GSP血統と2代目旬太郎血統のHISTORY

〜大きさと美形の高次元両立〜
超大型オオクワガタ!83.7mmと82.7mm、これがウワサの2つの「美形」血統!!

オオクワガタ・ブリーダーなら知らない人はいない愛知県の加藤隆行氏、そして加藤氏も達人と称する熊本県のI氏。
2人の名人からそれぞれ超大型血統オオクワガタが誕生しています。加藤氏の
「GSP血統」とI氏の「2代目『旬太郎』血統」です。
実はこの2つの超大型血統オオクワガタは、その血脈や特徴に共通点も多く、興味深いものがあります。

ここでは、この2つの超大型美形血統オオクワガタについて紹介させていただきます。
(私は2人の血統のファンであり、本サイトの運営・製作は直接的にはお2方とは無関係です)


加藤隆行氏GSP血統紹介 2代目旬太郎血統紹介 GSP&旬太郎 ヒストリー
 「GSP血統」と「2代目 旬太郎血統」のHISTORY

「GSP血統」、そして「2代目 旬太郎血統」・・・
この2つの血統の系譜を語る上で、まず紹介しなければならないのが、両血統のルーツになっている2つの大型血統です。


 ルーツその1:佐賀阿高産「重戦車血統」

クワガタ専門誌KUWATAの「オオクワガタ80ミリ作出講座]の講師や、BE-KUWAの「ゼロからはじめる巨大オオクワガタの飼育法」等の講師でも有名なブリーダー、加藤隆行氏が累代飼育している佐賀県産大型血統があります。
それが通称「重戦車血統」です。

美形オオクワコンテスト入賞時の、「まるで重戦車のよう」という審査員コメントが元になり「重戦車血統」という通称がつけられています。(※第一回,第二回と連続して兄弟個体が入賞)

この血統は、1995年に佐賀県佐賀市北川副町阿高で採集された♂43、♀32の小型ペアを起源とする血統です。
世間で初めて80ミリのオオクワガタが出現し、1000万円という値がついたというニュースが流れた、1999年、重戦車血統のオオクワガタの中でも79.4ミリのオオクワガタが羽化していいます。

実はこの個体は、計測方法によっては80ミリを超える個体だったということですが、まだ80ミリ出現以前だったということもあり(恐れ多くて)、四捨五入しても80ミリにならない79.4ミリで公表した・・・などという逸話もついています。

この血統は77ミリを超えるあたりの個体から全体的に「重戦車のような」迫力のある個体が多くなるとのことです。
また大アゴの形状も魅力的です。
根元から外側に張り出し、直線的なラインで伸びつつ最後に内側に曲がるという、男性的で迫力のある6角形のような大アゴ形状が特徴的です。

重戦車血統は、これまで数多くの80ミリオーバー個体が出現しているのは勿論のこと、♀も早くから55ミリを超える個体が出現するなど、その大型性と迫力のあるスタイルは、数多くのファンを魅了しています。

外国産クワガタの輸入解禁以降、突如として現れた(昆虫業者が作出した)、昨今のいわゆる「極太個体」に対しては、事の真偽はともかく「外国産との交雑」のウワサが絶えないのが現実です。

そのような中、輸入解禁よりずっと以前の90年代中ごろから昆虫業者ではないブリーダーの加藤氏が累代している本血統に「純国産」としての魅力を感じているファンも多いのではないでしょうか。

この加藤氏累代飼育の「重戦車血統」が、加藤氏の「GSP血統」およびI氏の「2代目旬太郎血統」のルーツの一翼となっています。


 ルーツその2:熊本県 I 氏のグレート血統

加藤氏が雑誌「BE-KUWA」の誌面などでも達人と呼んでいる熊本県のI氏
今では廃刊となってしまった雑誌「ルカヌスワールド」等での執筆活動もされていらっしゃった、知る人ぞ知るこの道の名人です

80mmのオオクワガタが初めて世に出た翌々年(2001年)には、早くも81mmを筆頭に80mm台のオオクワガタを複数羽化させていらっしゃいます。
(エアコンなどによる空調管理をしないというのが驚きです)

この時の血統が、雑誌ルカヌスワールドでも数ページに渡って紹介されていた通称「グレート血統」です。
97年(外国産オオクワガタ輸入解禁前)に地元で入手された国産ペアからの累代個体と、山梨産,兵庫産の血統をクロスブリードされ、本血統が誕生しています。

I氏は同腹個体同士のペアリングに限定した累代継続よりも、他血統の国産オオクワガタとのクロスブリードも絡めた累代継続を好まれていらっしゃるようです。

(クロスブリードを好まれているという点ではマツノインセクトさんなどともポリシーが似ているかもしれません ※松野氏は久留米の複数血統によるクロスブリード)

この熊本県 I氏の「グレート血統」も、加藤氏の「GSP血統」およびI氏の「2代目旬太郎血統」のルーツの一翼となっています。

※ 雑誌ルカヌスワールドで紹介されていたグレート血統(2001年羽化個体群)のうち、一部が加藤氏に渡り、
  後のGSP血統に繋がっています。
※この頃(2001年ごろ)の血統配分のままのグレート血統は、残念ながら現在、存続(累代)していないのでは
  ないかと思われます。
※後の2代目旬太郎(2007年羽化)の♀親個体(グレート血統 50.6mm / 2005年羽化)の代が、この頃の
  血統配分のままのグレート血統の最後ではないかと思われます。





 2つの血統の出会い(重戦車血統 + グレート血統)


今を去ること数年前の2001年、
ことの始まりとなったエポックメイキングな出来事、それは双方の大型血統個体(重戦車血統とグレート血統)の交換・・。

早くから80mm以上の大型個体が出現してきたその2つの大型血統個体同士を2001年に両氏が交換し、双方を掛け合せることにより、83mmを超える個体が出現する超大型血統が両氏のサイドで誕生しました。

もちろん、単純に重戦車⇔グレート 両血統を掛け合せただけではなく、名人お2人の双方サイドで、組み合わせ(掛け合せ)の試行錯誤があったようです。

両氏それぞれの飼育シーンの中で、その組み合わせ方法・血統配分が偶然にもシンクロしたとき、両氏双方のサイドからそれぞれ誕生したのが、この超巨大血統、加藤氏の「GSP血統」と、I氏の「2代目旬太郎血統」です。

双方ともに超大型というだけではなく、75mm程度のバランスの良い美形個体がそのままの相似形で大きくなったようなスタイルが最も大きな特徴です。

GSP血統の系譜 「加藤氏の佐賀重戦車血統」と「同氏保有の別の佐賀産個体」の掛け合せにより生まれた個体(通称SSP血統)♀を、「I氏のグレート血統個体♂」と掛け合せることで生まれた超大型血統。
2代目旬太郎血統の系譜 「加藤氏の佐賀重戦車血統♀」と「I氏による自己採集の熊本産累代個体♂」の掛け合せにより生まれた個体(旬太郎♂)を、
「I氏のグレート血統個体♀」と掛け合せることで誕生した超大型血統。


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