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現時点(04/08/06)で、日本代表はアジアカップ決勝戦の直前にある。 そもそも、今回のアジアカップでは優勝は無理だろうと、私は考えていた。 グループリーグは何とか抜けられても、準々決勝、或いは準決勝で敗退、 という予想であった。 この予想の主な根拠は二つある。 一つは選手構成 で、もう一つはモチベーションだ。 選手構成については、主軸となる選手が多数欠場した。 中国メディアに よると「二軍」だそうだ。 まあ、そういわれてもしょうがない構成では ある。 まともに面子を揃えられたのはDFだけで、MFは中田稲本小野らレギュ ラー陣の大半が欠場、残っているのは中村だけ。 FWに至っては壊滅状 態と言ってもよく、ナンバー1.2.3が揃って不参加。 辛うじて4と 5が参戦したが、この二人だけで控えのFWを登録しないという、不可解 な選手構成だった。(本山はMF) 2週間近い長丁場を、控えFWなしでど うやりくりするつもりだったのか? 結局11人中レギュラークラスは、川口宮本中澤三都主中村の5人だけで、 後はサブということになる。 これは確かに「二軍」である。 モチベーションについては、選手はさておいて協会関係者やメディアの 関心が薄かったように見える。 これはほぼ同時期にオリンピックが開催 され、そちらに関心の比重がかかっている、ということだろう。 本来、サッカーのナショナルチームに取って大陸別カップ戦は、ワールド カップに次ぐビッグイベントである筈である。 だからこそ参加国の国民 は、ヨーロッパ選手権やコパアメリカにあれほど熱狂するのだ。 ところがサッカー音痴な日本のメディアは、まずオリンピックに目が行っ てしまう。 これがヨーロッパや南アメリカなら、比重は明らかに大陸別 カップ戦に大きく傾く筈。 このあたりの感覚の違いが、アジアカップに 対するこれまでの無関心さとなって現れていたと思う。 柳沢の欠場についても、これを糾弾する発言が少ないのも、この無関心さの 現れではないか。 これが通常のフレンドリーマッチなら、全く問題はない。 しかし今回は 代表チームにとってワールドカップに次いで大切な試合だ。 このような 大事な大会に、自分個人の都合を優先させて不参加というのは、どうして も納得できない。 もし、グループリーグ敗退とでもなっていた場合は、 「戦犯」として罪を問いたい位である。(笑) もうひとつ。 どうやらジーコは重慶の暑さを過小評価していたのでは ないかと思われる。 第一戦の動きの悪さ、スピードのなさは、最近の代表 では見たことがないほどだった。 これは試合の前日あたりから急に暑くなっ たという、気象条件によるものとしか考えられない。 暑さ対策を万全に していたら、肉体的コンディションももう少し良い状態に保てていたかも知 れない。 ワールドカップ予選の対インド、対オマーン戦では、万全の用意 をして戦って欲しいものである。 長々と書いてきたが、選手達は実によく頑張ったと思う。 中国三大かま どと言われる重慶の蒸し暑さ、敵対的で非礼な観衆、明らかにおかしいレ フリー、不利な条件は有り余っていたが、それを見事に跳ね返してくれた 選手達にはスタンディングオベーションを贈りたい。 決勝戦では、勝敗 はともかく、良い状態で良い戦いをして欲しいと、心から願う次第だ。 |