大晦日カウントダウンレポート


20世紀最後の日、2000年12月31日(日)に、帝国劇場において、20世紀を 締めくくる、スペシャルイベントがありました。「レ・ミゼラブル」という 超人気大作ミュージカルの夜の部の観劇後に、新世紀の21世紀を「レ・ミゼラ ブル」の出演者、そしてこの作品が大好きなファンと一緒に迎えよう、という もの。私のサイト「10086 Sunset Boulevard」では、3月の段階で団体予約を しました。最初15名で予約したものの、希望者が殺到した為、追加していった のですが、40名になった段階で、募集を打ち切りました。それでもキャンセル 待ちの打診が何度もあった程。その後、団体は受け付けなくなったようで、 早い段階で予約したことが幸いし、なんとか私達40名は、無事帝国劇場にて 年越しをすることができました。その時のレポートを致します。

【Special Thanks】   AMPTさん・フナフナさん 写真提供ありがとうございますっ!



imperial theater imperial theater 待ちに待ったこの日! 2000年12月31日という20世紀最後の一日は、帝国劇場 では、大作ミュージカル「レ・ミゼラブル」がマチネ・ソワレとも上演されて いました。



日曜にマチネ・ソワレがあるのは対して目新しいことではありません。 私達が、この「大晦日のレ・ミゼラブル」にこだわっていたのは、上演後に 特別にイベントをする、というところにありました。年越しでのイベント。。。 「レ・ミゼラブルという作品のファンとして、観逃すことにはいかない!」と、 誰もが思ったことと思います。内容に関しても色々な憶測がありました。 「ガラ・コンサートじゃないの?」「歴代のキャストが登場するのでは?」 等など、各自が期待を胸に、この日を待ち続けたものです。


reception reception 少し早めに劇場ロビーへ。団体観劇用の受付の机は既に設置してあり、机の下には、 団体メンバーに配ろうと思って、前もって送っておいた品々が準備されておりました。



まずはチケットをテーブルの上に並べました。東宝さんのチケット封筒に座席を 記入しておいたもの。チケットは劇場に来る前に、AMPTさんとフナフナさんと 食事を国際フォーラム地下のお店でした時に、東宝チケット封筒に一枚一枚入れて 座席を書いておりました。あはは、ギリギリ(^^;)


draw the number chosing the seat 18時の集合時間にあわせて抽選をはじめました。 この日の座席は、まず整理番号を抽選し、番号の若いチーム順に席を選ぶ というものでした。


私達は1階A席でしたので、ここまで後ろになると角度はさほど感じないとは 最初は思いました。でも40名分となると、一番上手サイドの ブロックですから、一番内側の46番と一番外側の57番では気分的に違いを 感じると思い、抽選をして自分で座席を選ぶということにしました。有難い事に 皆さん「この日にここにいれるだけで嬉しい!」とおっしゃってくださり、何も 問題も無くて、「あぁ、私はサイトの常連さんに恵まれたな〜(^^)」と、 改めて嬉しく思いました。でもA席とはいえ、A席の最前列から40名分でした から、一番はじっこのブロックとはいえ良かったですよね。


cast schedule まずこの日のタイムスケジュールですが、19時開演で通常のレ・ミゼラブルが 途中30分休憩をはさみ、2幕あります。そしてその後、15分休憩があり、 そこからが楽しみにしていた年越しイベントです。


レ・ミゼラブル本編のキャストは写真をクリックすると拡大してみることが できますので確認してみてくださいね。さてレポートの本題に入りましょう(笑)


★歴代キャストからのコメント★

下手には、司会者ボックスとでもいえばいいのでしょうか。これから「XX賞」 でも発表があるのかしら、というカンジ。フランス国旗の3色を使用したその 司会者ボックスの表面には「Les Miserables」と書かれていました。そして 下手ソデよりコゼット役を今回から演じているtohkoさんが登場。黒い ロングドレスでシックにきめて、大人っぽい姿で登場。

「コゼット役のtohkoです」と爽やかな声で挨拶したあとは、レ・ミゼラブル に過去出演していた方々からのコメントを読み上げました。その際、舞台正面 には、その方々の写真、あれは当時のプログラムの時に使用していた写真ですね。 それがデカデカと映し出されていました。順不同ではありますが、覚えている 限り、その方々のお名前をあげてみます。敬称略にて失礼します。

【ジャベール】  佐山陽規(87年)・今井清隆(88年〜94年)
【エポニーヌ】  比企理恵(91年)
【ファンティーヌ】  安奈淳(91年)・伊東弘美(87年〜94年)
【コゼット】  斉藤由貴(87年)・白木美貴子(87年〜91年)
【マリウス】  野口五郎(87年〜91年)・安崎求(87年〜88年)・ 宮川浩(87年〜94年)
【テナルディエ】  笹野高史(94年)・本間識章(94年)
【テナルディエの妻】  鳳蘭(87年〜88年)・荒井洸子(87年)
【アンジョルラス】  内田直哉(87年〜91年)・福井貴一(89年)
【ガブローシュ】  山本耕史

特徴のあったのは本間さんの「ここでニュースです」とニュース形式でのコメント。 白木さんのコメントの時の写真はコゼットのときのものでした。みなさんご存知の 通り、白木さんはコゼットだけでなくエポニーヌも演じてらっしゃいますよね。 伊東さんの「この世の中からミゼラブルな人々がいなくなりますように」といった コメントもありました。ただ全員に共通しているものは、この「レ・ミゼラブル」 というとてつもない大作に出会い、そして出演できたことに対する感謝をお持ち のようで、そしてその事を誇りに思っている、という点が共通して感じられました。 本来ならメモ帳を片手に、コメントを書き留めておきたかったのですが、この日は すっかり一人のレミゼファンとして、特別イベントを楽しんでしまっておりました。 ごめんなさい m(_)m

★炸裂!!おやぢギャグ★

tohkoさんによる歴代キャストによるコメントの紹介に続いて、下手から タキシードでバッチリ決めた村井国夫さんと、これまた黒のロングドレスを 着た安達祐実ちゃんの登場。司会進行はこの3名で行われました。ま、お気づきの 方が殆どとおもいますが、村井さんはおやぢギャグをかますし、先輩をたてないと いけないtohkoさんと祐実ちゃんはニコニコと話を聞いている状態でしたねぇ (笑)

そして待ちに待ったメインイベント「あれ、あの人があの役を!」の時間となりました。 これは12月中旬でしたでしょうか、東宝の公式サイトのレ・ミゼラブルページで 発表があり、みなさん頭の中で色々とイメージを膨らませていたのではないで しょうか。男性キャストによる宿屋の場面、そして女性キャストによるABCカフェ という発表でしたから。私はナツメさんこと大浦みずきさんはアンジョルラス しか想像できませんでしたけど、みなさんもそうだったのではないでしょうか。

★男性キャストによる「宿屋」の場面★

幕があがると、そこは宿屋。デッカイ(笑)リトル・コゼットが掃除をしています。 そして舞台中央に座り、「あーの雲ぉの上にー、お城がぁあるーのよ♪」 とわざと細々とした歌声で歌いはじめたのは、リトル・コゼットを担当した 森久美子さん。でも細々とワンフレーズ歌うと、その後いきなり ヴィブラートをきかせて「お人形もあーるわ〜♪」と歌い、客席が沸きます。

でも歌唱力で沸かせるより、次々と繰り出すパロディ歌詞で客席は拍手喝采。 「・・・歌〜う子守り歌ぁ、わたーしに囁くわ♪ ねぇ、コゼット、」まで 可愛く歌っているのですが、、、「デカすぎるとぉ〜♪」で大爆笑。 またその言い方がなんだかとっても面白かったんですよね〜。そして掃除が終らぬ うちにマダム・テナルディエの気配がしますよね。それを察したリトル・コゼットは、 「・・・もう一服しようと思っていたのに、、、どーしよー♪」とタバコを指に はさんでウロウロしててこれまた大爆笑。

そこで現れるマダム・テナルディエ!! 今回のお楽しみ、岡幸二郎さんの美しい マダム・テナルディエの登場ですっ! 岡さんの女装はタナボタにおける「エリザ ベール」やら「幸江」さんやらでも、プリンスホテルのショーでの「ノーマ・ デズモンド」とかも観ておりますが、、、いやぁ似合いすぎです。岡さんが この役を大晦日のイベントでやることは東宝公式サイトで発表されてはいましたが、 似合いすぎることは想像していたのですが、実際にナマで観てみると、もう、 溜息するのを通りこして、大爆笑するしかないでしょう!というカンジ。ご本人も 「レミゼでやってみたい役」としてこのマダム・テナルディエをあげていたという ことですから、きっと力を入れて&楽しんでやっていたことでしょう。

「ここだね!このデブの貴婦人!!」とはじまり、大爆笑モードになるし、双眼鏡で みてみると、胸もおもいっきり「寄せて、上げて」状態でラインもメイクで書いて あるし、、、世の中の多くの女性がうらやむような胸元になっていました。みんなで 「あの胸はなんだ?本物そっくりの首からかける肉襦袢か?」などど、終始みんなの 視線をあびておりましたね。

マダム・テナの歌詞はその後は通常のまま進んでいたと思います。そして「エポ ニーヌ!エポニーヌ!!」って呼びますよね。そこに、どでかい(笑)リトル・ エポニーヌの登場。なんかうつむきかげんでいるのですが、このリトル・エポ ニーヌ、どうやらヒゲを貯えているのです。自分の子供をかまっていると、 まだ森へ水を汲みにいくのを躊躇しているコゼットに気付くマダム。

岡「おや、コゼット!泣いているのかい。水ぅを汲んでおいでと言っただろぅ!」
森「キレ〜イで怖いわぁ〜♪ 私の役、とらないでー

とまたことで大爆笑です。今回一番インパクトのおおきかったパロディ歌詞です。 そしてでっかいリトル・コゼットは、これまたでっかいリトル・エポニーヌに 森へ行くように何度も押されます。双眼鏡でチェックしてみると、それは 祐さまではないですかっ!! いやぁ、得しました!? 山口祐一郎のリトル・ エポニーヌですよー(爆)

さてさて、酒場の場面です。テナルディエ登場! それは、今拓哉さんでした。 この今テナ、凄いんです。面白いんですっ。歌声は本家テナルディエよりはるかに しっかりしてらっしゃいますし(あ゙、、、失礼しました)、あちこちで物真似が はいるんです。例えば、途中で旅人がはいってきますね。「いらっしゃい!」と 右手で頭を・・・そうです、桂三枝が飛び出しました。そして歌い続けていき、 「ごますり上手なおーやーじぃ、”アイーン”」と今度は志村けん。その上、アクロ バットも入りました。側転からはいってのバック転だったかな。面白いし、凄いし、 格好の良いテナルディエでしたよ!

「会えるとー、思ってたプリンス。それがなんだよ、あいつがプリーンスッ!」 とマダム・テナルディエの愚痴がはじまりますよね。岡さんがそう歌ったら、 間合いもよく「キレイっ!」と後ろの席のほうから掛け声がかかりました。 そしたらこれまた間合い良く、「ありがと」と言う岡さん。聞こえたんですねぇ、 かなり後ろのほうからの掛け声だったしそんな響く声でもなかったと思うので すが。ひとつ付け加えておきたいことがあります。それは通常ではその場面に いないリトル・エポニーヌが終始出演していることです。上手の奥の机で、客席に 背を向けて、うつむきかげんで酒をあおっているのです(爆)そんなこともありつつ、 とにかくその後も楽しく宿屋の場面は過ぎてゆきました。

そしてお盆がまわり(ここが凄いですよねぇ。本物の舞台セットでのパロディ) 森をさまよう森久美リトル・コゼット。ジャーン!って音がするたびに、ドキッ と大袈裟に怖がる姿がまた面白くて笑いを誘います。そしてそこに、バルジャン 登場っ!! でもね、カッコ悪いんです。バルジャンのコート、ダブダブで引きずって いるんですから。演じているのは、TVCMの引っ越しのサカイで一世風靡した 徳井優さん。「さぁー怖がらないで♪」とリトル・コゼットに声をかけますが、 その時のリトル・コゼットの情けなさそうな顔ったらありません。自分を迎えに きてくれる足長おじさんを夢見る少女の前に、コートだぶだぶの男性ですから ねぇ。確かメイクも変だった。徳井さんって面白すぎる!!

「名前を〜きかせてー」と尋ねる徳井バルジャンに、森久美コゼットは、「・・・ はい、コゼット(ToT)」と、肩を落として答えておりました(笑) そして バルジャンは水のはいった桶を持って、コゼットの案内で宿へ向かいます。 でも、なんだか、大きな森久美さんにちっちゃい徳井さんが引きずられているかの ような印象でしたよ〜。そしてお盆は回り、宿屋の舞台セットがまたあらわれます。 そこに到着する徳井バルジャンと森久美コゼット。

森で脅えるコゼットを見つけた、この子は連れて帰る、とテナルディエ夫妻に 言う場面ですが、これまた笑わずにはいられない。岡さんは身長が185センチ ありますし、今さんだって多分180センチはあるでしょ? 徳井さんって女性陣と 並んでも小さい印象がある方ですから、徳井バルジャンを舞台に向かって右に 岡テナ夫人、左に今テナに挟まれて、小さいこと小さいこと。その上、この2人が 上のほうからにらむんですよ。迫力負けしてるんです。バルジャン、弱い(笑) なんだか背が2人の半分くらいにみえちゃうくらい、弱々しいバルジャンでした(爆)

徳井バルジャンが、「果たす義務がある♪」と説明する場面で、「この子ぉの 母がー」でちゃんとオクターブ上げて歌い続けていましたよ。確かこのあたりで リトル・コゼットはタバコを吸っていたような気がする(笑) 違ったかな? この場面のどこかでそうしてました。

バルジャンの申し出にテナルディエが色々と言い訳をする場面がありますよね。 ここでも今さんは物真似してたと思った。確か田村正和の古畑任三郎がどこかで はいったんですよ。このあたりかなぁ。あと「あー、ファンティーヌ!死んだの かー」って歌詞のところが、なんだか私には「財津一郎?」とか思ったのです けど、どう思いました? あと徳井バルジャンに向かって「旦那ぁ、仕事キッチリ!」 とやってましたっけね(笑) 徳井さんのTVCMでの有名なフレーズですね。

岡テナ夫人は夫人で、、、普通ですとテナ夫人は、コゼットがよく病気をして、 薬代もばかにならないことをバルジャンに訴えますが、ここでは、、、 「だーけどぉ、この子! 年中、食っててねっ」と歌いだすのです。みると、 森久美コゼットは、菓子パンかなにかを食べているのです(爆) 岡テナ夫人は、 そのコゼットを「うんしょっ!」と膝の上に乗せて、「言っちゃ、なんだがぁ、 ”エサ代”は高いよぉ♪」

そんなこんなで、爆笑につぐ爆笑の中、取り引きは終了し、今&岡さんはダブル で「仕事キッチリ!@日本舞踊シリーズ」をやって徳井バルジャンに挨拶。 そして宿を出たバルジャンとコゼット。ここでバルジャンがコゼットに、帽子や服、 お人形を渡しますよね。でも、その帽子も服も、デッカイ森久美リトル・コゼット には無理。身体にあててみても、子役の衣装をそのまま持ってきているようで、 とても小さく、まるで人形の服のようでした。

さて、本来ならここで、バルジャンがリトル・コゼットを抱きかかえ、グルグル 回りますよね。そしてコゼットの楽しそうな笑い声が聞えてくるハズの場面。 このパロディバージョンでは、ちっちゃな徳井バルジャンがデッカイ森久美コゼット を抱きかかえるのは無理。持ち上げようとしても、びくともしない森久美コゼット。 とうとう誰もが想像できた結末ですが、森久美コゼットが徳井バルジャンを抱き あげて、グルグル回りました! 「アハハハ!!」という笑い声もコゼットでは なくて、徳井バルジャンのものでしたよ(爆)!! そしてフラフラになった バルジャンは、リトル・コゼットと共に、舞台後方へ去っていったのでした。   ジャジャ、ジャジャジャ、ジャジャァ〜ジャジャーン♪ ==幕==

★女性キャストによる「ABCカフェ」★

大爆笑のうちに幕が下りた「男性キャストによる宿屋の場面」でした。そして 下手から司会者トリオが出てきました。確かおやぢギャグを飛ばしていたような、、、 気がします(笑) 「岡くんも今くんも、普段より全然いいね」みたいなことを 言うかと思えば、誰かを誉める言葉を言ったあとに、「オレが」とか言って、 御自分を誉めて、客席をトークで盛り上げておりました。

さて司会進行3名が舞台からはけていくと、、、おおっ(@@)!! アナウンス がっ! アナウンスがっ!! 何をアナウンスが、なのかと申しますと、、、その アナウンスの声がナツメさんこと大浦みずきさんの声なんですよっ。もう想像 できましたでしょうか? 宝塚の舞台に行くと(私はまだ経験不足なんですが、 それでもこのくらいは知っております)、幕があがる前に、その組のトップの 男役の方がアナウンスします。まるでそのイメージなんです!!

「・・・お待たせ致しました。ただ今より、構成・演出”レ・ミゼラブル・・・、 グランド・ロマン(おおっ、宝塚的だ!)アーベーツェー・カフェ、 ・・・・・・全一幕第2場(って言ってたと思う)を開演いたします。」 とまぁ、ところどころしか覚えていないのですが、こんなカンジでした。

幕があくとそこには本物の舞台セットの「ABCカフェ」が。そして歌詞は 通常の歌詞で進んでいきますが、なんせナツメさんが宝塚のトップスター!という 雰囲気をバリバリに放出している為、客席はもう熱狂の渦。「今〜こそ♪」と 一言歌っただけで、みんな「ほぉ〜(^^)」状態! そして随所にナツメさんが 「魅せる演技」を散りばめてくれるのです。宝塚ですぅ。男性は男性を普通に 演じると思いますが、宝塚では(あくまでも私の印象ですが)男役は、カッコ 良く、美しく、動きを多少大き目にデフォルメしたりする時がありますよね? そしてひとつひとつのポーズをキメてくるんです。「観せ方(魅せ方)を知って いる」というのはこのことを言うのですよね。

「遅刻だぞ!」とナツメアンジョに言われて登場するのは、本田美奈子さんの マリウス。階段をピョコタンピョコタン降りてくるのです。「その顔はどうした、 マリウス♪」に続く、グランテールの「わけを聞かせろよ♪」でやっと私は グランテールを観ました。いやぁ、もうナツメさんのアンジョルラスが凄すぎて、 全体を見渡すことさえ忘れておりました。。。グランテールは岩崎ひろみさん。 そしてグランテールがかかえているはずの酒ビンは無く、テーブルの上にヤカンが おいてありました。でもなんかヘン! ヤカンはかぶりものになっていて、顔を 塗りつぶした徳井さんが(爆)、、、いやはや、大活躍ですね、徳井さん。 その後の、「グランテール、酒を置け」ってはずの歌詞が、「グランテール、 ヤカンを持て!」になってて、引っ張られていましたねぇ。

さて学生達が闘いの準備の話で盛り上がっている時に現れるガブローシュ。 なんだか、これまたでっかいガブローシュが現れ、「黙れ!ラマルク将軍が死んだ!」 と入ってくるのは、双眼鏡で確かめてみると、今回からジャベール役で参加 している鈴木綜馬さんでした。そしてその報告を聞いたアンジョルラス@ナツメ さんは、「ラマルク、の死。その〜死を無駄にしては〜、ならーない・・・」 と、あくまでも格好良く、リーダーシップをとっており、綜馬さんのガブに目が 行ったのは一瞬でした(笑)

そして「民衆の歌」がはじまります。遠くを見つめながら、「闘ぁ〜う者の、歌が 聞ぉ〜えるか♪ 」と歌うナツメさん、ただただ、男役に客席が騒いでいただけ でないですよ。もぅ、ナツメさん、そのままアンジョルラス、普通の時もやって 下さいませんか?と、マジで思ってしまいます。カリスマ性もバッチリあるの ですもの。カッコいいだけじゃないの。想像をはるか上回ったアンジョルラス でしたよ! なんだかとっても素晴らしいものを観せて頂いた、ってカンジ!

そして学生達がカフェを飛び出し、市民達にビラを配るとき、その市民は、、、 その市民が、、、2名の司教様ではありませんか! 通常でしたら司教様は、第 一幕のあの場面(そして見せ場)で「一人」というのはレミファンには常識と いうもの。そこをダブルキャストの2名が一度に出ているだなんて! ある方の 言葉を拝借すれば、本当に「あれは”しきょう(司教)”でなく、”ひきょう (卑怯)だ!」というものです。あぁ、絶対ありえないものを観てしまいましたぁ!

街に繰り出し、市民に呼びかける場面の終わりに、エポニーヌが現れ、まず グランテールに話し掛け、マリウスを呼んでもらいますね。通常はご存知の通り、 プリュメ街にあるバルジャンとコゼットの住む家に2人が向かうのですが、今回は、 ここで第一幕の最後の「ワン・デイ・モア」になります。

上手サイドの定位置に森久美コゼット@成人バージョンで服も自分のサイズに あったコゼット服を着ている(実は自前・笑)と、徳井バルジャンがコゼットの 肩に両手をあてて、歌いだします。「One Day More」のスタートです。

徳井バルジャンが「今日もぉ〜、一日を生き延びた〜♪ 終ることなき罪を〜、男達はまた俺を 追う、明日もぉ〜♪」と真面目に歌い出します。そして本田マリウスの 「巡り会えたのにぃ〜、ようやくっ、会えたのにぃ〜♪」、本田マリウス&森 久美コゼットのデュエット「明日は遠ざかる〜♪ でもっ、あなーたーがぁすーべて♪」 と続くところも、通常通り、下手にいたマリウスと上手にいたコゼットが近づき、 そして中央奥で向かい合う、、、ここまでは普通でした。エポニーヌが「今日も 一人よぉ♪」と歌い出し、マリウスとコゼットが「いーつ、会えるのかぁ♪」と 歌ったときに2人に目をやると、、、なんだか、せっせーせーのヨイヨイヨイ系 遊びをしてるじゃありませんか。。。

エポニーヌが「目もくれないわぁ〜」と歌い、エコーがかかるところで、私の 視線はもう、舞台後方にいっておりました。きゃーっ、出た出たっ!アンジョルラス。 右手に銃を持ち、それを高々とあげるナツメ@アンジョルラスのカッコいいこと! アンジョルラスのソロパートが終っても、ナツメさんに釘付けで、誰がジャベール で出てきたのか、全然わかってません(苦笑) 行進する時の、あの先頭で学生 達をリードしているナツメさんの姿。ステップもちょっとちがーう。自分をいかに、 カッコ良く観せる(魅せる)か、というのが本能的に染み付いているんだろうか?

そんなこんなで、客席はヒューヒューと大騒ぎだし、拍手大喝采だし、 凄いものを観てしまったというカンジでした。ここでこの「女性キャストによる ABCカフェ」は幕が降りたのですが、なんだかそのままずっと観たかった。 というか、砦の場面もやって欲しかった。そしてオーボエの悲しい音色の中、 政府軍の銃弾に散ったアンジョルラスの死、そう、あの砦の外側での美しい 死に様も、ナツメさんで観てみたかったです。とにかくナツメさんの一挙一動に 大騒ぎしました(^^)

★レミゼ卒業生によるカフェソング★

祝辞を頂いた過去のキャストの中に、当時は子供だった人がいましたね。 そうです、山本耕史さんです。(そういえば子役の時、ラーマのコマーシャルに 出ていたあのカワイイ男の子って、山本さんでしたよね?)山本さんはその後、ドラマ等で大活躍なさって いますよね。私も「ひとつ屋根の下」では、よく泣かせて頂きました。。。

村井さんが一人でインタビューしてたのですが、「やっぱり耕史が来たならね。 たけちゃーん!」と上手に向かって、呼びかけます。たけちゃんこと鹿賀さんの 登場です。当時、山本さんがみなさんに可愛がってもらっていた話などが進む うち、鹿賀さんはしきりに、「耕史、戻っておいでよ。一緒にやろう」と言う のです。そして山本さんが一曲披露してくださることになりました。

その曲とは、、、「カフェ・ソング」!! ・・・ってことはんなんですかぁ?? 次世代のマリウスは山本耕史さん、ってことですかぁ?? レミは「今回で版権が 切れるのどーのこーの、でも客が入るからすぐ版権、買い戻すのでは、どーの こーの」とファンの間で論議されているわけですが、、、「カフェ・ソング」 を歌う山本さんの歌が、姿が、ひっじょぉに良いわけですよ! もうね、見えました、 山本耕史asマリウスが、カフェに一人、机に座って歌う姿が。そしてその後ろには、 死んでいった学生達の姿。「あー、友よー♪聞くな!」と盛り上がるところで、 学生達の姿が去っていく姿が。。。RENTのマークもとっても良いけど、でも マリウス、やってねっ。だって山本さんの「カフェ・ソング」を聴いたら、 なんかモヤモヤしてたものが、とてもクリアになったもの(^^) 待ってまーす、山本さん♪

★鹿賀さんの過去★

初代ガブローシュが成長した姿で歌ってくれたということで、村井さんは、 「今はジャベールは僕が完成させているけどね」とか言いつつも、「僕は鹿賀さんの ジャベールを観て、ジャベールやりたい、って思った」「僕は3年目からの参加 だけど、その前はね」と、鹿賀さんがジャベールをやっていた頃の事を持ち出し ます。コート着たいだの、あれは今は僕のコートだの、星が必要だの、星も僕の ものだの、どーのこーのと二人でコント(笑)してたのですが、、、歌ってくれ ましたね!! 鹿賀さんによる「STARS」を聴くことができました。

私は94年からの観劇ですので、鹿賀さんのジャベールを聴くのは初めて。 鹿賀さんのバルジャン、好きなんですが、この「STARS」を聴いたら、、、 なんだか鹿賀さんのジャベールが観たくなりました。この歌を 聴くだけでは何とも言えないとは思いつつも、、、ジャベール・・・よさそうだな。

★さぁ! 新世紀を迎えるぞ!★

鹿賀さんの熱唱に続いて、残り少なくなった20世紀から、来る新世紀に向け、 カウントダウンする時刻が刻刻と迫ってきました。森久美さんが派手な衣装で 登場して、村井さんのトークをうまくかわすのは若い2人には難しいでしょう、 と司会進行に加わりました。カウントダウンまでトークで時間をつぶす必要が あったのですが、この時、客席とのやりとりがあり、本日の余興いや素晴らしい 特別イベントのキャストを発表してくださいました。

でもね、本当に凄い特別イベントですよ。だって、レミゼのパロディって、 あちこちで観れるじゃないですか。昨年の「Shoes On!」でもナツメさんが出演 してたこともあり、ミュージカル「アニー」のパロディに加えて、「ここだね! 育ち過ぎのアニー」って出てきたし。「That's Japanese Musical」でも、ひたすら 回りつづける、というところをデフォルメしてパロディ化してたり。そうそう、 森田浩貴さんのライブでも「一人 Heartfull of Love」で、一人でマリウス・ コゼット・エポニーヌの3役やって下さいますし。 でもこの日、ここでは「本物の舞台セットを使い」「現在出演している 役者さんがそのまま役代わりで出演」していたわけですから、こんな贅沢 なことはありませんよね。

あとは、この日の観客がどのくらいレミ観劇をしているのか、手をあげました。 250回くらいも観ている方々がいらっしゃり、森久美さんも「一体、どんな職業・・・顔観たい」 と近寄っていきましたっけね。

さて砦がギィーっと左右に分かれて、舞台のソデにはけると、そこには現在の キャストが勢揃い。正装しての登場です。この時私はふと思いました。「そう 言えば・・・カズさんは??」 双眼鏡で探してみると、センターの最後列に 今さんのかげに隠れるように(デカイくせに)います。あれれ?ここだけなの? カズさん。それとも昼の部のパロディで出てたの?(昼のパロディは、別の キャストでした。一緒だったのは、岡さんのマダム・テナルディエくらい?)

さて、上手に時刻が映し出されました。とうとう20世紀とお別れの時間。 「蛍の光」をみんなで歌い、10・9・8、、、とカウントダウン(ん?逆か? どっちだっけ)をしました。新世紀を迎えました。それも、レ・ミゼラブルの キャストや、そしてなによりミュージカルが大好きな仲間達と!

★あの人のあのグッズが!?★

21世紀に入って、出演者の品々をオークションで競り落とす、というコーナーに なりました。なんせ「オレが法律だ!」と言い張る村井さん相手に競り落とす のですから、村井さんの気に入る金額じゃないとだめです(笑) 客席に斉藤 桐人さんらがマイクを持って、会場の様子を知らせたり、競り落とした人に、 なにかを渡す(帰りに受け付けで品物を貰うときに引き換えになるものだと 思います)役目でいらっしゃいました。

最初が森久美さんだったんですが、笑いました。みんなの楽屋から集めた品々を ラップして籠に入れてあったんですよ。例えば、戸井さんがデビューの時 からずっとメイクの時に使っているスポンジ」とか(爆) マニアうけしそうな 品々が籠の中に入っていました。

★みんなで歌えば怖くない(笑)★

この日、特別イベント用に配られた歌詞カードがありました。表紙はレミのシンボル の絵で、その裏面は「民衆の歌」の歌詞が書かれているもので、なんとパウチッコ してるもの。これは保存がきちんとできるので、記念品として大切にしたいと 思います。

そしてこのイベントの締めくくりをする時がきました。民衆の歌を キャストと一緒にみんなで歌ったのです。なんだかとってもスペシャルな気分 でした。余談だけど、私達の団体って、アマチュア合唱団の方々が6名も参加 してたから、かなり上手に歌ってたと思うけど!

とにかく楽しいイベントでした。20世紀から21世紀にかけて、ミュージカル を大好きな仲間と一緒に劇場にいられたこと、とっても幸せに思いました。 きっと21世紀も、素敵な作品に出会って、楽しい観劇ライフを送れるような 予感です。みなさん、これからもヨロシクネ!




★団体観劇も終わり街へ繰り出す★

★新世紀初日の初詣★