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ハキリアリは主に中南米に生息し、地下の巣の中に「キノコ畑」を作っている特殊なアリだ。巣の奥のキノコ畑では、働きアリが特殊なキノコ菌を植えつけ自分達の食糧にするために育てているのである。このキノコを育てるために必要な植物の葉を、強靱な顎で噛み切って巣へと運んでいるのである。(葉っぱが大きいのでかなり重そうだけど、見ているとけっこう運搬速度は早い!)
巣の中では、持ってきた葉をキノコの苗床にするためにパルプ状になるまで細かく噛み砕かれる。土の中は高温多湿なのでキノコ栽培に向いているらしい。 さらにハキリアリは、キノコを病原体から守るために5000万年も前から抗生物質を利用しているという。病原体を抑える抗生物質を作る特殊な細菌も、キノコ畑で分泌して培養するらしい。うーん、なかなかすごいアリだ! しかも、ハキリアリはキノコ農園だけでなくアブラムシを飼育しているらしい!? アブラムシが分泌する汁はハキリアリの大好物なので、巣の中で安全な時期までアブラムシを卵から育ててあげるのだ。その後植物に戻してあげて、お尻から甘い汁を分泌してもらっているのだという。やるなあ、ハキリアリ。 |
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