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9月3日(水) ワイルドアームズの第一作がPS2でリメイクされると聞いて、わざわざ旧作を買ってきた私はひねくれ者ですか?(挨拶)
「読む専」は漫画批評系サイトです。 誰がなんと言おうとそうなんです。それがこの1ヶ月以上、まったく批評らしい批評をしてません。時期も時期ですし、まるで夏休みの宿題に追われる小学生のように、一気に片付けてしまおうと思います。
……と書いたのが8月31日で、結局今日になってようやっと終った。9月に入ってまだ宿題に追われているあたり、学生時代とまったくと同じだ(ダメ)。 ●ホムンクルス 1巻 山本英夫 スピリッツ連載中 ホムンクルスといってもバルキリースカートは出てきません。「殺し屋1」「のぞき屋」「おかま白書」など独創的な作品で知られる山本英夫の新作。トレパネーションという頭蓋骨に穴をあける手術を受けた主人公は、やがて不思議なものが見え始める……という、言ってみれば超能力物なんですが、あまりそんな感じはしません。が、しょっぱなからスゴイ迫力です。いや、手から光線は出ませんし、超人決闘もありません。物語自体に派手さは一切ないですが、人物の書き込みが、いやがおうにも迫ってくるんです。説明はしづらいのでぜひ手にとって見てもらいたい漫画、かなりお薦め。 ●よつばと! 1巻 あずまきよひこ 電撃大王連載中 帯にも「原因不明の大ヒット作」と書かれている「あずまんが大王」で一世風靡した、あずま先生待望の新作。よつばちゃん可愛いねえ。この人の作品には、絵も、キャラも、話にも不快なものが何もない。「あずまんが」の嫌われキャラのともちゃんでさえ、不快とは程遠い。不快に感じないように描けるのが、この人の才能なんでしょうなあ。特に好感度が極めて高い絵は、それだけで値千金の価値があります。読んだあとホントすっきりと元気になれるまんがです。万人におすすめ。 ●エアマスター 19巻 柴田ヨクサル ヤングアニマル連載中 相変わらず激面白いです。深道バトルロイヤルも中盤戦ですが、キャラ一人々々のドラマを丁寧に、しかもスピード感を失わず展開させていきます。いや、燃える燃える。面白い漫画を読みたい人はぜひ手にとって欲しいです。 ●ラヴ・バズ 1巻 志村貴子 キングダム連載中 もう一つ最近始まった「放浪息子」や、代表作の「敷居の住人」もそうなんですけど、この人、ダメ人間を描かせたら天下一品ですな。ダメである自分を知りつつも、そこから抜け出そうとはしないダメ人間たちの人生を、客観的な視点で淡々と描写していきます。普通、そういうダメキャラは嫌われるんですけど(実際好感度は高くないけど)、この人が描くとなんか憎めないんですよね。今回は女子プロレスの世界から1度逃げたダメレスラーのお話。子供連れで帰って来たんだけど、やっぱりダメなまんま。うーん、共感できるなあ(ダメ)。まったく起伏のないドラマなのでやや上級者向け、漫画好きならお薦め。 ●新天地無用!魎皇鬼 5巻 奥田ひとし ドラゴンエイジ連載中 どうやらOVAシリーズ第3期が8年ぶりにリリースされるそうです。まあ、1期も2期も見ていない私には知ったこっちゃないですが。ええ、白状しますと、この作品のアニメ(アニメが原作)、1個も見たことないです。ただ奥田ひとし先生の作品なので買って読んでいるだけ。完全に原作指向の作品にも関わらず、それを知らない人間も楽しませる作品を描くことのできる奥田先生は、素直にすごいと思います。派手さもないしオリジナリティもないですが、1話1話キャラを大切にしつつ「読める」物語を描いている極めて丁寧な仕事振り。天才肌ではないですが、職人肌の大変真面目な作者さんとして頭の下がる思いです。若い漫画家さんはこういう人を参考にすべきだと思います。 ●裏剣道ZERO 上下巻 松山せいじ 秋田書店刊 ヒドイ。正直ここまでヒドイとは思わなかった。絵、ストーリー、キャラクター、構成、どれをとっても水準以上のものがない。これが商業ベースで連載されてたのは罪悪に等しい。つうかよくこれで原稿料払ってたな、ガンガン。松山せいじは奥田ひとし先生を見習え。シャレで買う以上のものは一切なし、期待しないように。 ■今日までの買い物:「エアマスター」19巻、「先生がいっぱい」1巻、「ラヴ・バズ」1巻、「パラダイス キス」5巻、「バキ」19巻、「新天地無用!魎皇鬼」5巻 |
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9月6日(土) 黒沢さん……。(つД`)(挨拶)
今週の「最強伝説黒沢」を読んで、自分の走馬燈に出てくる女の子が、七尾こずえさんとかナウシカとかセイラさんとかサラとか多葉田要子さんとか谷山舞奈たんとか鮎川まどかとか彩孤由貴たんとかシスターアンジェラとか熊耳武緒さんとか井上真由子ちゃんとかおキヌちゃんとかスエインとかレラ・カムイとか伊吹マヤちゃんとか清川望ちゃんとかティファとか蓬仙あおいちゃんとか小林彩ちゃんとか西村澄緒たんとか森精華ちゃんとかココネとか神代やよいとか神無ちゃんとかセラス・ヴィクトリアとか八重樫葉ちゃんとかシャーリーたんとか機織紡さんとか野中晴ちゃんとか大阪とか雨宮ゆり子たんとか西野つかさちゃんとか姉崎まもり姉とか森桃里ちゃんとかコータくん(女?)とか津村斗貴子さんとかひだりたんとかにならないように生きていかなければと強く思いました。
手遅れとか言うな。 ■今日の買い物:「妹は思春期」3巻、「鉄腕バーディー」2巻、「Heaven?」14巻 |
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9月9日(火) 前回更新の女の子の名前、全部分かった人は人生を見つめ直したほうがいいと思います。(挨拶)
……オレだけ? ま、まあいいや。 もし全部分かった人がいたら(いるわきゃないと思いますが)メールください。ただ他のはともかく「サラ」があまりにもありふれていて名前だけじゃ難しいと思いますので、ヒントを。名作SF作品のチョイキャラで、登場コマ数は20コマくらいかなあ。苗字が出てこないんですけど、もしかしたらマーなんとか言うかもしれません(確定ではない)。登場箇所こそ少ないものの、かなり影響あるキャラでした。あ、あと名前はだいたい時代順に並べてるつもりですので、そこらへんも参考に。
●MADARA四神編 星樹 角川書店刊 超久しぶりに刊行されたMADARAシリーズ。なんと台湾の漫画誌に発表されたMADARAシリーズだそうです。私も四神編の名前は知ってましたが、この漫画の存在は知りませんでした。壮大な話を1冊に詰め込んでいるので、やや早回しの感は拭えませんが、短い中でなかなか上手くまとめています。星さんが学生時代に描いた作品らしいですが、いやあ頑張ってますね、感心しました。だから、この本自体は高く評価するんですが……。あの大塚英志大先生が後書き書いてるんですよ。しかもまたなんか「大人の事情」とか言ってますよ、性懲りもなく。( ゚ 3゚)∵ ペッ! ※クロは続きが読めない苦痛で、大塚先生が大分嫌いになってしまったようです。でも買うけど。 ■今日までの買い物:「賭博破戒録カイジ」10巻、「頭文字D」27巻、「MADARA四神編」、「20世紀少年」14巻、「PS羅生門」4巻、「オメガトライブ」7巻 |
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9月13日(土) 祝・サーラ復活!(挨拶) つーか、この前あんな事(8月24日参照)言ってた作品が、まさかこんな早く読めるとは思わなかったなあ。しかし、この「ロール&ロール」って普通の本屋で売ってんの? 一度も見たことない気がするけど。 まあ、何とか手に入れて読んでみたいと思います。
最近ある方に指摘されたんですが、私はオタクじゃないそうです。ええっ!って自分でも大びっくりしたんで、そのときの会話でも再現してみます。
「でも、漫画5000冊も持ってるような人間がオタクじゃないなら、世の中にオタクなんかいなくなりますよ」 「そういうことをするのは『マニア』よ。『マニア』と『オタク』はぜんぜん違うわ」 「どう違うんです?」 「マニアは作品そのものを愛でる人。だから広範な知識を求め、良い作品を探して奔走する。そして良い作品と出会えることと、知識を求めること自体を快感とするの」 「はあ、確かにそうですけどオタクは違うんですか?」 「オタクは作品の良し悪しなど問題としないの」 「しないんですか?」 「したら、『キャ○翼』とか『聖○士○矢』とか、最近の『テ○プリ』とかがウケる訳ないじゃない」 「(いや、そんなはっきり言い切っちゃって……)ま、まあ、そうですね。でも、それらが駄作だって分かっていながら、何で入れ込むんですか?」 「オタクはキャラさえ良ければそれでいいの。もっと本能を使って、キャラを妄想の中でいいようにすることが目的なのがオタクよ」 「な、なるほど(いいように?)」 「たとえば『エヴァ』で原典とか探して作品性がどうとか、キャラの心理がどうとか論じるのがマニア。カヲル君とシンジ君があのお風呂場から上がったあとに何をしたのか脳みそフル回転させるのがオタク。腐女子の99パーセントは後者ね」 「はあ……(カヲル君、何をしたの!)」 「あなたの漫画の感想とか聞いてると、『萌え〜』とか言いつつ、そのキャラ自体よりも作品内での役割とか性格付けの背景とかを気にしている。本能じゃなく頭で考えて萌えてるわ。だから、あなたはマニア。まだまだオタクにはなりきれてないわね」 「そ、そうですか……」
そう指摘した人はコミケ歴10数年、キャプ翼世代から参加の筋金入り801腐女子の方なんで、言うことに説得力があります。女性の目線からの意見ですけど、男性のオタクにも当てはまるんじゃないでしょうか? 確かに私は好きな作品をいじくっているアンソロジー本とか大嫌いですし、素人が作った本編を超えるところのないパロディ本とかの何が楽しいのかサッパリ分かりません。優れた才能の描いた完成度の高いキャラクターが活躍するのを見るのは好きですが、そのキャラでオナニーしようと思ったこともありませんし。むしろそのキャラクターを生み出した才能にこそ惚れるタイプです。
良かったか悪かったのかよく分かりませんが、とりあえず私の萌えなどまだまだなんですね。特にオタクにランクアップしようとも思いませんので、このまま漫画マニアとして強く生きていこうと思いました。
と言うことで、ここは漫画マニアのクロがお届けする「読む専」です。これからもよろしく。
ちなみに今日のオチは、そう指摘してくれた方が私の彼女さんだということです。今回の更新見られたら殴られます、たぶん。 ※今回の日記は消される可能性大です ■今日の買い物:「無敵看板娘」5巻、「全日本妹選手権」4巻 |
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9月18日(木) サーラが買えねえ。(挨拶) まあ、発売している書店がこれだけじゃあ、近くでちょっとって訳には行かないわ。だいたい「イエローサブマリン」とかってホビーショップだろ。書店で売ってくれよ。うー、しょうがないから休みにでも買ってきます。
少年チャンピオンで連載していた「えん×むす」が終ってしまいました。 某「ちゆ12歳」(最近復活気味?)にも紹介されてましたが、作家の瀬口たかひろ先生が自身のホームページ語られたとおり打ち切りだったようです。 それを見ますと、瀬口氏はラブコメをしたくなかった、編集部はラブコメを求めていた、と言う構図が見えます。編集部の言い分もよく分かるだけに残念ですねぇ。 なんせチャンピオンには正統なラブコメと言うものがほとんど存在しません。現在ラブコメといえるのは、正統どころか異端中の異端「エイケン」のみ。最近の作品を振り返って見ても、それこそ瀬口氏の「オヤマ!菊之助」(ラブコメかどうかビミョー)とか「2×2」(ビミョー)とか「バロンコングバトル」(勝利のメイクラブ!)とかで、正統といえるのは「ななか6/17」(雨宮たん萌え)とか「NUDE」(貧乳少女萌え)くらいでしょうか。 つーかねえな、本当にねえな。
ですから編集部が、ラブコメが描けるであろう瀬口氏と可愛いソーニャに期待するところ大であったのはよく分かるのです。 が、ちゆ12歳でも指摘されている通り、それが果たして読者に期待されていることがどうかは微妙です。 柳さんが調教されて首輪・メイド服で出てきたときや、子供たちが射撃の的にされてるときや、ソーニャの身体中の骨を折る暴行を加えているときや、ごく普通に人々が惨殺されていく話を読みながら、クラっときたと共に、「ああ、いかにもチャンピオンだなあ」と妙に納得したものです。 読者がチャンピオンに期待しているのは、当たり前のラブコメではなく、チャンピオンでしか許されない明らかにネジが一本飛んでいますという変態漫画である訳です。 とはいえ、それではチャンピオンはいつまでも歪んだマニアのための歪んだ少年雑誌のままであることは明らかですから、そこから脱却したいチャンピオン編集部の苦悩がひしひしと感じられます。
求められるものと目指すもの、アンビバレンツな現状に悩むチャンピオンの犠牲となって終了したともいえる「えん×むす」。最近、面白くなっていただけに非常に残念です。
つーか、こういうことを考えてる私みたいな歪んだファンが多いことがチャンピオンの悩みなんでしょうね。 ■今日の買い物:「魁!!クロマティ高校」7巻、「スクールランブル」2巻 |
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9月24日(水) 「モン・スール」はコミックシードで読みました。(挨拶)
私のネット経験は大学2〜3年生の頃からで、ある教授がネット経由のメールで送ったレポートしか受け付けてくれなかったので、半分仕方なくインターネットに触れたのが最初です。まあ、PC−88時代からのパソコンユーザー(ゲームオンリーでしたが)だったので、ワープロソフト(まだDOS版の一太郎で黒バックでした)くらいは使えましたし、特に抵抗もありませんでしたけど。 そのレポートを送るために、メールソフトとブラウザに始めて触れたわけですが、その頃のブラウザはまだ「IE」なんか見たこともなく、「ネスケ」があったかどうかでメインは「モザイク」というものでした。今考えると本当に酷い機能だったと思いますよ。 でも、その不便なブラウザの先に広がる情報の量には正直驚いたものです。まだ個人サイトなどほとんどない時代でしたが、企業系や政府系の読んでも面白くもないような情報でも読み漁りました。 社会人になって2〜3年して、自分のパソコン(キヤノンのイノーバでした)を買い、自分でネットに接続して個人サイトに触れ始め、最初はつまらないネット小説(ときメモSSとか)なんか読んでたんです。それが、いつだったか「FGH」を見つけてゲーム系の批評を読み始め、そのうち必然的に漫画の批評系を探し始めました。 そのとき見つけたのが言わずと知れた「かまくら」と「魁!!漫画塾」です。
ウチのサイト見りゃ、私がどれだけこのサイトに影響を受けているか一目瞭然、本来ならリンクのトップに上げたいサイト様でした。実際私がサイト始めたのも、「かまくら」を見てメチャクチャ感激したからです。 しかし半年に渡るネット上からの失踪で雪男様の死亡説まで流れ、私もその復活を絶望視していました。それが最近ついに復活なさいましたので、リンクさせていただきます。復活をお祝いすると同時に、これからの活躍も心からお祈りします。(あえて「テキッ娘。」には触れない方向で)
というわけでリンクに追加。 ★かまくら(雪男様) 久しぶりに「魁!!漫画塾」が更新されたと思ったら、お題は「モン・スール」。さすがです雪男様!! 素人でここまで漫画を読み込んで、読んだことのある漫画ならば「そうだよな」「ああ、そういう見方もあるな」と楽しめ、読んだことない漫画はぜひ読んでみたくなるような批評を書けるなんて本当にスゲエと思います。同じ漫画読みとして、大変尊敬しています。“読むセクハラ”と評される日記「今夜もブリザード」も男なら最高に笑えます。女性にはまったく薦められませんが。どうやら新しい日記の名前は「30人の美少女がボクの生徒☆魔法先生ユキお!日記」のようです、このセンスが最高。 ■今日の買い物:「仮面ライダーSpirits」5巻、「サトラレ」5巻、「Forget-me-not」1巻 |
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9月28日(日) 「ロール&ロール」は買いに行けてないのに、「砂塵の国の魔法戦士」を買ってしまった屈辱。 ■今日の買い物:「ラブロマ」1巻、「銭」1巻、「玄米ブレード」 |
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9月29日(月) 何事?「ヴェルバーサーガ」3巻って何事なの?(挨拶) 「ドラゴンHG」なんて立ち読みすらしてねえモンですから、連載再開されてることすら知りませんでした。つーかドラゴンHGって雑誌すら知りませんでした。まだあるの?本屋で見たことねーけど。 でもこいつがコミック化されるなら、「ルーンマスカー」も続きが出るかも!(それは無理)
知らない人にはさっぱりでしょうが、アニメのキャラデザや原画家として超が付くほど有名な結城信輝が、その昔、まだそこまで有名ではなかった頃に連載していた漫画で、連載中にはかなり有名になってしまい、当然のごとくお蔵入りしていた漫画です。 10年位前の角川漫画ってこんなのばっかりだ。
当時は絵が異常に上手く感じて、結構ワクワクして読んでいたものですが、今読むと話が古臭くてかなり笑えます。また「銭」じゃないですが、「この原稿、連載開始時は1枚いくらで、今はいくらになったのかな?」などと(捻くれた)考えで読むと大変愉快です。 8年ぶりの単行本ということは、連載してたのは軽く10年以上前です。待たせ過ぎなんてもんじゃないですが、まあ、それでも終んないよりはマシなので、ぜひ「ルーンマスカー」の続きも出してください、角川さん。(それは無理) ■今日の買い物:「ラバーズ7」1巻、「ヴェルバーサーガ」3巻、「RED」13巻 |