月・惑星撮影のための最小構成

 
QV-8000SXのオーナーの方は、最低限これだけ揃えれば惑星撮影に十分挑戦できます。
後からより本格的に天文趣味を極めようと思ったときからでもステップアップが可能です。

BORG製品のメーカーホームページはこちら

製品名
価格
備考
BORG 76ED金属鏡筒
41.8k
メーカー訳あり品(光学性能的には問題なし。通常より2万円程度安い)
BORG アイピースホルダー
 1.3k
31.7mmアイピースを差すホルダー
BORG ショートエクステンダー
2k
焦点距離を2.2倍にするアダプター。
予算があるならこれを使わずに、接眼レンズの焦点距離のバリエーションを増やしたほうがいいですね。
Vixen LV20 接眼レンズ
10k
眼視も楽しむためにはもっと高倍率のものがいいですね。デジカメには不適ですがBORGのものは安いです。
3倍程度のズームのデジカメなら、9mmぐらいのものがいいかも。
ミザール微動ユニット(経緯台)
12.8k
極軸を合わせれば簡易赤道儀にもなります。
ハクバ三脚HP-321
7k
全金属製でガッチリしています。
・・・が、だんだんと強度不足を感じるようになりました。
ミザールアストロプレート
9k
カメラを望遠鏡に固定するアダプタ。現在はこれに代わるもっと簡便な方法を確立したので使っていません。
合計
83.9k
上の写真の状態で、機材の総重量は5kgぐらいです。
(この写真ではアストロプレートを使わずにQVを接眼レンズに直結しています。)

接眼レンズと三脚を除いて、すべて「スターベース東京」(tel:03−3255−5535 )の店頭で購入しました。
なお、BORGの訳あり品というのは、特定の時期に限定数量しか流通しないものなのでご注意ください。

そうそう、木星と土星は春になるとすぐに沈んでしまって、次に観測できるようになるのは秋頃になってしまいます。
望遠鏡を買おうかどうか迷っている方は、そういった時期的なことも考慮に入れて決断しましょう!

あと、この8万円を高いと感じるかどうかが分かれ目でしょうね。
機材は全体的にコンパクトなので運搬・収納も便利ですし、EDレンズは色収差が少ない特別なレンズで、高画質の像を結んでくれます。
(屈折型の場合、レンズの材質と口径によって値段が全然違ってくるので注意。例えば、BORGの100ミリEDレンズは76ミリEDレンズの2倍も値が張りますが、100ミリの通常レンズは76ミリEDレンズより安価です。)

それに、天体観測に飽きたらバードウォッチなどの地上撮影用にも使えますよ!
将来、懐が温かくなったら、100mmの対物レンズにグレードアップすることもできますし。
一度購入すれば、長く使っていける製品だと思います。
(私は、購入したことを妻に白状した時に、「将来子供も使うことができるから」と理由付けをいたしました。)

予算があと2倍くらいあれば、選択肢は色々増えてくるでしょうね。

安い赤道儀なら手に入るのかな?
あと、Meade社の、コンピュータ連動で自動導入のできる望遠鏡とか、見ているだけで欲しくなってしまいます。
(※2000年4月時点で、Meade社より格安の自動導入対応望遠鏡のDSシリーズというのが発売されています。)

望遠鏡売り場には、たしかに1万円ぐらいで買える安い望遠鏡もあるのですが、見え具合に満足できなくなった時に、その投資は結局無駄になってしまいます。
しかし、もともとの投資額が小さいのだから、諦めもつくかも??
まあこの辺は考え方次第で、性能の悪さや発展性のなさもわかっていて、割り切って買うのなら、格安望遠鏡での限界チャレンジ!というのも面白いかもしれませんね。

どちらにせよ、星雲や星団を狙うにはもっと大口径の望遠鏡が必要で、長時間露出で撮影するとなれば、モータードライブ式の赤道儀も必要になり、一気に機材が大掛かりになってきます。
天文雑誌や天体関連のHPで紹介されているような綺麗な写真を撮るには、相当の技量と経験、機材が必要なのです。
私は今のところ、その領域に踏みこむ覚悟もないので、これくらいの構成でしばらく楽しもうと思っています。


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