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チャイルドシートエキスパート
アメリカのCPSトレーニングコース
コースについて:スタンダードチャイルドシートセーフティートレーニングコースはアメリカではチャイルドシート装着の専門家(エキスパート)になることに関心のある人ならだれでも受講できます。最寄のCPSトレーニングがいつ開催されるかのスケジュールは、NHTSAの事務所から入手できます。コースは一般的に丸4日間のセミナーになります。セミナーには衝撃力学や、シートベルトのシステムについての講習も含まれており、チャイルドシートのあらゆる機能について理解できるようになっています。コースには実際に手を使ってチャイルドシートの装着を実践することももちろん含まれています。多くのクイズテストが実施され、最終日には修了の筆記テストがあります。認定を受けるためには,様々なタイプのチャイルドシートをどのように装着するかに精通し、シートベルトの機能を正しく理解し、正しく使用することができるようになることが要求されます。多くの場合、セミナーの5日目には親たちと子供を相手に、実際にチャイルドシート装着の点検(セーフティチェック)を行います。親たちに正しいチャイルドシート装着を、コミュニケーションをとりながらアドバイスしていきます。最終日のセーフティチェックは、難しくそして技術的なポイントを親たちにコミュニケーションをとりながら説明するという大切なトレーニングの一貫なのです。これによって親たちは“どのように”装着するのかだけでなく、“なぜ”そうすべきかを理解するようになるのです。
アメリカではどのような人たちがこのトレーニングに参加するのでしょうか?参加者の多くは、警察官であり、消防士であり、看護婦であり、地域の医療関係者だったりします。このコースは安全の専門家たちのためにあり、技術的に十分な適応能力を高めていくよう提唱しています。ですから、彼らは他の専門家たちに教えることができますし、またチャイルドシートセーフティクリニックに参加することができるのです。参加者たちは一般の人たちがチャイルドシートの間違った使い方をしていることを正しく指導し、専門的な立場で安全な実践を推進するための地域社会の中心的なメンバーになることが期待されています。現在アメリカでは認定されたチャイルドシートエキスパートは16000名ほどいます。この数は日に日に増えています。
アメリカでは、チャイルドシートセーフティは多くの地域社会のリーダーたちにとって、ひとつの重要な問題なのです。このようなCPSテクニシャンたちのように実践的なトレーニングを受けたプロ集団は現在日本には私どものCSS以外にはないでしょう。正しい実践を促進して、親たちのチャイルドシートに対する心配を解決する、ボランティアの団体をもっと多く設立する必要があります。また警察官や消防士などもエキスパートが増えることが望まれます。医療関係者もしかりです。子どもを守ることは、結局は、社会を保護するためのものなのです。実際に子どもや社会を保護する立場にある方たちにはぜひとも積極的にエキスパートになっていただきたいものです。
  私は固く信じているのですが、教育の段階としてまずは親から始めるべきだと思うのです。というのも親が自分の子供に安全な行いを教えるからです。念を押しますが、親がシートベルトを付けないで、子供が自分からすすんで付けるでしょうか?子どもを教育するのならば、本当に初めからがいいのです。それは子供が生まれた時です。親が病院から一歩外に出て、車にのりこむときから始めなければならないのです。車の中では、子供を抱きかかえる最初のものは、母親の腕ではなく、安全なベビーシートであるべきなのです。この意味で、医療関係者の方々がこのようなコースに関心を示していただきたいと切に願います。
ここでご紹介したCPSトレーニングをベースにして日本向けに私どもが開発したものがCSSトレーニングになります。日本では4日間プラス1日という日数をとることがかなり困難であるために、日数的には2日間プラス1日にまで短縮した形がスタンダードコースになっています。すでに900名以上がトレーニングを受講し、エキスパートになっています。CSSトレーニングについては別項にてご説明しておりますので、そちらをご覧ください。
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