CD&CE系は強化クラッチに対して操作系の強度が十分でないみたいです。
走行中クラッチはブレーキ系より多く使用していると思うので、疲労の要素も大きいのかも知れません。
トラブル事例としては、以下の3箇所が挙げられるようです。
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破損箇所
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主な症状
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| 1) | レリーズフォークが折れる | ペダルに”バキン”と振動が伝わる(自走不可?) |
| 2) | レリーズシリンダーが抜ける | ペダルが床まで抜けて戻らない |
| 3) | クラッチブラケットが折れる | ペダルに”バキン”と振動が伝わる(なんとか自走?) |
三菱側でもこの事実は把握している様で、エボ1よりエボ3、GSRよりRSに対策品を用意している程です。
えぼはち号はシングル強化なのですが最近シフトフィーリングが悪化したため、原因追求とブラケット交換することにしました。
結局、シフトフィーリングの悪化はオイルラインのガタが原因で、ブラケットは関係なかったのですが・・。
■部品■
クラッチブラケット(MB911447):\1,900(02/04現在・代替品)
1)スピンナーハンドル&15cm程度のエクステンション
2)10mm,12mm,14mmソケット&メガネレンチ
3)CRC等の浸透剤
4)パーツクリーナー
5)グリス
6)割りピン
【1】ブラケットの補強

購入した部品を観察すると、「平板を折り曲げて赤丸部を隅肉溶接した構造」と、判ります。
つまり、溶接部が剥がれると・・・。
そりゃ、機能しなくなりますわ・・・。(^^;
そんなワケで徹底的に隅肉溶接を実施するコトにしました。

溶接は板厚が薄いため技術を要しますので、石原商会に依頼。
仕上げにアンダーコートを吹いて腐食対策を施しました。
見た目は悪いですが、機能重視です。(笑)
【2】クラッチブラケットーの取り外し
先ずはハンドル下に潜ります。
ワタシは作業効率を考え、椅子を外して仰向けに寝そべって作業しました。

運転席側から行う作業は2点。
1)割りピンを抜いてクラッチマスター側と切り離す。
2)14mmのナットを外す。
コレだけです。(笑)
ちなみに、画像水色矢印の部分でペダル位置を調整できます。

次はEgルーム側です。クラッチマスター左右にオフセットされている14mmのナットを外します。
すると・・・。

ハイ、外れました。
簡単過ぎる・・・。ボルト3箇所でしか止まっていないんですね・・・。(^^;
【3】パーツを移植する

新旧パーツを並べて観察です。溶接部を比べて下さい。
部品単体は黒かったのですが、実際付いていたモノは金属地肌剥き出し状態でした。
錆もチラホラ・・・。この辺も耐久性に影響するのでしょうか・・。
で、パーツを移植するのですが・・・。
元の状態と外した手順をしっかり覚えておきましょう!
バネ部分がうまくハマらず、少々てこずりました・・。(^^;
あと、可動部にはグリスをたっぷり塗っておきましょう。

そして、車体に装着します。
クラッチマスター側とペダルを繋ぐピンがなかなかハマらず苦労しました。
なんとか根気良く取り付けて下さい。(^^;
■ で、気になる効果は? ■
ペダルのグラ付きが少なくなりました。
特に横方向のブレが少なくなりました。
大きいのは「安心感が増した」って感じでしょうか。(^^;
別に補強なんかしなくても\2,000足らずで新品が買えるなんて幸せ!
コレ、オススメです。
某オークションでCE9A(エボ2GSR)のクラッチパーツを入手したので画像をUPしておきます。

▲ブラケットのクラック▲
主に”上側”にクラックが生じています。
CD&CE友の会のTechnical Noteでレポートされているえぼいちさんの例だと”下側”が損傷しています。
やはりブラケット全体的に強度不足なのでしょうか?
▲2GSR(上)と3RS(下)のフォーク▲
CAPS Ver3.33によると、
2GSR:MD737767(代替MD770506)
3RS:MD738582(代替MD770507)
で、一見同じパーツに見えるのですが・・・。

▲中央部の厚みの違い▲
RS用の方が支持部の凹みが少なく、肉厚が確保されています。

▲フォークのリリース部▲
CD&CE友の会のTechnical Noteでレポートされているえぼいちさんの例だと”アタリ面の付け根”
で折れているのですが、この部分の違いは判別できませんでした。
(画像のRSが太く見えるのはグリースが付着してるせいです)