ジュリアさんのレポート
「ベルサイユのばら 2001」前夜祭
2001年3月16日(金)18:30〜 東京宝塚劇場(星組公演)


ものすごぉ〜い倍率のチケット争奪戦に勝ち抜いた!ジュリアさんからの 「ベルサイユのバラ前夜祭」のレポートが届きました。宝塚を観ない人でも 「ベルバラといえば宝塚」って思い浮かぶ作品だけに、あまり宝塚を観ない 方々も多くチケット争奪戦に参加したのではないでしょうか。長年ファンを してらっしゃる方でもなかなか入手困難だった前夜祭のレポートですので、 お楽しみくださいね!



東京宝塚劇場のゲストは、原作者の池田理代子さんと星組公演の「オスカルとアンドレ編」にちなんで、 歴代のオスカル役をされた方が3人。初代オスカル&二代目アンドレの榛名由梨さん、 三代目オスカルの汀夏子さん、そして、六代目オスカルの一路真輝さんです。 一路さんは赤いロングドレスにロングヘアーで、オスカルとしてのゲストというよりは、 エリザベートでした。こちらも後2週間ですものね! ちなみに宝塚大劇場(19日)のゲストは宙組「フェルゼンとマリーアントワネット編」 にちなんで、フェルゼン役をされた、鳳蘭さん、大浦みずきさん、日向薫さんと マリーアントワネット役の初風諄さんです。

最初に、ノル(稔幸)さんと優里(星奈優里)ちゃんの退団のために一新されたという フィナーレナンバー「黒ばら」の男役さん(16名)だけのダンスで幕があきました。 ベルばらとはちょっとかけはなれた音楽ですが、ジャズ系でおとな〜の雰囲気満載! その後、組長さん(英真なおき)のご挨拶があって、ゲストが紹介され、劇団理事長の 植田紳爾さんの進行でゲストの方がベルばらにまつわる苦労話等をお話してくださいました。

オスカルは架空の人物ですが、池田さんは、近衛隊の人たちがどんな気持ちで 反旗を翻したのかと考えたときに、男性の気持ちはわからないけれど、女性の 気持ちならわかるわということで、隊長を女性にしたのだそうです。ジャルジェ 将軍という実在の人の末娘に設定してから、ジャルジェに合うミドルネームを 考え、最後にファーストネームをつけたのだそうです。「オスカル・スランソワ・ ド・ジャルジェ」。素敵な響きですよね!

また、近衛隊の衣装は、ルイ16世時代のものはオスカルに似合わないので、 少し後のナポレオンの時代のものを描いたのだそうです。もともと、小学生向けの 歴史書という狙いで書いたものなので、子供たちをひきつけるためにきれいな人物、 きれいな衣装を登場させたとか。そして、マリーアントワネットにフェルゼンが いるように、オスカルも一人では寂しいわということで、アンドレを登場させた のですって。

初演当時は、鬘やブーツは一つしかなくて、休憩時間に汗でカールがとれた鬘を 床山さんがカーラー巻いて直してたんだそうです。それが、一路さんの頃には 鬘はたくさんあって、好きなのを自由に選べたとか。 また、初演当時、ベルばらを観て美容院でオスカルと同じ髪型をオーダーする人が 多かったけど、日本人の髪の量であの髪型は無理だったそうです。 等々、お話は尽きなかったのですが、この後、お一人1曲づつ歌ってゲスト コーナーは終わりました。現在は声楽家でもある池田理代子さんも、マリー アントワネットのお衣装を思わせる赤いドレスで歌を披露してくださいました。 一路さんが「愛の巡礼」、汀さんが「ばらベルサイユ」、榛名さんが「白ばらの 人」、池田さんが「青きドナウの岸辺に」です。

次は、アンドレ2人(タータン@香寿たつきさん、じゅり@樹里咲穂さん)の 「心の人オスカル」、マリーアントワネット(優里ちゃん)とフェルゼン(とうこ@ 安蘭けいさん)の「愛の怯え」、オスカル(ノルさん)の「我が名はオスカル」、 オスカル&アンドレ(タータン)で「オスカルの居間」の歌やワンシーンが披露され、 この5人のご挨拶のあと、出演者全員で「愛あればこそ」を歌ってお開きとなりました。 実際にはアンドレはもう一人、湖月わたるさんも演じるのですが、現在大劇場で 雪組に出演中なので、残念ながら欠席でした。最後の「愛あればこそ」には私服 姿の娘役さんも7、8人出演されてました。

きっぱり1時間で終了は短すぎます。30日からの公演が待ち遠しいです。 尚、東京と宝塚での両公演中、現在修復中?(これからかもしれませんが)の ベルサイユ宮殿への寄付金を募って、公演が終わったら、親善大使として、 星組からはノルさんと優里ちゃん、宙組からは和央ようかさんと花総まりさんが 寄付金をお届けに行くのだそうです。




前夜祭があった翌日の昼ごろのワイドショーで、前夜祭の映像が流れていました。榛名さん、 汀さん、一路さんが写っていまして、榛名さんのお話しで、「当時は、物凄い 人気だったマンガだけに、無理だという投書を多くもらった」とおっしゃってましたよ。 確かにマンガって、読みながら自分のあるったけの創造と想像で、一番かっこいい オスカルの声で、頭の中でストーリー展開してますもんね。それを演じようと いうのですから、ご苦労が多かったことでしょうね。私(=エポ)は、その 当時、多分テレビでオンエアされたものを観たのでしょう、印象深い台詞が あります。でもきっとこの台詞は当時ベルバラに触れた人はみんな印象深かった のではないでしょうか。マリー・アントワネットの「わたくしは、フランスの じょぉぉぉおうなので・す・か・らっ!」って台詞。(当時真似した記憶が・笑) 昨年のエリザベートで復帰なさった初風さんが当時アントワネットということですから、 きっと私の記憶にあるのは初風さんの声なんでしょう。チケットは入手困難でしょうが、 運良くゲットできたら、観にいきたいと思います。