幼児用ベビーシートのセーフティチェック

(12ヵ月または9kgまでベビーシートまたはコンバーティブルシートの後向き、メーカーの推奨する年齢、体重、身長を必ず確認のこと)

  • どちら向きになっていますか?後向きで、後部座席に装着するべきです。
  • 角度は正しいですか?チャイルドシートの背もたれの傾きが座席の水平部分から45度の角度になっているかを確かめてください。ベビーシートによっては角度がわかるレベルゲージを搭載しているものもあります。レベルゲージがなくても、四角い紙を利用して簡単に45度をつくれます。紙を対角線に半分に折ってください。その角度が45度になります。シートの背もたれに折った紙をあててください。紙の頂点を地面の水平部分にあてます。あわなければ、45度にあうまでシートを調整すればいいのです。傾きを調整する機能が搭載されているシートもあります。もし調整機能がなくても、丸めたタオルや毛布を用意して、角度が合うようにシートに置いてください。
  • ハーネスストラップは正しく使われていますか?平らでしょうか?くちゃくちゃになったり、折り曲ったり、擦り切れたりしていませんか?あなたの子供をシートに固定するにはハーネスストラップしかないので、重要です。80kmの衝突時、10kgの子供は瞬間に300kgになります。300kgの子供をシートに繋ぎ止めるものは何でしょう?ハーネスしかありません。ですから、ハーネスは常に良い形状にしておいてください。しわしわになったら、平たくしてください。糊付けなど出来る場合には糊付けしてハーネスを良い状態にしてください。メーカーによっては洗えるものもあります。洗い方はメーカーの指示にしたがってください。
  • リテイナークリップは子どものわきの下の位置ですか?リテイナークリップは高すぎても低すぎてもいけません。もう1度くりかえしますが、あなたの子どもは80kmの衝突時には体重の30倍の重さになります。ハーネスが正しい位置にないと、衝突時の衝撃を、子どもの体に均等に分散することができず、子どもの体や内臓への傷害を最小限におさえることができません。
  • 子どもはシートにしっかりと固定されていますか?固定されているかどうかをみるには、肩のあたりのハーネスストラップの下、子どもの鎖骨あたりに指を1本いれてください。緩すぎたら、ストラップをきつく締めなおしてください。冬の季節には親が子どもに厚着をさせる傾向にありますが、厚着はさせないでください。厚着だとハーネスの締まり具合の確認しずらく、間違った判断を招きます。子どもは部屋着にして、毛布を上からかけるなどして温かい状態を作ってください。そうすれば、正しくハーネスストラップの締まり具合を確認できます。
  • ハーネスストラップが正しい位置から出ていますか?子どもをシートに固定するハーネスストラップは正しい位置から装着されなければなりません。子どもの肩の位置または肩より下の高さにあるシートのハーネススロット(背もたれ部分の穴)から、ハーネスが出ていなければなりません。絶対に子どもの肩より上の高さにはしないでください。
  • 必要に応じて、ベルトロッキングクリップを使うことは正しい方法です。ELR式ベルトの場合、このクリップを使用することがシートを固定する唯一の方法なのですから。

注意:子どもの首がしっかりしてきたようだから、頭をまっすぐにして座らせてもたいじょうぶだと親が勝手に判断するのは危険です。ある雑誌では、赤ちゃんが自分の頭をまっすぐに支えられるようになったら、45度の角度をつけない前向きのチャイルドシートに座らせることができるといっています。しかし断定はできません。一般的に、なるべく長い期間、後向きの状態で赤ちゃんを乗せてあげる方がよいのです。ですから、赤ちゃんがこの体勢で座っているのに無理がないうちは、12ヶ月以上たっても、後向きのシートに乗せてあげた方がよいです。後向きの体勢が赤ちゃんにとっても、ヨチヨチ歩きの子供にとっても、少年・少女にとっても、大人にとっても、誰にとっても一番安全な体勢なのですから。ただし、チャイルドシート規定のガイドライン(体重制限など)がありますので、ガイドラインは守らなければなりませんから、ガイドラインぎりぎりまで後向きで座らせることをおすすめします。

前向きチャイルドシートのセーフティチェック

(12ヵ月または9kg以上の前向き子ども用、コンバーティブルシートの前向き、メーカーの推奨する年齢、体重、身長を必ず確認のこと)

  • 角度は正しいですか?シートはまっすぐに、またはメーカーの装着マニュアルに従って位置を決めてください。まっすぐにできない場合、メーカーによっては丸めたタオルや毛布を使って正しい位置にすることを認めているでしょう。
  • ハーネスストラップは正しく使われていますか?平らでしょうか?くちゃくちゃになったり、折り曲っていたり、擦り切れていたりしませんか?あなたの子供をシートに固定するためにはハーネスストラップしかないのですから、重要なことです。80kmの衝突時、20kgの子どもは瞬間に600kgになります。この600kgの子どもをシートに繋ぎ止めるものは何でしょうか?ハーネスしかありません。ですから、ハーネスは常に良い形状にしておいてください。しわしわになったら、平たくしてください。糊付けなど出来る場合には糊付けしてハーネスを良い状態にしてください。メーカーによっては洗えるものもあります。洗い方はメーカーの指示にしたがってください。
  • リテイナークリップは子どものわきの下に位置していますか?リテイナークリップは高すぎても低すぎてもいけません。もう1度くりかえしますが、あなたの子どもは80kmの衝突時には体重の30倍の重さになります。ハーネスが正しい位置にないと、衝突時の衝撃を、子どもの体に均等に分散することができなくなり、子どもの体や内臓への傷害を最小限におさえることができません。
  • 子どもはシートにしっかりと固定されていますか?固定されているかどうかをみるには、肩のあたりのハーネスストラップの下、子どもの鎖骨あたりに1本指をいれてください。緩すぎたら、ストラップをきつく締めなおしてください。冬の季節には親が子どもに厚着をさせる傾向にありますが、厚着はさせないでください。厚着だとハーネスの締まり具合の確認しずらく、間違った判断を招きます。子どもは部屋着にして、毛布を上からかけるなどして温かい状態を作ってください。そうすれば、あなたは正しくハーネスの締まり具合を確認できます。
  • ハーネスストラップが正しい位置から出ていますか?ハーネスストラップは子どもの肩の位置または肩より上の高さにあるシートのハーネススロット(背もたれ部分の穴)から、ハーネスが出ていなければなりません。幼児用ベビーシート(肩の高さまたは肩より下の高さ)とは異なりますので、間違いないよう注意が必要です。またチャイルドシートの裏側を見てください。肩ハーネスが一番強化された部分やスロットからつながれているかを確認してください。メーカーによってはたまに一番上のスロットのみを強化し、その下は強化していないこともあります。繰り返しますが、子どもが20kgなら、80kgの衝突の瞬間には600kgになります。チャイルドシートの本体は引き千切れることなくハーネスにつながっていなければならないのです。あなたはメーカーが強化しているスロットにハーネスをつながなければなりません。(注意:後向きベビーシートまたはコンバーチブルを後向きに使用する場合には、強化されたスロットにハーネスをつながなくても結構です。)
  • 必要に応じて、ベルトロッキングクリップを使うことは正しい方法です。ELR式ベルトの場合、このクリップを使用することがシートを固定する唯一の方法なのですから。

注意:市場に出回っている大半のチャイルドシートには問題があります。多くのチャイルドシートにELR式ハーネスが搭載されています。これはあなたが車中で座席に座っている場合と同様に、あなたの子どももシートの中で動けるようにしてあるものです。この機能は子どもにとって快適であるでしょうか、安全ではありません。というのも子どもをチャイルドシートに固定するのが大変難しいからです。ハーネスが緊急時でないとロックしないので、1本の指を差し込んでも、緩みを確認できないのです。あなたがチャイルドシートの中にいる子どもに動く自由を与えれば、事故直前にあるべきな、安全性の上で一番理想的な状態を作ることは大変に難しいのです。一般的にチャイルドシートは衝突時にあなたの子どもを確実に抱え込むものでなければなりません。ですから、固定できるハーネスを使用するのが一番なのです。もしも長時間のドライブ中であれば、子どもが落ち着かない状態でまっすぐに座っていられないかもしれませんが、私たちは子どもにとっての快適さよりも子どもの安全を議論しているのです。アメリカでは子どもたちには、ベビーシートにはじまり、チャイルドシート、そしてブースターシートと必ず安全シートに乗るよう親が教育しています。

ブースターシートのセーフティチェック

(14才以上または20kg以上37kg以下の子ども用シート、メーカーの表示に従うこと)

  • シートベルトは正しい位置ですか?ブースターシートの目的は、座席上の子どもを持ち上げることによって、車に搭載されているシートベルト自体を子どもに合った正しい位置にして、子どもを保護することです。肩にあるベルトと腿のつけねにあるベルトが子どもにとって正しい位置にあるかを必ず確認してください。肩ベルトが子どもの首に重なっていないかを必ず確認してください。時々、子どもが自分で肩ベルトから抜け出して、ベルトを体の後に持っていくこともあります。言うまでもなく、これではシートベルトによってまったく保護されなくなります。腿のつけねのベルトだけが子どもを保護するハーネスとなってしまいますから、子どもは衝突時には腹部や脊椎にひどい重傷を負うという危険にさらされます。
  • シートベルトはきつく締められていますか?大人と同様、ブースターシートを使用するようになった子どもは車に搭載されているシートベルト自体に守られます。バックルを留めた後に、指一本を差し込んで、締まり具合を確かめる必要はありません。あなたが自分でシートベルトのバックルを留めた時にするように、シートベルトを引っぱってシートの着用具合を試せばよいのです。座る位置に太もも用のベルトしかない場合には、肩ベルトのある位置にブースターシートを移動してください。ブースターシートは助手席に使用できます。しかし繰り返しますが、座席をできるかぎり後にひいた状態にしてください。
  • ロッキングクリップは?メーカーの指示がないかぎりは、ベルトロッキングクリップを付ける必要はありません。多くの場合、車のシートベルト自体がその役目を果たします。

子どもをチャイルドシートにじっと座らせるためのヒント

子どもは動くもの…とはよく言います。立つことを覚え、自立心が芽生え、好奇心旺盛な子どもが動くことは自然な行為です。では親はどうすればよいのでしょうか?まずはバックルは子どもが簡単に触ってもはずれない堅さのものをえらんでください。またハーネスシステムがぴったりしているもの、肩のストラップを使用しているもの、子どもの胸の部分にリテイナークリップのあるものを選んでください。

子どもが自分の座席に座らない限りは、車を発車しないということを子どもに教えてください。じっと座るまでは絶対に車を発車させないでください。子どもが立ちあがるようであれば、すぐに道路脇の安全な場所に車を止めてください。あまりにも厳しく強制することは残酷なようですが、きちんと座っていられたら良いことをしたといってご褒美のようなものをあげるのもよいでしょう。

子どもがチャイルドシートに座ることに慣れるまでは、根気強くトレーニングをしていくのがよいでしょう。良い例なのですが、最初はまず子どものお気に入りの場所への手短なトレーニング走行をしてみるのはいかがでしょうか?子どもは自分のお気に入りの場所に行くために、ちゃんと座らないといけないことを覚えて、じっと座ることに慣れてくるでしょう。お気に入りの人形やぬいぐるみをチャイルドシートに座らせてみせて、実際に車に乗せて、どこかに連れて行くような真似を子どもに見せるのもよいでしょう。自分のお気に入りの人形がじっと座るのを見て、子どもも少なからず座ることに対して理解を示すでしょう。大切なことですが、車に乗るたびに決まりを守るようにしなければなりません。1回くらい子供を自由にしてもいいだろうという考えでは、次に子どもを正しく座らせることを困難なものにします。