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サイト開設から2年
当初、子どもをチャイルドシートによってどうやって守ればいいのかというアイディアが日本にまったくないことに大変フラストを感じていた。そのためにチャイルドシート先進国アメリカの情報をベースにこのホームページの開設を思い立ったのだが、その当時はチャイルドシートに関してのホームページは唯一われわれCSSのものだけだった。というのも、チャイルドシートの歴史のない日本において正しい情報は皆無に等しかったから仕方のないことである。サイト開設当初、アメリカと日本は国民性が違うし、事情が異なるからおたくの言っていることは日本では通用しない!ととあるチャイルドシートメーカーのお偉いさんに脅しまがいの文句を言われたこともあった。しかし、アメリカだろうと日本だろうと走っている車は一緒だ。守るべきものが子どもであることも何も違いはない。アメリカの20年の歴史が、そして多くの犠牲になった子どもたちの血で築きあげられたチャイルドシートに関する基準・規制・トレーニング・セーフティチェックなどのノウハウは間違いなく日本でも通用するはずなのだ。 2年がたち、よくよく見てみれば、日本で実際に行なわれている主な団体の活動のベースになっているのはアメリカのNHTSAのCPSトレーニング、そしてテクニシャンによるセーフティチェックのノウハウであることは内容を知る人間にははっきりとわかることである。まるまる日本独自のものというのは存在しえない。子どもを守るというコンセプトに日本もアメリカもない。われわれは正しいことをしてきたと思っている。われわれが2年前に言っていたことは間違っていなかったのである。これからも、いち早く、将来的な問題を提起しつつ、それらの早期解決を訴え、あくまでも公平な立場から、安全なチャイルドシートで子どもたちが安全に守られる社会になるよう、お父さん・お母さんの応援活動を続けていきたい。 現在、ずいぶんとたくさんチャイルドシートに関するホームページがでてきた。ニュービジネスとして出現したものもある。しかし、多くは販売するだけ、レンタルするだけ、PRだけのものであり、われわれのように教えることはしない。その点を大変に憂慮している。ハード面だけがいくら充実しても、ソフト面でのサポート体制がまるでなっていないのが今の日本である。これまでよりもさらにこれから、ソフト面が重要になるはずなのだ。アメリカのチャイルドシートの歴史がそれを証明している。問題が起きてからでは遅い。犠牲になるのは子どもたちなのだ。このホームページは子どもたちを心配しているそんなご両親、保護者の方々にとって、またソフト面でのサポート体制としてわれわれと一緒に活動して行こうと思ってくださる方々のひとつの出発点になればと思っている。 |