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今日も歩道をT−レックスが爆進してゆく。 トリケラトプスのような
角を生やし、ヴェロキラプトル並の猛速度で、かよわき人類をかきわけ
押しのけすり抜け猛進してゆく。
いまや自転車は歩道上の王者だ。 歩道には、彼ら以上の速度を出す ものはなく、歩行者は老人など弱者ばかりだ。 彼らにはもはや恐れる ものはなにもない。 よたよた歩くジジイどもの1センチ脇を、猛速度ですり抜けて 何が悪い? のそのそ歩いて進路を邪魔するババアどもを、ベルを 鳴らし追い散らして何が悪い? 弱肉強食、そもそも自転車より遅い ものは歩道を通行する資格などないんだ。 傘をさして自転車に乗って何が悪い? 携帯で通話しながら自転車 に乗って何が悪い? 傘をささなきゃ雨に濡れるし、携帯で話さなきゃ 友人に馬鹿にされる。 それがいけねえってのかよ! 自転車に4人乗りして何が悪い? うちは子だくさんなのよ。 子供 が3人いるのよ。 だから一台の自転車に一家全員で乗ってるんだわ。 それのどこがいけないって言うのよ? 赤信号を無視して何が悪い?。 交通信号なんてものは、 自動車と歩行者の為だけにあるもので、自転車には関係ない。 これジョーシキ。 乗り終えた自転車を、好きなところに放置して何が悪い? 通行の 障害になるって? 俺の自転車を停めただけで通行の障害になるよ うな所を、歩く方が悪い。 これまたジョーシキ。 と書いてくると、自転車利用者の方々は怒るかも知れない。 しかし、歩道の状況を虚心坦懐よく見ていただきたい。 上に書いたことは全て事実ばかりなのだ。 (表現はともかくとして\(^^@)/) それは自転車利用者のごく一部だけだ、という反論が有るかも知れない。 しかしたとえ一部の者だけだとしても、それによる危険と恐怖は限りなく 大きい。 しかも、上の例のような自転車利用者の所為は、「ごく一部の 者だけ」とは到底思えない状況だ。 駅前に放置された数千台 の自転車は、「ごく一部の者だけ」の所行なのだろうか? もう一度言おう。 「そんなことはごく一部の者だけ」と主張する自転 車利用者の方々は、現在の歩道の状況を虚心坦懐よく見ていただきたい。 どれだけの自転車利用者が、上に書い たような振る舞いをしているか、そのパーセンテージを心にとめてい ただきたい。 インターネット上でも歩道上の自転車については、かなりの数の書込みが見 られる。 その中でよく見る表現には、「自転車のマナー(の悪さ)」などというものが がある。 現在自転車と歩行者の事故は年間4千件程度というが、これは警察に届出が あったものだけだろう。 実感としては桁が2つ程違うのではないかと思う。 無論実際の事故件数 の方が多いのである。 しかも、恐ろしいことに、年間かなりの数の死者 が出ている。 勿論歩行者の方にである。 これはもう、マナーの問題ではない。 マナーの悪さで人が死ん でたまるか! このような歩道上の脅威について、完全なしかも即効性のある対策という ものは存在しないだろうが、とりあえず歩行者側でできる対策としては、 以下のようなものがある。 1 歩道上の対自転車事故は、必ず警察に届け出て、正規の事故として 扱ってもらう。 2 正式な裁判(交通裁判並びに損害賠償の民事裁判)を要求する。 3 警察や地方自治体などに対して行政訴訟を行う。(歩道上の自転 車走行について) 1 歩道上の対自転車事故は、必ず警察に届け出て、正規の事故として 扱ってもらう。 歩道上で自転車との事故にあったら、 必ず警察に届け出よう。 そして正規の「交通事故」として扱って 貰おう。 このような場合、交通事故として扱って欲しいと要求しても、警察は 「前途ある青年を・・・」とかいって、受付を渋ることがあるそうだ。 とんでもないことである。 本来暴走自転車は警察が厳しく取り締ま り、事故を未然に防ぐべきものであるが、警察はこれを怠っているどころ か、事故を奨励しているようなものだ。 被害にあったら、必ず正規の 交通事故として扱うよう、警察官に求めよう。 2 正式な裁判(交通裁判並びに損害賠償の民事裁判)を要求する。 1項のように、正規の交通事故として処理されていれば、交通裁判が 行われる筈だ。 人身事故の場合、懲役禁固罰金反則金など色々と 刑罰があるようだ。 又これと並行して、多少お金はかかるが民事裁判を起こし、損害賠償 を求めよう。 勝訴になれば弁護士などの訴訟費用は相手の負担になるし、 勝訴の可能性は非常に高い。 もっとも相手に支払能力がないと お金は取れないが・・・(笑) この1項と2項は、歩道上の自転車対歩行者の事故を減らす為には かなり有効と思われる。 アメリカでも一時歩道上の自転車対歩行者の 事故が多かったが、そこは訴訟社会のアメリカのこと、自転車に対して 多くの訴訟が行われ、その結果歩道上の事故が激減したという。 3 警察や地方自治体などに対して行政訴訟を行う。 と同時に、警察や地方自治体に対しても「なすべきことを怠った結果、 歩行者に危険な状態が生じた」として、行政訴訟を起こそう。 これ によって警察が暴走自転車に対して厳しい取り締まりを行うことが期 待できる。 もっとも、これは相当多くの人々が結束しないと実現は難しいが、 世論を喚起し、行政の目を歩道上の自転車事故にむけさせるという点では、 非常に効果があると思う。 と、歩道上の自転車の脅威とその対策について書いてきたが、 「では自転車はどこを走ればいいんだ。 車道は危険だ し、歩道を走れば歩行者の脅威となる。 走るところがないじゃないか」と いう質問があるかもしれない。 その解決策の一案として、「自転車の歩道通行が許可されて いる場合は、下車して押して歩くこと」ということを提唱したい。 かつて自転車が歩道を通行出来なかった頃には、車道上での自転車の 事故(対自動車)がかなりあった。 現在自転車の歩道通行が許可され て、その事故が相当数減少したという。 これが警察の言い分の ようだ。 確かに車道上の自転車事故は減ったかも知れない。 しかし、その分 歩道上の歩行者の事故(対自転車)が増えれば、同じことではないか。 単に被害者が自転車から歩行者に転化されただけのことだ。 しかも、この場合、被害者はこれ以上転化のしようがないという、 最も弱い立場にある、老人などの歩行者だ。 いわばババ抜きでカス を掴まされたようなものではないか。 これでは歩行者は姥捨山に捨 てられる老人みたいな存在でしかない。 といって歩道の自転車通行を全面的に禁止すれば、又車道上の自転車 事故が増えることは間違いない。 しかし、現状のままでは余りにも歩行者 が危険すぎる。 自転車も安全(相対的に)、歩行者も安全(同じく)、というアンビバレ ンツな命題の解決策が、 「自転車の歩道通行が許可されている場合は、下車して押して歩く こと」というものだ。 当然歩道を通行(押して歩く)する場 合の自転車の利便性は、現在より低くなる。 しかしこれはやむを得ないこ とだろう。 自転車利用者の皆様方よ。 不便はあっても、 人を殺すよりは遙かにまし と思いませんか? それとも 人を殺してでも歩道を疾走したいのですか? 放置自転車対策としては、「アメとムチ」というあたりが現実的で あろう。 「アメ」としては、自転車置き場の設置や、駅間近から 自転車置き場までの搬送サービスがある。 いずれも出来れば無料、 有料の場合でも出来る限り低廉に押さえる。 しかし、用地の問題 や運用コストなど、困難は多いようだ。 「ムチ」としては、放置自転車の徹底した早期撤去が有効だと思う。 現在の撤去作業はまことに生ぬるくて、実効性に乏しい。 2.3 時間放置すれば直ちに撤去、引き取りには相当高額の引取料を取る、 というようにすれば、放置自転車問題はかなりの改善が見られるの ではないか。 但し、これをあまり徹底すると、遠距離から自転車で駅に通う利用者 が困ってしまう。 といって放置すれば、皆が迷惑する。 難しい ところである。 |