【 Eg O/H Top


■腰下の組立■

2001.8.05

腰下のパーツが揃ったので、組立作業に入りました。

 

■山梨に向けて出発!■

時期的にお盆休みに重なりそうなので、早めに出発しようと深夜2時に起床。

みやP号の暖機を済ませて荷物を積車。

3時に出発しました。

 
▲積車状況。右の大きいのがシリンダーブロック▲

一定速度&燃費走行で下道を走行。

遅いクルマや早いクルマにも出会わず、自分のペースで走れました。

前も後ろもクルマ無し!

気持ちイイ〜。(^^)

そんな調子で、6時には山梨入りしてしまいました。

約束は9時なんですが…。(苦笑)

とりあえず、コンビニで朝食をとり、一服してから槍さんに到着メールを送信。

そして車内で仮眠。(ー_ー)zzz


▲コンビニ駐車場にて。う〜む。やっぱ尻下がりの様な…?(^^;▲

 

■腰下の組立開始!■

8:00 メール着信&ガレージへ

車内でウトウトしていたら槍さんからメール着信。

時間は8時。荷物を降車し、作業開始です。


▲洗浄終了したパーツ郡。右下の段ボールは新品パーツ▲


▲追加購入したパーツ。メタル、ベルト、ウォーターポンプなど。▲

明細は下記の通り。

・コンロッドメタル(S1):MD326360/\1,300×4=\5,200
・クランクメタル(S1):MD326350/\1,700×1=\1,700
・クランクメタル(S2):MD326351/\1,700×2=\3,400
・クランクメタル・センター(S2):MD326356/\1,900×1=\1,900
・クランクメタル(S3):MD326352/\1,700×1=\1,700
・ドライブベルト(オルタネーター):MD186125/\2,750
・タイミングベルト:MD327394/\6,250
・タイミングベルト”B”:MD182295/\1,900
・パワステベルト:MD184363/\1,650
・エアコンベルト:MB439336/\2,300
・ウォーターポンプAssy:MD972050/\11,400
・カムスプロケボルト:MF140285/\60
・フライホイールボルト:MD302074/\190×7=1,330
・フロントパイプボルト:MB059359/\60×2=\120
・ヘッドカバーワッシャー:MD169784/\90×14=1,260
・インジェクターシート:MD0870601/\120×4=\480
・クラッチレリーズフォーク:MD738582/\5,050

 

8:15 ブロックをスタンドへ

そしてシリンダーブロックをEgスタンドへ装着しました。


▲装着完了!▲

その後、クランク&キャップを袋から出してみると、少し錆びていました。(^^;

CRCを吹いてワイヤーブラシでゴシゴシ。

問題なく錆は除去出来ました。


▲再び洗浄したクランク&キャップ▲

 

10:24 クランクメタルオイルクリアランス測定

一応、組む前にオイルクリアランスを測定しておきました。

で、メタル類を箱から取り出してみると…。

謎は解けました!


▲”S2”には”2”と印字があります▲

「なるほど、これが消えてしまう印字かぁ〜」

と、納得。


▲左がフロント側で、S2,S3,S2,S1,S2です▲

O/H時にコレが消えてなければメタル選定が楽です。

ワタシの場合は全て消えていたので仕方なかったのですが…。(^^;

新品ですが、いきなり組まずにクリアランス測定を行います。

摩耗したメタルでもクリアランス測定をしていますので、詳しい測定方法はこちらをご覧下さい。


▲脱脂してメタル(アッパー側)をはめこみます▲

”溝有り”がアッパー側です。はめこみ時には注意!


▲クランクジャーナルにプラスチゲージを置きます▲


▲クランクキャップにメタル(ロア側)をはめ込みます▲


▲キャップを取り付け、規定トルク(2.5kgm+90度)で締め付けます▲

 
▲キャップを外してゲージの潰れた幅を測定します▲

測定結果は下記の通り。

・1番:0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)
・2番:0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)
・3番:0.051mm(摩耗品)→
0.051mm(新品)
・4番:0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)
・5番:0.038mm(摩耗品)→
0.051mm(新品)

標準値:0.02mm〜0.04mm
限度値:0.10mm

数字だけを考察すると”変化無し”の様に感じられましたが、

幅が一様に潰れて0.015mmに近い潰れ方をしていました。

3番5番(前より広がった)のクリアランスが気になりますが、傷のない新品になりますので、良しとします。

しかし、メタルってそれほど摩耗するものでもないんですね・・。(^^;

 

■クランクシャフトの組み付け■

コンロッドメタルのクリアランスを計る前にクランクシャフトを組み付けました。

コンロッド組み付け時にはクランクシャフトを回すワケですから、オイルが塗布された状態の方が良いですよね。


▲石原商会でGETしたモリブデンペーストとマイクロロン▲

これをふんだんに塗りつけて締め付けます。


▲左:塗布前のメタル、右塗布後のメタル▲


▲クランクジャーナルにも塗布後、キャップを本締め付け▲

組み付け後、少しクランクを回してみると、

”すぅ……。”

っと軽く回ります。

思わず、にやり。( ̄ー ̄)

 

11:15 コンロッドメタルオイルクリアランス測定

次に、コンロッドメタル側のオイルクリアランスを測定。


▲コンロッドメタル。クランク側同様に印字がありました▲


▲プラスチゲージを置いてキャップを規定トルク(2.0kgm+90度)で締め付けます▲

・1番:0.051〜0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)
・2番:0.038〜0.025mm(摩耗品)→0.025mm(新品)
・3番:0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)
・4番:0.038mm(摩耗品)→0.038mm(新品)

標準値:0.02mm〜0.05mm
限度値:0.10mm

こちらは全く問題無しでした。

 

■コンロッドの組み付け■

コンロッドを組み付ける前に―。


▲ペーストを塗布したのですが、何かを忘れています▲

そう、ピストンを組み付けないといけません。(笑)


▲フルフロー化されたピストンピンをボスから引き抜きます▲


▲オイルリングスペーサーの着色▲

オイルリングスペーサーの着色によりリングサイズが分かります。サイズ区分は下記の通り。

STD:なし
0.25/OS:青2本
0.50/OS:赤1本
0.75/OS:赤2本
1.00/OS:黄1本
1.25/OS:黄2本
1.50/OS:緑1本

今回は1.00/OSですので、黄色1本を確認しました。

 
▲1st、2ndリングの刻印▲

1st、2ndリングは上面(組む時に上側を向く)にサイズを示した刻印があります。

STD:なし
0.25/OS:刻印=25
0.50/OS:刻印=50
0.75/OS:刻印=75
1.00/OS:刻印=100
1.25/OS:刻印=125
1.50/OS:刻印=150

今回は1.00/OSですので、刻印=100を確認しました。


▲リングをはめこみます▲

順番は下記の通り。

1)オイルリングスペーサー(合口方向:12時)
2)オイルリングレール下(切欠方向:10.5時)
3)オイルリングレール上(切欠方向:4.5時)
4)2ndリング(切欠方向:1.5時)
5)1stリング(切欠方向:7.5時)

オイルリングは手で、1st&2ndリングはピストンリングエキスパンダーを使ってリングをはめ込みます。

当然ですが、セット時にはリングの上下方向を十分に注意します。

今回は組み付け後にも再チェックしてミスを防ぎました。

また、”合口&切欠”の方向も細かく指示がありますので、間違わずに組み付けます。


▲ピストンピンを組み付けます▲

ピストンピンは純正の”圧入”と異なり、”プルフロー化”されているので、大した力を必要とせずに入ります。

ただクリアランスが狭いので、入り辛い時もあります。

その時は、ピストンピンにブレーキクリーナーを吹いて温度を下げるとスッと入ります。お試し下さい。

 

■ピストンの挿入■

いよいよシリンダーブロックにピストンを組み込みます。

ここは一人(手が2本)では辛かったので、手伝いに来て下さったローンウルフさんにヘルプをお願いしました。


▲シリンダーにペーストをたっぷり塗布▲


▲ピストンリングコンプレッサーを使ってピストンを挿入します▲

この時、リングをしっかり締め付けるのと、コンプレッサーをブロックに密着させることに注意します。

そうしないと、全く入り辛いです。(苦笑)

この”コツ”を習得したのは、最後のピストンを組み込んだ時でした。(^^;

2番ピストンなんて、何度もトライしたのでピストンに少し傷を付けてしまいました…。(泣)


▲4番ピストンが入りました▲


▲なんとか4発とも入りました▲


▲コンロッドボルトを本締めします▲


▲クランクにオイルを塗布後、異物混入を防ぐためオイルパンを仮付けしておきます▲

 

■フロントケースの取付■

次に、ガスケットを挟んでフロントケースを取り付けます。


▲洗浄したネジは元の場所に戻します▲

ところが――。

問題発生!

その1)オイルシールが傷付いてる!??

どうやら、打ち込み時に変形させてしまったみたいです。

さて、どうしよう?(泣)

悩んでると、槍さんがガレージの奥から新品シールを見つけてくれて、事なきを得ました。

こんなパーツがストックしてあるトコがスゴイ……。(@_@)

その2)ネジナメたぁ!??

整備書に指示されている、フロントケースボルトの規定トルクは3.1kgmと高めです。

ところが、上の画像の×印のネジが規定トルクに至る前に”ふにゃっ”と、回ってしまいました。

全然、力入れてないのに…。(泣)

こちらも槍さんから長めのネジを拝借してなんとか取り付けました。

3.1kgmかけることはムリそうだったので、2.0kgmくらいで泣く泣く止めておきました。


▲今回、問題を起こしたパーツ▲


▲オイルブロックを取り付けます▲

オイルブロックを止めてるネジは長めでワッシャーが付いています。

締め付けトルクは1.9kgmと、フロントケースに比べて低めです。

ちなみに、左に突き出ているのが油圧センサーで、純正センサーに三つ又を咬まして追加メーターに至っています。


▲リアケースを仮止めしておきます▲

この状態での本締めは難しいので後で行います。

と。

今日の作業はここまで!


▲ブロックはオイルを塗布後、梱包。また会う日まで…▲

お店を畳んで終了です。

 

■史上最大の渋滞!?■

ワタシ、長年クルマを転がしてますが、この後経験した渋滞は過去最大でした…。

17:00 山梨を出発!

暫くは順調でした。ところが、御坂トンネル手前でピタッと停止。

あまりにも動かないので、近くのPAに停車して様子を見ることにしました。

 
▲見事な長蛇の列!▲

右の画像にご注目下さい。ブレーキランプ点きっ放しです。

つまり、止まったままなのです。

事故にありがちなパターンですが、当分動きそうにありませんでした。

そこで――。


▲みやP号のプラグ点検でも▲

「おお!ツインコアにイリジウムプラグだ!(笑)」

火花が良く飛んでいる様で、電極周りは良い焼け方でした。

で。

ふと周りを見ると、同じ様に駐車場に待避してきたおじさん達の注目の的に。(^^;

恥ずかしいので車内で仮眠を取ることにしました。

 

19:00 起床&PAを出発!

ふと目が覚めると、目の前の渋滞が解消されていました。


▲さっきまでの渋滞が嘘の様に閑散としています▲

ところが―。


▲長蛇の列、再び―▲

直ぐに渋滞にハマってしまいました。

 
▲原因はコレ!▲

どうやら、河口湖で花火大会があった様です。

今度は全く前に進みません!

なんと、エンジン切って15分止まったままなんてことも!

いくらなんでもヒドすぎます!

花火が終了した21時を過ぎても一向に動く気配はありません。

エンジン切った車内ですることもなく、だんだん眠くなってきたので、渋滞から外れてまたもや仮眠。

 

23:00 起床&再出発!

ふと目が覚めると、未だに渋滞しています。

こんなのおかしい!絶対!

でも、少しずつ動いてるみたいなので、覚悟を決めて帰路につきました。


▲もうこんな時間▲

河口湖を抜けたらガラガラ!

はあ……。

 

2:00 帰宅

おやすみなさい。(ー_ー)zzz

 

 かかった費用 

 ・コンロッドメタル(S1):MD326360/\1,300×4=\5,200
・クランクメタル(S1):MD326350/\1,700×1=\1,700
・クランクメタル(S2):MD326351/\1,700×2=\3,400
・クランクメタル・センター(S2):MD326356/\1,900×1=\1,900
・クランクメタル(S3):MD326352/\1,700×1=\1,700
・ドライブベルト(オルタネーター):MD186125/\2,750
・タイミングベルト:MD327394/\6,250
・タイミングベルト”B”:MD182295/\1,900
・パワステベルト:MD184363/\1,650
・エアコンベルト:MB439336/\2,300
・ウォーターポンプAssy:MD972050/\11,400
・カムスプロケボルト:MF140285/\60
・フライホイールボルト:MD302074/\190×7=1,330
・フロントパイプボルト:MB059359/\60×2=\120
・ヘッドカバーワッシャー:MD169784/\90×14=1,260
・インジェクターシート:MD0870601/\120×4=\480
・クラッチレリーズフォーク:MD738582/\5,050
・純正パーツ消費税(5%):\2,422
(以上7/25振込済、本日受理パーツ)
・ガス代(25.0L):\2,809
・朝食:\409
・ウーロン茶(2L):313
・缶コーヒー(3本):3@\120=\360

合計:\54,763
累計:\318,621


Back Day 】  【 Next Day

Back to Eg O/H Top


Copyright(C)2001-2002 Evohati's 4G63 O/H Project.