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で染められた絞は、何と言ふ豐かな調和であらう。
絞は藍で染められて初めて生命に與へられ、生々として美しい姿を現はす染物である。
(片野元彦「絞と私」より 原文のまま)

━━━ 造本・体裁内容

  • 定価:23.000円+税
  • A4変型(223mm×295mm)
  • 総頁数:224頁
  • 作品総点数:215点
  • 作品解説:片野かほり
  • 型紙:8点 
  • 下図:16点:
  • 技法:40点
  • ※ 私家版につき書店では取り扱いはしておりません

━━━片野元彦作品:着物 木綿地藍染熨斗目小華繋紋折縫絞

  • 布地は手紡ぎ手織りの木綿布を使用。小華つなぎの部分は、布を巾ひとまとめに亀甲に折り畳み各々の綾線に別布を当て、その上から糸で締めつけて防染し、横段の部分は、経に布を折り畳み、白い部分を防染して藍一色で染めた。(解説 片野かほり)

紬地藍蘇芳染山形紋折縫絞 紬地藍蘇芳染山形紋折縫絞

木綿地藍染変り亀甲紋巻上絞

木綿地藍染青海波紋折縫絞

木綿地藍染雪輪崩紋折縫絞

木綿地藍蘇芳亀甲紋折縫絞 紬地藍蘇芳染山形紋折縫絞

紬地藍蘇芳染幾何紋折縫絞

木綿地藍染山形紋折縫絞

木綿地藍染木葉繋紋折縫絞

片野元彦の略歴

片野かほり(左)片野元彦(右)

1899年(明治32年)
名古屋市中央区広小路本町に薬種問屋片野和助、きょうの長男として生まれる。
※本家は永楽屋で『北斎漫画』『古事記』の版元であった。

画家をめざして
1919年(大正8年)20歳
自作の画を木村荘八から指導を受ける。
1920年(大正9年)21歳
洋画家を志し上京、岸田劉生に指示。
1922年(大正11年)24歳
草土社社友に推挙される。
1925年(大正14年)26歳
画家として独立する自信を深める。
1929年(昭和4年)30歳
岸田劉生急去。


仕事場


岸田劉生没後染物に専念
1934年(昭和9年)35歳
この年より昭和14年まで名古屋・丸善にてロウケチや更紗などの衣装作品展を開く。
よき師との出会い
1956年(昭和31年)57歳
有松・鳴海地方の絞の現況を視察するため視察するため、柳総悦来名「藍染絞を再興するように」と言われる。

KATANO絞の制作
1959年(昭和34年)60歳
河井寛次郎の勧めにより神戸「大丸」(昭和34年〜42年)及び「やまと民芸店」(昭和34年〜42年)にて個展。

片野元彦作品

着物2種



木綿地藍染変り亀甲紋巻上絞(右)
紬地藍蘇芳染華散紋折縫絞(左)

片野元彦作品 弐

風呂敷と飾り布



木綿地茶と藍染縫絞と木綿地黄と藍染縫絞(右)
木綿地藍染青海波紋折縫絞(左)

片野元彦作品 壱

飾り布2種



紬地藍楊梅染網目紋折縫絞(右)
紬地藍蘇芳山形紋折縫絞(左)

片野元彦作品解説 壱

片野元彦作品 紋様型紙



紋様型は、『片野元彦作品集 絞と藍』の中で、折縫絞と名付けられたものに用いた型紙である。

片野元彦作品解説 弐

片野元彦作品 下図



四畳半の仕事場で、構想を練り下図を作り、布にそれを写し取る作業をした。

片野元彦作品解説 参

片野元彦作品 技法



木綿地藍染階段紋折縫絞(例1)階段状の線に沿って緯(よこ)巾ひとまとめに折り畳み、細長く畳んだ巾の中央を糸で縫い締める。図版21

解説:片野かほり

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