− SHOES ON ! −
The Tap Show (January 26, 2000)


この作品を観て、自分がもともとは踊りが好きだったってことを思い出しました。 レミゼを観て、体が震えるほど感動した後、こちらのサイトで紹介しているような 歌の上手い人の歌声を聴く事に重点を置いていたのですが、よくよく考えてみると、 かなり前の話ですが、ある作品の観劇を最後に、「やっぱ歌で綴るのより、台詞や 踊りがふんだんに出てくる作品でコメディがいいや」って、周囲に言っていましたっけ。 もうストレッチのひとつもしなくなって10年になりますが(凄い運動不足^^;) なんだかとってもタップをやりたくなりました。

パンフレットにソングリストが載っていたので、こういうのがあると思い出すのが 楽だし、その想い出も強く印象に残りますね。順番を追ってレポートしてみます。 ちなみに私は観劇前にパンフレットを読まない人なので、このショーを観ていて、 とにかく自分の好きな曲のオンパレードな事に感動しましたし、タップ自体も 素晴らしかったのとミスター・ボージャングルの演出が、サミー・デイビスJr. が亡くなる直前の誕生日スペシャル企画番組を思い起こさせるもので、想い出に ひたったり、、、とにかく楽しく感動的な時間を過ごすことができました。この 作品は来年もきっとあることでしょうし、是非是非一人でも多くの人に観て頂きたい ショーです。日本にもこーんな素敵なショーがあるんですよ!

♪マジック・シューズ
客席が暗くなり、タップの音がしてきました。そして幕が開くと、そこに男性用の タップシューズ(白黒のもの)が4足、うっすらとライトを浴びていました。 とても雰囲気のある前奏の中、麻生さんの声を思われるハミング(?)が聞こえ、 そして、「Join Us !自由な空へ、One Step!・・・」と慈英さんの歌が始まり ました。もうこの段階で私はのめり込んでいきました。のめり込むタイミングが 凄く早い時って、メチャメチャ集中力がでますよね。歌詞や音楽がすんなり自分の 中に入ってきますし、記憶も鮮明になります。途中から皆が数フレーズごと歌い 綴り、そして大浦みずきさんの登場!「うわー、デカイ!迫力ある!貫禄ある!」 ってカンジです。私は大阪に「リトル・ミー」を観に行ったのですが、その時の相手役が 今井清隆さんだったし、またレ・ミゼラブルでも岡さんや石井さんとかが周囲に いるせいかそんなに感じなかったんですけど、実際に身長が高いってことと、 やっぱり宝塚でトップをはっていたという貫禄でしょうか。華がありますよね! 大浦さんの歌の後、男性陣によるタップがあり、最後に舞台最前のところで 一列になり、前かがみになって足元を両手(だったかな)で指差し、ささやくように 「シューズ・オン!」っていうのです。いやぁ、もう世界に入り込んでしまい ました。

♪スコルピオ2000
男性キャストによるタップの嵐!言葉じゃ表現できませんっ!これは実際に観て もらわないと。それに私自身もタップの技の名称とかは、42ND.Streetで 主役のペギー・ソイヤーがジュリアン・マーシュの前で自分をアピールする時に やるクランプ・ロール、ウィング(?)、バッファロー、シャッフル、くらいしか 知らないし。是非みなさんも自分の目で確かめてっ!!

♪私に夢中
女性キャスト全員が出演。北村さんは「セクシー系」で、お色気ひとすじの 脇役っていいながら、胸をゆすったりする役(笑)。大浦さんは「銀幕のスター」 (だったかな)で自分が出演すれば大当たりするって言いながら歌います。そして 麻生さんは「ベビーフェイス系」でオツムを弱く見せるのも大変なのよとか歌い ます。で、結局、3人とも「それでもみんなは、私に夢中!」って結論になる 歌でした。

♪タップ!タップ!
慈英さんが帽子をかぶり、コットン(?)のパンツ、マフラーというかわいい格好(^^)して 登場。「ニューズペィパー」って叫んでいて、どうやら新聞売りらしい。そこに 男性陣が次々通り過ぎるのですが、確か最初がさとちゃんこと本間憲一さん。 慈英さんの周りを視線を合わせずにグルグルしながらも、無視して通りすぎて いきます。そして多美子さんのダーリンこと藤浦さん。なんだか、ここ1年、 じゅにーにょのサイトとか昨年の42NDオフとかでの多美子さんの「ダーリン」 攻撃で、周囲の人間はすっかり洗脳されて、「ダーリン」ってのが藤浦さんの愛称 のようになっているわ(笑)ここでは以下、ダーリンと書かせてもらいます。なんだか なにかの契約書の文みたい(爆)「以下、甲と、、、」みたいに。。。で、ダーリンは 慈英さんにすごみます。すると恐くなって、「さ、サービスです」と新聞を渡して しまいます。玉野さんの時はね、いきなり「かえるぴょこぴょこむぴょこぴょこ」 って慈英さんに向かっていいます。すると「あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」 とちゃんと言えたにもかかわらず玉野さんは首をかしげて行ってしまいます。 これはどうやら、いつもは失敗してたんでしょうねぇ。だって慈英さんが、「出来 てたよねっ!なんでっ!」と言ってましたから。。。

そして歌&タップがはじまります。タップをふむと、どこかからタップの音が。 慈英さんがやったように音が返ってきます。上手サイドの後ろに、月があり、顔が 浮かび上がっています。音を出している主は、その月という設定。そしてその月が 地面に降りて来て慈英さんとたわむれるのです。それは、スポットライトという 処理で表現されています。その間、顔が浮かび上がっていた月はなくなり、スポット ライトが舞台上をクルクル動き回るのです。そして月のタップの音をやっているのは 本間憲一さんです。

♪デロドロリン
設定は店でみんな酔っ払ってるってもので、ヘロヘロな動きをしつつ、ビールの 瓶を使って、タップチップに当てて音を出したりという演出でした。あまりに みなさん酔っ払っているので、なんとなく「みんなが既に出来上がっている飲み屋 に遅れて入っていったような雰囲気」を味わいました(爆)

♪ステッピン・アウト・ウィズ・マイ・ベイビー
大浦みずきさんのソロ。迫力満点。大浦さんは宝塚でも踊りを得意とするトップ さんだったとの話を聞いております。この場面は、先日のNHK−BS2の エンタテイメントニュースでチラッと流れましたね。黒のパンツに黒のインナー に黄色(?)のジャケット、、、だったかしら。。。私の母は舞台を観ると、 衣装チェックが凄いのですが、私はどうも他のところに集中していて、衣装の 覚えが悪いな。。。曲はイースター・パレードからのものですが、前奏で、 Lady, Be Good!のFascinating Rhythmの前奏から入っていったので、幕が開く 前にパンフレットを読んでいなかった私は、「おおっ!Fascinating Rhythmだ! 大浦みずき版のがみれるのか!」と思いました。これは1993年だったかな、大地 真央・錦織一清でミュージカルをやって、物凄く好きになった作品の曲だった のと、先日フジテレビ深夜にやっている「少年隊夢」という番組で、少年隊 をバックダンサーとして、真央ちゃんが歌ったばかりで、しかもその舞台の時の 千秋楽の映像が流れて懐かしい想いをしたばかりだったので、思わず前奏で 乗り出しました。まぁFascinating Rhythmじゃぁなかったわけですけれど。しかし 身長の高くて顔のつくりのパーツパーツが大きい人って、舞台映えしますよね。

♪つらい人生
ここで笑わずしてどこで笑いましょう!ミュージカル作品ファン、各俳優さん ファンはオオウケで、客席がうねっていましたよ。一緒に観劇した友人は、レミゼを 観ていないし、今回出演の俳優さん達の過去の作品を観ていなく、昨年タップを 始めたってことで一緒に来ていた為、「何か他の舞台のパロディだな」って わかったことはわかったみたいでしたが、私をはじめ周囲が大声で笑ってしまう ように笑うってことはできなかったと思います。でも多くの人は爆笑の場面でした。

暗転の中、まず慈英さんの声。「また今年も主役とれなかったなー」 すると次に ダーリン(笑)の声。「俺なんか、もう10年もイロモノ・アンサンブルだよ」 そして北村さんの声。「私なんかもう20年も、、、」 「えーっ!?そんなに 長くやってんの!?」・・・照明がつくと、そこには赤ちゃんの格好をして、 バケツとモップを持っている3人が立っていました。「It's a Hard Knock Life」 を歌います。「負けやしないわ!つらい毎日!・・・やになっちゃうわっ!」 と愚痴を歌っていると、曲が変わりアニー役の麻生さんが出てきます。子供っぽく 歌うのですが、雰囲気がピンクの電話のよっちゃんみたいでした(笑)でね、 「トゥモロー、いいこともあるートゥモロー・・・トゥモロー、トゥモローッ 大好きっ、トゥモローッ、あたしがー主役よー!」と脇役3人をいじめながら 歌います。この段階でも爆笑ですけど、でもその先がレミゼファンや大浦みずき ファンにはたまらん演出。ジャンッ!とレミゼファンには聴きなれた音がすると 「ここだねっ!育ちすぎのアニー!!ふざけちゃって、憎ったらしいね!!」と マダム・テナルディエになった大浦さんが出てきます。マダム・テナルディエで 出てきたことも嬉しいんですが、「育ちすぎのアニー」ってので舞台に拍手しながら 大爆笑でした、私 σ(^^;) マダム・テナルディエ・みずきさんは、育ちすぎの アニー(笑)を、上手の楽屋へ行け、と下手を指してみたりこの場面はオイシイ。 しかも続いて麻生さんが「強ーくて、恐いわー。どーかぶーたないでぇ〜、顔だけ はやーめーて〜、こーれでも女優よぉ!!」とリトル・コゼットで歌うのです。 いやはやこれまた大爆笑!!でした。レミゼに何回も通っている人には、一回 聴けば凄く歌詞も印象に残る場面ですよねっ。そして、いっかい2人がはけて脇役3人が 喜んでいると、再び2人は戻ってくるのですが、みずきさんは今度は男性の格好で、 多分ウォーバックの役のつもりだと思いますが、帽子を とるとツルッパゲなんですよぉ。あー、面白かった!

♪ミー・アンド・マイ・シャドー
玉野さんと本間さんのタップ!「コントラスト」を意識している演出で、動きも 互いが鏡で向かい合っているような動き、そして衣装も、センターで白黒にわかれてい いるもので、その白黒の位置も2人の衣装は対称になっていました。そして、 2人のタップの世界でした。素晴らしい!の一言です。

♪いつかは・・・
慈英さんが「Tap Tap」の時と同じ衣装で出てきます。そして、麻生さんが出て くるのですが、お互い気になりながらも、話し掛けられないという設定。そして 慈英さんは舞台からはけてしまって、一人になった麻生さんがしっとりとソロで 歌います。

♪ザ・パペッツのテーマ
下手に3本のマイク。確かストライプのベストとパンツで、中央にいる3人は 白のシャツで、上手サイドにいるダーリン藤浦さんはグリーンのシャツで登場。 どうやらオーディションを受けに来た設定。ダーリンがボーカルでリーダーで MC担当(?)フゥーズィ〜。他3人はテナーのたまっち、じぇっちん、ベースの 耳くん。緊張している3人とリーダーのフゥーズィ〜の楽しいやりとりで爆笑 して楽しめるコーナーでした。歌い出そうとすると緊張している3人が声が 出なくて、すかさずリーダーのつっこみがあったり、「気合だ、気合!」との リーダーの言葉で歌い出すと、ドデカイ声で歌ってボーカルを消してしまったり、 リラックスする事を考えて望むと全員ボーカルパートで歌ったり。。。そのたびに 「今度こそ”まじ”でお願いします」「今度こそ”まじでまじで”お願いします」 とのぞむのですが。。。ついには「リラックス体操」なるものがされるのですが、 これは多分、ダーリンがその都度考えている様子で、毎回生みの苦しみを味わって いるようでししたが、他3人は涙目でした(笑)でも、勿論最後には、「まじでまじで スーパーウルトラまじで」のぞんだ「We Are The Puppets」をきちんと歌い ましたよ、まじでまじで(笑)

♪ステッピング・アウト
客席にコートを来てバッグを持った北村さん登場。ソングリストには書いてない けど、客席で歌い始めたのは「There's No Business Like Show Business」を 歌ってましたけど、舞台に上がると、コートを脱ぎ捨て「アニーよ銃をとれ」の イメージの衣装になり「Stepping Out」を歌っていると、牛の衣装を着た本間 さんとダーリン(くどい?だって、多美子さんが。。。)出て来て、タップを ふんだり、モーモーいったりします。歌が終わると、モーモーちゃん達は、舞台 上手と下手にわかれて置いてある数段の階段をセンターでくっつけます。

♪マイ ジャム セッション
「いつかは・・・」の時と同じ衣装で慈英さんと麻生さんが登場。またまたすれ違いの 2人。すると玉野さんがピンクのシャツ(が印象的でパンツの色は覚えてないけど 白だったと。。。)で登場。そして持っているハートの風船を麻生さんに渡します。 そして、玉野さんの見事なタップ!!階段をうまく使ったり、床に置いた風船を リズムよく壊していくのです。とにかくタップが凄〜いです。技術とリズムが 超凄いってカンジが伝わってきます。

♪夢に見た恋人
慈英さん&麻生さんの歌。自分から歩みより、2人の想いが通じるという設定。 前の2回が前振りだったんですね〜。「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」で 統一して、ストーリー性を持たせていたのですね。このミュージカルは真田広之さんと 久野亜希子さんで観ましたが、かなり昔の事なので、聴いたことのある曲なんだけど、 とか思いながらも、パンフレットを観るまで、この作品のだってこととか思い出せ ませんでした。ストーリーは覚えているけど、どこでどういう曲をやる作品だった のかは、ちょっと思い出せません。。。

♪マイ フレッド・アステア
とってもアステアな格好の本間さんが登場。ピアノを弾きながら、数々のエンター テイナーの名前を挙げますが、自分にとってのスーパースターはフレッド・ アステアだ、っていう歌を弾き語りします。そして途中から、バンド席から出て 来て、タップをふみます。本間さんって、上半身が上品だなー。背筋がピンと していて非常に美しいし、優雅さを感じる。ちなみにこのシーンのタップはタップ シューズは履かず、下手サイドに大きさはどのくらいになるのかわからないのですが、 枠が出て来て、そこにシルクハットに隠してあった砂を取り出して撒いて、その上で タップを踏み、音を出していました。最後に、舞台袖にはいる時、箒を渡されます。 枠の外に砂を散らかしたので、掃除をしていました(笑)

♪アイ ガット リズム
音楽のない中、玉野さんの技術バリバリのタップの披露があり、会場は拍手喝采!! もう息を殺して観ていました。もうウットリです。その後に男性キャスト全員と 大浦さん、北村さんの6人で歌&タップです。バンドとのセッションもあります。 出演者がチームにわかれてのセッションもあります。そして、一回舞台からはけますが、 おもちゃの小太鼓を腰につけた玉野さんを先頭に、縦笛や鉄筋(?鼓笛隊のよく 使う楽器)や、あとパフパフいうやつ・・・ほら、あの笑点で「タンタカタカタカ スッチャンチャン〜パフッ!」っていうあの「パフッ!」って音だすやつ(笑)が 行進します。

♪ミスター・ボージャングル
しっとりと麻生さんと北村さんの歌声。ミスター・ボージャングルを歌い出します。 そしてセンターには、車椅子に座った玉野さん。ミスター・ボージャングルの晩年の 姿がそこにあります。するとそこに、若い頃のボージャングル役のダーリン藤浦さん が現れます。ストレッチをして、オーディションにのぞむ場面を思い起こさせる 雰囲気で、とても初々しいボージャングルを演じていらっしゃいました。そして 上手にはける時、センターにいる現在のボージャングルに会釈をしました。

次に出てくるのは、本間さんで、全盛期のボージャングル。動きにエンターテイナー の要素や独自の味をもたせたボージャングルを演じています。そしてやはり、現在の ボージャングルに会釈をして上手へはけて行きます。

そして慈英さんは、膝を いためてしまって酒におぼれているボージャングル。タップを踏もうとしても 膝の痛みが襲ってきます。現在のボージャングルが、過去のその自分に何かを 言いたい(=酒を飲まないように)ように手を伸ばしますが、結局その時代の ボージャングルはポケットから取り出した酒を飲んでしまうのです。

最後にセンターにいる晩年のボージャングルが車椅子から立ち上がり、これまでの 人生を語るかのように、緩やかにタップを踏みます。。。素晴らしい演出でした。 先にも書きましたが、以前に観たサミー・デイビスJr.の誕生日セレモニーを 思い出しました。フランク・シナトラはじめアメリカの大御所のスター達が駆けつけた セレモニーで、サミーは車椅子に座っていました。「Dancin’来日公演」を 観た方はそちらを思い出すのでしょうが、私は観ていないのと、この時の番組が 心に残っていたので、サミーの姿を思い起こしたのかもしれません。

♪アメリカ
バンド演奏です。

♪ザ タップ メドレー
「On Broadway」からスタートとは、また良い曲からメドレー始めますよぉ。凄く 好き!この曲。一緒に踊り出したくなるリズムですよね。2曲目では、ちょっと マフィアな(笑)いや、シナトラな慈英さんが登場し、歌うのですが、盛り上がり そうになった時、いきなり「One」がかぶります。実によく構成されてる。この2 曲がこんなにピッタリとフィットするとはね。で、いつまでも「One」チームの前で 邪魔をする慈英さんは、「おまえ、そこ!邪魔、邪魔、邪魔〜♪」みたいな歌詞で おいやられます(爆)

そして慈英さん・本間さん以外(だったかなぁ。。。) 懐中電灯を顔の下から照らして、BGMにはファントムの前奏。そこから「42ND. Street」を歌い出します。そして途中から他のキャストも加わり、タップを踏む のですが、実際の42ND.Streetの「We're in the Money」での振り付けとかも はいっていました。次の「Shall We Dance ?」で面白いのは、麻生さんと北村さんが 最後のフレーズのところの「Shall We Dance? Shall We Dance ? Shall We Dance ?」 ってところを「おとこ・おとこ・おとこ〜」って歌ったところかなー(笑) 「今欲しいのはひとつっ、おとこー、おとこー、おとこー!」って笑いをとりました。 この曲も「I Feel Pretty」が途中からかぶるのですが、これがまたピッタリと マッチしていました。

「Get Me To The Church On Time」では本間さんが神父の役割なのかな。短い フレーズしか歌いませんでしたが、この曲も楽しい曲ですよね。私はドゥーリトルが歌う曲だったら この曲も好きだけど、「With a Little Bit of Luck」のほうがもっと好き!私は この作品って真央ちゃんので観ているのですが、最初に観た時のピッカリングが 益田喜頓さんで、あのトボケたピッカリングが大好きでした。あの味は喜頓さんじゃ ないと出せないよ。私の母は日本初演で観ているけど、やっぱり益田さんの ピッカリングだったそうです。浜畑ピッカリングもよかったけど、でもやっぱり 益田ピッカリングのほうが大好き。浜畑さんは「アイ・ラブ・坊ちゃん」の夏目 漱石がいいな。おっと話がそれちゃった(^^;)

確か慈英さんがまーた出てくるのだけど、邪魔扱いされた上、ダーリン藤浦さんに バーンって撃つ真似されて、倒れて退場(笑)、そしてその後、私も超感動した 「I Can Do That」!!マイクの役どころがケッコウ好きなんですよね。映画の ほうでも踊りが素晴らしかったですよね。で、これをダーリン藤浦さんが歌って 踊るのですが、ピルエットの軸もしっかりしてて美しいし、ジャンプも高い! 最後はバック転で決めて、「I Can Do That!」って終わるの。凄い良かった!

「My One and Only」、、、これね私観てない作品ってのも手伝って、曲がそれ 程わかってないせいか、記憶もそんなクリアじゃないの。本間さんと玉野さんが やってた。で、また慈英さんが出てきたような。。。途中で歌がとまった時、慈英 さんが音をとれないように、バンドまでが邪魔してました(笑)次の「Luck Be A Lady」は もーう大好きとかそういう次元じゃないので、曲を聞いただけでもうメロメロ 状態です。「Chitty Chitty Bang Bang」ではタンバリンを持って、ハンドルの かわりに持って歌います。男性陣が客席の通路まで降りてきました。この曲からは 客席で手拍子がおこっていましたよ。

次の「A Little Bit of Luck」では、確か楽しそうに 行進してたかなー。メドレー最後の曲では、全員一列に並んで、、、うーん表現が 難しいな。手を叩きながら、膝をに手をあてたり、肩に手をあてたり、左右の人に 手をあてたり、足の動きも交えながらの、、、(^^;)、、、ロールオフの動作も ありますが、ほぼ全員同じ動きをして、リズムがだんだん早くなっていくってもの でした。ごめんなさい、表現力がなくて。。。メドレーは客席の手拍子がおこり 楽しく終了しました。

♪It Don't Mean a Thing
センターに集まって、玉野さんの「It Don't Mean a Thing!」って掛け声が あり、みんながタップを踏むというのを2回繰り返し、音楽&タップが始まります。 この曲は懐かしいです。Nスタジオでは、10数年前は、ストレッチ、床を使った ストレッチ、バーレッスンの後のアイソレーションで使っていた曲でしたっけ。 一通り踊った後、この曲では、バンドスタッフ紹介・出演者紹介もありました。 そしてまた「It Don't Mean a Thing」がアンコールとして続き、あるフレーズでは「One More Time!」 ってのが何回か続き、結構つかれそうでしたけど、このショーのラストを飾って 下さいました。

♪Boogie shoes
これまた楽しいアンコールですね。客席との一体感が感じられました。最後の締めは 「いつの日かー、ま・ま・ま・また会いましょう〜Thank You So Much!」で終わりました。



川平慈英・玉野和典・本間憲一・藤浦功一
麻生かほ里・大浦みずき・北村岳子


☆2000年1月公演パンフレットより
M− 1マジック・シューズ 「Magic To Do」
(PIPPN)
振付:本間憲一  
出演:オールキャスト
M− 2スコルピオ2000 「Scorpio'94」振付:玉野和典  
出演:男性キャスト全員
M− 3私に夢中 「How Lucky Can You Get」
(And The World Goes'round)
振付:玉野和典
出演:女性キャスト全員
M− 4タップ!タップ! 「Tap Tap」
(The Tap Dance Kid)
振付:本間・川平
出演:川平(&本間)
M− 5デロドロリン 「Razzle Dazzle」
(CHICAGO)
振付:玉野和典
出演:玉野・本間・藤浦
      : 北村・麻生
M− 6ステッピン・アウト・
   ウィズ・マイ・ベイビー
「Stepping Out With My Baby」
(Easter Parade)
振付・本間憲一
出演:大浦みずき
M− 7つらい人生 「It's a Hard Knock Life」(Annie)
「Tomorrwo」(Annie)
「Castle On a Cloud」(Les Miserables)
振付:本間憲一
出演:川平・藤浦・北村
        麻生・大浦・本間
M− 8ミー・アンド・
    マイ・シャドー
「Dancin' Dan (Me and My Shadow)」
(Fossieより)
振付:玉野和典
出演:玉野・本間
M− 9いつかは・・・ 「Somewhere That's Green」
(Little Shop of Horrorsより)
振付:玉野和典
出演:麻生かほ里
M−10ザ・パペッツのテーマ 「I'm Your Puppet」
(エルトン・ジョン「The Duet」より)
振付:本間・川平・藤浦
出演:男性キャスト全員
M−11ステッピング・アウト 「Stepping Out」
(Stepping Outより)
振付:本間・北村
出演:北村・藤浦・本間
M−12マイ ジャム セッション 「Kinda Dukish」
(Sophisticated Ladiesより)
振付:玉野和典
出演:玉野和典
M−13夢に見た恋人 「Suddenly Seymour」
(Little Shop of Horrorsより)
振付:本間憲一
出演:川平・麻生
M−14マイ フレッド アステア 「Song and Dance Man」
(Hot Shoe Shuffleより)
振付:本間憲一
出演:本間憲一
M−15アイ ガット リズム 「I Got Rhythm」
(Girl Crazyより)
振付:玉野和典
出演:男性キャスト全員
        北村・大浦
M−16ミスター ボージャングル 「Mr.Bojangles」
(Dancin'より)
振付:玉野和典
出演:男性キャスト全員
        北村・麻生
M−17ザ  タップ  メドレー a)「On Broadway」(Smokey Joe's Cafeより)
b)「New York New York」(同名の作品より)
c)「One」(A Chorus Lineより)
d)「42nd.Street」(42nd.Streetより)
e)「Shall We Dance」(The King and Iより)
 +「I Feel Pretty」(West Side Storyより)
f)「Get Me To The Church On Time」
  (My Fair Ladyより)
g)「I Can Do That」(A Chorus Lineより)
h)「My One and Only」(同名の作品より)
i)「Luck Be A Lady」(Guys & Dollsより)
j)「Chitty Chitty Bang Bang」(同名作品より)
k)「A Little Bit of Luck」(My Fair Ladyより)
l)「Our Favorite Son」(Will Rogers Folliesより)
振付:玉野和典
出演:オールキャスト
M−18スウィングしなきゃ 「It Don't Mean a Thing」
(Sophisticated Ladiesより)
振付:玉野和典
出演:オールキャスト
E−  1スウィングしなきゃ 「It Don't Mean a Thing」
(Sophisticated Ladiesより)
振付:玉野和典
出演:オールキャスト
E−  2ブギー・シューズ 「Boogie shoes」
(Saturday Night Feverより)
振付:玉野和典
出演:オールキャスト