= 交 通 事 故 損 害 賠 償 に お け る 医 療 知 識 =
診 断 書 の 読 み 方
(  そ の 1 )
 この症状固定(後遺傷害)診断書の記述は、医師独特の文体及び筆述法にして、難解な例です。このような診断書を解読するには、天眼鏡で文字を拡大して観て、先ずは負傷の態様(傷病名)を手掛かりとして、漢字とカナを見分け、区別し、診断書の記述全体から観て、共通文字を洗い出しながら、その特徴を押さえ、解読しなければなりません。このような解読作業を30年近くやっている私でも正確に解読するには、今でも時間を要することがあります。
 
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解 読 文
 
解 読 文
解読者=根角香織
@【傷病名】

両肩挫傷 肘部挫傷 
左立方骨々折
右第2〜4中足骨々折

A【自覚症状】

両肩部に圧痛あり、左側肘部痛あり、肘?部に「疲れ?痺れ?」が出る事あり。
平らのベットに屈み込む時両足部圧痛、
左足部捻る時左足部痛強くなる。○○痛あり、長時間歩行困難である。

B【各部位の後遺障害の内容=精神・神経の障害・他覚症状及び検査結果】

両肩部圧痛、足部痛あり、運動障害認められない。
腰部運動痛、及び左側腰筋部圧痛あり。両下肢の知覚鈍磨は認められない。
右足間接運動痛あり。右足部内、外かえし時右足部痛有り、
左足関節運動痛認められない。左足部内かえし時痛有り、
右足部圧痛あり。右足部レ線像にて開張足を認める。
上記症状により長時間の車の運転は困難である等の
仕事に支障を認める。

【関節機能障害=他動及び自動の数値は診断書記載の度数】

関節名=足 運動の種類=屈曲・側屈
関節名=運動 運動の種類=外かえし・内かえし・外転・内転

C【障害内容の増悪・緩解の見通し】

なお、障害内容の緩解(*)の見通しはないものと思われます。

(*)かん‐かい【寛解・緩解】
〔医〕(remission) 病気そのものは完全に治癒してはいないが、症状が一時的あるいは
永続的に軽減または消失すること。特に白血病などの場合に用いる語。
 
 
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【 更新日=2006/06/28 水曜日
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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