フランスでは女優と歌手を兼業する人が多いのでしょうか。
日本ではリリースされるフレンチ物の絶対数が少ないからそう感じるだけなのか、或いは本当にそうなのか・・・

で、イザベル・アジャーニも本業はご存じのとおり女優ですが、ゲーンズブールのプロデュースで1983年に
アルバムを1枚リリースして、これが意外に上出来だったりします。

Pull MArine / Isabelle Adjani
PHILIPS / 814 827-2(仏盤)

雨上がりの恋人/イザベル・アジャーニ
PHILIPS / PHCA2029

日本盤の再発CDはジャケット違いです。
(ただ今、スキャナ取り込み中)

ゲンズブール関連アイテムにイザベル・アジャーニは外すことは出来ませんね、個人的には。
フィリップスのフレンチ定番シリーズで、シャルロットなんかと一緒に去年再々発されました。
20ビットデジタルリマスターらしいけど、僕には音の違いは良く判りません・・・・
ジャケットはオリジナルの日本盤アナログが一番良かったかも・・・

10曲目「ET MOI CHOUCHOU」は名曲です(ちなみに邦題は「あなたはシューシュー」だって・・・)。
最盛期のジェーン・バーキンを凌ぐ"息も絶え絶えヴォイス"と強烈な息継ぎが、フレンチポップに対する
彎曲した価値観を僕にインプラントした罪作りな一枚。
でも可愛くてセクシーなのよね、これが。