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前回「非常手段」で書いた予想とは裏腹に、日本代表は快勝してしまった。 「してしまった」と書くと、なにやら残念がっているように聞こえるが、 無論私としては大満足である。 予想が当たらなかった点は幾重にも お詫びする。 ほらこの通り平身低頭 m(__)m _(_^_)_ 誰だってあの情けないペルー戦、UAE戦を見た後では、悲観論を書きた くなる。 (無論いいわけではあるが・・・) マナマでのバーレーン戦は、その前の二試合とはまるで別のチームのよう な出来映えだった。 なによりイージーミスが少ないのは非常に良かった。 前々からの持論であるが、「イージーミスが多いチームは絶対に 勝てない」と確信しているからだ。 この試合、得点は1:0だったが、内容的には日本の完勝だった。 日本 が好機を何度も作ったのに対し、バーレーンにゆるした決定的なチャン スは、ミドルシュートを川口が指先でセーブし、ポストに当たった 時の一回のみだった。 一対一の闘いでも負けていなかった。 特に中沢の強さは断然 光った。 競り合った場合100%近く勝っていたと思う。 危険なシーンには必ず中 沢が顔を見せ、ことごとく跳ね返していた。 この試合のMVP は間違いなく中沢だ。 空中戦は勿論足元の闘いもほとんど制していたし、その強さは無類と 言って良い。 間違いなく、中沢は日本ナンバーワン、いや アジアのナンバーワンディフェンダーである。 中田も光っていた。 一度だけ無造作なパスを相手に供給してしまい、 危うく得点されるところだったが、それ以外は満点に近く、 必殺のキラーパスを連発していた。 守りでもしばしば相手 のボールを奪い取っていた し、長期不出場の危惧を一掃してくれた。 MVPbQである。 サッカーは個の力が比較的影響しにくいスポーツだが、今回ばかりは この二人がいるといないとではこんなに違うものか、という個の力を痛感 させられた。 前の二試合には、この二人は出ていなかった のだ。 そう言えば、UAEだったかオマーンだったかの監督が、日本に負けた時 に言った言葉がある。 「日本にはナカムラがいた。 我々にはいなかっ た。 そういうことだ」 (アジアカップの時だったか?) サッカーのように、全体の成果に占める個の力がかなり少ないスポーツでは、 このようなことは希ではあるが、やはりある時もあるのである。 それにしても、今回のバーレーンは元気がなかった。 アジアカップや オリンピック予選の時の、あの迫力はどこへ行ってしまった のだろう? 縦への突進のあの豪速、サイドを駆け上がるあの迫力、数は少なくとも 正確で強力なシュート。 どれも今回のバーレーンには見られなかった。 シドカ監督の言葉によると、「チームとして疲れていた」ということ だが、それは日本にしてもイランにしても同じではないか。 戦前にバーレーンの人達にインタビューしたところ、「日本の海外組選 手(中田中村たち)にはサインを貰うが、バーレーンの選手には貰わない。 だってどうせ日本には勝てないからね」というものが多かったそうだ。 確かにA代表では日本には全敗している(筈)。 しかもトップの選手は 確かに強力だが、その選手が出場できない場合、それに替わる同等の能 力を持った選手が少ない。 つまり選手層が薄いということはある。 やはりこのあたりが日本とバーレーンとの差なのであろうか。 ともあれ、これで日本の予選突破はほぼ確実となった。 望みうる最良の結果である。 後は二試合で一引分け すればよい。 しかもこれはバーレーンが、イラン北朝鮮に全勝した場合で あり、どちらかに(勿論イランの方が確率が高いが)一分け又は一敗すれば、 その時点で日本の勝抜きが決まる。 中田中村三都主の、主力三名が累積警告で出場できないというのが、 唯一の不安であるが、小笠原や中田浩二稲本遠藤三浦淳宏とタレント は豊富なので、それほど心配はないだろう。 なにせ相手は4戦全敗 なのだから。 さあ皆さん、ドイツへ行こう。 |