惑星に挑戦その3

 
やっぱりちゃんとした機材を揃えないと綺麗に惑星を撮ることができないのかな?と思いましたが、まだまだ望遠鏡の性能もデジカメの性能も使い切っていないので、もうちょっと腰を据えてトライしてみることにしました。
そもそもの問題は、
  • 架台がしっかりしていなくて、ちょっとの振動でブレまくる。
  • 機材の重量バランスが悪くて、角度の微調整も難しい。
  • 拡大率を稼ごうとすると、とたんに画像が暗くなり、ファインダーで捉えにくくなる。
  • 画像が暗くなった分を、シャッタースピードを落とすことで補おうとしても、前述の架台の問題による限界がある。
  • ということです。

    この問題を少しでも解消するために、カメラ三脚に載せる微動装置を購入しました。

     
    ミザール製の微動装置で、12.8k円でした。
    二つのつまみで、水平/垂直の角度調節ができます。

    さらに重くなってしまって、もはや安物のカメラ三脚では厳しいものがあります。
    また、振動の収束も長引くようになってしまいましたが、結果的にはこの構成でやっとまともな画像を撮ることができました!

    まず、QVのズームを広角端にし、惑星を視界に導入します。
    (望遠鏡の接眼レンズは低倍率のもので良い)
    続いて、シャッタースピードを適当な値にセットし、必要なだけズームを働かせます。

    惑星はその間もどんどん視界を横切って逃げて行くので、さらに位置の微調整を行い、カメラの振動が収まるまで、QVのリモコンを片手にじっと待ちます。
    惑星が手ごろな位置に来たところで、シャッターを押します。
    この場合、バッファー連写機能を使いましょう。

    惑星が視界から消えたら、角度を微調整して、また撮影の繰り返しです。
     

    この結果、土星はこんな感じにバッチリ写りました!
     

     ←デジタルで2倍に拡大後、2枚の画像を合成、レベル補正とコントラスト調整

     ←同様に5枚を合成後、画質調整
     
     

    木星も、縞模様がちゃんと写りました。感無量です・・・・・


     

    画像を合成すると、細かい模様が見えてくる気配があります。

     ←デジタル2倍拡大後、6枚合成、画質調整

     ←デジタル2倍拡大後、4枚合成、画質調整
     

    <総括>
     

    ちゃんと露光時間を確保してやれば、惑星を大きく写すことができました。
    この小さい望遠鏡でここまで写れば私は満足です。
    まさに望遠鏡とQVが力を合わせて画像を撮ってくれていることを実感でき、感慨深いものがありますね。
    以前に、カメラ三脚での惑星撮影は苦しいと書きましたが、微動装置とQVのバッファー連写を駆使すれば必勝です!
    ぜひお試しください。


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