−Sunset Blvd.−

★STORY5★


send script ※舞台では第2幕が始まるシーンでは、ジョーが ブールサイドのベンチでサングラスをして、サングラスをチョットずらして その隙間から観客を覗くところで笑いをとったところで始まったと記憶して います。すっかりノーマのペットになってしまっているという設定です。 ここでは、舞台の元になっている映画のストーリーで紹介します。

屋敷の電話が鳴った。ベティ・シェーファーからの電話である。彼女はジョーを 探して、色々なつてでこの電話番号にたどり着いたようだ。しかし電話に出た マックスは「そのような人はいません。二度と電話をしないで下さい」と言い電話を切った。 誰からの電話かとプールサイドからノーマに聞かれてもマックスは間違え電話だった、と答えて ジョーに女性が電話をしてきた事には全くふれなかった。

屋敷内に戻ろうとするマックスをノーマが引き止めた。デミル監督に脚本を直接 渡してきて欲しいというのだ。「本当にデミル監督に脚本を渡すのか」という ジョーに、「遂にその日が来たの!デミルが獅子座で私がさそり座。今日の運勢は 最高なの!」と嬉しそうに答えるノーマ。
ジョー「I hope you realize, Norma, the script don't sell on the astrology charts.」
        (脚本は占星術コーナーでは売らないよ)
ノーマ「I'm not selling the script.  I'm sellin me.   Demill always said I was the greatest star ! 」
        (脚本でなく私を売るのよ。デミル監督はいつも 私の事を素晴らしいスターだって言っていたわ)
ジョー「When did he say it, Norma ? 」
        (いつの話だ?)
ノーマ「・・・ All right, it was quite a few years ago.  But the point is I never look better in my life !!
        You know why ??   Because I've never been this happy in my life !!

        (・・・わかったわよ、 何年か前の話よ。でも私が人生でこんなに輝いている時はなかったのよ。
          なぜだかわかる? だって今までこんなに幸せだったことはないんだもの!)

数日後、ジョーが「ロウ人形」と喩えている昔のスター仲間を訪問した。ジョーはブリッジの しかたや、タンゴの踊り方、そしてワインの選び方などを仕込まれていた。途中 ノーマが煙草を忘れたことに気付いた時、ジョーは自分の煙草を勧めた。しかし ジョーの煙草ではむせてしまう、というノーマに、彼女のいつも吸っている煙草を 購入しようと、マックスにドラッグ・ストアーに立ち寄るように言った。ひとり ドラッグ・ストアーに入っていくと、そこでアーティとベティに会ったのだった。 大晦日のパーティの時急にいなくなった事を詫びるジョー。アーティはしきりに ジョーの高価な服装をからかっていたが、ベティはそれをさえぎり「ずっとあなたを 探していたの!素敵なニュースがあるの。あの先生キャラが売れるわ!」と目を 輝かせて言った。
ベティはジョーのエージェントや組合に電話して、やっとのことで ジョーのいるあの屋敷の番号を入手して連絡をとろうとしていたのだ。それを 外国なまりの男性、つまりマックスに「そのような人はいない、聞いたこともない」 と電話を切られてしまっていたのだ。ベティはあの大晦日のパーティでジョーに 一個所だけ気に入ったという部分に出てくる人物が「売れる」というのだ。原案は すでに作ってあるので、ジョーに手助けして欲しかったのだ。ベティは一生、閲覧係 として、脚本を読むだけの人生を送りたくなかったのだ。自分自身で本を書きたい、 という野望があった。でもジョーは「もう脚本は書かない」と言い残すと、 迎えに来たマックスの後を追って、店を出ていってしまった。

paramount ジョーがふさいでいると、ノーマはレビューショーをみせた。昔自分が出演した 作品だったり、チャップリンの格好をしてチャップリンの物真似をしたりして ジョーを楽しませようとしていた。ジョーはふさいでいたというより、実は アーティの婚約者のあのベティの事を考えていたのだ。目をキラキラ輝かせて 「いつか自分の名前がスクリーンに載る」ことを夢見て、ヒット作を書くと 野望を抱いている。。。

そんな時ノーマにパラマウントから電話があった。「ほら!デミルが飛びついたわ!」 と歓ぶノーマ。しかしその電話がデミル自身からの電話でない事に憤慨し、 「私は20年も待ったのよ!デミルも私を待つといいわ!」と電話を切らせた。

それから3日くらい後だったろうか、、、パラマウントから緊急だという電話が あった。ノーマは入念に化粧をほどこし、デミル監督のもとに直接出向いた。 パラマウントの入り口でマックスがクラクションを鳴らした。「デミル監督に 面会だ。門をあけてくれ」と言うが、若い警備員はアポイントも通行証もない 彼等を通そうとしない。するとノーマが警備室にいるベテランの警備員に向かって 声をかけた。「ジョンジー!」するとその呼ばれた警備員はノーマに気付き、 「この方は例外なんだよ」と若い警備員に言い、門を開けて彼等を通した。

デミル監督が撮影をしている18番スタジオに警備室から連絡が入った。
「あのヒドイ脚本のことで来たんだな。。。」




次頁に続く