操作性の改善と画像処理

 
ミザールの微動装置(経緯台)は、極軸に傾けてセットしてやれば、簡易赤道儀としても使えるのですが、もはや現在の三脚では強度的に耐えられません。
もうこれ以上お金をかけたくないのですが、機材の安全性の確保の意味でも、しっかりした三脚を購入することにしました。
ちょうどポイントも貯まっていたので、ヨドバシの三脚売り場へ行きました。

とにかく嫌というほどの種類の三脚があって、どれを選んだものか迷いましたが、全金属製で安かったので、ハクバ製のHP321という三脚にしました。
6,980円でした。

なお、詳しい人によればBORG76EDではこの三脚でも役不足だろうとのことです。
その点、見た目は無粋でも天体望遠鏡用の三脚が無難らしいですね。
たしかに高倍率時には風が吹いても画像の揺れを感じてしまいますが、撮り直しがいくらでも効くデジカメを使っているので、「下手な鉄砲・・・」方式でしばらく工夫しながらがんばってみようと思います。

 

極軸の設定というのは、簡単に言えばこんな感じです。

  • 三脚の雲台を54度倒す。経緯台に分度器を貼り付けて、紐を垂らして合わせると簡単でしょう。
  • 倒した方向が北となるように三脚の首を回す。東京の場合、さらに6度東に回します。
  • こうすれば、微動つまみを一つ回すだけで惑星などがある程度追尾できることになります。
    これは便利!

    また、今回よりアイピースに直接QVを貼り付けて撮影しています。

    たまたま手持ちにぴったりした部品があったからできたのですが、安全性の面で工夫の余地があるので、方法論として確立してから、別途レポートさせていただきます。
    とにかく、こうするとQVの回転レンズ機構のおかげで撮影がとっても楽になります!

    操作性も大幅に改良されたところで、土星を撮ってみました。

    眼視時に25倍の倍率となっているところを、QVの8倍ズームを使いきって撮影しました。
    操作が楽になったので、余裕でたくさんの画像が撮影できます。

    たくさん撮れたので、今回は画像処理にも手間をかけてみました。
    使用したソフトは、Corel Photo-Paintという、Photoshop程ではないものの割と高機能のフォトレタッチソフトです。

    まず、デジタルで2倍してから片っ端から合成していきます。

    続いて、 近藤さんのホームページの画像処理テクニックを参考にし、3色分解と色ずれ補正、中間トーンの調整などをやってみました。

    どうやら画像合成時の位置合わせに失敗してしまったようです。
    でも、輪のトーン(A環、B環、C環)は綺麗に分離できそうです。

    気を取り直して合成からやり直して、これでどうでしょう。

    うーん、いい感じです。満足!
     

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