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| ウサギのケアFAQ |
Q ウサギの爪切りが上手くできません.
ペットとしてウサギを飼育していると,次第に爪が伸びてきてしまいます.
これをそのまま放置すると,カーペットなどに引っかけて爪がはがれたり,場合によっては骨折や脊椎疾患にまで発展しかねません.
そのため,定期的な爪切りは必要になります.
タオルでくるんで仰向けにできるのなら,その姿勢で爪を切れば良いですし,もし暴れてしまい処置が上手くできない場合は動物病院やペットショップに相談すると良いでしょう.ただし,押さえつけて爪を切るようなところは敬遠した方が無難です.
Q どこまで爪を切ったら良いか分かりません.
爪が白いウサギはよく見るとピンク色の部分があり,先端に行くに従って透明になってきます.このピンク色の部分が血管と神経の来ているところです.
ですから,透明の部分だけ切るようにします.しかし,爪が最初から黒いウサギはただ見ただけでは血管の位置がわからず,出血させてしまうことも多いようです.このように見にくい爪をしている場合は,爪の裏から電灯を当てると血管の位置を確認し易くなります.
Q ウサギの爪が折れて出血が起こりました,どうすれば良いでしょうか?
皮膚から出血が起こると,早く出血が止まるのに爪が折れたときは意外と止血しにくいものです.皮膚などは柔らかい組織なので血管が切れると血管自体が収縮して出血しにくいように働き,やがて血液は凝固して止血されます.しかし爪は固い組織なので,その中心にある血管は切れても収縮しにくく,そのため止血も遅れます.ですから見た目に出血量が多く,大変なことのように思えます.
ウサギの爪から出血した場合は市販の止血剤を塗布するか,1分くらい出血部を圧迫しておきましょう.これで出血は止まるはずです.そうしたらもう一度良くどこから出血したか見てみましょう.
爪が途中で折れて出血した跡があり,そこから先の爪が残っている場合は何かに引っかかり再度出血することがあります.痛そうですがそこから切り落としてしまった方が早く治ります.この様な場合は,近くの動物病院で診察してもらいましょう.
完全に爪が取れてしまっている場合は,そのまま様子を見ていても構いませんが,あまり気にして舐めるようだったら化膿しないように抗生剤の内服か,塗布が必要になるようでしょう.この場合も動物病院にご相談下さい.
Q お尻の周りが汚れています.洗っても大丈夫ですか?
汚れた部分を洗うことは可能です.
ウサギの肌は想像以上に敏感です.シャンプーは専用のものか,動物病院で入手して下さい.
洗うときの注意として,次の三点が挙げられます.
@ シャンプーはお湯で溶いてから洗浄する部分にかける.
A すすぎは念入りに行う.
B 完全に乾燥させる.
これらを怠ると,逆に皮膚に炎症を起こす場合があるので注意が必要です.
基本的にウサギは全身を洗う必要はありませんし,きちんと洗うと大変,時間がかかります.またドライヤーに驚いてケガやストレスを与えてはいけませんから,シャンプー前にドライヤーの音を聞かせたり,実際に温風を当ててみてパニックを起こさないか確認してください.あまり興奮がひどい場合は洗わない方が良いでしょう.
この場合は固く絞った蒸しタオルで根気よく汚れを落とす方が良いでしょう.
ただお尻の周りが汚れるウサギは,慢性的な腸炎を起こしているか,生殖器,泌尿器に
疾病を持っている可能性が高いため,食事の改善や,動物病院での診察が必要でしょう.
Q うちのウサギはブラシをかけると怒ります.どうすれば良いでしょうか?
これはなかなか難しい問題だと思います.
ウサギは縄張り意識の強い動物です.このため個体同士の上下関係をハッキリさせるために弱いウサギの上に乗り,腰を動かすマウンティングという動作を行います.
背中をこすられるのは,マウンティングと同様の刺激となりますから,縄張り意識の強いウサギは優位を保てなくなったような気がして居るはずです.
ですからブラッシングを嫌がるウサギは,この縄張り意識を低減させるか,人間の優位性を示すしか無いでしょう.あまり手に余るようなら,避妊や去勢の手術が有効である場合もありますが,短毛種なら無理をしてまでやらなくても良いでしょう.
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