月を大きく写そう!


2000/3/20

 近藤さんの、QV-3000EXによる巨大月面画像に触発され、思い付きだけでトライしてみました。
 月面を拡大撮影した画像を貼り合わせ、一枚の巨大な月面画像を作り出そうというものです。

 今回、いったん700万画素級?の巨大画像を生成してから、一気に50%リサイズ、コントラストアップとアンシャープマスクをかけ、気持ち悪さを強調しました(笑)

↓画像クリックで表示されます(縦横1400ドット、680KB)

 

 画像の境目が不自然になったところが数ケ所、画像が欠落した部分が一箇所(痛恨!)発生してしまいましたが(良く見るとあぶなっかしい箇所もそこかしこに・・・)、この辺は来月の満月で部分補填したいと思います。
 撮影条件は確定していますから、多分なんとかなるでしょう。

 それにしても、理屈は簡単でも実際にやってみるとかなり大変です。
 もうちょっとピント合わせを詰めることができたかな?、という気もしますが、もう一度同じことをやる気力があるかといえば、正直言ってありません(^^;
 

<撮影編>

  • 露出を固定して撮影しないと、画像処理の時に明るさがバラバラになってしまいます。

  • マニュアル設定が可能なデジカメが必須です。
    今回は、BORG-76ED(f6.6)での25倍に、QV-8000SXのコリメートの8倍望遠端で、絞り3.2(開放)、1/125sで撮影しました。
     
  • コリメート撮影の場合、画面の周縁部のケラレや減光、歪み、像の流れなどが起きやすいので、画像の中心部だけを使うくらいの覚悟が必要です。

  • QV-8000SXの場合、デジタルズーム2倍を使うと、ちょうど中心部の640x480だけで画像が作られるので、それを使いました。
    撮影枚数が増え、画像処理も大変になってしまいますが・・・
     
  • 月面全エリアをまんべんなく撮影する必要があるので、月面が日周運動でファインダーを流れていくのに任せてシャッターを断続的に切っていくのがいいでしょう。視界から消えたら、水平/赤経微動つまみを少しずらしてから、同じことの繰り返しで月面全面をカバーしていきます。

  •  
  • 撮り残したエリアがある可能性を考えて、余裕があれば最初からもう一度撮りなおしたほうがいいですね。
  • <画像処理編>
  • ひたすら画像を貼り合わせていく、ということに尽きます。

  • 今回は30枚以上の画像を貼り合わせましたが、延べ作業時間にして5時間以上かかっているような気がします(汗)
    当然、それなりのスペックのPCとフォトレタッチソフトも必要です。
    私はMMX266、128MBメモリーのノートPCで作業しましたが、作業の後半になってくるとかなりスローダウンしてきました。
     
  • 露出を合わせて撮ったといっても、微妙に合わせ目のトーンが違ったりすることがあります。

  • 私が使用しているフォトレタッチソフトのCorel Photo-Paintには、オブジェクトの重ね合わせモードとして、「明化」という、明るい方のピクセルを優先するモードがあったので、それを利用したら少し改善されました。(ただし、オーバーラップ部の解像感は低くなる)
     
  • 最初は貼り合わせもけっこう順調に行くのですが、枚数が進むにつれ、位置合わせに苦労するようになります。
  • A→B
    ↑ ↓
    D←C
    A、B、C、Dの順番で貼り合わせていったら、なぜかDとAの画像が合わず、思わず泣き笑いしてしまうことも何度か・・・
    苦しみは後半にやってきます。


    月面全面合成にまでトライをする人はあまり居ないのかもしれませんが、もし他の方もうまくいったら見せてくださいね。
     
     

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