カコさんのBW観劇記
− Kiss Me Kate ・ Contact ・ Jekyll & Hyde 他 −



10月末にニューヨークでミュージカル観劇をなさったカコさんからの報告が 掲示板のほうにありました。折角のBWレポですので、カコさんから許可を 頂き、こちらで紹介することになりました。みなさんもBWへ行った雰囲気を 味わってみてくださいね(^^)




★KISS ME KATE

シェークスピアの「Taming of the Shrew」(邦題:じゃじゃ馬 ならし)を上演する劇場の舞台裏から始まります。主役の男女2人が、以前は結婚して いたけれど、今は離婚していて、ちょっとした(よくある)手違いから、大モメになり ます。そのドタバタを、上演している舞台まで引きずってしまうお話。

役者は揃っているし、とにかくおもしろいし、おかしい! しかーし、観客みんなが笑っているのに、半分位しか笑えなかった!くやしい! でも、観ている間中、ずっとニーーーッと笑っていました。ジョークが半分しか わからなかったのに、あんなにおかしいミュージカルは初めてでした。


★CONTACT

オムニバス3部形式。
@Swing
ブランコの上の男女。絶対に、子ども達といっしょに観たくない!
ADid You Move?
泣くほど笑わせてもらいました。おかしい上、全員バレエが上手、間合いが おかしいし、よくそこまで考えついた・・・という感じ。しかし、「落ち」が もの悲しかった・・・
BContact
「接触」という意味でしょうね、それも人間関係の。男女関係、医者・患者関係、 友人関係、仕事仲間関係etc.の様子が、ジャズダンスの合間を縫うように 描写され、観客に問いかけてきます。


★Jekyll & Hyde

まず、David Hasselhoff
本当に誠実で、実直で、思い込んだら一途のDr.Jekyllでした。歌も、 歌手を目指していた人らしく、OK!しかし、2幕になり、Mr.Hydeの 登場が頻繁になると、対比・迫力がイマイチ足りない。特に、1人で交互に JekyllとHydeを演じるシーン。確かに大変かもしれないけれど、もっと 差がつけられなかったかな・・・?舞台が終わって、今日で9ステージ目だ・・・ って言っていたから、これからに期待しましょう。セバスチャンの舞台を観て 感動した!という人に2人も会ったので、観たかったな。
Andrea Rivette (エマ)
とても声のきれいな人で、声は通るし、声量はあるし、安心して観ていられま した。でも、大きな声で歌う時は口を大きくあけて歌うからいいけれど、声を 小さくすると、口をあまりあけずに歌うので、聞き取りにくくなってしまうのが 気になりました。
Coleen Sexton (ルーシー)
彼女20歳なんだって?かわいいし、歌はうまいし、今回の私の一押し!役どころ から言ってもそうなんでしょうけれど、レ・ミゼのエポニーヌを思わせる雰囲気が あったと思いません?
で、いつ、日本でやってくれるのでしょうか?


★de la Guarda

ミュージカルではなく、パフォーマンスなんだけれど、雨は降るわ、役者は降る わ・・・不思議なものを見せてもらいました。80分間立ちっぱなしだったけれど、 全員で踊ったりしたので、疲れはあまり感じませんでした。
圧巻は、女の子2人が、広い壁を振り子のように右から左へ・左から右へと走る パフォーマンスです!もちろん、上からひもで吊っていて、彼女達はそれを腰で 留めているんだけれど、かなりの勢いがないと振り子のようには動けないのです。 これは言葉で説明するより、一見の価値あり!


★Miss Saigon

東京で見損ねてしまい、BWでも今年いっぱいでクローズするというので、観られて よかったです。エンジニアをやっていた役者さん(LuoyongWang)、 声量はあまりなかったけれど、はじけていて、おもしろい人でした。あの役、 市村さんがやってたのよね・・・観たかったです。ストーリーはわかっていた はずなのに、泣いてきました。