最近の水銀グラフィックの仕事で感じたMacのお話。
いままで数え切れないほどのサイトさまにお世話になったので、
ほんの少しでも情報をお返しできればと。
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PowerForce7457 G4/1.4GHz/133MHz (PLGG4745713AD)
最近、Other World ComputingでCPUアクセラレータを買いました。PowerlogixのPowerForce 7457 G4/1.4GHz/133MHzです。OS9しか使わないのでシングルCPUのモデルにしました。
購入の条件としては…
○OS9.2.2でも動くこと
○QuickSilver2002/800MHzで動くこと(133MHz)
○発熱が少ないこと(7457)
だったので他に選択肢はありませんでした。4日ほどで届いたCPUはあっけないほどの小ささ。ヒートシンクはQuickSilver2002純正CPUの半分ぐらいの天地しかありません。ただしファンが付きます。仕事用のメインマシンなのに後先考えず入れ替え開始。
7457のCPUを使うにはMacに専用firmwareを入れる模様。付属firmwareはブータブルCDで、プログラマスイッチを押しながら起動すると文字列が画面に出てきます。選択肢を選ぶ形でfirmwareの入れ替え。が、私のMacに合わないようで何度やってもインストールできません。firmwareの更新なしでCPUを取り替えてみたのですがやっぱり起動音がしません。Powerlogix(米)のサポートに連絡を取り、何度かやり取りをしている間に新しいfirmwareができたとのこと。すぐにメールで送ってもらいました。
メール添付のfirmwareデータをCDにブータブルで焼き、そのCDでプログラマスイッチを押しながら起動すると今回は問題なくfirmwareが更新されたようです。OS9ではNVRAM firmwareも更新が必要なので試してみたのですが、私のMacでは必要ないとの表示が出て更新されませんでした。早速CPUを入れ替えOS9.2.2で立ち上げるも、起動音が鳴りません…。半べそをかきながらリセットスイッチを押したり、PRAMクリアを試したりしましたが現状変わらず。OS X 10.1.3で立ち上げるもやはり起動音が鳴りません。このCPUはOS X 10.1.3が対象からはずれていました。ソフマップに駆け込みOS X10.3.2を購入。これで動いてもOS9じゃないと仕事にならないのですが、もうこれしか方法が残っていません。悶々としながらOS X10.3.2のインストールを待ち、CPUを取り替え電源をい入れると、もの凄く大きな起動音とともにOS X10.3.2が立ち上がりました。ココまでブツが到着してから10日。うぅ(泣)。起動ディスクを見るとOS9.2.2のシステムが見れたので選択。再起動後、何事もなかったようにOS9.2.2で立ち上がりました。このあと100回ぐらいは立ち上げましたが、起動しなかったことは一度もありません。
CPUが800MHzから1400MHzに変わったのですが、通常の使用で体感速度は変わりません。ただPhotoshopなどで重いデータを扱うときはハッキリ体感できます。Quarkから吐き出したEPSをPhotoshopで開く場合などは結構速いです。アプリとの互換性ですがほぼ問題ありません。例外がフィルムスキャン用Photoshopプラグインとそのアプリ。LS-1000と恐ろしく古い機種なのと、SCSIカードと新しいCPUの相性かも知れません。同じSCSIカードなのにJADE2のスキャナーは問題ないのですが。あ、あとNortonのSystem Infoが使えません。ベンチを記載したかったのですが…。
[追記]OS X10.3.3&xbenchのCPU Testでは160〜170でした。
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GDM-90W11とProformance3
GDM-90W11というモニタを中古で手に入れました。SGIのモニタですが、SONY GDM-W900のOEMで24インチワイドのCRTです。画面は16対10の比率で、Cinema HD Display 23インチと同じぐらいのサイズになります(モニタ本体の奥行きは10倍以上か)。外観はほとんど無傷で画面もへたっていませんでした。
QuickSilver2002の純正グラフィックカードはRadeon7500というカードで、CRTワイドモニタに対応の解像度1600x1024があるのでGDM-90W11で画面いっぱい表示ができます。標準画面比の解像度だと画面の左右が黒くなります。ただどーしても1344x840の解像度が使いたかったのと、Radeon7500はQuark4.1で画像ボックスの画像を動かすと高確率でフリーズするという情けないバグがあり、解決策がQuarkを日本で未発売のver.5にアップグレードしろという信じられないもの(apple.comにて)でしたので他のグラフィックカードが必要でした。
昔のMacではIllustratorやPhotoshopの100%表示がモニタでも同じ大きさで見れることが標準でした。つまりA4(210mmx297mm)のデータをIllustratorで作り100%で表示させると、モニタにもほぼ210mmx297mmの大きさで表示されました。最近のMacは原寸表示にはこだわっていないらしく(液晶のせい?)、100%表示が縮小されてしまいます(画面比が標準のCRTなら解像度の変更で原寸表示ができなくもないですが)。仕上がりを確認したいときにどーしても原寸表示が気になる私は1344x840の解像度でGDM-90W11を使いたかったのでした。
現行のRadeonやNVIDIAに1344x840の解像度の設定はなく、WindowsのPowerStripのようなグラフィックカード改造ソフトもMacにはないので(OS Xなら「DisplayConfigX」があるけど)、「Matrox Millennium G400 32MB for Mac」、「ProMax DH-Max(Millennium?)」、「Proformance3」などの旧世代カードを使うしかありません。ProMaxのDH-Maxを中古で手にいれたのですが、表示が結構遅くて…。AGPなのに。
Macでゲームなどの3Dをしないため2D最強の呼び名も高いProformance3に狙いを定めましたが、こちらも現行機種ではないので中古しかありません。オークションで落としたり、ドイツから輸入(笑)したり、ソフマップで見つけたりと。何枚も買ったのは2台目のGDM-90W11を購入したのと、Proformance3に個体差があり画面にゴミが残るカードがあるからです。発売当時は初期不良で交換できたみたいですが、中古しかない今ではそれもできません。しかも別のMacではゴミが出ないこともあり、返品すらできなさそーです。
Proformance3には「plus」と「plus表示のないもの」の2種類があり、それぞれにVRAM16MとVRAM32Mがあります。plusじゃないものは270MHzでしたが、ドライバのアップデートでplusと同じ300MHzで動作します。比べてみましたが速度差はわかりませんでした。16Mと32Mも速度差は感じません。ただ中古価格はplusや32Mのほうが上です。気分的にもplusの32Mが嬉しいのですが。ちなみにSGI液晶モニタが使えるバージョンもあります。
Proformance3を使用してわかったことは、とにかく文字の表示が速いこと。文字用キャッシュがあって一度読み込んだ文字は一瞬で表示されます。最初の表示もOS9なら現行のRadeonやNVIDIAより速いかも知れません。Quarkでリドロー中に文字の表示が遅くてイライラしていた過去がウソのようです。もっと早くに購入しておけばよかった逸品でした。
GDM-90W11はサブに20インチモニタを随えて快調に動作してます。24インチワイドをフルにレイアウトスペースとして使い、パレットはサブモニタに集めて使っています。1344x840の解像度で、ほぼA3横が原寸で表示できます。左右は余裕で、天地は少し足りませんが。見開きで本のレイアウトをするには最高のCRTモニタではないでしょうか。
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LTR-52327S
某コミックのお仕事で渡された15枚ものCD-R。内容を修正して印刷屋さんに渡さなければなりません。入稿はハードディスクでと打診したのですが、印刷屋さんはダメとのこと。ごり押しすれば受けてもらえるんだろうけど、分けられるデータだしCD-Rに焼き直しての入稿になりました。QuickSilver2002の純正光学式ドライブはSONYのCRX170E。CD-RWでCD-R書き込みは24倍速、CD-RW書き込みは10倍速、CD再生時は32倍速だそうです。1枚焼くのにDisc Burnerで10分以上かかります。15枚×10分で2時間半。そのあいだ他の仕事もできないし、メシ喰いに行くこともできないし。定期的にいただいているお仕事なのでドライブを替えることにしました。
現在(2004年)最速のCD-Rドライブはx52 x32 x52だそうで、CRX170Eの倍以上の性能です。いくつか候補があったのですがIO DATAのCDRW-AB5232にしてみました。このドライブはLITE-ON社のLTR-52327Sで、当然Mac対応の表記はありません。LTR-52246Sという前の機種がMac対応である某社のドライブに採用されているとか、Disc Burnerにも対応しているらしいとの情報を得たので、LTR-52327Sでも大丈夫そうだとアタリをつけ、サイトを巡回。www.xlr8yourmac.comで使用されている方々を発見しました。が、Toastなどでは問題なく使えるものの、Disc Burnerには対応しないとのこと。あきらめようかと思ったら、改良した機能拡張データをぶち込めばDisc Burnerに対応するとの記述を発見。「機能拡張」フォルダ内「Authoring Support Files」フォルダの中にある「LiteOnCDR」を、xlr8yourmacのFAQ pageから落とせる改良した「LiteOnCDR」に入れ替えるればOK(試す場合は自己責任でね)。作者に感謝しつつヨドバシのwebでポチっと。2日ほどで到着したドライブと機能拡張を入れ替えるとすんなりDisc Burnerに対応してくれました。
Toastを購入し650MBぐらいのデータを52倍速でCD-Rに焼いてみると2分ほどの表示。焼いている前後の待機時間を含めても3分以内で終了です。検証の時間を合わせても5分ちょい。CRX170Eの約半分になりました。グラフィック業界はMOが結構使われておりまして私もずっとMOを使ってきたのですが、これからはCD-Rでの入稿が増えそうです。
メディアは48倍速を使いました。52倍速がどのサイトでも発見できずあきらめていたのですが、LTR-52327Sでは48倍速のメディアで52倍速書き込みができるみたいです。Toastでもx52が選択できました。
※以上の事例はすべて私の環境で起こったものです。この文章を読まれた方の環境で同じことが起こるとはかぎりません。それが例え同じ機種であってもです。 rocka graphica