて、今後ウェディング社がどのように名誉毀損であることを立証していくのか楽しみだ。
そうそう、「京都府警に任意で出頭してきました」なんて新しい情報が、悪マニさんの掲示板に書かれてるんだけど、「署員の方の意見」というのがまた笑わせてくれる。企業であれ学校であれ、組織として成り立っているものは、一部の悪い評判がそのまま全体に投影されてしまうから恐い。あの書き込みが本当に署員の発言だとしたら問題だ。自分自身、過去に何度か警察署に拘束された経験があるが、悪い印象はない。むしろ、適切な判断と適切なアドバイスを頂き、長時間の事情聴取だとしても「さすがプロ」と思わせる対応ぶりだった。地域や人間性によるところが大きいんだろうね。いくら警察といっても。
あ、念のために、拘束されたのは悪い事したからではありません。。。ホントに・・・(^^;
2004年3月14日 (戯言のコピー)
え〜、以前、ここ<の追記部分で、徳保さんのWEBページを引き合いに出したことがある。これに対し、2月26日にこんな備忘録が記載されている。
"それは、「結論の確信」だけで突っ走って足元が怪しいからです。"
と言われ、「そこか!」と気付かされた。
ウェディング関連情報をWEBで調べるうちに上記サイトを見付けたのだが、それまでみつけたどのサイトもBeyondさん・仮さんよりの内容で、あそこまではっきりと反論を記したサイトはなかった。そこで、初めて徳保さんのの反対意見を見たとき「ん〜、、、なんかおかしくね?コレ?」と思ったわけですわ。
でも、その反対意見に対して更に反対意見を出すことが出来てないわけですよ、俺。("眠くて"とか書いてるけど言い訳がましいな、あれ(^^; "続きは"と言いながらも書いてないしね)
ということは、少なくとも、この反対意見は忘れちゃいけなかったわけさ(忘れたけど)。
で、今日、ふとしたきっかけで、また忘備録を見る機会があった。驚いたことに、私の書いた事に対して2/26付けで意見が書かれているではないか!!(これが冒頭でリンクしている部分)
でね、正直言って笑っちゃいました。 「あ、俺が不安になってたのはこのためか!!」 って。
ウェディングが悪徳なのかどうかなんて事にはあまり興味がなかった。考えてみりゃ、当初は「一企業からのクレームで検索エンジンの結果が操作されて良いものなのか?」が興味事だった。それがいつのまにか、ウェディングと悪マニさん、仮さんの対決に関心が移ってしまっていた。(←これは今でも変わらないが)そして、どちらかというと悪マニさん、仮さんサイドに立っている自分がいる(←ついでにこれもまだ変わってない)
しかし、なんとな〜く感じてた不安(?)の種が"「結論の確信」だけ"ではないかと疑いを持てたとき、自分の脳味噌をリセットしたくなった。
もしかして、俺は何か考え違いや勘違いをしてないか!? ←しばらくはこう考えていこうかと。
さて、もう半月たつ記事に反応してるのんびり屋さんな俺。徳保さんがここを見るかどうかも定かじゃないんだけど、一言御礼が言いたいかも。ありがとう。
自分の非をズバッと指摘され、スッキリとした気持ち良さを感じる。もう一度考え直して見ねばなるまいな。そうだ、旅に出よう・・・
2004年3月1日
ウェディング曰く、
1.掲示板への書き込みが名誉毀損に当たるのは自明。
2.違法な発言であるため、削除されて当然。
3.削除されずに放置された期間、契約解除や売上減等による損失が6000万円を下らず、これを賠償せよ。
だ。
これに対して、仮さんは
1.名誉毀損になる理由が明確でない。自明ならその理由を明示せよ。
2.上記の通り、違法かどうかの判断が付かないため、削除は出来ない。
3.1の通りであり、根拠がない要求には答えられるはずもなく、よって賠償もできない。
削除の依頼があり、それが正当な主張であれば削除する。そう言ったにも関わらず、違法なのは明白だ!名誉毀損なのは明白だ!とだけ主張するウェディング。
何故、その根拠となる資料を提示して削除の要請をしない!?
最初から根拠を示して抗議すればすんなりと削除されているはずだ。ひねくれ者の俺でなくとも、「それが出来ない理由が何かあるんだな。きっと、削除依頼された投稿は、その全てが事実無根というわけでもないんだ」そう勘ぐる。
そして、簡単に出せるはずの"資料"も出さないと言うことは、その"資料"自体が自社の営業方針を悪い意味で決定的に表しているものなのだろう。とさえ考えてしまう。
結局、裁判を行ったとして、争点になるのは"該当発言が名誉毀損に当たるかどうか"だと思うんだけど、まずは原告であるウェディングが"名誉毀損=事実ではない"ことを示さなければならない。果たして、これが出来るのだろうか?
いや、できるなら削除依頼の段階で出来ていたはず。企業として、訴訟などという世間一般から見たらかなり大袈裟な手段に踏み切ることなく対処できたはずだ。敢えて事を大きくする必要もないだろうと判断するのが通常だ。
つまり、証拠が示せないため、成り行きで事が大きくなっていってしまっていると。
また、普通なら一企業から一個人が訴えられると聞けば尻込みしてしまう。そうなるくらいなら、そんな面倒なことになるくらいなら、いっそのこと発言を削除して、この問題を解決してしまおうか。と考えるであろう。普通ならね。
でも、そうはなってない。
ここまで来ると、もうどっちが正しいとしても、株式会社ウェディングに対する個人的な評価というのは下の下だね。裁判でウェディングが勝ったとしても、「なんでその証拠を最初から提示して削除依頼をしない!?」と常識を疑うし、負けたとしたら、「あぁ、やっぱりね」と悪徳商法をしている会社との認識ができあがってしまう。←該当発言が事実無根であるとの証拠が示せないんだから、当然、該当発言が(その一部でも)事実であり正しいと認定されてしまう。
あ、そうそう、判決が出ないよう、自社に分が悪くなってきたら訴えを取り下げるなんて真似はすんなよ!!それこそ、俺のウェディングに対する評価は落ちまくる!!(^^;
ただの一個人を相手取って裁判を起こすくらいだから、勝算あってのことでしょ。そして、名誉毀損的発言に起因する信用・名誉・評価の低下を回復するに十分な結果を出してくれるんだよね!?俺が考えているよりも遙かに次元の高い結末を予想していて、それを実現してくれるんだよね!?俺の中のウェディングに対する評価を必要以上に高くするほどのさ。ちょこっとだけ仮さんを徹底的に叩きのめす様を想像してみたんだ。色々期待してるから頑張ってくれよ!!>ウェディング!
2004年2月18日
ウェディングを知るきっかけとなったのは悪徳商法?マニアックスだと何度か書いたが、それよりも以前に、上記、匿名掲示板(仮)とウェディングとの間で問題が起こっていた。
さて、南聡・小川顕彰、量弁護士がウェディングの代理人として出てきたわけだが、彼等の出した内容証明がまた興味深い。一通目は、「あぁ、弁護士さんの書いた内容証明はこんな感じなのか」といった感じで、とりあえずは受け取れる物だ。
掻い摘めば、
1.削除要請を仮さんに対して行ってきた。といった感じだ。
2.しかし、削除されない。それどころか、協議内容を全て公開するとはどういう事だ!?
3.削除されない発言により契約のキャンセル等で損害大。←6000万円は下らないらしい(^^;
4.再度、削除を求める。追加で、匿名掲示板(仮)上で謝罪広告を出すことを要求。
5.ウェディングが被った損害の賠償方法を検討せよ。
6.この通知書を含め、協議内容は公開するな
違法行為(ここでは名誉毀損)が有るとした場合。。。という前提条件がある。
ここで、名誉毀損に当たるかどうかは04年1月28日に書いた通りで(悪マニでのケースを書いているが、同様の条件として仮さんところも捉えている)、名誉毀損には当たらない。で、違法なら違法である証拠を示せ、ってことなんだよね。仮さんサイドとしては"合法である根拠は「刑法230条、及びその第2項」によって示されている"としているわけだ。
- 1に対する解答
- 削除要請は一度しか来ておらず、安易に削除できない旨返答済。また、削除に値するだけの理由・根拠の提示を求めているが、未だ何の解答も受け取っていない。
- 2に対する解答
- 正当な理由のない削除依頼は受けられない。(以下、未確定内容:協議内容の公開は当初から提言していた内容で、目的は公平性を保つため、客観性を保つため)
- 3に対する解答
- 「明らかに違法である」という主張の根拠が不明なため、仮に損害があったとしても賠償する責任はない。
- 4に対する解答
- 再度、削除の理由・根拠を求める。情報の違法性を示す資料を提示せよ。
んで、その仮さんの主張に対するウェディング代理人からの返答。
「名誉毀損摘発言であることは明白」
だそうで・・・
話し合いによる解決は不可能と判断せざるを得ません。
ともあったが、どっちが原因だか分かってるのかな?
だれかに、何かして欲しい。自分が、何かしたい。どれにも理由があるよね。
相手が取る行動を妨げるとき、その理由を明確にしなければ、妨げることは出来ない。ましてや"法律"という一義的且つ根本的な"常識"が有る以上、そこに照らし合わせて"協議"していくことが必要だと思うのだが・・・
また、お互いの法解釈・常識に相違があるならば、民事紛争ではなおさら話し合いによる解決が望まれるわけじゃないの?何でこうも"話し合いの場"を拒否し、"法廷で"とか"司法の判断を"とかって言葉が出てくるんだろうねぇ。
世の中の弁護士さんてみんなこんななの!?
「そう望む理由が聞きたい」と言っても「〜であることは明白なんだよ!!」と返ってくるのか?
相手側からの要求には何一つ答えないの!?
例えそれが両者の利益になるとしても。
少なくとも、依頼人の不利益にならないなら教えたってもいいじゃん!
教えることで、依頼人が有利になるならなおさら問題ないと思うんだが、こう考えるのは素人?
疑問はたくさん・・・その疑問が晴れるのかも疑問・・・
P.S.
WEB徘徊中に面白いページを発見。
徳保隆夫の私的Webリソースと言うページで、「備忘録」の項目がなかなか興味深い
「Googleの対応はいい対応だ」という意見には同意。しかし、その他では、ちょっと・・
そもそも、ウェディングに対しての書き込みは、誹謗中傷ではない。誹謗中傷ってのは"根拠のない"っていう点が重要。単なる悪口や言いがかりをつけているのとは違う。
憶測だけで中傷?
では、これまでに報告のある、特定商取引法に明らかに違反している勧誘や展示即売会は?
それらの声が多く同掲示板に集まり、また、他のサイトでも同様の声が挙がっている。
実体を調べるために、勧誘の電話を受け、展示会にまで足を運ぶ人までいる。
そーいったことを総合して「ここは危ないかもよ」と言う。それも中傷?
・・・あ〜面倒くせ、眠くて考えがまとまらない。
もうね、特定商取引法に違反した勧誘・契約方法ってだけで、まずいでしょ。明らかに違法なんだから。
違法行為をしているスタッフがいる、それを違法だとそのスタッフが認識しているかどうかは知らないが、こういった商売をやる上で極々基本的な法律すら知らない、教えられてない、自覚していないスタッフがいる会社は、少なくとも優良とは言えないわな。
んで、違法かどうかなんて知ってても知らなくても、その自覚症状を持たない社員が突っ走って、"何か"しでかす、ってなこともあるかもしれないわけだ。
「その可能性もあるよ」と言い批判する、それのどこが悪いのか。。。
・・・続きはまた気が向いたら。。。
2004年2月3日
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「そこまでして裁判を仕掛けようとする意図はなに?」
優良な企業であればあるほど、間違った(企業に不利益な)情報はユーザーが自ら消すもの。2004年1月28日