真空管アンプの製作例
こちらもどうぞ、 これぞ施行錯誤の 真空管アンプ製作 製作のきっかけです。
第1作 811A送信管 シングルアンプ
811−Aはトリウムタングステンのフィラメントを使用しているので明るく光ります。
音的にはしっかりとした低域(大型のプレートサイズ)と送信管ですから、 高域まで伸びのある特徴のある音がします。
適する音楽ソースとしてはジャズ、フュージョン、チャオコフスキー、マーラなどの
金管楽器、打楽器を多用した近現代交響曲が向いていると思います。構成2の出力管、ドライバ直結では、それぞれの楽器の音離れが改善し
空間がより広がった感じとなりました。
構成
固定バイアス、段間容量結合型 アンプ 811A真空管アンプ 第一作 回路図(PDF)はこちら
●出力管 : 811−A
●ドライバ段 : 6SN7−GT
●入力段 : 6SL7−GC
●整流管 : 5U4G
●出力Tr : U808
●電源Tr : MX175
●チョークTr : A−4004
第1.1作 811A送信管 シングルアンプ
前段プレート〜グリッド間直結、自己バイアス併用型 アンプ 811A真空管アンプ 改善1 回路図(PDF)はこちら
構成
●出力管 : 811−A
●ドライバ段 : 6SN7−GT
●入力段 : 6SL7−GC
●整流管 : 5AR4
●出力Tr : U808
●電源Tr : MX175
●チョークTr : A−4004
第1.2作 811A送信管 シングル アンプ
構成
前段プレート〜グリッド間直結、自己バイアス併用型 アンプ 811A真空管アンプ 改善2 回路図(PDF)はこちら
●出力管 : 811−A
●ドライバ段 : 12AU7
●入力段 : 12AU7
●整流管 : 5AR4
●出力Tr : U808
●電源Tr : MX175
●チョークTr : A−4004
第1.3作 811A送信管 シングル アンプ
構成
前段プレート〜グリッド間直結、自己バイアス併用型 アンプ 811A真空管アンプ 改善3 回路図(PDF)はこちら
●出力管 : 811−A
●ドライバ段 : 12AU7 パラレル接続
●入力段 : 12AT7 SRPP構成
●整流管 : 5AR4
●出力Tr : U808
●電源Tr : MX175
●チョークTr : A−4004
」
第2作
300Bシングル アンプ
300Bは中域に多少ボリュウムのある全体的にバランスのとれた優等生的な音がします。
適する音楽ソースとしてはモーツアルト、ベートーベン、ワグナーなどの交響曲一般が向いていると思います。
構成 300B真空管アンプ回路図(PDF)はこちら
●出力管 : 300B
●ドライバ段 : 6267
●整流管 : 5U4G
●出力Tr : F2004
●電源Tr : PC−6003
●チョークTr : A−395
第3作
2A3プッシュプル アンプ
2A3-PPは割と明るい感じですが、決して疲れない音がします。
適する音楽ソースはフュージョン系、特にバロック系の交響曲が向いていると思います。
このような書き方だとチャラチャラした印象を与えてしまいそうですが、マーラ等の交響曲をソースに選ぶと、演奏の良し悪しが見えてしまう、メリハリのきいた音です。
構成 2A3真空管アンプ回路図(PDF)はこちら
●出力管 : 2A3-PP
●ドライバ段 : 1635
●整流管 : 5AR4
●出力Tr : OY−15−5
●電源Tr : PC−6002
●チョークTr : C−1744
出力管 2A3はシングルプレートタイプを使用
第4作
7591プッシュプル アンプ
7591−PPは平凡な仕上がりです。落ち着いた感じの音がします。
可も無く不可もなく、少しガッカリなのですが、いじりがいがありそうです。 出力トランスの音かもしれません。
構成
●出力管 : 7591-PP
●ドライバ段 : 12AU7×2段
●整流管 : 5AR4
●出力Tr : FE14−8
●電源Tr : MX−280
●チョークTr : A−395
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